2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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企む者達③

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メリッサさんとは同じ侯爵家令嬢という立場だったからか、お付き合いしやすいだろうと、こちらから声をかけました。

すぐにそのことを後悔するのだけど、メリッサさんの双子の兄がルーカス様の側近に選ばれたことで、少しは利用価値があるかと離れることはしませんでした。

しばらく経って、どうやら、あの時の私の判断が間違っていたことがわかりました。

双子の兄のブラント様はメリッサさんのことを嫌っていて、''ブラント様ともしかしたら親しくなれるかしら''なんていう私の思惑は叶わないものでした。
メリッサ様の友人としてブラント様と親しくなれば、''ルーカス様とお近付きになれるかも''という期待もあったのに、メリッサさんはホント、使えない人でした。

それどころか、メリッサさんの悪評のせいで、一緒に行動を共にしている私達の評判までよろしくないものになるようで...。

メリッサさんが長期休暇中に領地に戻されるという情報にホッとしている自分がいました。

ここから、自分の評価を上げていくのはものすごく大変なのは承知しています。
それでも、あの夢物語のように、私が希望を抱いてもいいんではないかと思うのです。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は知っている。
アリシア様がルーカス様の婚約者でないことを。

アリシア様には正式な婚約者がいて、二人は相思相愛。
都合上、ルーカス様の婚約者の立場を演じているだけだと...。




私は公爵家令嬢。

アリシア様と同じ立場。

それなのに、統括にはアリシア様が選ばれました。

アリシア様はルーカス様の幼馴染のように育ち、お城にも頻繁に行かれているようでした。

アリシア様が‘獣人’だから?
同じ公爵家令嬢なのに、私が‘人’だから選ばれないのか?

‘獣人’だから優遇されるなんて、ズルイと思う自分がいる。

能力だって、学力だって、小さい頃から努力して、アリシア様にだって負けてないと思います。

アリシア様と私の違いは、‘獣人’であるかどうか...。

それなのに、アリシア様ばかりがルーカス様に寄り添い、正式な婚約者がいるにもかかわらず、周囲にはルーカス様の婚約者だと思われている。

''なんてズルイ人なんだろう''といつも思っていました。

お父様が宰相という立場だから...、だからその娘であるアリシア様が優遇されているだけのこと。

本来なら、アリシア様がいる場所は、私がいてもいいはずなのに。

‘獣人’。
ただそれだけで、私より、私の家より優遇されているだけのこと。



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