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王都の建国記念パーティー会場は、異様な熱気に包まれていた。
煌びやかなシャンデリア、豪華な料理、着飾った貴族たち。
しかし、彼らの会話の中心にあるのは、今夜の主賓である国王陛下のことではなく、もっぱらある一組の招待客の噂話だった。
「聞いたか? あのメアモリ嬢が来るらしいぞ」
「追放された悪役令嬢でしょう? きっと見る影もなくやつれているに違いないわ」
「しかも、あの『呪われ公爵』と一緒だとか……。恐ろしい、瘴気を撒き散らすのではないか?」
クラーク王太子もまた、会場の中心で落ち着かない様子でグラスを傾けていた。
「……本当に来るのか? メアモリが」
彼は、周囲の貴族たちに「メアモリは反省して戻ってくるのだ」と説明していた手前、彼女がどんな姿で現れるか気が気ではなかった。
もし、ボロボロの服で泣き叫びながら現れたら、自分の評判に関わる。
いや、逆に惨めな姿を見せれば、「やはり王太子殿下の庇護がなければ生きていけないのだ」と証明できるかもしれない。
「殿下、大丈夫ですよぉ」
側近の一人がご機嫌取りの笑みを浮かべる。
「あんな田舎に引きこもっていたのです。ドレスも流行遅れ、肌は日焼けでボロボロ、髪はパサパサ……きっと笑い者になるだけです」
「そ、そうだな。うむ」
その時だった。
会場の扉の前に立つ衛兵が、声を張り上げた。
「――ドラグニル公爵ギルバート様、ならびにメアモリ・フォン・バレン様、ご入場!!」
重厚な扉が、ゆっくりと開かれる。
会場中の視線が一点に集中する。
ざわめきが波のように引いていき、静寂が訪れた。
そして。
コツ、コツ、コツ……。
優雅な足音と共に、その二人は姿を現した。
「……っ!?」
誰かが、息を飲む音がした。
そこにいたのは、誰もが予想した「惨めな二人」ではなかった。
まず目を奪ったのは、メアモリだ。
彼女が身に纏っているのは、見たこともない素材のドレスだった。
深い森の緑を基調とし、光の加減でオーロラのように色が変化する。裾には微細な光の粒子――『夜光苔』の粉末を織り込んだ糸――が刺繍され、歩くたびに幻想的な輝きを放っている。
そして何より、彼女自身が発光しているかのように美しい。
温泉効果で透き通るような白磁の肌。
健康的で艶やかな唇。
かつての「能面」のような冷たさは消え、今は余裕と自信に満ちた「女神」のような微笑みを湛えている。
そして、その隣。
彼女をエスコートする男に、会場の令嬢たちが次々と悲鳴(黄色い方)を上げた。
「う、嘘でしょう……? あの方が、呪われ公爵……?」
「なんて……なんて美しいの……!」
漆黒の燕尾服を完璧に着こなしたギルバート様。
伸び放題だった髪は整えられ、後ろで緩く束ねられている。その髪型が、彼の色気のある切れ長の目と、涼やかなアイスブルーの瞳を際立たせていた。
背筋はピンと伸び、その立ち姿からは王者としての品格すら漂う。
かつての陰鬱なオーラは、ミステリアスな魅力へと昇華されていた。
「……あ、あ……」
クラーク王太子は、持っていたグラスを取り落とした。
ガシャン!
派手な音が響くが、誰も気にしない。全員が、入場してきた二人に釘付けだったからだ。
二人は、まるでレッドカーペットを歩く大スターのように、会場の中央へと進んだ。
周囲の貴族たちが、モーゼの海割れのように道を開ける。
「……メアモリ。視線が痛いぞ」
ギルバート様が、小声で囁く。
「我慢してください、公爵様。今、私たちは最高のショーケースの中にいるのです」
私は完璧な営業スマイルを崩さずに囁き返した。
「背筋を伸ばして。もっと不敵に微笑んでください。『お前らとは格が違う』というオーラを出して」
「……注文が多い」
彼は苦笑したが、それがまた周囲の令嬢たちのハートを射抜いたらしい。「キャーッ!」「笑ったわ!」と卒倒しそうな声が聞こえる。
私たちは、呆然としているクラーク王太子の前で足を止めた。
「ごきげんよう、殿下。お久しぶりです」
私が優雅にカーテシーをする。
「……メ、メアモリ……なのか?」
クラークは震える声で尋ねた。
「その姿は……一体……?」
「ドラグニル公爵領の正装です。いかがですか? 田舎にしては悪くないでしょう?」
「悪くないどころか……美しすぎる……」
クラークは、無意識に手を伸ばそうとした。
しかし、その手はすっと遮られた。
ギルバート様が、私の腰に手を回し、引き寄せたのだ。
「……気安く触れるな」
低い、けれどよく通る声。
ギルバート様は、冷ややかな瞳で王太子を見下ろした。
「彼女は今、私のパートナーだ。元婚約者といえど、無礼は許さん」
その威圧感は、魔力を使わずとも圧倒的だった。
クラークは蛇に睨まれた蛙のように縮こまる。
「ひっ……!」
「あら、公爵様。あまり威嚇しないでください。殿下が萎縮して、またお腹を壊してしまいます」
私はクスクスと笑い、周囲を見渡した。
「皆様も、そんなに遠巻きにせず、どうぞ近くでご覧ください。特に、私のこの肌のツヤを」
私は自分の頬に手を添えた。
その瞬間、貴族の奥様方が堰を切ったように押し寄せた。
「メアモリ様! 一体どんな魔法を使ったのですか!?」
「そのドレスの光は何ですの!?」
「公爵様のその艶やかな髪の秘訣は!?」
質問攻めだ。
計算通り。
私は扇子を開き、口元を隠してニッコリと笑った。
「うふふ。皆様、落ち着いて。全てお教えしますわ」
私は懐から、あらかじめ用意していた『商品カタログ(手書き・イラスト入り)』を取り出した。
「これらは全て、ドラグニル公爵領の恵みによるものです。この肌は『天然温泉』と『特製ハーブウォーター』の効果。ドレスの輝きは『夜光苔』。そして公爵様の健康は『ストレスフリーな生活』と『栄養満点の野菜』のおかげです」
「おんせん……? やこうごけ……?」
聞き慣れない単語に、皆が興味津々だ。
「本日は、特別にサンプルをご用意いたしました。数に限りがございますので、ご希望の方はお早めに……あちらのブースへどうぞ」
私が指差した先には、いつの間にかリリィ嬢が特設ブース(長机に白い布をかけただけ)を設置し、売り子としてスタンバイしていた。
「さあさあ! 早い者勝ちですわよ! 美容に効くトマト! 美白大根! そして限定十本の『公爵印の温泉水』! 今ならセットで金貨一枚!」
リリィ嬢の商売人魂もなかなかのものだ。
「まあ! わたくし買いますわ!」
「私も!」
「全部いただくわ!」
令嬢たちが雪崩を打ってリリィの元へ殺到する。
会場は一瞬にして、優雅なパーティーからバーゲンセール会場へと変貌した。
「……おい、メアモリ。これ、いいのか? 国王陛下の御前だぞ?」
ギルバート様が呆れ顔で呟く。
「いいのです。陛下も、国が潤うなら文句は言いません。それに……」
私は、群衆の外でポツンと取り残されているクラーク王太子をチラリと見た。
彼は、自分が捨てた女性が、自分が恐れていた男性と共に、誰よりも輝き、誰よりも注目されている光景を、ただ茫然と眺めていた。
その目には、後悔の色がありありと浮かんでいる。
「……最高の『ザマァ』でしょう?」
私が悪戯っぽく囁くと、ギルバート様は、ふっと優しく笑った。
「ああ。君の勝ちだ、悪役令嬢」
二人はグラスを軽く合わせ、勝利の美酒(ノンアルコールの葡萄ジュース)を味わった。
王都凱旋。
それは、メアモリの完全な勝利宣言であり、ドラグニル公爵領ブランドの華々しいデビュー戦となったのだった。
煌びやかなシャンデリア、豪華な料理、着飾った貴族たち。
しかし、彼らの会話の中心にあるのは、今夜の主賓である国王陛下のことではなく、もっぱらある一組の招待客の噂話だった。
「聞いたか? あのメアモリ嬢が来るらしいぞ」
「追放された悪役令嬢でしょう? きっと見る影もなくやつれているに違いないわ」
「しかも、あの『呪われ公爵』と一緒だとか……。恐ろしい、瘴気を撒き散らすのではないか?」
クラーク王太子もまた、会場の中心で落ち着かない様子でグラスを傾けていた。
「……本当に来るのか? メアモリが」
彼は、周囲の貴族たちに「メアモリは反省して戻ってくるのだ」と説明していた手前、彼女がどんな姿で現れるか気が気ではなかった。
もし、ボロボロの服で泣き叫びながら現れたら、自分の評判に関わる。
いや、逆に惨めな姿を見せれば、「やはり王太子殿下の庇護がなければ生きていけないのだ」と証明できるかもしれない。
「殿下、大丈夫ですよぉ」
側近の一人がご機嫌取りの笑みを浮かべる。
「あんな田舎に引きこもっていたのです。ドレスも流行遅れ、肌は日焼けでボロボロ、髪はパサパサ……きっと笑い者になるだけです」
「そ、そうだな。うむ」
その時だった。
会場の扉の前に立つ衛兵が、声を張り上げた。
「――ドラグニル公爵ギルバート様、ならびにメアモリ・フォン・バレン様、ご入場!!」
重厚な扉が、ゆっくりと開かれる。
会場中の視線が一点に集中する。
ざわめきが波のように引いていき、静寂が訪れた。
そして。
コツ、コツ、コツ……。
優雅な足音と共に、その二人は姿を現した。
「……っ!?」
誰かが、息を飲む音がした。
そこにいたのは、誰もが予想した「惨めな二人」ではなかった。
まず目を奪ったのは、メアモリだ。
彼女が身に纏っているのは、見たこともない素材のドレスだった。
深い森の緑を基調とし、光の加減でオーロラのように色が変化する。裾には微細な光の粒子――『夜光苔』の粉末を織り込んだ糸――が刺繍され、歩くたびに幻想的な輝きを放っている。
そして何より、彼女自身が発光しているかのように美しい。
温泉効果で透き通るような白磁の肌。
健康的で艶やかな唇。
かつての「能面」のような冷たさは消え、今は余裕と自信に満ちた「女神」のような微笑みを湛えている。
そして、その隣。
彼女をエスコートする男に、会場の令嬢たちが次々と悲鳴(黄色い方)を上げた。
「う、嘘でしょう……? あの方が、呪われ公爵……?」
「なんて……なんて美しいの……!」
漆黒の燕尾服を完璧に着こなしたギルバート様。
伸び放題だった髪は整えられ、後ろで緩く束ねられている。その髪型が、彼の色気のある切れ長の目と、涼やかなアイスブルーの瞳を際立たせていた。
背筋はピンと伸び、その立ち姿からは王者としての品格すら漂う。
かつての陰鬱なオーラは、ミステリアスな魅力へと昇華されていた。
「……あ、あ……」
クラーク王太子は、持っていたグラスを取り落とした。
ガシャン!
派手な音が響くが、誰も気にしない。全員が、入場してきた二人に釘付けだったからだ。
二人は、まるでレッドカーペットを歩く大スターのように、会場の中央へと進んだ。
周囲の貴族たちが、モーゼの海割れのように道を開ける。
「……メアモリ。視線が痛いぞ」
ギルバート様が、小声で囁く。
「我慢してください、公爵様。今、私たちは最高のショーケースの中にいるのです」
私は完璧な営業スマイルを崩さずに囁き返した。
「背筋を伸ばして。もっと不敵に微笑んでください。『お前らとは格が違う』というオーラを出して」
「……注文が多い」
彼は苦笑したが、それがまた周囲の令嬢たちのハートを射抜いたらしい。「キャーッ!」「笑ったわ!」と卒倒しそうな声が聞こえる。
私たちは、呆然としているクラーク王太子の前で足を止めた。
「ごきげんよう、殿下。お久しぶりです」
私が優雅にカーテシーをする。
「……メ、メアモリ……なのか?」
クラークは震える声で尋ねた。
「その姿は……一体……?」
「ドラグニル公爵領の正装です。いかがですか? 田舎にしては悪くないでしょう?」
「悪くないどころか……美しすぎる……」
クラークは、無意識に手を伸ばそうとした。
しかし、その手はすっと遮られた。
ギルバート様が、私の腰に手を回し、引き寄せたのだ。
「……気安く触れるな」
低い、けれどよく通る声。
ギルバート様は、冷ややかな瞳で王太子を見下ろした。
「彼女は今、私のパートナーだ。元婚約者といえど、無礼は許さん」
その威圧感は、魔力を使わずとも圧倒的だった。
クラークは蛇に睨まれた蛙のように縮こまる。
「ひっ……!」
「あら、公爵様。あまり威嚇しないでください。殿下が萎縮して、またお腹を壊してしまいます」
私はクスクスと笑い、周囲を見渡した。
「皆様も、そんなに遠巻きにせず、どうぞ近くでご覧ください。特に、私のこの肌のツヤを」
私は自分の頬に手を添えた。
その瞬間、貴族の奥様方が堰を切ったように押し寄せた。
「メアモリ様! 一体どんな魔法を使ったのですか!?」
「そのドレスの光は何ですの!?」
「公爵様のその艶やかな髪の秘訣は!?」
質問攻めだ。
計算通り。
私は扇子を開き、口元を隠してニッコリと笑った。
「うふふ。皆様、落ち着いて。全てお教えしますわ」
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「本日は、特別にサンプルをご用意いたしました。数に限りがございますので、ご希望の方はお早めに……あちらのブースへどうぞ」
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「さあさあ! 早い者勝ちですわよ! 美容に効くトマト! 美白大根! そして限定十本の『公爵印の温泉水』! 今ならセットで金貨一枚!」
リリィ嬢の商売人魂もなかなかのものだ。
「まあ! わたくし買いますわ!」
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「……おい、メアモリ。これ、いいのか? 国王陛下の御前だぞ?」
ギルバート様が呆れ顔で呟く。
「いいのです。陛下も、国が潤うなら文句は言いません。それに……」
私は、群衆の外でポツンと取り残されているクラーク王太子をチラリと見た。
彼は、自分が捨てた女性が、自分が恐れていた男性と共に、誰よりも輝き、誰よりも注目されている光景を、ただ茫然と眺めていた。
その目には、後悔の色がありありと浮かんでいる。
「……最高の『ザマァ』でしょう?」
私が悪戯っぽく囁くと、ギルバート様は、ふっと優しく笑った。
「ああ。君の勝ちだ、悪役令嬢」
二人はグラスを軽く合わせ、勝利の美酒(ノンアルコールの葡萄ジュース)を味わった。
王都凱旋。
それは、メアモリの完全な勝利宣言であり、ドラグニル公爵領ブランドの華々しいデビュー戦となったのだった。
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