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18話 いつも通り、毒舌ブリッコ。黎に突っかかる。
しおりを挟む学校の支度を終え余裕を持って家を出る。
勇太と並んで一緒に学校まで向かう。
こう並んでいると仲のよい兄弟に見えるんだけどなぁ…。
「ねぇ。」
「えっ、勇太どうし「なんでお兄ちゃんって生きてるんだろうね。」
「…えっ。」
「お兄ちゃんって本当にムカつくよね。」
「…いきなり、なんだよ。」
おれのことをいきなり弟が否定してくる。しかも…『何で生きてるの?』
だなんて…いや、なんて返せばいいんだよ!
弟と会話という会話ができない。
これまでどう話していたかわからなくなってしまった。
だから…なんて話していいのか…わからないんだ。
弟なのに、意味がわからないよな。
悲しいなとはぁとため息をつく。そしてそのため息に気づいた弟が俺の頭を叩いた。
「─────ムカつく。」
そう呟き弟はぷいっと前を向いて歩き出した。いつか…わかるだろうか。弟のこと…もっと知ることができるのだろうか…、今のおれにはまだ、わからなかった。
学校につき自分の教室に入る。するとおれに話しかけられた。
「おはよう、亮。」
「あ、おはよう黎…「つらかせや、このクソムシが。」っちょっ!?」
勇太はそういうとギロッと黎を睨みつける。
「ちょっ…おい、勇太!黎に失礼だろ!クソムシとか…そんな、言い方やめろよ!」
おれが、そういうと弟はにこっと笑った。
「あ?クソムシにクソムシっていって何が悪い?」
っ…怖!!さすが元中学を締めてた不良っ…圧が違うっ…。でも…
「やめてくれよ…おれの大切な友達で…」
「友達?このクソムシと?はっ、笑わせるな!そんなん思ってんのはお前だけだ。」
「っ…そんなこというなっ。おれ──「亮。大丈夫だ。おれは別に気にしていない。…おれには友達がいなかったからな。
そうやってあだ名を呼んでくれるのは嬉しいことなんだ。
だから…いいんだぞ?
亮だっておれのことをそう呼んでくれて構わない、クソムシと。」
いや…それただの悪口だからね!?おれは絶対呼ばねえから!!
「うっわ!きもっ!本当にクソムシは変わってるよね。で、本題はてめぇと二人で話したいことがあんだよ。こっちこいよ。」
弟はそういうと黎をちょいちょいと廊下に招いた。えっ…?
「ちょっ…勇太「お兄ちゃんは絶対についてこないでね。」
ギロッとおれを睨む。
「…はい。」
ほんとおれ弟に弱い…。もっと強くなりたいもんだ。
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