神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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緑の館

緑の森 4 ~葛藤~ **

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「…リーンは…無防備すぎる…」
 そう言って、顔を近付け、唇を触れさせた。
 柔らかくて、しっとりとした唇…。
 唇を一度離し、嫌がってない事を確認すると、今度は吸い付くように口の中に舌を入れた。
「…んんっ…んっっ…」
 …絡み合う舌が…気持ちがいい…。
「んっ…あっ…ルーク…ちょっ…まっ…んっっ…」
 リーンが、とまどった声で抵抗する。
 口の中にまだ残っていた『空の石』が二人の間を行ったり来たりして、口内を掻き回す。
「…んっ…ちょっ…んっっ…」
 口付けがこんなに気持ちいいなんて、思いもしなかった…。
「んっっ…はぁっ…」
 リーンの声に身体が反応し、勃ってくる…。
 これだけは、どうしようもなかった。
 唇をゆっくりと離なし、リーンのあごを伝って、首筋を飲みきれなかった唾液が流れていく。
 気持ち良くトロンとしたリーンの表情に下半身が、もたげてしまう。
「うっ…っ!」
 ルークはリーンの身体を引っ張り上げ、身体の上に乗せ、リーンの温もりと重みを感じた。
「…ルー…」
 頭を引き寄せ、再び唇を重ねる。
 身体を跨ぐ様に太ももに座ったリーンの腰を引き寄せ、リーンはバランスを崩し肩に捕まった。
「つっ…!」
 リーンのモノと自分のモノが布越しに当たり、互いに反応していることを嬉しく思った。
 ルークは、リーンのかろうじて隠れていた半勃はんたちのモノの、布をめくり下ろし、手に包んで、先端を擦った。
「あああぁ…!」
 リーンは仰け反り、ルークにしがみく。
 たまらない…!
 ますますあおりたくなる!
 そのまま竿を擦り、リーンの身体が震えた。
「…ダメだ…んっ…ああぁ…手を…つっ…離して…」
 ルークは手を離し、自分のモノを取り出して、一緒に握った。
「なっ…あっ!…つっ…!」
 重ねて擦れる感覚が気持ちいい…。
「あああっっ…!」
 擦るのと同時にリーンの腰が揺れ、湖の水がちゃぷちゃぷと音を立て、水の波紋を作り出す。
「あぁ…熱い…んっ…頼むから…もう…」
 艶っぽい声で求められ、溢れ出てくる体液がくちゅくちゅと、音をたてる。
「んっ…ああぁ!」
「くっっ…!」
 リーンもルークの手の中に放ち、力の抜けた身体を持たれかけさせ、荒い息を整えた。
「…はぁ…はぁ…はぁ…っ…」
 リーンの荒い息が響く。
 何を…やっているんだ…俺は…。
 ルークは手を離し、互いに放った体液を湖の水をかけ洗い流し、もと有った布の中にそっとしまう。
 立場上、合意のない行為は、しないと思っていたのに…。
 勝手に暴走して…触れてしまうなんて…。
 無防備なリーンは、何処までも受け入れてしまう…。
 良いとか悪いとか、関係なしに…。
 リーンの息が落ち着いてきて、しがみついていた身体が放れ、緑色の瞳と目が合う。
「…。」
「…リーンは無防備だ。…人前で、肌をさらさないで欲しい。…俺みたいに…高ぶりを押さえきれない…人間もいる…」
 リーンの肢体を誰にも見せたくない…。
 己のした事を棚に上げて、傲慢さに苦笑いして、リーンの頬に触れる。
 今のこの関係を壊したくないのに…。
「…気を…付ける…」
 沈んだ声でそう答えると、リーンはルークの太もも上から立ち上がり、湖に浸かっていた下半身からポタポタと水滴が落ちた。
 だから、その姿が無防備だと言うんだ…!
 ルークの前が兆し始め、リーンは岸辺に上がり服を着初めた。
 …収まれ…収まれ…。
「…そうだ…森に有る、薬草や木の実を採取しても良い?」
「ああ、かまわない…」
 リーンに背を向けたまま、ルークはそう言う。
 俺…やっぱり、どうかしている…。
 リーンに欲情を抱くなんて…。
「…森に…行ってくる…」
 リーンは、服を着終えると、森の中に入っていった。
 
 ルークも、落ち着きを取り戻し、湖から上がると、水気を拭い服を着た。
 さすがに、濡れた下着は脱いで…ちょっと変な感じだが、暫くの間だ。
 やはり疲れが出てきたのか、身体が重く、側にある木の下に寄りかかる。
「リーンに悪いこと…したな…」
 ルークはそう呟いて、目を閉じた。

「ルーク様…」
 アオにそう呼ばれて目を覚ます。
 眠っていたみたいだ…。
「悪い…寝てた…」
 ルークは身体を起こす。
「リーンさんは?一緒に居たのでは無いのですか?」
「…森に…行くと言って、入っていった…」
 なんとなく気まずく森を見る。
「戻って来るのを待ちますか?」
「…いや、屋敷に戻る。さすがに水中探索は体力が必要だな…」
 ルークは立ち上がり、アオと共に湖を離れる。
「潜ったんですか!俺も行きたかった…」
 アオが悔しそうに言う。
 何となく気まずさを隠して、リーンの肢体を思い出して、ルークは苦笑いするしかなかった。


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