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「金が……ない」
執務室の重厚なデスクに突っ伏し、シリウス様が魂の抜けた声を出した。
その横では、執事のセバスが分厚い帳簿を抱え、同じように眉間の皺を深くしている。
「どう計算しても足りませぬ。今年の冬は長く、暖房用の魔石の消費が予想以上でした。それに加え、先日のワイバーン襲来による城壁の修繕費、兵士たちの危険手当……」
「わかっている。だが、領民からこれ以上税を取り立てるわけにはいかん。彼らもギリギリの生活だ」
「しかし、このままでは来月の食費すら……」
重苦しい空気。
まさに「お先真っ暗」という言葉が似合う光景だ。
そこへ、私が元気よく飛び込んだ。
「失礼しますわー! 旦那様、相談がありますの!」
「……カプリか。すまんが、今は取り込み中で……」
「新しい実験用の『ミスリル製・遠心分離機』が欲しいのです! お値段、金貨500枚! サインをお願いします!」
私はピラリと見積書を差し出した。
シリウス様とセバスが同時に白目を剥いた。
「ご、ごひゃく……!?」
「カプリ様、空気をお読みください! 今、当家は破産寸前なのですぞ!」
セバスが悲鳴のような声を上げる。
「破産?」
私はキョトンとして首を傾げた。
「どういうことですの? 辺境伯家といえば、広大な領地を持つ大貴族でしょう? お金なんて湧いてくるものではなくて?」
「湧いてくるわけがあるか! ここは北の最果てだぞ! 特産品は雪と魔物だけ! 常に赤字経営なんだ!」
シリウス様が頭を抱えて叫んだ。
なるほど。
つまり、私のスポンサーは現在、金欠ということね。
(これは由々しき事態だわ……)
お金がないということは、新しい実験器具が買えないということ。
実験器具が買えないということは、私の研究がストップするということ。
それはつまり、私の人生の楽しみが奪われるということ!
「許せませんわ!」
私はドン! と机を叩いた。
「貧乏なんて、この私が許しません! 私の研究費……いいえ、領地の未来のために、稼いでみせましょう!」
「稼ぐと言ってもなぁ。魔物の素材を売るにしても限度が……」
「いいえ、もっと効率的で、継続的に利益が出る『商品』を開発すればいいのです。ちょうど、試作中の発明品がありますの」
私は不敵に微笑み、廊下に向かって指を鳴らした。
「入りなさい、『癒やしの・ゴーレムチェア1号』!」
ズズズズズ……。
重い音を立てて入ってきたのは、一見すると豪華な革張りの安楽椅子だった。
ただし、背もたれから不気味な「木製の腕」が四本生えており、座面の下には怪しい魔導回路が明滅している点を除けば。
「……なんだ、その呪いのアイテムみたいな椅子は」
「失礼ね。これは、研究に疲れた私の肩凝りをほぐすために開発した『全自動マッサージチェア』です!」
「マッサージ……? その木の腕でか?」
「ええ。百聞は一見に如かず。旦那様、座ってみてください」
「嫌だ! 絶対になんか爆発する!」
「しませんわよ(多分)。さあ、領地の財政難を救うためだと思って!」
私は嫌がるシリウス様を無理やり引きずり、椅子に座らせた。
そして、拘束ベルト(安全用)をカチャリと締める。
「おい、また拘束か!?」
「動くと危ないからです。では、スイッチ・オン!」
私が背面のレバーを引くと、椅子の魔導回路がブゥンと唸りを上げた。
「ウィーン……ガシャン!」
背もたれから生えた四本の木の腕が、シリウス様の肩と背中をガシッと掴んだ。
「うおっ!?」
「モード設定、『極楽揉み解し』スタート!」
ドカッ! バキッ! ゴッ!
「痛ッ! 痛い痛い! これ打撃だろ! マッサージじゃなくて殴打だ!」
シリウス様の悲鳴が上がる。
木の腕は目にも止まらぬ速さで、彼の僧帽筋を連打し、背骨を指圧(という名の圧迫)していく。
「あだだだだ! 骨! 骨が鳴ってる!」
「最初は少し痛みを感じますが、すぐに天国へ行けますわ(意識が飛びます)」
「表現が怖い!」
「そこだ! 必殺、『頸動脈締め』!」
「えっ」
ウィーン!
上の二本の腕が、シリウス様の首に絡みつき、プロレス技のスリーパーホールドのように締め上げた。
「ぐええええええッ!? し、死ぬ……! 落ちる……!」
シリウス様が白目を剥いてバタバタと足を動かす。
セバスが「旦那様ーッ!?」と叫んで駆け寄ろうとする。
「あと三秒です! 3、2、1……終了!」
プシュー……。
蒸気を吹いて、椅子が停止した。
拘束が解かれ、シリウス様がガクンと崩れ落ちる。
ゼェゼェと荒い息を吐き、虚ろな目で天井を見上げている。
「……だ、旦那様? ご無事ですか?」
セバスが恐る恐る声をかけると、シリウス様がゆっくりと起き上がった。
「……あれ?」
彼は首をコキコキと鳴らし、肩を回した。
「か、軽い……?」
「え?」
「あれだけ重かった肩が、羽が生えたように軽いぞ!? 万年腰痛だった腰も、痛みが消えている……!」
シリウス様の顔に、驚きと感動が広がった。
死の淵を見た直後だからか、その表情は解脱した聖人のように晴れやかだ。
「血行が良くなり、全身に力がみなぎってくるようだ! す、すごいぞカプリ! 死ぬほど痛かったが、効果は劇的だ!」
「でしょう? 『痛みと引き換えに健康を得る』、これぞ等価交換ですわ」
私は胸を張った。
実際は、締め技で一度気絶させることで筋肉を強制的にリラックスさせているだけなのだが、細かいことはいいだろう。
それを見ていたセバスが、商人の目をして眼鏡を光らせた。
「……奥様。これ、量産できますか?」
「ええ、素材さえあれば」
「売れます。間違いなく売れますぞ! 特に、激務に追われる王都の官僚や、万年肩凝りの騎士団長クラスに!」
「おお! では、商品名は『地獄の極楽チェア』でどうかしら?」
「キャッチーですな! 『一度座れば(気絶して)スッキリ!』という宣伝文句でいきましょう!」
こうして、グリム辺境伯領の新たな特産品が誕生した。
◇
一ヶ月後。
セバスの読み通り、私の『ゴーレムチェア』は爆発的なヒット商品となった。
最初は「拷問器具か?」と疑われたが、実際に体験した騎士たちが「死ぬかと思ったが、翌日の剣のキレが違う!」と口コミを広げたのだ。
噂は王都まで届き、過労気味の宰相や、ダンスの練習で足を痛めた貴族たちから注文が殺到した。
「ふふふ……。金貨が……金貨が山のように……」
執務室で、私は積み上がった売上金(金貨)を数えながらニヤニヤが止まらなかった。
「これで遠心分離機も、新しい大釜も、ドラゴンの鱗も買い放題ですわ!」
その横で、シリウス様は複雑な顔をしていた。
「……財政難が救われたのは嬉しいが、我が領の特産品が『首を絞めてくる椅子』というのは、外聞的にどうなんだ?」
「何を仰いますか。今や旦那様は『癒やしの辺境伯』と呼ばれていますのよ?」
「『死と再生を司る辺境伯』の間違いじゃないか?」
そんな文句を言いながらも、シリウス様もまんざらではない様子だ。
なぜなら、彼専用の『特注チェア(締め技強化版)』に座りながら、気持ちよさそうに(たまに白目を剥きながら)書類仕事をしているからだ。
「ぐっ……ううっ……! (バキバキッ)……ふぅ、スッキリした。よし、次の書類だ」
慣れとは恐ろしいものである。
こうして辺境の財政危機は去った。
なお、この椅子を購入したロランド王子が、誤作動で三時間締め技をかけ続けられ、王都で大騒ぎになったというニュースが届いたのは、もう少し先の話である。
執務室の重厚なデスクに突っ伏し、シリウス様が魂の抜けた声を出した。
その横では、執事のセバスが分厚い帳簿を抱え、同じように眉間の皺を深くしている。
「どう計算しても足りませぬ。今年の冬は長く、暖房用の魔石の消費が予想以上でした。それに加え、先日のワイバーン襲来による城壁の修繕費、兵士たちの危険手当……」
「わかっている。だが、領民からこれ以上税を取り立てるわけにはいかん。彼らもギリギリの生活だ」
「しかし、このままでは来月の食費すら……」
重苦しい空気。
まさに「お先真っ暗」という言葉が似合う光景だ。
そこへ、私が元気よく飛び込んだ。
「失礼しますわー! 旦那様、相談がありますの!」
「……カプリか。すまんが、今は取り込み中で……」
「新しい実験用の『ミスリル製・遠心分離機』が欲しいのです! お値段、金貨500枚! サインをお願いします!」
私はピラリと見積書を差し出した。
シリウス様とセバスが同時に白目を剥いた。
「ご、ごひゃく……!?」
「カプリ様、空気をお読みください! 今、当家は破産寸前なのですぞ!」
セバスが悲鳴のような声を上げる。
「破産?」
私はキョトンとして首を傾げた。
「どういうことですの? 辺境伯家といえば、広大な領地を持つ大貴族でしょう? お金なんて湧いてくるものではなくて?」
「湧いてくるわけがあるか! ここは北の最果てだぞ! 特産品は雪と魔物だけ! 常に赤字経営なんだ!」
シリウス様が頭を抱えて叫んだ。
なるほど。
つまり、私のスポンサーは現在、金欠ということね。
(これは由々しき事態だわ……)
お金がないということは、新しい実験器具が買えないということ。
実験器具が買えないということは、私の研究がストップするということ。
それはつまり、私の人生の楽しみが奪われるということ!
「許せませんわ!」
私はドン! と机を叩いた。
「貧乏なんて、この私が許しません! 私の研究費……いいえ、領地の未来のために、稼いでみせましょう!」
「稼ぐと言ってもなぁ。魔物の素材を売るにしても限度が……」
「いいえ、もっと効率的で、継続的に利益が出る『商品』を開発すればいいのです。ちょうど、試作中の発明品がありますの」
私は不敵に微笑み、廊下に向かって指を鳴らした。
「入りなさい、『癒やしの・ゴーレムチェア1号』!」
ズズズズズ……。
重い音を立てて入ってきたのは、一見すると豪華な革張りの安楽椅子だった。
ただし、背もたれから不気味な「木製の腕」が四本生えており、座面の下には怪しい魔導回路が明滅している点を除けば。
「……なんだ、その呪いのアイテムみたいな椅子は」
「失礼ね。これは、研究に疲れた私の肩凝りをほぐすために開発した『全自動マッサージチェア』です!」
「マッサージ……? その木の腕でか?」
「ええ。百聞は一見に如かず。旦那様、座ってみてください」
「嫌だ! 絶対になんか爆発する!」
「しませんわよ(多分)。さあ、領地の財政難を救うためだと思って!」
私は嫌がるシリウス様を無理やり引きずり、椅子に座らせた。
そして、拘束ベルト(安全用)をカチャリと締める。
「おい、また拘束か!?」
「動くと危ないからです。では、スイッチ・オン!」
私が背面のレバーを引くと、椅子の魔導回路がブゥンと唸りを上げた。
「ウィーン……ガシャン!」
背もたれから生えた四本の木の腕が、シリウス様の肩と背中をガシッと掴んだ。
「うおっ!?」
「モード設定、『極楽揉み解し』スタート!」
ドカッ! バキッ! ゴッ!
「痛ッ! 痛い痛い! これ打撃だろ! マッサージじゃなくて殴打だ!」
シリウス様の悲鳴が上がる。
木の腕は目にも止まらぬ速さで、彼の僧帽筋を連打し、背骨を指圧(という名の圧迫)していく。
「あだだだだ! 骨! 骨が鳴ってる!」
「最初は少し痛みを感じますが、すぐに天国へ行けますわ(意識が飛びます)」
「表現が怖い!」
「そこだ! 必殺、『頸動脈締め』!」
「えっ」
ウィーン!
上の二本の腕が、シリウス様の首に絡みつき、プロレス技のスリーパーホールドのように締め上げた。
「ぐええええええッ!? し、死ぬ……! 落ちる……!」
シリウス様が白目を剥いてバタバタと足を動かす。
セバスが「旦那様ーッ!?」と叫んで駆け寄ろうとする。
「あと三秒です! 3、2、1……終了!」
プシュー……。
蒸気を吹いて、椅子が停止した。
拘束が解かれ、シリウス様がガクンと崩れ落ちる。
ゼェゼェと荒い息を吐き、虚ろな目で天井を見上げている。
「……だ、旦那様? ご無事ですか?」
セバスが恐る恐る声をかけると、シリウス様がゆっくりと起き上がった。
「……あれ?」
彼は首をコキコキと鳴らし、肩を回した。
「か、軽い……?」
「え?」
「あれだけ重かった肩が、羽が生えたように軽いぞ!? 万年腰痛だった腰も、痛みが消えている……!」
シリウス様の顔に、驚きと感動が広がった。
死の淵を見た直後だからか、その表情は解脱した聖人のように晴れやかだ。
「血行が良くなり、全身に力がみなぎってくるようだ! す、すごいぞカプリ! 死ぬほど痛かったが、効果は劇的だ!」
「でしょう? 『痛みと引き換えに健康を得る』、これぞ等価交換ですわ」
私は胸を張った。
実際は、締め技で一度気絶させることで筋肉を強制的にリラックスさせているだけなのだが、細かいことはいいだろう。
それを見ていたセバスが、商人の目をして眼鏡を光らせた。
「……奥様。これ、量産できますか?」
「ええ、素材さえあれば」
「売れます。間違いなく売れますぞ! 特に、激務に追われる王都の官僚や、万年肩凝りの騎士団長クラスに!」
「おお! では、商品名は『地獄の極楽チェア』でどうかしら?」
「キャッチーですな! 『一度座れば(気絶して)スッキリ!』という宣伝文句でいきましょう!」
こうして、グリム辺境伯領の新たな特産品が誕生した。
◇
一ヶ月後。
セバスの読み通り、私の『ゴーレムチェア』は爆発的なヒット商品となった。
最初は「拷問器具か?」と疑われたが、実際に体験した騎士たちが「死ぬかと思ったが、翌日の剣のキレが違う!」と口コミを広げたのだ。
噂は王都まで届き、過労気味の宰相や、ダンスの練習で足を痛めた貴族たちから注文が殺到した。
「ふふふ……。金貨が……金貨が山のように……」
執務室で、私は積み上がった売上金(金貨)を数えながらニヤニヤが止まらなかった。
「これで遠心分離機も、新しい大釜も、ドラゴンの鱗も買い放題ですわ!」
その横で、シリウス様は複雑な顔をしていた。
「……財政難が救われたのは嬉しいが、我が領の特産品が『首を絞めてくる椅子』というのは、外聞的にどうなんだ?」
「何を仰いますか。今や旦那様は『癒やしの辺境伯』と呼ばれていますのよ?」
「『死と再生を司る辺境伯』の間違いじゃないか?」
そんな文句を言いながらも、シリウス様もまんざらではない様子だ。
なぜなら、彼専用の『特注チェア(締め技強化版)』に座りながら、気持ちよさそうに(たまに白目を剥きながら)書類仕事をしているからだ。
「ぐっ……ううっ……! (バキバキッ)……ふぅ、スッキリした。よし、次の書類だ」
慣れとは恐ろしいものである。
こうして辺境の財政危機は去った。
なお、この椅子を購入したロランド王子が、誤作動で三時間締め技をかけ続けられ、王都で大騒ぎになったというニュースが届いたのは、もう少し先の話である。
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