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第120話 嵐の前の嵐
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気まずい空気が流れたのでウラガン団長と別れて、ガスバルさんやアハナさん達にお土産を配りにいくことに。
お土産を全て配り終えたのでイネス先生の部屋に戻って話をする。
「良かったなフィオ。ガスバルさんスゴく喜んでいたじゃないか」
「うん! あの棍棒も使うって言ってたよ」
「ロマリさん達も喜んでくれてたし、買ってきて正解だな。なあ? リネット」
「そうね」
リネットは俺と目を合わせようとせず、お土産で買ってきたお菓子をバクバクと食べている。
「ど、どうしたんだ? 随分と不機嫌じゃないか?」
「別に」
「そうか……だったらいいんだけど」
「はっはっはっ! 大方ソウタが怒らせるようなことしたんだろう?」
「お土産配りに行っただけですよ? 何もあるわけないじゃないですか。それより、イネス先生は会議に出席しないんですか?」
「私も年だからね。長時間の会議はキツいから、後でエクシエルに教えてもらってるんだ」
「慣れない異世界での生活も疲れるでしょうしね……。イネス先生だけイストウィアに帰れないですか?」
「そりゃあ帰ろうと思えば帰れるけど、ここまできたら最後まで見届けるさ。それに、城の連中達と割りと楽しくやってるからね」
「こんなこと早く終わらせて平和を取り戻したいですね」
「いいこと言うじゃないか。向こうに行って少し変わったかい?」
「ははっ、残念ながら大した変化はありませんよ。自信をつけるどころか、またみんなに助けられました」
「はっはっ。勇者になるまでまだまだ遠そうだね。まあでも、あんたはよくやってるよ」
「みんなと一緒だから出来ただけです。勇者と言えばあの人達どうなったんです?」
「見張ってなくても、ようやく真面目にやるようになったよ。泣き言ばっかり言ってるけどね」
「今は戦力が一人でも欲しいですからね。俺達も最後のオーブを守るためアルパルタに行ってきます」
「ここで守りきれるかどうかでだいぶ変わってくるだろうね……。さっきの話だとムングスルド達も動き出してるから、そっちに渡す方が危ないかもしれないね」
その後少しだけイネス先生と話をして一度家に帰ることにする。
俺は城門前で一度四人と別れて、アリエルのお店に向かう。
そして『ラエティティア』に到着して店が開いてるか確認しに行くが、扉には以前と同じく手書きで書かれた紙が貼ってある。
やっぱりか……。この様子だとあれから一度も帰ってきてないみたいだな。
久しぶりに会って話せるかと思ってたのに残念だ。仕方ない。買い物に行ってる四人と合流するか。
買ってきたお土産を持って四人が行くと言ってた家具屋に行く。
買い物途中のリネット達を見つけ、テーブルや椅子などをいくつか家具を購入する。
後で持ってきてもらうようお願いして先に家に帰って待つことに。
「いやぁ、帰ったばかりなのにまた出掛けないといけないなんて、俺達も忙しいな。まあ、家具を買えただけでもよしとするか」
「そうですね。お昼ちょっと過ぎにはお城から出たので時間があって良かったです」
「それでももう少しゆっくりしたいけどな。それでアルパルタへはいつ行く?」
俺が四人に聞いてみるとマリィが口を開く。
「明日にでも出よう。エクシエルさんは後で来るとして、私達だけでも先に行っておいた方がいいだろう」
「すでにグラヴェールも進行開始してるみたいだし、早い方がいいか。リネット達もそれでいいか?」
「私もそれでいいと思うわ」
リネットがややぶっきらぼうに答える。
「まだ怒ってんのかよ。謝ってもいいけど、理由もなく謝られるのもイヤだろ? 何かあるんだったら言えよ」
少しだけ怒った感じで言うと、サーシャも俺の援護に入ってくれる
「そうよリネット。いつまでもやきもちを焼いてたらソウタさんに嫌われるわよ」
「なっ! ちょっと違うわよ! そうじゃなくて姉さんも見たでしょ? あのソウタのニヤニヤしたイヤらしい顔」
ええ……。俺そんな顔してたか?
リネットは続けて、俺がウラガン団長にセレーナのことを聞かれたときの様子を忠実に再現し出す。
「『そんなんじゃありませえん!』とか言いながら、まんざらでもないような顔してニヤけてたじゃない」
「だからといって不機嫌になっていいわけないでしょ?」
あっ……サーシャもそこは否定しないんだ。
「でも、好きなら好きで、そこははっきりと言ってあげないと相手の人に失礼じゃない?」
「ちょっ! ちょっと待ってくれよ。俺はそんな顔してないぞ?」
「してたわよ。みんな見てるんだからね」
「そんなわけないだろ。なあフィオ? 俺そんな顔してないよな?」
フィオは俺と目が合うとサッと目を逸らして下を向く。
あれっ……。ははっ、おかしいな。
「なあマリィ。本当のことを言ってくれよ。リネットのは大袈裟だよな?」
「ん? いや、あのままだったが?」
「そうか……」
マリィにだめ押しをされ、それ以上言葉が出なくなる。
「ねっ? ちゃんとみんな見てるんだから。今度から男らしくした方がいいわよ」
「いや、確かに会いたかったけど本当にそんな感情じゃないんだぞ? それにそんなに怒らなくてもいいだろ?」
「確かに私も悪かったわよ。よく考えたらなんであんな不機嫌だったのかしら? 別にソウタが悪いわけじゃないのにね……」
「そう! そこだよ! 不愉快な思いはさせたかもしれないけど、ずっと不機嫌なのは良くないぞ。まあ、俺も気を付けるけどさ」
ここまで下を向いていたフィオがポムリンを俺の膝の乗せる。
「はい! これで仲直りだね。もう喧嘩しちゃダメだよ?」
「そうだよな。これから一致団結しなきゃいけないのに喧嘩なんてしてる場合じゃないよな」
リネットの機嫌も直ったところでチャイムが鳴る。多分家具屋さんなのでみんなで玄関まで出迎えに行く。
ドアを開けると外にはテーブルや椅子などがあり、配達人の人達が家のリビングまで運んでくれる。
「ようやくこれでまともに食事が出来るな」
「せめてこれだけはないと困りましからね。ソウタさんのも後で届くそうですよ」
「俺のは大したものじゃないけど、アグローさんも少しは住みやすくなるだろう」
その後夕飯を一緒にご馳走になり、俺の家具も届いたので家に運んでもらう。
お土産を全て配り終えたのでイネス先生の部屋に戻って話をする。
「良かったなフィオ。ガスバルさんスゴく喜んでいたじゃないか」
「うん! あの棍棒も使うって言ってたよ」
「ロマリさん達も喜んでくれてたし、買ってきて正解だな。なあ? リネット」
「そうね」
リネットは俺と目を合わせようとせず、お土産で買ってきたお菓子をバクバクと食べている。
「ど、どうしたんだ? 随分と不機嫌じゃないか?」
「別に」
「そうか……だったらいいんだけど」
「はっはっはっ! 大方ソウタが怒らせるようなことしたんだろう?」
「お土産配りに行っただけですよ? 何もあるわけないじゃないですか。それより、イネス先生は会議に出席しないんですか?」
「私も年だからね。長時間の会議はキツいから、後でエクシエルに教えてもらってるんだ」
「慣れない異世界での生活も疲れるでしょうしね……。イネス先生だけイストウィアに帰れないですか?」
「そりゃあ帰ろうと思えば帰れるけど、ここまできたら最後まで見届けるさ。それに、城の連中達と割りと楽しくやってるからね」
「こんなこと早く終わらせて平和を取り戻したいですね」
「いいこと言うじゃないか。向こうに行って少し変わったかい?」
「ははっ、残念ながら大した変化はありませんよ。自信をつけるどころか、またみんなに助けられました」
「はっはっ。勇者になるまでまだまだ遠そうだね。まあでも、あんたはよくやってるよ」
「みんなと一緒だから出来ただけです。勇者と言えばあの人達どうなったんです?」
「見張ってなくても、ようやく真面目にやるようになったよ。泣き言ばっかり言ってるけどね」
「今は戦力が一人でも欲しいですからね。俺達も最後のオーブを守るためアルパルタに行ってきます」
「ここで守りきれるかどうかでだいぶ変わってくるだろうね……。さっきの話だとムングスルド達も動き出してるから、そっちに渡す方が危ないかもしれないね」
その後少しだけイネス先生と話をして一度家に帰ることにする。
俺は城門前で一度四人と別れて、アリエルのお店に向かう。
そして『ラエティティア』に到着して店が開いてるか確認しに行くが、扉には以前と同じく手書きで書かれた紙が貼ってある。
やっぱりか……。この様子だとあれから一度も帰ってきてないみたいだな。
久しぶりに会って話せるかと思ってたのに残念だ。仕方ない。買い物に行ってる四人と合流するか。
買ってきたお土産を持って四人が行くと言ってた家具屋に行く。
買い物途中のリネット達を見つけ、テーブルや椅子などをいくつか家具を購入する。
後で持ってきてもらうようお願いして先に家に帰って待つことに。
「いやぁ、帰ったばかりなのにまた出掛けないといけないなんて、俺達も忙しいな。まあ、家具を買えただけでもよしとするか」
「そうですね。お昼ちょっと過ぎにはお城から出たので時間があって良かったです」
「それでももう少しゆっくりしたいけどな。それでアルパルタへはいつ行く?」
俺が四人に聞いてみるとマリィが口を開く。
「明日にでも出よう。エクシエルさんは後で来るとして、私達だけでも先に行っておいた方がいいだろう」
「すでにグラヴェールも進行開始してるみたいだし、早い方がいいか。リネット達もそれでいいか?」
「私もそれでいいと思うわ」
リネットがややぶっきらぼうに答える。
「まだ怒ってんのかよ。謝ってもいいけど、理由もなく謝られるのもイヤだろ? 何かあるんだったら言えよ」
少しだけ怒った感じで言うと、サーシャも俺の援護に入ってくれる
「そうよリネット。いつまでもやきもちを焼いてたらソウタさんに嫌われるわよ」
「なっ! ちょっと違うわよ! そうじゃなくて姉さんも見たでしょ? あのソウタのニヤニヤしたイヤらしい顔」
ええ……。俺そんな顔してたか?
リネットは続けて、俺がウラガン団長にセレーナのことを聞かれたときの様子を忠実に再現し出す。
「『そんなんじゃありませえん!』とか言いながら、まんざらでもないような顔してニヤけてたじゃない」
「だからといって不機嫌になっていいわけないでしょ?」
あっ……サーシャもそこは否定しないんだ。
「でも、好きなら好きで、そこははっきりと言ってあげないと相手の人に失礼じゃない?」
「ちょっ! ちょっと待ってくれよ。俺はそんな顔してないぞ?」
「してたわよ。みんな見てるんだからね」
「そんなわけないだろ。なあフィオ? 俺そんな顔してないよな?」
フィオは俺と目が合うとサッと目を逸らして下を向く。
あれっ……。ははっ、おかしいな。
「なあマリィ。本当のことを言ってくれよ。リネットのは大袈裟だよな?」
「ん? いや、あのままだったが?」
「そうか……」
マリィにだめ押しをされ、それ以上言葉が出なくなる。
「ねっ? ちゃんとみんな見てるんだから。今度から男らしくした方がいいわよ」
「いや、確かに会いたかったけど本当にそんな感情じゃないんだぞ? それにそんなに怒らなくてもいいだろ?」
「確かに私も悪かったわよ。よく考えたらなんであんな不機嫌だったのかしら? 別にソウタが悪いわけじゃないのにね……」
「そう! そこだよ! 不愉快な思いはさせたかもしれないけど、ずっと不機嫌なのは良くないぞ。まあ、俺も気を付けるけどさ」
ここまで下を向いていたフィオがポムリンを俺の膝の乗せる。
「はい! これで仲直りだね。もう喧嘩しちゃダメだよ?」
「そうだよな。これから一致団結しなきゃいけないのに喧嘩なんてしてる場合じゃないよな」
リネットの機嫌も直ったところでチャイムが鳴る。多分家具屋さんなのでみんなで玄関まで出迎えに行く。
ドアを開けると外にはテーブルや椅子などがあり、配達人の人達が家のリビングまで運んでくれる。
「ようやくこれでまともに食事が出来るな」
「せめてこれだけはないと困りましからね。ソウタさんのも後で届くそうですよ」
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