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勇者の章
第三話
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子供の言葉に、俺は耳を疑った。
何だ……? この子供……。今、やっと死ねると言ったのか? この子供は死にたいのか? こんな見た目だが、仮にも魔王と呼ばれる存在なのに?
俺は隠しきれない動揺で一歩後ずさった。
「お、お前は魔王なのだろう? 自ら死を望む魔王など、いるわけがない……」
子供――いや、小さき魔王は閉じていた瞳を開けた。
「だって僕……、悪い子だから。悪い子は生きてちゃいけないんだ……」
「……」
話が違う。女神様は何と言っていた? 確か、魔王は巨悪だと言っていたのだ。魔王は人間界を滅ぼす邪悪な存在だ。だから打ち滅ぼしてほしいと俺に告げたのだ。だが、実際はどうだ?
こんな痩せっぽっちの子供が人間を殺せるのか? 虫の子一匹殺せぬような非力な子供じゃないか。
俺は子供は殺さない。子供を殺すのは、俺の信念に反する。子供は殺す存在ではない。庇護する存在なのだ。そんなか弱き存在に手をかけるなど、俺には出来ない。
俺はきっと今も天界でこの様子を見ているであろう女神様に向かって叫んだ。
「女神様!! 俺には無理です! こんな弱き存在を殺すことなど出来ない! 魔王討伐は失敗しました! どうか俺を人間界に戻してください!」
だが、俺の悲痛な叫びも虚しく、人間界に帰る門が現れることはなかった。辺りはシーンと静まり返っている。
女神様……、なぜ俺の言葉に答えてくれないのですか? 貴方はこんなか弱き存在を殺せと言うのですか!? 唇を血が出そうなくらい噛みしめながら天井を睨んでいたら、小さき魔王がねぇ……と声をかけてきた。
「女神って天界の者だよね? 女神が貴方を魔界まで連れてきてくれたんだね。残念だけど、僕を殺さなきゃ女神は人間界に帰してくれないと思うよ? だから、早く殺した方がいい。貴方なら、きっと僕を殺すことが出来る」
「……。死にたいのなら自死でもすればいいだろう? 俺に頼むな。俺は子供は殺さん」
俺の言葉に、魔王は困ったように眉を下げた。
「うーん……。僕もね、誰かに迷惑をかけたくないから、自分で死のうと思ったんだよ。でも、ダメなんだ。高いところから落ちても、首を切ってもすぐに傷が治ってしまう。僕って物凄く頑丈なんだ」
「……」
俺は魔王の言葉に、少しだけ心を痛めた。この子供は、こんなに幼い見た目なのに自ら命を断とうと色々試したのか……。このくらいの歳で死を考えるなど、よっぽどのことがあったのだろう……。俺は魔王がなぜこんなにも死を望むのか、知りたくなってきた。それで、その理由次第なら死ぬのを手伝ってやってもいいと思った。だからストレートに聞いてみる。
「お前、なぜそんなに死にたいのだ?」
「……。僕が悪い子だから。悪い子は、生きてちゃいけないんだ」
「それじゃあ分からん。もっと具体的に言え。その歳でどんな悪事を働いたのだ? その理由次第で、死ぬのを手伝ってやってもいい」
「本当!?」
魔王の顔がぱっと明るくなった。だが、すぐに辛そうな表情になった。どうやら何かを思い出しているようだ。そのまま魔王はしばらく黙り込んだ。俺は再び魔王が口を開くのを根気強く待ち続けた。すると、言う決心がついたのか、魔王は顔を上げ、俺の顔を真っ正面から見据えた。
「僕……。人を殺したんだ」
「……誰を殺したのだ? 敵対する人物か?」
魔王はふるふると首を振った。
「違うよ。お父様だ。――僕は実の父親をこの手にかけたんだ」
「!!!」
俺は魔王が言い終わると同時に大剣を構えた。
恐ろしい……。何という凶悪な子供だ。流石は魔王と言ったところか。まさか、血の繋がった自分の父を手にかけるとは。
「成程な……。確かにお前は悪い子だ。どんな理由があろうが、お前の行為は、『死』に値する」
「うん、分かってる……。だから早く殺して……。僕は死をもって父様を殺した罪を償うんだ」
「……」
実の父親を殺すなど、なんと罪深い子供だ。このまま生きていたら、きっとまた他の誰かを殺すだろう。
あぁ……そうだ。それに女神様は言っていた。この悪魔は、六百年後に人類を滅ぼすと。
ならば、やはりここで殺しておくのが正解だ。子供だから殺せないと綺麗事を言っている場合ではない。
俺は大剣のつかをギュッと握りしめた。足に力を入れて、魔王の首に狙いを定める。
「分かった……。やはりお前は生きていてはいけない存在だ。――参る」
そう言って俺は魔王との二メートル程の距離を一気に縮めた。大剣を魔王の首めがけて一気に振り下ろす。
せめて苦しまずに逝かせてやろうと思い、渾身の力を込めた。
その時だった。
グゥーーー……。
地に響くような大きな音が聞こえた。
音は魔王の方から聞こえてきた。
俺は大剣が魔王の首に食い込む直前に、ピタリと動きを止めた。
「……」
「……」
二人の間に沈黙が流れる。
何ということだ。この魔王は、死の直前に腹を鳴らしたのだ。
度胸があると言うか、マヌケと言うか……。
俺はこんな状況なのに、少しだけおかしくて笑いそうになってしまった。
魔王の顔を見ると、みるみると赤くなってゆく。恥じるように腹に手を当て、蚊の鳴くような声をあげた。
「……ごめんなさい……」
「腹が減っているのか?」
「うん……」
魔王がコクンとうなずくと、再び腹がギュルギュルと鳴った。
「死ぬ前に何か食ってこい。最後の晩餐だ」
「でも……」
「いいから」
「……」
それでも魔王は立ち上がらない。不思議に思って眺めていると、魔王はぽそりとつぶやいた。
「……衰弱してて立てないんだ。だからご飯はいいよ。このまま殺して」
「衰弱? なぜ衰弱しているのだ?」
「……僕、この二十年間ご飯も水も摂ってないんだ。ちなみに睡眠もとってない。だから立ち上がれないくらい衰弱してるんだ」
「!」
「高いところから落ちても死ねないから、衰弱死しようと思ったんだ。だけど、どんなに空腹でもこの体は生きることをやめない。死ぬのって難しいね」「……」
「だけどね、そんな時に貴方が現れた。救世主かと思ったよ。貴方のおかげで、やっと僕はこの苦しみから解放されるってね」
「…………」
二十年……。この子供は二十年苦しみ続けているのか……?
俺はだんだんと暗い気持ちになってきた。
二十年飲まず食わずとは、どれだけ苦しいのだろう……。想像することすらできない。人間だったらとっくに死んでいる。だが、強靭な肉体を持つ魔王なら、死にたくてもなかなか死ねないのだろう。
「……」
――哀れな子だ。
俺の中に、小さな慈悲の心が芽生えてしまった。その心は、じくじくと俺の体を侵食する。
この子は二十年苦しんだ。
父親を殺してしまったことを悔やみ、罪を償おうと長い間苦しみ続けたのだ。
ならば、もういいのではないか?
……いや、それは俺が言えたことではない。その言葉を言っていいのは、我らを作り出した神だけだ。
――だけど。
子供というだけでただでさえ殺しづらいのに、今の話を聞いたら更に手が出せなくなってしまった。
哀れだ。こんなに小さいのに、哀れすぎる。
俺は改めて今の状況を整理した。
ガリガリに痩せて、今にも死んでしまいそうな魔王。
魔王を守るどころか、早くアイツを殺してくれと敵に懇願する魔物たち。
これは、何かおかしい。訳が分からない。
なぜ魔王は父親を殺したのか? それと、なぜ魔物たちはあれほど魔王を嫌っているのか?
もっと状況が知りたい。魔王を殺すか否かは、なぜこのような状況になったのか、理由を追求してからでも遅くはないはず。
俺は大剣の切っ先を魔王の首から離し、再び背中の鞘に納めた。魔王はそんな俺を見て、不思議そうな顔をしている。
「なぜ剣をしまうの?」
「気が変わった。今はまだ、お前を殺さない」
「……」
至極残念そうな表情をした魔王を一瞥してから、俺はスラックスのポケットをゴソゴソとあさった。中からチョコレートの包みを取り出す。このチョコレートは魔物と戦い疲れた時に、糖分補強で食べようと思っていたものだ。
二十年間絶食していたなら、胃に優しい汁物などを与えた方がいいかもしれないが、あいにく今はこれしか持っていないのだ。俺はチョコレートの包み紙を剥がすと、魔王の口元に押し付けた。
「口を開けろ」
「……」
「取り敢えずこれをやる。その後に改めてなにか食え」
「でも……」
「安心しろ。その時が来たらちゃんと殺してやる。だからもう、衰弱死しようなどと考えるな」
「……本当?」
「あぁ」
魔王は迷うように目をキョロキョロさせていたが、しばらくすると甘いチョコレートの香りに誘われるように、そっと口を開いた。そのままチョコレートを口の中に押し込んでやると、モグモグと咀嚼した。
すると、魔王は目を潤ませ、ほぉ……っと吐息をもらした。
「美味しい……」
「そうか。良かったな」
俺は優しく笑うと、魔王の頭をそっと撫でてやった。
何だ……? この子供……。今、やっと死ねると言ったのか? この子供は死にたいのか? こんな見た目だが、仮にも魔王と呼ばれる存在なのに?
俺は隠しきれない動揺で一歩後ずさった。
「お、お前は魔王なのだろう? 自ら死を望む魔王など、いるわけがない……」
子供――いや、小さき魔王は閉じていた瞳を開けた。
「だって僕……、悪い子だから。悪い子は生きてちゃいけないんだ……」
「……」
話が違う。女神様は何と言っていた? 確か、魔王は巨悪だと言っていたのだ。魔王は人間界を滅ぼす邪悪な存在だ。だから打ち滅ぼしてほしいと俺に告げたのだ。だが、実際はどうだ?
こんな痩せっぽっちの子供が人間を殺せるのか? 虫の子一匹殺せぬような非力な子供じゃないか。
俺は子供は殺さない。子供を殺すのは、俺の信念に反する。子供は殺す存在ではない。庇護する存在なのだ。そんなか弱き存在に手をかけるなど、俺には出来ない。
俺はきっと今も天界でこの様子を見ているであろう女神様に向かって叫んだ。
「女神様!! 俺には無理です! こんな弱き存在を殺すことなど出来ない! 魔王討伐は失敗しました! どうか俺を人間界に戻してください!」
だが、俺の悲痛な叫びも虚しく、人間界に帰る門が現れることはなかった。辺りはシーンと静まり返っている。
女神様……、なぜ俺の言葉に答えてくれないのですか? 貴方はこんなか弱き存在を殺せと言うのですか!? 唇を血が出そうなくらい噛みしめながら天井を睨んでいたら、小さき魔王がねぇ……と声をかけてきた。
「女神って天界の者だよね? 女神が貴方を魔界まで連れてきてくれたんだね。残念だけど、僕を殺さなきゃ女神は人間界に帰してくれないと思うよ? だから、早く殺した方がいい。貴方なら、きっと僕を殺すことが出来る」
「……。死にたいのなら自死でもすればいいだろう? 俺に頼むな。俺は子供は殺さん」
俺の言葉に、魔王は困ったように眉を下げた。
「うーん……。僕もね、誰かに迷惑をかけたくないから、自分で死のうと思ったんだよ。でも、ダメなんだ。高いところから落ちても、首を切ってもすぐに傷が治ってしまう。僕って物凄く頑丈なんだ」
「……」
俺は魔王の言葉に、少しだけ心を痛めた。この子供は、こんなに幼い見た目なのに自ら命を断とうと色々試したのか……。このくらいの歳で死を考えるなど、よっぽどのことがあったのだろう……。俺は魔王がなぜこんなにも死を望むのか、知りたくなってきた。それで、その理由次第なら死ぬのを手伝ってやってもいいと思った。だからストレートに聞いてみる。
「お前、なぜそんなに死にたいのだ?」
「……。僕が悪い子だから。悪い子は、生きてちゃいけないんだ」
「それじゃあ分からん。もっと具体的に言え。その歳でどんな悪事を働いたのだ? その理由次第で、死ぬのを手伝ってやってもいい」
「本当!?」
魔王の顔がぱっと明るくなった。だが、すぐに辛そうな表情になった。どうやら何かを思い出しているようだ。そのまま魔王はしばらく黙り込んだ。俺は再び魔王が口を開くのを根気強く待ち続けた。すると、言う決心がついたのか、魔王は顔を上げ、俺の顔を真っ正面から見据えた。
「僕……。人を殺したんだ」
「……誰を殺したのだ? 敵対する人物か?」
魔王はふるふると首を振った。
「違うよ。お父様だ。――僕は実の父親をこの手にかけたんだ」
「!!!」
俺は魔王が言い終わると同時に大剣を構えた。
恐ろしい……。何という凶悪な子供だ。流石は魔王と言ったところか。まさか、血の繋がった自分の父を手にかけるとは。
「成程な……。確かにお前は悪い子だ。どんな理由があろうが、お前の行為は、『死』に値する」
「うん、分かってる……。だから早く殺して……。僕は死をもって父様を殺した罪を償うんだ」
「……」
実の父親を殺すなど、なんと罪深い子供だ。このまま生きていたら、きっとまた他の誰かを殺すだろう。
あぁ……そうだ。それに女神様は言っていた。この悪魔は、六百年後に人類を滅ぼすと。
ならば、やはりここで殺しておくのが正解だ。子供だから殺せないと綺麗事を言っている場合ではない。
俺は大剣のつかをギュッと握りしめた。足に力を入れて、魔王の首に狙いを定める。
「分かった……。やはりお前は生きていてはいけない存在だ。――参る」
そう言って俺は魔王との二メートル程の距離を一気に縮めた。大剣を魔王の首めがけて一気に振り下ろす。
せめて苦しまずに逝かせてやろうと思い、渾身の力を込めた。
その時だった。
グゥーーー……。
地に響くような大きな音が聞こえた。
音は魔王の方から聞こえてきた。
俺は大剣が魔王の首に食い込む直前に、ピタリと動きを止めた。
「……」
「……」
二人の間に沈黙が流れる。
何ということだ。この魔王は、死の直前に腹を鳴らしたのだ。
度胸があると言うか、マヌケと言うか……。
俺はこんな状況なのに、少しだけおかしくて笑いそうになってしまった。
魔王の顔を見ると、みるみると赤くなってゆく。恥じるように腹に手を当て、蚊の鳴くような声をあげた。
「……ごめんなさい……」
「腹が減っているのか?」
「うん……」
魔王がコクンとうなずくと、再び腹がギュルギュルと鳴った。
「死ぬ前に何か食ってこい。最後の晩餐だ」
「でも……」
「いいから」
「……」
それでも魔王は立ち上がらない。不思議に思って眺めていると、魔王はぽそりとつぶやいた。
「……衰弱してて立てないんだ。だからご飯はいいよ。このまま殺して」
「衰弱? なぜ衰弱しているのだ?」
「……僕、この二十年間ご飯も水も摂ってないんだ。ちなみに睡眠もとってない。だから立ち上がれないくらい衰弱してるんだ」
「!」
「高いところから落ちても死ねないから、衰弱死しようと思ったんだ。だけど、どんなに空腹でもこの体は生きることをやめない。死ぬのって難しいね」「……」
「だけどね、そんな時に貴方が現れた。救世主かと思ったよ。貴方のおかげで、やっと僕はこの苦しみから解放されるってね」
「…………」
二十年……。この子供は二十年苦しみ続けているのか……?
俺はだんだんと暗い気持ちになってきた。
二十年飲まず食わずとは、どれだけ苦しいのだろう……。想像することすらできない。人間だったらとっくに死んでいる。だが、強靭な肉体を持つ魔王なら、死にたくてもなかなか死ねないのだろう。
「……」
――哀れな子だ。
俺の中に、小さな慈悲の心が芽生えてしまった。その心は、じくじくと俺の体を侵食する。
この子は二十年苦しんだ。
父親を殺してしまったことを悔やみ、罪を償おうと長い間苦しみ続けたのだ。
ならば、もういいのではないか?
……いや、それは俺が言えたことではない。その言葉を言っていいのは、我らを作り出した神だけだ。
――だけど。
子供というだけでただでさえ殺しづらいのに、今の話を聞いたら更に手が出せなくなってしまった。
哀れだ。こんなに小さいのに、哀れすぎる。
俺は改めて今の状況を整理した。
ガリガリに痩せて、今にも死んでしまいそうな魔王。
魔王を守るどころか、早くアイツを殺してくれと敵に懇願する魔物たち。
これは、何かおかしい。訳が分からない。
なぜ魔王は父親を殺したのか? それと、なぜ魔物たちはあれほど魔王を嫌っているのか?
もっと状況が知りたい。魔王を殺すか否かは、なぜこのような状況になったのか、理由を追求してからでも遅くはないはず。
俺は大剣の切っ先を魔王の首から離し、再び背中の鞘に納めた。魔王はそんな俺を見て、不思議そうな顔をしている。
「なぜ剣をしまうの?」
「気が変わった。今はまだ、お前を殺さない」
「……」
至極残念そうな表情をした魔王を一瞥してから、俺はスラックスのポケットをゴソゴソとあさった。中からチョコレートの包みを取り出す。このチョコレートは魔物と戦い疲れた時に、糖分補強で食べようと思っていたものだ。
二十年間絶食していたなら、胃に優しい汁物などを与えた方がいいかもしれないが、あいにく今はこれしか持っていないのだ。俺はチョコレートの包み紙を剥がすと、魔王の口元に押し付けた。
「口を開けろ」
「……」
「取り敢えずこれをやる。その後に改めてなにか食え」
「でも……」
「安心しろ。その時が来たらちゃんと殺してやる。だからもう、衰弱死しようなどと考えるな」
「……本当?」
「あぁ」
魔王は迷うように目をキョロキョロさせていたが、しばらくすると甘いチョコレートの香りに誘われるように、そっと口を開いた。そのままチョコレートを口の中に押し込んでやると、モグモグと咀嚼した。
すると、魔王は目を潤ませ、ほぉ……っと吐息をもらした。
「美味しい……」
「そうか。良かったな」
俺は優しく笑うと、魔王の頭をそっと撫でてやった。
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