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「…君は、何者だ?」
「わたし?わたしはね~、みあっていうの!」
「…、そうか。俺はグレンだ。炎の精霊王」
あー、精霊王ね、はいはい、分かってた分かってた。闇の精霊王のシャドウをこいつ呼ばわりしたからね…
まぁ、それはともかく、「よろしきゅね!」お友達?になれるかも!…………、シャドウ、グレン様を私の視界から隠さないで?もうっ!
「ミアが可愛いからって、狙ってるなら、許さないよ」え、今のシャドウの声なの?すっごく低くて、すっごく冷たい。声だけで死んでしまいそうなくらいだ。
「違うって!狙ってないよ!確かに可愛いとは思ったけど!そ、その視線やめろよ。その子も白い顔さらに白くしてるぞ」
「!!………ごめんね、怖かったね。よしよし」頭を何度も撫でてくれた。
「その溢れる愛のひとかけらでも俺に注いでくれないのか?」
「…ミア以外に注ぐ愛なんて、ない。…必要ない」
「あるから!大有りだから!俺以外の精霊王達も絶対に必要だと思ってるから!その視線と声で何人を殺してきたと思ってんだよ!?」
確かに今の目がいつもの目なら、必要かも。…、いや、問題はそこじゃない。聞き逃せない単語が聞こえた。…………、殺した?シャドウが、人を?
私が目を見開いているのに気づくと、グレン様はハッとした顔になって、シャドウは…………一瞬でグレン様の頭を握っていた。シャドウがあと少し力を込めたら死んでしまうくらいの強さで。シャドウの周りは、禍々しい何かが渦巻いていた。
「…、ミアの前で、余計なことを言ってくれたな。…………、ミアの目に毒だから見逃すが、次は、ないと思え。僕の地雷はミアの事だけなのに。見事に踏み抜いてくれたな。」
絶対零度の目で言い放った。ちょっと、いやかなり可哀想だった。ごめんね。今のはほぼ私のせいだね。…………、だから、私に任せて。
「しゃどう?ひとをこりょしたの?」
「…………………………」
「べちゅに、なんともおもわないよ。だってしゃどうはやみのせいれいおうさんでしょ。これで、こわがるなんて、きらうなんてことないよ?」
「……………………、受け入れて、くれるの…?」
「うん!」いつもと逆で、私がシャドウの頭を撫でた。そしたら甘えるみたいにグリグリしてきて、めちゃくちゃ可愛かった。
「わたし?わたしはね~、みあっていうの!」
「…、そうか。俺はグレンだ。炎の精霊王」
あー、精霊王ね、はいはい、分かってた分かってた。闇の精霊王のシャドウをこいつ呼ばわりしたからね…
まぁ、それはともかく、「よろしきゅね!」お友達?になれるかも!…………、シャドウ、グレン様を私の視界から隠さないで?もうっ!
「ミアが可愛いからって、狙ってるなら、許さないよ」え、今のシャドウの声なの?すっごく低くて、すっごく冷たい。声だけで死んでしまいそうなくらいだ。
「違うって!狙ってないよ!確かに可愛いとは思ったけど!そ、その視線やめろよ。その子も白い顔さらに白くしてるぞ」
「!!………ごめんね、怖かったね。よしよし」頭を何度も撫でてくれた。
「その溢れる愛のひとかけらでも俺に注いでくれないのか?」
「…ミア以外に注ぐ愛なんて、ない。…必要ない」
「あるから!大有りだから!俺以外の精霊王達も絶対に必要だと思ってるから!その視線と声で何人を殺してきたと思ってんだよ!?」
確かに今の目がいつもの目なら、必要かも。…、いや、問題はそこじゃない。聞き逃せない単語が聞こえた。…………、殺した?シャドウが、人を?
私が目を見開いているのに気づくと、グレン様はハッとした顔になって、シャドウは…………一瞬でグレン様の頭を握っていた。シャドウがあと少し力を込めたら死んでしまうくらいの強さで。シャドウの周りは、禍々しい何かが渦巻いていた。
「…、ミアの前で、余計なことを言ってくれたな。…………、ミアの目に毒だから見逃すが、次は、ないと思え。僕の地雷はミアの事だけなのに。見事に踏み抜いてくれたな。」
絶対零度の目で言い放った。ちょっと、いやかなり可哀想だった。ごめんね。今のはほぼ私のせいだね。…………、だから、私に任せて。
「しゃどう?ひとをこりょしたの?」
「…………………………」
「べちゅに、なんともおもわないよ。だってしゃどうはやみのせいれいおうさんでしょ。これで、こわがるなんて、きらうなんてことないよ?」
「……………………、受け入れて、くれるの…?」
「うん!」いつもと逆で、私がシャドウの頭を撫でた。そしたら甘えるみたいにグリグリしてきて、めちゃくちゃ可愛かった。
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