233 / 1,168
- 14章 -
- 日常のひとこま達 - 明&姉
しおりを挟む-PM 8:20頃-
「ただいまー」
「おかえりなさい。 遅かったですね…」
「ごめんねー買い物行ったら安売りしててさぁ」
「まぁ…そんなことだろうとは思ってましたが」
「ねねっ、見てみて!このセーターかわいいくない? 800円だったの!!」
「へぇ、それはお買い得ですね。姉さんにとても似合いそうです」
「……ねぇ、それ素で言ってる?」
「なにがですか?」
「ううん。明は天然たらしタイプね」
「はぁ…」
「後これ!」
「手袋?」
「メンズ用! 最近寒くなってきたし、明いつも手袋しないから見てて私まで寒くなるのよ」
「僕にですか?」
「他に誰が居るのよ?」
「…ありがとう、ございます」
「さっ、お腹すいたから早く作っちゃおう?」
「…じゃぁ、炒める段階になったら、呼びますね」
「うん!」
-PM 8:20頃-
「いただきます!」
「いただきます」
「……」
「………」
「っんーー!! 美味しい!!卵トロトロ!明天才!!」
「些か過剰評価な気もしますが…お口にあって良かったです」
「もうお婿に出したくない!」
「僕は貴方がちゃんとお嫁に出れるか心配ですよ…」
「大丈夫よ!! って…ねぇねぇ、コレ懐かしくない!?」
「え?あぁ、駄菓子ですか。確かに懐かしい…あ、これはよく集めてましたね」
「うんうん。 私はホームランよりヒットのほうが好きだったなぁ」
「なんでです?」
「後2枚集めればもう1本もらえるの!! って言ってお母さんに集れたからね」
「…姑息ですね」
「頭良いって言ってよw あーっ! コレも懐かしい! これさ、同じ色一列にして遊そばなかった?」
「あぁ…やりましたね。確かに。 なんか色がばらばらに入ってるのって気持ち悪いじゃないですか」
「分るわぁーw なんか久しぶりに食べたくなってきた」
「明日にでも買いに行ったらどうです?確か明日は大学1コマだけの日でしょ」
「うん。じゃぁさ、車出してあげるから明日学校終わったら付き合ってよ!」
「なんで僕が…」
「良いじゃん良いじゃん!たまにはデートしようよ!」
「………」
「ね?」
「わかりました…学校終わったら連絡します」
「やった! なに買おうかな~ホーンランバーは絶対でしょー、5円チョコでしょー、水あめも良いなぁ~あー、楽しみ!!」
「小学生か…」
「いいじゃない、たまには子供に戻るのも楽しいでしょ」
「・・・まぁ、いいですけどね」
-PM 10:00頃-
「ご馳走様ー!! はぁー…お腹一杯~」
「お粗末さまでした」
「明お風呂は?」
「入りますけど」
「あ、じゃぁ先入っちゃってよ」
「勿論。貴方の長風呂待ってたんじゃいつまでたっても入れませんからね」
「美容のためよw」
「はいはい」
「食器は洗っとくから、早く行ってらっしゃい」
「ありがとうございます」
「いいえー!」
-PM 10:30頃-
「姉さん、出ましたよ」
「はーい。って、髪の毛くらい乾かしなさいよ。風邪ひくわよ」
「早く脱衣所開いた方が良いでしょ? 部屋で乾かそうと思ってドライヤー持って来てますから」
「…相変わらず気の利く弟ね」
「正直、脱衣所が寒かっただけなんですけどね」
「そこは素直に褒められときなさいよ」
「ま、良いじゃないですか。じゃぁ、あまり長風呂して逆上せないようにして下さいね」
「うん。のぼせたら助けてね」
「馬鹿言わないでください」
「あははっ、じゃぁーお休みね、明」
「はい、お休みなさい」
0
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
あの部屋でまだ待ってる
名雪
BL
アパートの一室。
どんなに遅くなっても、帰りを待つ習慣だけが残っている。
始まりは、ほんの気まぐれ。
終わる理由もないまま、十年が過ぎた。
与え続けることも、受け取るだけでいることも、いつしか当たり前になっていく。
――あの部屋で、まだ待ってる。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
2度目の恋 ~忘れられない1度目の恋~
青ムギ
BL
「俺は、生涯お前しか愛さない。」
その言葉を言われたのが社会人2年目の春。
あの時は、確かに俺達には愛が存在していた。
だが、今はー
「仕事が忙しいから先に寝ててくれ。」
「今忙しいんだ。お前に構ってられない。」
冷たく突き放すような言葉ばかりを言って家を空ける日が多くなる。
貴方の視界に、俺は映らないー。
2人の記念日もずっと1人で祝っている。
あの人を想う一方通行の「愛」は苦しく、俺の心を蝕んでいく。
そんなある日、体の不調で病院を受診した際医者から余命宣告を受ける。
あの人の電話はいつも着信拒否。診断結果を伝えようにも伝えられない。
ーもういっそ秘密にしたまま、過ごそうかな。ー
※主人公が悲しい目にあいます。素敵な人に出会わせたいです。
表紙のイラストは、Picrew様の[君の世界メーカー]マサキ様からお借りしました。
この胸の高鳴りは・・・
暁エネル
BL
電車に乗りいつも通り大学へと向かう途中 気になる人と出会う男性なのか女性なのかわからないまま 電車を降りその人をなぜか追いかけてしまった 初めての出来事に驚き その人に声をかけ自分のした事に 優しく笑うその人に今まで経験した事のない感情が・・・
美澄の顔には抗えない。
米奏よぞら
BL
スパダリ美形攻め×流され面食い受け
高校時代に一目惚れした相手と勢いで付き合ったはいいものの、徐々に相手の熱が冷めていっていることに限界を感じた主人公のお話です。
※なろう、カクヨムでも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる