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番外編:他視点
2:ドラ息子独白(※男娼表現有)
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なぜこんな事になったのだろうか。
無能の父親を追放して、俺が当主になれば全てが上手くいくと思っていた。
友人だと思っていた奴らは、領地を任せたら不正をして、自らの懐を潤していた。
王都の屋敷にいた使用人は、家が傾くと知ると屋敷にあった調度品を盗み、姿を消した。
結婚しようとした女は逃げた。何があっても支えると言っていたにも関わらず。
その両親も同じだった。
なにもなくなった俺は、国王から領地を荒らした事を咎められて、爵位を返上させられた。
剥奪ではなかったのは、せめてもの温情だったのだろう。
不正を行った友人達は、牢に入れられた。他の悪事も発覚した物は毒杯を与えられると言う。
屋敷から調度品を盗み出した奴らもほとんどは捕まったそうだ。
自業自得だと笑いたくなったが、俺も同じようなものだろう。
全てをなくし、町を彷徨い歩いていた所を拐われた。
売られた先は、男も女も相手する娼館。
なぜ、アロガス伯爵家当主だった俺が男娼などに! と思ったがそんなプライドは早々に叩きおられた。
今では、社交界で俺に擦り寄ってきた下位貴族が客だろうと気にならない。
飽きられたらどうなるかわからないが、この顔は需要があるようなので、しばらくは安泰だろう。
だが、どうすればこんな身分まで落ちずに済んだのだろうか。
母上は、何も教えてはくれなかった。
俺は、未だに何が悪かったのかわからない。
無能の父親を追放して、俺が当主になれば全てが上手くいくと思っていた。
友人だと思っていた奴らは、領地を任せたら不正をして、自らの懐を潤していた。
王都の屋敷にいた使用人は、家が傾くと知ると屋敷にあった調度品を盗み、姿を消した。
結婚しようとした女は逃げた。何があっても支えると言っていたにも関わらず。
その両親も同じだった。
なにもなくなった俺は、国王から領地を荒らした事を咎められて、爵位を返上させられた。
剥奪ではなかったのは、せめてもの温情だったのだろう。
不正を行った友人達は、牢に入れられた。他の悪事も発覚した物は毒杯を与えられると言う。
屋敷から調度品を盗み出した奴らもほとんどは捕まったそうだ。
自業自得だと笑いたくなったが、俺も同じようなものだろう。
全てをなくし、町を彷徨い歩いていた所を拐われた。
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なぜ、アロガス伯爵家当主だった俺が男娼などに! と思ったがそんなプライドは早々に叩きおられた。
今では、社交界で俺に擦り寄ってきた下位貴族が客だろうと気にならない。
飽きられたらどうなるかわからないが、この顔は需要があるようなので、しばらくは安泰だろう。
だが、どうすればこんな身分まで落ちずに済んだのだろうか。
母上は、何も教えてはくれなかった。
俺は、未だに何が悪かったのかわからない。
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