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企む者達④
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それでも、アリシア様が正式な婚約者でないなら、いずれ自分が選ばれるだろうと思っていました。
ルーカス様のそばにいる異性は、アリシア様・自分・ブレンダさん。
アリシア様とブレンダさんにはすでに婚約者がいることから、ルーカス様のそばにいる異性は私だけ。
初等部に引き続き、中等部でも現状が変わらなかったことから、私は期待していました。
そろそろルーカス様の婚約者として正式に申し込みがあるだろうと。
それなのに...。
中等部の入学式の日、ルーカス様は見たこともない女の子をエスコートして現れました。
王家の馬車に乗り、馬車を降りる際にルーカス様自ら手を差し伸べるという行動にでる女の子。
ルーカス様に手を繋がれている女の子の容姿に愕然としました。
また‘獣人’。
それも‘獣人’の宝だという《白毛》の子。
その子はベスティニアの公爵家令嬢だという。
それに父親は王族。その子も‘準王族’の立場にいるというではないか。
ルーカス様の婚約者として相応しいであろう、私より条件の良い子が現れてしまいました。
それに、入学式前にアリシア様とは対面していたようで、入学式早々にルーカス様とアリシア様の庇護下にあると態度で示された。
一体、何が起こっているのか?
このまま、初等部の現状から変わらないと思っていたものが、留学生の出現で、全てが変わってしまうだろうという予想できる展開。
ずーっと、アリシア様の下に付く立場に我慢し続けたのも、いずれ私が王太子妃となり、アリシア様より上の立場になると思っていたから耐えられた。
‘獣人’でないからと諦めていたのに、また新たに現れた‘獣人’に全てを奪われるのか?
''そんなの許せない''
今さら、私が将来なるであろうと考えていたものを奪われてなるものか。
統括・側近の中で、きっと私だけが彼女を認めていない。
彼女は学園内でも、《白毛》だから、‘獣人’には無条件で受けられていくだろう。
それでも、私のように彼女の存在を良しとしない人々がいるはずだ。
ゆっくりと、念入りに。
彼女を排除できるように動いていこう。
私にだって、私についてきてくれる者達がいる。その者達の為にも、私は私の望む地位を手に入れてみせる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ソフィアちゃんとの手紙のやり取りは順調に続いている。
そばにいることができないから、すぐに助けることはできないけど、タイム差はあるといえソフィアちゃん自身から近況を知れることは嬉しい。
それに自ら育てた“伝鳥”のルーカスとエリー。
彼らはただの“伝鳥”ではない。
僕が、僕が持つ〈精霊紋〉の力を注いで育てた“伝鳥”。
''ソフィアちゃんを守れるように''と僕の思いを込め続けた子達。
彼らの力は、いざとなってみなければわからない。
それでも、少しでもソフィアちゃんの助けになれればと思っている。
ルーカス様のそばにいる異性は、アリシア様・自分・ブレンダさん。
アリシア様とブレンダさんにはすでに婚約者がいることから、ルーカス様のそばにいる異性は私だけ。
初等部に引き続き、中等部でも現状が変わらなかったことから、私は期待していました。
そろそろルーカス様の婚約者として正式に申し込みがあるだろうと。
それなのに...。
中等部の入学式の日、ルーカス様は見たこともない女の子をエスコートして現れました。
王家の馬車に乗り、馬車を降りる際にルーカス様自ら手を差し伸べるという行動にでる女の子。
ルーカス様に手を繋がれている女の子の容姿に愕然としました。
また‘獣人’。
それも‘獣人’の宝だという《白毛》の子。
その子はベスティニアの公爵家令嬢だという。
それに父親は王族。その子も‘準王族’の立場にいるというではないか。
ルーカス様の婚約者として相応しいであろう、私より条件の良い子が現れてしまいました。
それに、入学式前にアリシア様とは対面していたようで、入学式早々にルーカス様とアリシア様の庇護下にあると態度で示された。
一体、何が起こっているのか?
このまま、初等部の現状から変わらないと思っていたものが、留学生の出現で、全てが変わってしまうだろうという予想できる展開。
ずーっと、アリシア様の下に付く立場に我慢し続けたのも、いずれ私が王太子妃となり、アリシア様より上の立場になると思っていたから耐えられた。
‘獣人’でないからと諦めていたのに、また新たに現れた‘獣人’に全てを奪われるのか?
''そんなの許せない''
今さら、私が将来なるであろうと考えていたものを奪われてなるものか。
統括・側近の中で、きっと私だけが彼女を認めていない。
彼女は学園内でも、《白毛》だから、‘獣人’には無条件で受けられていくだろう。
それでも、私のように彼女の存在を良しとしない人々がいるはずだ。
ゆっくりと、念入りに。
彼女を排除できるように動いていこう。
私にだって、私についてきてくれる者達がいる。その者達の為にも、私は私の望む地位を手に入れてみせる。
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ソフィアちゃんとの手紙のやり取りは順調に続いている。
そばにいることができないから、すぐに助けることはできないけど、タイム差はあるといえソフィアちゃん自身から近況を知れることは嬉しい。
それに自ら育てた“伝鳥”のルーカスとエリー。
彼らはただの“伝鳥”ではない。
僕が、僕が持つ〈精霊紋〉の力を注いで育てた“伝鳥”。
''ソフィアちゃんを守れるように''と僕の思いを込め続けた子達。
彼らの力は、いざとなってみなければわからない。
それでも、少しでもソフィアちゃんの助けになれればと思っている。
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