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第96話 中年親父達の底力
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ゼダックさんが船長室から拡声器を使って一応警告をしてみるが、やはり向こうからの反応はないようだ。
それどころか三隻の船はどんどんこちらに近づいてきている。
あんなに堂々と海賊っぽい旗をなびかせてるんだから、やっぱりまともな船じゃないよな。
海賊が襲来してる知らせが船内に伝わったのか、年配の船員達が続々とデッキに現れて弓で応戦を開始する。
俺も弓で応戦しようとするが、使い方が分からないので見よう見まねで射つ。
リネットとフィオも同じように他の人の真似をして弓を引くも、矢はヘロヘロと飛んですぐに海に落ちてしまう。
「ああ! もう! なんなのよこれ! この弓壊れてるんじゃないの?!」
腹ただしそうに弓をデッキの叩きつけようとすると、レグルスさんが使い方を教えてくれる。
「それじゃあダメだ。俺のをよく見てろ。弓はこうやって使うんだ」
レグルスはやや弓を上に向け、矢を弓の中心部に固定して真っ直ぐ弦を引く。そして、指を離すと矢はキレイに弧を描いて海賊船に向かって飛んでいく。
「すっごい! なんであんなに真っ直ぐ飛ぶの!?」
「ははっ、昔取った杵柄ってやつかな。さあ、敵は待ってはくれないからな。一緒に迎撃するぞ!」
レグルスは仲間に指示を出しながら攻撃が手薄の場所に向かう。一方の船員達も臆することなく声を上げてどんどん矢を放っていく。
こんな状況なのにみんな楽しそうだな。というか、なんでただのおじさん達がこんなに武器の扱いが上手いんだよ。
俺達も負けじと弓を射っていたら、バルバロス号の船体から海賊船に向かって火の球が発射される。
火球が命中した海賊船はもくもくと煙を上げ始めて徐々に火が広がっていく。
この船にこんな装備もあったのか! これなら撃退出来そうだな!
だが、向こうも攻撃準備が整ったらしく、四方から無数の矢が降ってくる。
俺は危険を感じて降ってくる矢からリネットとフィオを自分の体使って庇う。
すると突如目の前に大きな青い翼が出現して、降ってくる矢から俺達を守ってくれる。
「みんな! 大丈夫!?」
振り返るとサーシャとマリィがこっちに駆け寄ってきている。
「サーシャ! ありがとう助かったよ」
「海賊が現れたらしいですね。私達も協力しましょう」
「あいつ等こっちの船に乗り込んでくるつもりみたいだから、近づけさせないようするぞ」
「海賊か……丁度いい。ダルガデルに連行すればうまく話がまとまるかもしれんな」
サーシャの防御もあって俺達は近づけさせないように迎撃を再開する。
しかし、一隻の海賊船がその攻撃に構わず強引にバルバロス号の横につけてくる。
船同士がぶつかった衝撃で船体が大きく揺れ、足がよろめいてしまう。
「みんな大丈夫か?! 気を付けろ! 乗り込んでくるぞ!」
倒れそうなサーシャを支えて海賊の侵入に備える。レグルスさん達も弓から剣に持ちかけて白兵戦の準備を始める。
海賊船から同じ顔をした二人の大男が、手に斧を持ってバルバロス号に飛び乗ってくる。
「はっはっはっはっ! 今日は何も収穫が無かったと思ったら、帰りにこんな獲物に出くわすなんてツイてるぜ! なあシルバー?!」
「そうだなゴールドのアニキ! こいつ等に俺達の船を壊した責任は取ってもらおうぜ!」
これを皮切りに海賊船から続々と剣を持った男達が乗り込んでくる。
「おい小僧! この船の船長はどこだ!」
ゴールドと呼ばれた巨漢の男が俺に目を向け聞いてくる。
「その前にお前等この船をどうしようってんだ?」
「聞いてるのは俺なんだから大人しく答えろ! 船は勿論頂戴するに決まってんだろ!」
「船長ならすぐに来るはずだ。それで俺達をどうするつもりだ?」
「だったらグチグチ言ってねえで今すぐ呼んでこい! 大人しく船を渡すならそれでよし。逆らうようなら皆殺しだ!」
「解ったすぐ呼びにいこう。ところでお前等は何者なんだ?」
「俺達が誰だろうがそんなのお前が知る必要はねえ! あまり俺達を海賊ボイラール団を甘く見るなよ?」
全部答えてくれた……。
仕方なく呼びに行こうとしたそのとき、デッキにゼダックさんが現れる。
船員がそちらに注目したのでゴールドは、ニヤッとしてゼダックに自分達の要求をする。
「あんたがこの船長さんかい? 大人しくこの船を寄越すんだ。そうすればこれ以上手荒な真似はしねえ。解ったら船員達を俺達を船に移動させろ」
ゼダックはそれに動じることなくパイプを口に咥えたまま、その要求を却下する。
「たった三隻とは随分とちんけな海賊だな。そんなお前等にくれてやるものは何一つねえ。解ったらさっさと自分の船にけえるんだな」
「ジジイ……こっちはお情けで交渉してやってんのに随分舐めた口を利くじゃねえか! おい! お前達やっちまえ!」
「ガキが! そうイキるんじゃねえよ! お前達! こいつらをつまみ出すぞ!」
これを合図にお互いの船員達のが船上で戦いを始め出す。
僅か数分の交渉に戸惑いつつ、俺達も海賊を追い払うことにする。
人数はそう変わらないがこちらの船員とレグルスさん達の方が強いみたいで、次々と海賊達を倒していく。
おじさんみんな強いな! そりゃあ要求を断るわけだ。
これは予想外の展開だったのか双子の顔に焦りが見え始める。
「もうあんた達だけになるな。どうする? 投降するか?」
「ふざけるんじゃねえ! こんなガキとジジイ共に負けたなんて知られたら、この先一生恥を晒して生きていくことになるぜ!」
俺が双子にそう告げると、二人は額に血管を浮かばせ斧を振り下ろしてくる。
二人の巨体から繰り出される一撃は到底受け止められるものではないだろうが、大振りなうえ遅すぎて当たるものではない。
俺は少し前に出て手をかざす。
「《バーストファイヤ》!」
手のひらから炎を伴った爆風が発生し、一方の巨体を吹き飛ばす。
うん、こういう大きい敵のときは魔法の方が効果的だな。
「あっ! シルバー! ……このやろう! よくも俺の可愛い弟を!」
どうやら俺が吹き飛ばしたのはシルバーだったようで、ゴールドが斧を持って俺に突進してくる。
だが、一歩足を踏み出した瞬間にゴールドの頭付近でパンッ! と何かが破裂する。
その衝撃でゴールドは白目を剥いてその場に崩れ落ちる。
「エスプリマを使うほどの敵ではないな」
後ろを向くとマリィがゴールドを見下ろしている。
「今のはマリィがやったのか?」
「ああ、弾を親指で弾いただけだ。大したことではないさ」
だから、普通そんなこと出来ませんけどね……。でもまあ、これでこいつらも廃業だな。
それどころか三隻の船はどんどんこちらに近づいてきている。
あんなに堂々と海賊っぽい旗をなびかせてるんだから、やっぱりまともな船じゃないよな。
海賊が襲来してる知らせが船内に伝わったのか、年配の船員達が続々とデッキに現れて弓で応戦を開始する。
俺も弓で応戦しようとするが、使い方が分からないので見よう見まねで射つ。
リネットとフィオも同じように他の人の真似をして弓を引くも、矢はヘロヘロと飛んですぐに海に落ちてしまう。
「ああ! もう! なんなのよこれ! この弓壊れてるんじゃないの?!」
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「それじゃあダメだ。俺のをよく見てろ。弓はこうやって使うんだ」
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「ははっ、昔取った杵柄ってやつかな。さあ、敵は待ってはくれないからな。一緒に迎撃するぞ!」
レグルスは仲間に指示を出しながら攻撃が手薄の場所に向かう。一方の船員達も臆することなく声を上げてどんどん矢を放っていく。
こんな状況なのにみんな楽しそうだな。というか、なんでただのおじさん達がこんなに武器の扱いが上手いんだよ。
俺達も負けじと弓を射っていたら、バルバロス号の船体から海賊船に向かって火の球が発射される。
火球が命中した海賊船はもくもくと煙を上げ始めて徐々に火が広がっていく。
この船にこんな装備もあったのか! これなら撃退出来そうだな!
だが、向こうも攻撃準備が整ったらしく、四方から無数の矢が降ってくる。
俺は危険を感じて降ってくる矢からリネットとフィオを自分の体使って庇う。
すると突如目の前に大きな青い翼が出現して、降ってくる矢から俺達を守ってくれる。
「みんな! 大丈夫!?」
振り返るとサーシャとマリィがこっちに駆け寄ってきている。
「サーシャ! ありがとう助かったよ」
「海賊が現れたらしいですね。私達も協力しましょう」
「あいつ等こっちの船に乗り込んでくるつもりみたいだから、近づけさせないようするぞ」
「海賊か……丁度いい。ダルガデルに連行すればうまく話がまとまるかもしれんな」
サーシャの防御もあって俺達は近づけさせないように迎撃を再開する。
しかし、一隻の海賊船がその攻撃に構わず強引にバルバロス号の横につけてくる。
船同士がぶつかった衝撃で船体が大きく揺れ、足がよろめいてしまう。
「みんな大丈夫か?! 気を付けろ! 乗り込んでくるぞ!」
倒れそうなサーシャを支えて海賊の侵入に備える。レグルスさん達も弓から剣に持ちかけて白兵戦の準備を始める。
海賊船から同じ顔をした二人の大男が、手に斧を持ってバルバロス号に飛び乗ってくる。
「はっはっはっはっ! 今日は何も収穫が無かったと思ったら、帰りにこんな獲物に出くわすなんてツイてるぜ! なあシルバー?!」
「そうだなゴールドのアニキ! こいつ等に俺達の船を壊した責任は取ってもらおうぜ!」
これを皮切りに海賊船から続々と剣を持った男達が乗り込んでくる。
「おい小僧! この船の船長はどこだ!」
ゴールドと呼ばれた巨漢の男が俺に目を向け聞いてくる。
「その前にお前等この船をどうしようってんだ?」
「聞いてるのは俺なんだから大人しく答えろ! 船は勿論頂戴するに決まってんだろ!」
「船長ならすぐに来るはずだ。それで俺達をどうするつもりだ?」
「だったらグチグチ言ってねえで今すぐ呼んでこい! 大人しく船を渡すならそれでよし。逆らうようなら皆殺しだ!」
「解ったすぐ呼びにいこう。ところでお前等は何者なんだ?」
「俺達が誰だろうがそんなのお前が知る必要はねえ! あまり俺達を海賊ボイラール団を甘く見るなよ?」
全部答えてくれた……。
仕方なく呼びに行こうとしたそのとき、デッキにゼダックさんが現れる。
船員がそちらに注目したのでゴールドは、ニヤッとしてゼダックに自分達の要求をする。
「あんたがこの船長さんかい? 大人しくこの船を寄越すんだ。そうすればこれ以上手荒な真似はしねえ。解ったら船員達を俺達を船に移動させろ」
ゼダックはそれに動じることなくパイプを口に咥えたまま、その要求を却下する。
「たった三隻とは随分とちんけな海賊だな。そんなお前等にくれてやるものは何一つねえ。解ったらさっさと自分の船にけえるんだな」
「ジジイ……こっちはお情けで交渉してやってんのに随分舐めた口を利くじゃねえか! おい! お前達やっちまえ!」
「ガキが! そうイキるんじゃねえよ! お前達! こいつらをつまみ出すぞ!」
これを合図にお互いの船員達のが船上で戦いを始め出す。
僅か数分の交渉に戸惑いつつ、俺達も海賊を追い払うことにする。
人数はそう変わらないがこちらの船員とレグルスさん達の方が強いみたいで、次々と海賊達を倒していく。
おじさんみんな強いな! そりゃあ要求を断るわけだ。
これは予想外の展開だったのか双子の顔に焦りが見え始める。
「もうあんた達だけになるな。どうする? 投降するか?」
「ふざけるんじゃねえ! こんなガキとジジイ共に負けたなんて知られたら、この先一生恥を晒して生きていくことになるぜ!」
俺が双子にそう告げると、二人は額に血管を浮かばせ斧を振り下ろしてくる。
二人の巨体から繰り出される一撃は到底受け止められるものではないだろうが、大振りなうえ遅すぎて当たるものではない。
俺は少し前に出て手をかざす。
「《バーストファイヤ》!」
手のひらから炎を伴った爆風が発生し、一方の巨体を吹き飛ばす。
うん、こういう大きい敵のときは魔法の方が効果的だな。
「あっ! シルバー! ……このやろう! よくも俺の可愛い弟を!」
どうやら俺が吹き飛ばしたのはシルバーだったようで、ゴールドが斧を持って俺に突進してくる。
だが、一歩足を踏み出した瞬間にゴールドの頭付近でパンッ! と何かが破裂する。
その衝撃でゴールドは白目を剥いてその場に崩れ落ちる。
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