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無垢の魔女
リルはじめてのおつかい(その1)
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私の名前はリル・バレンタイン、お母さんから作ってもらったゴーレムです。
私は前はとても凶悪な存在である魔王サタンによって使役されたサンドモンスターだったのですが、勇者に倒され、ただの砂になってしまい、お母さんがゴーレムを作る際の素材に紛れ込んでしまって現在の様な姿に……(お母さんは可愛いと言ってくれましたが、このスカートというひらひらしたものが恥ずかしいです……)。
でも、私は今の生活に満足してますし、お母さんと過ごす毎日はとても楽しいです!
そんなある日のこと。
「あれ?私買っておかなかったかな?」
「どうしたんです?お母さん」
「いやね?砂糖なかったかなぁって……」
「それでしたらこの間クッキーで使った分で最後だったかと」
「え?あー!そういえば、後で買っとかなきゃとか言ってたね!私!」
お母さんは忘れん坊なところもチャーミングで可愛いです。
そしたら、すぐにお母さんは頭を掻きながら考えた。
「あー、でも、今日は他にしておかなきゃいけないこともあるんだよね……」
「なにか、用事でもあるんですか?」
「用って程でもないんだけど、今日アズサさんとエトちゃん達が来るからその準備をしておこうかなって」
「あ、そういえば今日でしたね!」
私がこうして普通に暮らすようになってから何かと会っているアズサさん達は、私がゴーレムだったということを聞いても偏見なく接してくれている。
最近では、お泊まりに呼んでいただいたりしてとても仲良くしてもらっている。
「んー、今からダッシュすれば別に間に合わないわけじゃないかな?」
「いえ、お母さんは準備をしておいて下さい」
「え?でも、砂糖が……」
「私が行ってきます!」
「えっ!?」
私の発言に慌てているお母さん……とてもキュートです。
するとすぐにこちらを真剣な顔で見つめて……あ、すごいかっこいいです……惚れてしまいそうです。
「大丈夫かな……怖い人に囲まれたりしない?」
「街の怖い人も私に比べれば(戦闘力とか)可愛いものかと」
「変な人について行かない?」
「ついてこられることはあっても、絶対については行きません」
「お店の人が怖かったら?」
「私が怖いと感じるものは天上天下、おばけの存在のみです」
「いや、可愛いなおい」
こんな時でもツッコミを忘れない神なお母さん……素敵です!
ただ、こんなに質問するのは私のことを心配してくれてるからでしょうか?
それともただ単に私が信頼性ないとか?
「大丈夫です!お母さん!私やって見せます!やり切って……私は砂糖を買ってきて見せます!!」
「リル……よし!なら、これで買ってきて?お釣りは……うん!なにか好きなの買ってきていいから」
「その時は、魔導書とかを見てきます!」
「うーん、お釣りに期待されてもそんなに高額渡せるわけじゃないんだよね……」
お母さんは困った顔をした後にポケットから硬貨を何枚か出して私に渡した。
「なら……気をつけるんだよ?絶対、道に迷ったりとかはないように寄り道とかしないようにね?……あとあと……」
「お母さん、私別にそこまで考えの及ばない子供じゃないですよ?伊達に長生きしてませんし」
「そ、そうだね!うん、信じてるよ!」
「はい!では、行ってきます!」
「行ってらっしゃい!気をつけてねー!」
お母さんは私を元気よく送り出してくれました。
これは、あれです!
私の絶対成功以外許されない作戦の始動です!
……あ、次回に続きます。
私は前はとても凶悪な存在である魔王サタンによって使役されたサンドモンスターだったのですが、勇者に倒され、ただの砂になってしまい、お母さんがゴーレムを作る際の素材に紛れ込んでしまって現在の様な姿に……(お母さんは可愛いと言ってくれましたが、このスカートというひらひらしたものが恥ずかしいです……)。
でも、私は今の生活に満足してますし、お母さんと過ごす毎日はとても楽しいです!
そんなある日のこと。
「あれ?私買っておかなかったかな?」
「どうしたんです?お母さん」
「いやね?砂糖なかったかなぁって……」
「それでしたらこの間クッキーで使った分で最後だったかと」
「え?あー!そういえば、後で買っとかなきゃとか言ってたね!私!」
お母さんは忘れん坊なところもチャーミングで可愛いです。
そしたら、すぐにお母さんは頭を掻きながら考えた。
「あー、でも、今日は他にしておかなきゃいけないこともあるんだよね……」
「なにか、用事でもあるんですか?」
「用って程でもないんだけど、今日アズサさんとエトちゃん達が来るからその準備をしておこうかなって」
「あ、そういえば今日でしたね!」
私がこうして普通に暮らすようになってから何かと会っているアズサさん達は、私がゴーレムだったということを聞いても偏見なく接してくれている。
最近では、お泊まりに呼んでいただいたりしてとても仲良くしてもらっている。
「んー、今からダッシュすれば別に間に合わないわけじゃないかな?」
「いえ、お母さんは準備をしておいて下さい」
「え?でも、砂糖が……」
「私が行ってきます!」
「えっ!?」
私の発言に慌てているお母さん……とてもキュートです。
するとすぐにこちらを真剣な顔で見つめて……あ、すごいかっこいいです……惚れてしまいそうです。
「大丈夫かな……怖い人に囲まれたりしない?」
「街の怖い人も私に比べれば(戦闘力とか)可愛いものかと」
「変な人について行かない?」
「ついてこられることはあっても、絶対については行きません」
「お店の人が怖かったら?」
「私が怖いと感じるものは天上天下、おばけの存在のみです」
「いや、可愛いなおい」
こんな時でもツッコミを忘れない神なお母さん……素敵です!
ただ、こんなに質問するのは私のことを心配してくれてるからでしょうか?
それともただ単に私が信頼性ないとか?
「大丈夫です!お母さん!私やって見せます!やり切って……私は砂糖を買ってきて見せます!!」
「リル……よし!なら、これで買ってきて?お釣りは……うん!なにか好きなの買ってきていいから」
「その時は、魔導書とかを見てきます!」
「うーん、お釣りに期待されてもそんなに高額渡せるわけじゃないんだよね……」
お母さんは困った顔をした後にポケットから硬貨を何枚か出して私に渡した。
「なら……気をつけるんだよ?絶対、道に迷ったりとかはないように寄り道とかしないようにね?……あとあと……」
「お母さん、私別にそこまで考えの及ばない子供じゃないですよ?伊達に長生きしてませんし」
「そ、そうだね!うん、信じてるよ!」
「はい!では、行ってきます!」
「行ってらっしゃい!気をつけてねー!」
お母さんは私を元気よく送り出してくれました。
これは、あれです!
私の絶対成功以外許されない作戦の始動です!
……あ、次回に続きます。
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