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黒砂糖デニーロ

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第一章

第四話 車輌護衛戦

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 これはあまりに誤算だった。
 魔属の襲撃を退け、トレーラー内の簡易居住コンテナに戻ってきたアオイは剣を放り投げ、その場に崩れ落ちるように座り込む。
「みんな、お疲れ様」
 僕は労いの言葉をかけるも、誰も返答を返せる余裕はなかった。
 護衛を引き受けてから丸一日以上が経過した。本来ならそろそろ到着していてもおかしくない頃合いだ。
 グリュー山脈の山道をひた走る僕らが異常事態に陥ったのは、グリューの国境線に入ったあたりからだ。
 端的にいってしまえば、魔属襲撃の数が尋常ではないのだ。昼夜を問わず魔属から受けた襲撃は優に三〇回を超える。それも、中級魔属を核とした小群体規模(※およそ一〇〇~五〇〇体)。魔属領に近いとはいえ、この襲撃数は異常だ。
「そういえばさっき腕を切ってたよね?手当はする?」
「大丈夫だ。この程度の傷なら、すぐ治る」
 アオイは腕を掲げて見せる。裂け血塗れの袖口から覗く素肌に、傷は見当たらない。
 もともと勇者の自然治癒力は常人の比ではないのだけれど、こと治癒に限って言えばアオイは他の勇者にないがある。
 だがそもそも、下級種相手にアオイが傷を負う事自体、まずあり得ないことだ。
「割りに合わない仕事だな。ったく、誰だよ。安請け合いした奴は」
「ニートのくせに文句を言うな。外に放り投げるぞ」
「誰がニートだ!必死に戦ってたろ!」
 クロウとアオイのいつものやり取りも、今はどこか覇気がないのがわかる。
 連戦の影響は確実にアオイたちの身に伸し掛かっている。いかに百戦錬磨のアオイたちと言えど、疲労の蓄積は俊敏な動きを阻害し、集中力を奪い、その実力を半減させる。実際、アオイは負傷し、危ない場面も見受けられるようになった。
 もしまた襲撃があれば、次は致命傷を負いかねない――
「みなさん!進路上に魔属です。出撃の準備をお願いします!」
 駆けこんできたアーヴィングさんは、慌てた様子でそう告げた。
「そんな、早過ぎる!こんな短時間で!」
 思わず僕は声を上げてしまう。まださっきの襲撃から数十分しか経っていない。とてもすぐ戦えるような状態じゃない。
 しかし、アオイは立ち上がると、剣を拾い上げる。
「ダメだよアオイ!ここは一つ戦闘を回避する方法の模索を……」
「こんな山道で逃げるなんてできないだろ」
「うっ……」
「アオイの言っていることはもともだ。引き受けた以上、全力を尽くそう」
 言いながら木刀を腰に差し、アオイの後に続くギン。
「しっかり働いて、オレ様がニートじゃないことを証明してやる」
 クロウに至っては、意味の分からないやる気を見せ始めている。こうなるとまるで、駄駄を捏ねているのは僕の方みたいだ。
 僕はどうか全員が無事に戦闘を終えることを祈りながら、アオイたちの後に続いてコンテナの屋根に続くタラップに手をかけた。

 トレーラーは山間に架かる長い大鉄橋の手前で停車した。
 コンテナの上部ハッチから頭を出し、僕はすぐさま周囲の状況を確認する。
 すでに辺りは夜の帳が降り、視界は限りなく悪い。闇を切り裂くサーチライトの光が向けられた橋の先には、一見すると道らしきものは見当たらず、行き止まりかのようにも思えたけど、それは違った。
 光の中にあって尚、蠢く黒い影。
 魔属だ。
 かなりの数がいることが、殺気の混じった重い空気を通して肌に感じられた。
 僕は腕に巻いたコンピュータのディスプレイを開く。アオイたちの戦闘時において、直接戦闘には参加できな僕にとっての唯一の武器と言える。このコンピュータに蓄積した情報を元に、アオイたちを後方からサポートするのが僕の役目だ。
 カメラで捉えた魔属の映像はデータベースに照合され、順次データを表示する。
 まず路面を埋め尽くすのは複数の脚で地を伏す、頭のない蜘蛛のようなシルエットの下級種魔属『クリンガ』。虫のような容姿だけでも気味が悪い上に、表面はぬらりとした光沢と不気味な斑模様が目に付く。節足の先端が鋭く尖っているのは、相手の肉体に直接突き立ててホールドし、腹部底面にある口器で相手を捕食するためだ。
 そして不快な音を奏でながら宙に浮いているのは、同じく下級種魔属『ボルクリンガ』。クリンガの変異体、と言うよりは羽化したものと考えられている。節足をだらりと下げ、後ろに突き出た翅《はね》を激しく振動させ、低空を浮遊している。クリンガには見られない分厚い甲殻は、ライフル弾さえ弾く強度を有する。
 共に小型だが動きは素早く、集団で取り付かれるとあっという間に食い尽くされる。
「うぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁ!」
 先陣を切り、豪快にチェーンソーを振り回すクロウ。その軌道上にいたクリンガは回転する刃に巻き込まれ、血と肉片を飛び散らせながら四散する。
 それでも尚容赦しないクロウは一気に群れの中を駆け抜け、当たるを幸いに次々とクリンガを蹴散らしていく。
「オラァ!もっとこい!もっと血を見せろ!」
 顔にかかる返り血も気にせず、チェーンソーを振り回す彼の姿は、猟奇殺人者のそれだ。
「歯ごたえがねえなクソムシが!フハハハハ、痛ェ!」
 そうしていると、一体のボルクリンガが空中からクロウの背中に取り付いた。クロウは振り払おうと体を揺さぶりながら手を伸ばすも届かない。
 と、真横から払われた木刀によってボルクリンガが叩き落とされ、谷底へと消えていく。
「馬鹿笑いしてないで後ろも気にしろ」
 言いながら木刀を引き、クロウと背中合わせに立つギン。
 上下左右から甲殻に包まれた体ごとぶつけてくるボルクリンガ。だがギンはまるで宙を舞う薄紙の如くヒラリヒラリと身軽に躱し、または木刀で正確に受け流す。そして、すれ違いざまに凄まじい速度で群がるボルクリンガたちの身を打ち据えていった。甲殻こそ打ち砕くことはかなわないが、そのダメージは内部に貫通し、内側から爆ぜるようにして絶命する。いかなる原理か僕には分からないが、ギン曰く、これが彼の剣技の真髄なのだとか。
 二振りの木刀が交錯する度に、魔属たちの躯が積み上がっていく。まさに躱すさまは蝶のごとく、打つ様は蜂のごとく。
 本来であればこの圧倒的物量で迎撃が間に合わず、体中に取り付かれてしまうのだが、この二人にそれは見られなかった。
 普段はいがみ合っていている二人だけど、こと戦闘時の連携は阿吽の呼吸だ。互いの隙を補う、というよりは自分の領分に専念し、それ以外は相手に任せているように見える。
 なんだかんだ言っても、お互いの強さは認めているということだ。もっとも、そんなことを言った日には二人から責められるから口にはしないけど。
 とにかく、この二人は問題ないだろう。僕はクロウたちから、前方のアオイに視線を移す。
 アオイは一人、トレーラー先頭の上に立ちし、前方の一際巨大な闇を睨んでいた。その向こうに存在する、自身の敵を見極めるように。
 果たして、視線の先にいたのは優に一〇メートルを超える長い体を持ち上げている中級種魔属『セヴレズ』。無数の体節と巨大な顎を持つ頭部で構成されるその姿はまさに巨大なムカデそのもので、この群れを統率するする中級種だ。
 セヴレズは細長い触角を揺らし、戦場を俯瞰している。魔属だけの特殊な方法で下級種に指令を出していると推測される。戦闘時は上位種が司令塔になり、群れを指揮するのは全魔属に共通する生態だ。
 その存在を確認したアオイは、光を纏って一瞬で甲冑を身に纏うと下級種を蹴散らしながら一直線にセヴレズに向かって駆けていく。
 そのアオイを迎撃するべく、数体のボルクリンガが正面から砲弾の如き勢いで飛来する。
 アオイは柄に手をかけると、ボルクリンガが間合いに入った瞬間に[ベルカ]を抜き放つ。
 瞬間、闇に白光が煌めく。アオイの脇を過っていったボルクリンガは勢いのまま、後方で体は甲殻ごと真っ二つに別れて墜落する。
 勢いを緩めること無く駆け抜けていくアオイ。彼女の握る聖剣[ベルカ]は刀身が淡く発光し、、闇の中にあって存在を誇示していた。
 "潜在力"と呼ばれる、勇者だけが持つ超常の力を源に、発現される異能力――"DEEP"
 いずれも自然の理を超えたその能力は、勇者個々に千差万別の効果を発揮する。
 勇者の代名詞であり、"DEEP"の発現は一人前の勇者と認められる最低限の基準の一つとされている。
〈L粒子〉を生み出すのがアオイの"DEEP"であり、これを[ベルカ]に備えられたマテリアルドライブによって変換し、攻防に利用している。今、〈L粒子〉にコーティングされた[ベルカ]は切断力が格段に上がっているので、下級種魔属の甲殻など紙も同然だ。
 それでもこの天敵に一矢報いるべく、ボルクリンガは数でもって迫りくる。
 そうして殺到する内の一体が、それを成就する。
 その身を切り裂かれながらもすれ違いざま、ナイフの如き足先を伸ばして、露出しているアオイの首筋を深く切り裂いた。
 頸動脈から勢いよく吹き出る鮮血――はしかし、ほんの一刹那の事。
 錯覚だったのかとも思うが、首筋から鎧を伝って滴る血糊が現実であったことを物語っている。
 切られた箇所に目を向ければ、仄かに発光しているのがわかる。切り裂かれた箇所を〈L粒子〉が覆い、細胞と結合することで瞬時にして傷口を塞いだのだ。
 そう。これもまた〈L粒子〉を用いたDEEPの応用である。
 これ自然治癒では治せないような致命傷にも効力を発揮するため、戦闘においてはとても重宝する。
 勇者の接近を感知したセヴレズも体を伏し、アオイに向かっていく。五〇対の足を駆使した動きは、巨体に似合わず素早い。
 セヴレズの頭から生えた触角が空を切り、高速で激しく振り回される。巻き添えを食らったクリンガが跡形もなく爆ぜるほどの威力を秘めていたが、アオイは恐れること無く、乱舞の中に身を投じる。
 小さい体躯を活かし、地面を滑るように掻い潜り、セヴレズを真横にやり過ごす。そして間髪入れず、駆け抜けざまに剣を切り上げる。光刃は輝きを増し、セヴレズの胴は一刀両断される。
 血飛沫を当たりに撒き散らしながら、セヴレズの上半身と下半身がそれぞれ前後に吹っ飛ぶ。
 きゅっと踵を返し、路面をのたうち回り暴れるセヴレズの半身にとどめを差すべく再び肉薄する。
「アオイ!後ろ!」
 僕の声にアオイが背後を振り返ると同時に、唸りを上げて迫る触角が脇腹をまともに打ち据えた。
 衝撃に吹き飛ばされ、地面を転がったアオイ。素早く立ち上がるも、こみ上げてきた血を路面にぶちまける。〈L粒子〉製の甲冑は鋼とは比べ物にならない硬度を有しているため、致命傷だけは免れたが、衝撃が内臓のどこかを痛めたようだ。
 血を拳で拭い、正面を睨むアオイ。そこにはセヴレズがもう一体いた。
 隠れていたわけではない。正面からではわかりにくいがセヴレズは前後に頭を持つ双頭の魔属なのだ。
 勇者に胴体を切断されても、それだけでは死に至らない。むしろ開放されたとばかりにアオイへと襲いかかる。
 それに対するアオイの動きはひどく緩慢なもので、繰り出される触角を避け、剣で受け流すのが精一杯だった。
 そして、よくよく見ればアオイの身からはうっすらと蒸気が発生しているのが見て取れた。
 周辺の空気が揺らいでいるように見えるのは、放出されている熱で陽炎が立ち上っているからだ。
「まずい……アオイの限界が近い」
 僕は危機感から一人唸る。
 ――"DEEP"とは無尽蔵に行使できるものではない。彼女に限らず、潜在力は勇者本人の生命力をその源泉としている。裏を返せば、潜在力の過剰消費は命の危険があるとも言える。
 大概の勇者はそんな事態には陥ることは少ない。そこまでだが、アオイの場合は違う。
 〈L粒子〉は潜在力の消耗が非常に激しい。切断力強化にしろ治癒にしろ、粒子生成量の細かなコントロールが難しいのだ。
 [ベルカ]側にも一応の安全装置は施されており、余剰の〈L粒子〉は変換されてアオイ自身の体内に循環されるようになっている。
 だが[ベルカ]は年代物の旧型聖剣。いかに改修やメンテナンスをしようとも、性能には限界がある。循環処理が追いつかず、エネルギーがアオイの身に蓄えられていること示しているのがあの陽炎なのである。
〈L粒子〉を用いた長期に渡る戦闘はアオイの身に負荷をかけることになる。〈L粒子〉は万能な能力などではなく、非常に危うい能力であるとすら言える。
(僕が……僕がもっと力になれれば)
 もどかしい気持ちに奥歯を噛みしめる。
 アオイは果敢に打って出ようとするも、分かれた二体のセヴレズは終始間合いを取り、アウトレンジから触角でアオイを打ち据えることに徹底した。下級種とは違い、知性を有する中級種はアオイに接近戦は危険だと学習したのだ。
 ついにはその場に釘付けにされ、防戦一方になる。クロウとギンもアオイの窮地を知り救援を向かおうとするも、迫り来る下級種に阻まれてしまっている有り様だ。
 僕はただ祈ることしかできないのか。僕も戦うことができたなら……!
 と、躱したと思った触角がアオイの足を絡め取った。舌打ちとともにアオイの意識が一瞬足元に向く。
 それが、大きな隙となった。
 これを好機と見たもう片方のセヴレズが距離を詰め、アオイに襲いかかる。
 アオイは一瞬遅れて切っ先を向けるが、さらに足元の触角が引っ張られアオイは転倒してしまった。受け身から素早く立ち上がるが、眼前には今まさにアオイに食らい付こうと鎌首をもたげるセヴレズが。
「逃げて!アオイ!」
 僕が叫んだその時――熱風が吹いた。
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