暗黒騎士の冒険譚〜誰だろうと容赦無し!〜

アズ

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一章 暗黒騎士は土台を敷く

1話 暗黒騎士に憧れて

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そう言えば、サージは将来何になりたいの?」

俺はサージ=ラクーナ。
銀髪に水色の瞳を持つ男の子である。
5歳となり、剣の鍛錬が始まった。
其の休み時間。
話し掛けて来たのは幼馴染で長い金髪に水色の瞳を持つユーシィ=マーティアだ。

「俺は暗黒騎士になりたい!ユーシィは?」

「私はサージの側に居たいな。魔法使いになって、暗黒騎士のサージを支えるとか?」

「ありがたいな~」

「えへへ」

そんな話をして、俺は夢を更に固めた。
あれから10年後。
俺とユーシィは2人で親の元を離れ、冒険者組合のある村のカシード村に行くのである。

「サージ、見えて来たよ」

「あれがカシード村か」

うちの村の3倍はある村で冒険者組合以外には温泉や学校などがある。
村の中に入り、まず見えたのは目立つ程大きな冒険者組合だった。

「大きいね~」

「本当だ」

組合の中に入ると酒場と同じになっている所為か、昼から酒を飲んでいる人が沢山居た。
見渡していると黄緑色の髪の女性と猫耳の生えた黒髪にアメシスト色の瞳を持つ女性が近寄って来た。

「おおお!ニュービーじゃにゃい!」

「こらキャティア。失礼でしょ」

「うぅぅぅ…」

「驚かせて悪いな。私はエルフのエレナ=ウォーリアだ。」

「猫耳族のキャティア=ジャリアーにゃ!」

そう言えばエレナさんは長い髪の隙間から尖った耳があったな。

「俺は人族のサージ=ラクーナです」

「私はユーシィ=マーティアです」

「冒険者登録したら私達の所に来てくれないか?」

「「は、はい」」

「じゃ、後でにゃ~」

俺等は顔を見合わせて笑った。

「登録済ませようか」

受付の列に並び、暫く待つと順番が来た。
受付は茶髪でショートヘアの女性だった。

「私は受付担当のリアナです。冒険者登録ですね」

「何故分かったんですか?」

尋ねると笑って答えが返って来た。

「エレナさんに絡まれていたので。あの人はギャザリング・オブ・ドラゴンズのギルドマスターですよ。あのギルドは新設で人数が5人なので新人を集めているんです」

「そうだったんですか」

2人で真剣に話をされてて話に入り込めない。

「で、冒険者登録は?」

思い切って言ってみると慌てた様子で答えた。

「すみません!此のカードに触れて名前を言って下さい」

カードを渡され俺等は名前を言った。
何も無かったカードに文字が刻まれていく。

____________________
サージ=ラクーナ15歳
Lv1 冒険者ランクE
HP:100
MP:1900
物理攻撃力:3200
魔法攻撃力:1300
____________________

「サージさんは珍しいステータスですね」

そうなんですか?」

「はい。Lv1なのに此の数値が異常です。更に魔法攻撃力も高いので魔剣士に向いています」

「ユーシィはどうだ?」

「え、えぇぇぇ!?」
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