舞風学園演劇部 1年編 青春の開演

舞風堂

文字の大きさ
12 / 16
第三章 五人の絆

第十二幕 夏祭り、5人の絆

しおりを挟む
 7月下旬、夏休みの始まり。
 紗里とみこの地元でお馴染みの見晴駅に降り立った私服姿のひのり、七海、唯香の三人を、駅前の夏の空気が迎える。

改札を抜けると、蝉の声と熱気――
それだけで、この町に“帰ってきた”気がした。
 
「あっつ~~~!これぞ“夏!!”って感じ!」

 ひのりが首元をパタパタと仰ぎながら、にかっと笑う。

「……また来ちゃったね、見晴町」

 七海がそうつぶやき、駅前の小さなロータリーと商店街を懐かしそうに見回す。

 唯香もゆっくりと頷いた。

「前に来た時と、同じ場所なのに……少し、違って見える」

 駅前の古びた案内看板が、前に来た時と変わらないままそこにあった。

「そりゃあ私たち、あれからちょっとだけ“地元のヒロイン”になったもんねっ!」

 ひのりが得意げに言ったその時――

「なに調子乗ってんの、アンタだけヒロイン扱いされてないでしょ」

 その声と共に、駅の反対側からやってくる二人の姿。

 紗里とみこが、駅前の坂を駆け下りてくる。

「わぁ、久しぶり!……って言っても、あれからまだ一週間くらいしか経ってないけど」

 みこが少し息を切らせながらも、笑顔を浮かべる。

「みこちゃん、浴衣持ってきた?うちら、今年はちゃんと“主役サイド”で祭り出るんだからねっ!」

 紗里が元気いっぱいに声を上げると、ひのりは「あーやばい、テンション上がってきたー!」と腕を振り上げた。

「見晴町、ただいまーっ!」

「……それ、わたしたち地元じゃないんだけどね」

 七海が呆れたように言うが、その声色もどこか柔らかい。

「“ただいま”って言っても、いいと思うよ」

 みこの言葉に、全員が一瞬だけ静かになって――そして、笑い合った。

この町での再会。
祭りの一日が、また新しい思い出になっていく。

 やがて、木造の引き戸が特徴的な、古びた駄菓子屋「ふるや」が姿を現す。色褪せた「氷」の旗がゆらゆらと風に揺れている。

「こんにちはー!」

 ひのりが元気に声をかけると、奥からおばあちゃんがうちわ片手に顔を出した。

「あらまあ……まあまあまあ、こんな暑い中、よく来てくれたねえ。五人揃って、にぎやかでいいこと」

「暑い中ごめんなさい、おばあちゃん」
 七海がぺこりと頭を下げる。

「前にお世話になったお礼がしたくて!」
 紗里がにっこり笑って、店内に一歩足を踏み入れた。

「まあまあ、そんな堅いこと言わんと。みんな、座ってなさいな」

 そう言っておばあちゃんは、奥から小さなトレイを持ってくる。冷えたラムネの瓶が五本、そして色とりどりの駄菓子が並べられていた。

「さあさあ、暑い中来てくれたんだから、飲んでいきなさい。これも、つまんでっていいからね」

「えっ……いいんですか?」
 七海が驚いたように問うと、おばあちゃんはやわらかく笑った。

「いいのいいの。あんたたちは、もううちの孫みたいなもんだからね」

「わー、なんか本当におばあちゃんの家に来たみたい」
 ひのりがうれしそうに笑いながら、ラムネのビー玉をポン、と弾いた。

「……こういうの、落ち着くな」
 唯香が静かに口にし、みこがうなずいた。

「いつまでもここにいたくなっちゃうね」

「ふふ、じゃあ今日はうちでゆっくりしていきな」
 おばあちゃんはそう言って、店の奥にある小さなベンチを指差した。

 蝉の声、風鈴の音、そして少女たちの笑い声。
 小さな駄菓子屋には、変わらない夏の風景が、今年もそっと息づいていた。

 その時――

「おばあちゃーん!ラムネまだあるー?」

 元気な声が店の外から飛び込んでくる。

 ひのりたちが振り返ると、日焼けした腕と麦わら帽子の影。
 小学校低学年くらいの、女の子と
 少しだけ年上らしい、おっとりとした姉が並んで駆け込んできた。

 「あらまあ、来た来た。暑かったでしょうに」

 おばあちゃんがカウンターから立ち上がり、笑顔で出迎える。

「この子たちね、うちの孫なのよ。夏休みの間だけ、泊まりに来てるの」

「こんにちは!」と妹が元気よく頭を下げたあと、「このお姉ちゃんたちだれ?」と無邪気にひのりを指差す。

 ひのりが「私たちはね……」と説明しかけると、姉のほうがちょっと恥ずかしそうに、「演劇の人たち……でしょ?」とつぶやいた。

 「見たの?この前の公演?」と七海が驚くと、姉妹はそろってコクリ。

「おばあちゃんが連れてってくれたの!大きなステージ、すっごくすてきだった!」

「このお姉ちゃんが、風を呼んだの見た!」と妹が手を広げて再現しようとすると、ひのりと紗里は思わず吹き出してしまった。

「ほんとに、来てくれたんだね。ありがとう」

「……やだ、なんだか泣きそう」とおばあちゃんが目元をぬぐいながら、
 優しく姉妹の頭を撫でた。

「この子たちもね、お芝居ってどんなの?って言うから。ちょっと早いけど“夏の思い出”を見せてあげたかったのよ」

「……あの日、すごく楽しそうにしてたの。だからわたし、ちょっとだけ……お芝居、やってみたいなって思ったんだ」

 その言葉に、唯香がわずかに目を見開いた。

「演劇部、仮入部受付中です」
 ひのりが即座に返すと、全員が笑った。

 ひのりが立ち上がると、ビー玉の残ったラムネ瓶がカランと音を立てた。

「じゃあさ、やってみる? お芝居」

「えっ、いまここで!?」

 妹がぱちくりと目を丸くし、姉が思わず「でも、わたしたち――」と声を詰まらせる。

 「大丈夫。最初は誰でも“ごっこ遊び”から始まるんだよ」

 唯香が、そっと笑った。

 その穏やかな言葉に、姉妹は顔を見合わせ、そして――コクン、と頷いた。

 「よーしっ!じゃあ今からこの駄菓子屋は《魔法の塔》ってことにしよう! うちら、そこに迷い込んできた旅人!」

 ひのりがぱっと両腕を広げて宣言する。

「それで……あなたたち姉妹が、“塔に住む見習い魔法使い”!」

「わ、わたし火の魔法使いたい!」

 妹がはしゃぎながら手を上げると、姉も少し照れながら「じゃあ……わたしは風を」と笑う。

「よーし決まり! じゃあ始めよう――“夏の宵の魔法使いたち”の物語!」

 駄菓子屋の店先、風鈴の下。
 古い扇風機がブンブン音を立てる中、ひのりはスカーフをマント代わりに肩にかけ、芝居のナレーション役を買って出た。

「むかしむかし、夕暮れの町に、不思議な《魔法の塔》がありました――」

 唯香は店の奥に隠れ、タイミングを見計らって「風よ、来たれ」と声をあげながら、うちわでそっと風を送る。

 姉の髪がふわりと揺れたその瞬間、妹は「ファイア!」と両手を広げ、ラムネ瓶の光を受けてキラキラしたビー玉を太陽に向けて掲げた。

「おお~~!強そう~~!」

 ひのりがオーバーリアクションでひれ伏すと、妹は得意げに胸を張る。

「さすが、炎の魔法使いだ……。これは、もう一度お願いしないと……」

 唯香が、あくまでクールに演じながらも、目元はほんの少しだけ緩んでいた。

(こんなふうに、誰かと一緒に“遊びながら演じる”なんて、いつ以来だろう)

 かつて、カメラの前で演じていた頃は、誰かの期待に応えるために台詞を覚え、表情をつくっていた。
 でも今は違う。ただ「やりたいからやる」。
 子どもたちの笑顔に合わせて、声を出し、所作を選ぶ。

(……これが、私の原点だったのかも)

 演技は義務じゃない。もっと自由で、楽しくて――
 “誰かと一緒につくるもの”だった。

「あなたたちのおかげで、旅人はまた歩き出せました。ありがとう……小さな魔法使いたち!」

 演目(ごっこ)が終わると、全員が自然と拍手をしていた。

「……これが、“演劇”?」

 姉がぽつりとつぶやいた。

「うん、そう。正確には“演劇ごっこ”だけどね。でも、それで十分なんだ。演劇はごっこ遊びからだからね」

 ひのりがにっこりと笑ってみせる。

 その隣で、唯香が一歩、姉妹に近づく。

「ねえ……私、昔は子役をしてたの。台詞も動きも、全部“正しく演じなきゃ”って思ってた」

 姉妹が少し驚いた顔をして、唯香を見つめる。

「でもね……今日みたいに、誰かと一緒に楽しんで、“なりきって”演じるのって……なんだかすごく、幸せだった」

 唯香は、少し照れたように笑った。

「芝居ってね、誰かになれることで、誰かと繋がれること。楽しかったって思えたなら、それはもう、立派な演劇のはじまりよ」

「今の、ほんとに楽しかった」

 妹がそう言ったとき、おばあちゃんが縁側から顔を出した。

「まったく、こんなににぎやかな駄菓子屋、久しぶりだよ」

 彼女の声には、少し懐かしさのにじむ響きがあった。

「ねえ、おばあちゃん。来年も、ここ来てもいい?」

 姉が尋ねると、おばあちゃんは笑顔し――

「何言ってんだい。“またおいで”じゃなくて、“いつでもおいで”さ」

 
 夕暮れがゆっくりと町を包みはじめる。

 ひのり達は、手を振る姉妹と駄菓子屋のおばあちゃんに別れを告げながら、再び駄菓子屋を後にした。

 夕暮れに入るとひのりたちはそれぞれ色とりどりの浴衣に着替え、公民館の貸し更衣室で帯を締め合いながら、わいわいとはしゃいでいた。

「うわ~~、紗里、その浴衣めっちゃ似合ってるじゃん!……え、なにその花柄、ズルくない?」

「えへへ、選ぶのに一時間かかったもん」

「みこちゃんも髪まとめて可愛い~~~!」

「そ、そう……?なんか背中ムズムズする……」

「んふふふふ、こういう時のためにって“マイ兵装(ヘアピン)”を用意しておいたのだよ!」

「ひのり、それ武器みたいな言い方やめて?」

 そんな風に支度を整え、五人は提灯の灯りが並ぶ見晴町の夏祭り会場へ。

 会場に入った途端――

「わーっ!ヨーヨー釣りだ!あれやりたいっ!」

「じゃあ射的いこう!私、去年の夏、全部外したの!今年こそはっ!」

 子どもみたいにはしゃぐひのりと紗里が、浴衣の裾をバタつかせながら先頭を駆けていく。

 その後ろを唯香、七海、みこが微笑ましくついていった。

**

 ヨーヨー釣りの屋台で、ひのりが真剣な顔で糸を垂らす。

「……今だぁっ!」

 ポチャン。

「わあ~っ!!取れたーっ!!!」

「うわ、マジか!一発で取る!?小学生かよ!」

「ひのりって、こういうとこだけ集中力すごいよね……」

**

 射的の屋台では、紗里が「ここだっ!」と狙いを定め――

「おっちゃん、あれ倒したら焼きとうもろこしつけてくれる?」

「おう、姉ちゃんノリええな!一発で倒したら、特別につけたるわ!」

「……マジで!? よーし、これは勝負!」

 ……結果、倒せず。

「うわぁぁあぁぁ~~~!! かすったじゃんかー!!」

「はいはい、残念賞のうまい棒。……でも面白かったから、おまけに半分だけあげるよ」

「おっちゃん優しい~!!」

**

 そこからは食欲爆発モード。

 ひのりは焼きそば、からあげ、かき氷、焼き鳥、フランクフルトを次々に食べ歩き――

「ん~~っ、全部うまっ!やばい、胃が祭り!」

「ちょ、ちょっとひのり……それ三人前は食べてるって……太るわよ」

 七海が目を丸くする。

「でも太ったってわかんないよ、浴衣だし~~」

「いや、浴衣関係ないし……」

「大丈夫!私の体は、夏祭り仕様だから!!(?)」

「あんたが“夏祭り妖怪”とかになりそうでこわいんだけど……」

 そんな中、唯香はたこ焼きの湯気を見つめて、またもカロリーをそっと気にしはじめる。

「……8個でだいたい……400……?」

するとひのりがすかさず横から、

「また言ってるー!さっきお菓子とラムネたらふく食べたの、忘れた!?」

「……っ、あれは、おばあちゃんのご厚意だったから!」

「ほーら、また都合いい理由~!」

「な、なんか唯香ちゃんって、“ちょっと天然でズルい”って新ジャンルかも……」

 みこのつぶやきに、唯香はうっすら赤くなりながら小声で返した。

「せめて“器用”って言って……」

 提灯の明かりがきらきらと揺れて、少女たちの笑い声が夏の宵に響いていく。

 屋台の熱気と人々の賑わい、その中に、かけがえのない「今」があった。

 夜風が心地よく吹き抜ける見晴町の夏祭り。
 屋台の灯りがゆらめく中、境内の一角に設けられた小さな舞台が、ほのかにライトアップされる。

「さぁ皆さま、本日の特別ゲストじゃ!」

 神主の掛け声に、観客の視線が集まる。

 ステージに並ぶのは、さっきまで屋台を楽しんでいたあの五人の少女たち――
 浴衣姿の舞風学園演劇部員たち。

 ひのりが軽く一礼し、手を挙げる。

「レディースアンドジェントルメーン!こんばんはー!えっと……私たち、私立舞風学園の演劇部ですっ!」

「夏祭りだよ。ここは空気読もう」

「今日は、お祭りに呼んでいただいてありがとうございます!
さっきまで、ヨーヨーとか射的とか、すっごく楽しかったです!!」

 観客から小さな笑いと拍手が起こる。

 紗里が続く。

「舞台って言っても、今日はガチな芝居じゃないんで安心して。
ちょっとだけ、自己紹介と、おまけみたいなミニ寸劇やります!」

 七海は一歩前へ。

「“演じる”って、難しくて楽しくて、何より“届ける”ことが大事だと思ってます。
だから今日は……この場の空気に、ちょっとだけ“魔法”を混ぜますね」

 観客がざわつく中、
 ひのりと唯香がさっと息を合わせて――

「風よ、そよげ――この願いと共に!」

 ひのりが見えない“風の杖”を振り、唯香がそっと手をかざす。

 その瞬間、舞台の脇に置かれた風鈴が、偶然かのようにチリンと鳴る。

「……おぉ……」

 観客の中から、静かな感嘆の声。

 紗里がちょっと照れながらまとめる。

「って感じで、私たちは普段こんな風に“なりきり”して遊んでるんで。
よかったらまたどっかで舞台、観に来てください!」

 みこも控えめに一言。

「今日は、ありがとうございました……とっても、うれしいです」

 そして最後に唯香は言う。

「……今日は、まるで魔法みたいな時間を過ごせて、すごく幸せでした。
こんな夜が、ずっと続けばいいのに……って、少しだけ思いました」

 5人が揃って、ぺこりと頭を下げた。

 ――その直後、夜空に第一発目の花火が、ドンッと上がった。

 観客の歓声とともに、
 ステージの少女たちも空を見上げ、浴衣の袖を揺らしながら笑顔を交わす。
 ステージを降りると神主は花火が見える場所を教えてくれた。

「こっちの階段を登った先な、祭りの日は誰も来ない“穴場”なんだよ」
 昼間、神主がそっと教えてくれた場所。

 その言葉を頼りに、ひのりたちは神社の裏手へと足を運んでいた。
 提灯の灯りも届かないその先には、
 草むらに囲まれたちょっとした空き地と、町を一望できる見晴らしの良い石段。

「……うわ、風が気持ちいい」
 七海が髪を押さえながら、感嘆の声を漏らす。

「ほんとだ。なんか……空、近い気がする」
 と、みこが見上げる空には、ちょうど一発の大輪の花火が咲いた。

 ひのりがぱたぱたと袋を振り回す。

「はいっ!実は駄菓子屋のおばあちゃんがくれたんだ。手持ち花火っ!」

「おぉ~さすが」
 紗里が感心したように拍手を送る。

「ひのり、袋に隠してたんだね」
 唯香がクスッと笑って、ロウソクを取り出す。

「ねえ、順番にやろ?」
 ひのりの言葉に、5人は並んでしゃがみ込み、それぞれ火を灯していく。

 シュウゥ……パチパチッ。

 石段にしゃがんだ彼女たちの顔を、色とりどりの火花が照らしていた。

「……こういうのって、懐かしいな」
 唯香が小さくつぶやく。

「子役の仕事が忙しかった頃、こういう普通の夏の遊び、ほとんどなかったの。
でも……今は、ちゃんと“夏休み”してる気がする」

「今が一番“夏”っぽいってこと?」
 七海が茶化すように言うと、

「そういうこと」
 と、唯香は少し照れながら笑った。

 紗里がふと思い出したように呟く。

「ここって、前にも来たことあったよね……あのときは昼間だったけど」

「うん、前にここ来た時。ひのりが“また来たいな”って言ってた」
みこが答える。

「……あたし、また来れたの、嬉しい」
と、ひのりがぽつりと呟いた。

「ほら、名前をつけるんだっけ? 今日は、“階段で夏の記憶”とか?」
 七海が提案すると、

「それいい!それにしよう!!」
 と、ひのりが目を輝かせた。

 最後に線香花火を灯しながら、五人はただ静かに空を見上げていた。
 風鈴の音はもう聞こえず、夜の虫たちの声がしきりに響く。

 ドンッ――と、再び遠くで上がる花火の音。

 その光が、石段に座る五人の浴衣姿を照らす。

「ねぇ……また来ようね。今度は後輩も一緒に」
 ひのりの声に、皆が“うん”と微笑む。

 そして、彼女たちの中に――

 今日のこの夜が、またひとつ、大切な“舞台”として刻まれていった。

 続く。


 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

妹の仇 兄の復讐

MisakiNonagase
青春
神奈川県の海に近い住宅街。夏の終わりが、夕焼けに溶けていく季節だった。 僕、孝之は高校三年生、十七歳。妹の茜は十五歳、高校一年生。父と母との四人暮らし。ごく普通の家庭で、僕と茜は、ブラコンやシスコンと騒がれるほどではないが、それなりに仲の良い兄妹だった。茜は少し内気で、真面目な顔をしているが、家族の前ではよく笑う。特に、幼馴染で僕の交際相手でもある佑香が来ると、姉のように慕って明るくなる。 その平穏が、ほんの些細な噂によって、静かに、しかし深く切り裂かれようとは、その時はまだ知らなかった。

静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について

おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。 なんと、彼女は学園のマドンナだった……! こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。 彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。 そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。 そして助けられた少女もまた……。 二人の青春、そして成長物語をご覧ください。 ※中盤から甘々にご注意を。 ※性描写ありは保険です。 他サイトにも掲載しております。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

処理中です...