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第5章 クラーレスカ正教国の聖女
第5章第017話 アニマルセラピー
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第5章第017話 アニマルセラピー
・Side:ツキシマ・レイコ
次の日。さて、今日も今日とて小ユルガルムへ赴き、講義と研究ですね。
本日はクラウヤート様も同行ということで。自動的にバール君も着いてくるのですが。
なんかセレブロさんの後に引っ付いているんですよね、パール君。
バール君、セレブロさんに気があるのですかね?
「マーリア様、僕はありだと思うんだけど…」
ペットの親密からアプローチですかっ?! なかなか高度な技を…
だがしかし!
「セレブロさんって、多分猫の仲間ですよ?」
「「え?」」
マーリアちゃんも驚いています。…うーん、セレブロさん、ぱっと見た目は狼かせいぜい狐の類いにしか見えないよね。
セレブロさんは、周囲からはマーリアちゃんの護衛枠として認識されています。マーリアちゃん、れっきとして王族ですからね、お姫様ですからね。セレブロさん相手では、剣を構えていても一対一でいなせる自信がある騎士は、そういないでしょう。私だって面と向かって威嚇されたらビビると思います。
バール君の方も、今ではすっかりクラウヤート様の護衛枠です。伯爵ご令孫ですからね。
しかし… 地球の大型犬よりもデカくなりましたが…顔が優しいんですよね、バール君。対峙しても、この子に襲われるとかいう危機感を感じる人の方が少ないんじゃないかなと。
そんなバール君は、行く先々で女性に大人気です。最初に出会った頃より二回りくらい大きくなり、サモエドからすらっとしたグレート・ピレニーズに昇格ですね。愛くるしい顔とモフモフの白い毛並みは、一度撫でたらもうメロメロです。…毎朝、屋敷の食堂でも大人しく伏せてクラウヤート様を待っているので、アイリさんとエカテリンさんがその都度襲撃しています。…たまに、屋敷の女中さん達も集団で絡まってます。
ただ。セレブロさんは、それよりさらにでかいです。サイズ的に馬よりは小さいけど、ポニーより一回りデカい感じですか。
流石にちょっと恐いのか、最初は誰も近づきませんでしたが。美少女のマーリアちゃんに従順に付き従っている様子と、白銀のその毛並みは、見る人を魅了します。こちらも毎朝、セレブロさんに慣れたアイリさんとエカテリンさんが襲撃するようになりました。
セレブロさんは、寄ってくるバール君を嫌がったりはしませんが。こればっかりは成るようにしかならないでしょうが。
「この狼は猫の仲間なんですか? またどういう理由で?」
コッパーさんが食いつきましたね。博物学としてはむしろこちらが本領でしょう。
とりあえず。手首の回転と爪の出し入れが、樹上生活の痕跡であると説明しました。
「言われてみれば。同じ狩猟する動物なのに、猫と犬では前足の回り具合が違いますな。なるほど、猫のあれは樹を登るためでしたか」
もっとも。セレブロさんの場合は、犬科の動物が樹上生活に適応して再度樹から下りた…という可能性もあります。赤井さんがこの星に来て三千万年ですからね。
ただどちらにしろ、セレブロさんとバール君で子供が出来る可能性はかなり低いんじゃ無いかな… 犬と猫は当然として、狐と犬でももう交配できないくらいの種の差がありますからね。
ちなみに。牛と馬は全然別の種だと言ったら、これまた驚いてました。実は種として馬から見ると、牛より犬猫の方が近いくらいです。
さらに。鯨と牛は凄く近い親戚だと言ったら、これまたびっくりしていました。
「えっ?えっ? なにがどう似ているって言うんですか? 牛と鯨でっ!」
地球でもこれが確定したのは、分子生物学…遺伝子を直接調べられるようになってからですね。鯨目と偶蹄目は合体して鯨偶蹄目になりました。
ただこれ以前にも。鯨は胃の数が牛と同様に多いのですが。肺への気管支の繋がり方が他の哺乳類と大きく違うところがありまして。人間なんかだと左右に一本ずつで分岐していますが、牛と鯨は右へは二本あるんですね。この辺の解剖学的見地から、近い生物なんじゃないか?とは思われていました。
「はぁ…生物学も奥が深いですね…」
これで恐竜あたりも絡められたら、ロマン溢れるんですが… この星にはいないですよね?恐竜。
…レッドさんとか赤井さん、ベースは恐竜…ではないか。色々考えていますが、爬虫類ではないですね。うん、また後日熟考してみましょう。
さて。今日の小ユルガルム行きには、リシャーフ様も同行です。私がネイルコードで何をしているのかを知りたい…とのことです。
リシャーフ様は、正教国の聖女ってもありますが。小ユルガルムはネイルコード国にとっては要所ですので、見せられる範囲は制限されるのは致し方なし。護衛という名目の監視が領の護衛騎士から派遣されています。
もともと、聖女から男性を排除する意味での女性護衛ですから、リシャーフ様はともかく護衛を辞任していた侍従さんたちは、最初は不満げでピリピリしています。
そこでクラウヤート様にお願いしました。昨日はちょっと、聖女様一行をイジメ過ぎちゃいました。マウント取り過ぎました。
昨日の会話を思い出すに、この人達はマーリアちゃんが言っていた拝金派よりはずっとマシに思います。いつぞやのクエッタのようなのが、そちらの派閥なのでしょう。聖女一行は、いきなり私を黒髪のガキ呼ばわりしてこないだけ、ずっとまともです。
クラウヤート様が、バール君に何か指示しています。するとバール君がトトトと進んで、お三方の前でお座り。
最初はでかい犬が迫ってくることにちょっとビビっていた三人ですが。ほらほら良く見て下さい、にこり笑ってハッハしているバール君ですよ。
聖女様は二十代前半ってところかな? 侍従のタルーサさんがそれより年上。もう一人の若い方、昨日エカテリンさんに噛み付いていた方のトゥーラさんは、アイリさんと同じくらいの歳に見えます。
若いトゥーラさんが、にっこりしているバール君を見て、あわわわしています。
『モフモフしないの?』
首かしげてつぶらな瞳で誘惑していくバール君です。あざといです。…なんかこの辺の女性の扱い方、エイゼル市の貴族街で鍛えられた感じですね。モフモフの後、お菓子でも貰っていましたか?
「あの…巫女様…この狼…いえこの方?は何を?」
「レイコです」
「え?」
「レイコと呼んでください」
「いやしかし…」
「レイコです。お父さんとお母さんが付けてくれた私の名前です」
…こう言われて名前呼びを否定できる人は、そういないでしょうね。
「…では…レイコ殿でよろしいでしょうか?」
「はい。それでお願いします、リシャーフ様」
「あ!あの、レイコ殿! 私のこともその、"様"は無しでお願いしたいのですが。」
「そうですね。リシャーフさん…で良いでしょうか? あと、タルーサさんとトゥーラさんで」
「「「はいっ! それでお願いします。」」」
はい。…悪い人達じゃなさそうではあるんですよね。真面目なだけで。
…次は僕の番だと、バール君の尻尾がちぎれそうに振られています。
「バールは、かまって欲しいんだってさ。ほら、こんな感じに」
エカテリンさんが、セレブロさんの首のモフモフに顔を埋めてぐりぐりしています。セレブロさん、ちょっと微妙な表情ですが、本気で嫌がっていたのなら、簡単に振りほどける子です。しかたないな…ってところでしょうかね。
トゥーラさんが、バール君見てもう辛抱溜まらない感じです。
「そ…それでは私が失礼して…」
バール君の首に腕を回してぎゅっと。首元に頬を埋めます。
「ああ神様… 私はいま堕落しました…」
んな大げさな。
…タルーサさんも、反対側からバール君を抱きしめます。
「な…なるほど…楽園はこんなところにあったのですね…」
正教国ってそこまで娯楽がないんですか?
あ…リシャーフ様はセレブロさんにトライしてます。
…トゥーラさんが、なんか泣いちゃってます。
女性の味方バール君が、そんなトゥーラさんの顔をペロペロしてます。
タルーサさんが慰めているのを聞くに。いわば敵地に乗り込んでの聖女様護衛と、ネイルコードを知るにつれて不利が明らかになる巫女勧誘の状況の悪さに、思ってた以上に神経がすり減っていたみたいですね。
まだ高校生くらいの年齢で異国での聖女様護衛に抜擢されるくらいですから、優秀ではあるのでしょう。背負う物もあるのかもしれません。
うーん…なんかこの人達を無碍に出来ない雰囲気が… アイズン伯爵もこちらを見て、やっちまったなと言う変な顔をしてます。
どのみち、私が正教国に何もしないという選択はないのでしょう。どうすべきか、いろいろ考えておく必要がありそうです。
・Side:ツキシマ・レイコ
次の日。さて、今日も今日とて小ユルガルムへ赴き、講義と研究ですね。
本日はクラウヤート様も同行ということで。自動的にバール君も着いてくるのですが。
なんかセレブロさんの後に引っ付いているんですよね、パール君。
バール君、セレブロさんに気があるのですかね?
「マーリア様、僕はありだと思うんだけど…」
ペットの親密からアプローチですかっ?! なかなか高度な技を…
だがしかし!
「セレブロさんって、多分猫の仲間ですよ?」
「「え?」」
マーリアちゃんも驚いています。…うーん、セレブロさん、ぱっと見た目は狼かせいぜい狐の類いにしか見えないよね。
セレブロさんは、周囲からはマーリアちゃんの護衛枠として認識されています。マーリアちゃん、れっきとして王族ですからね、お姫様ですからね。セレブロさん相手では、剣を構えていても一対一でいなせる自信がある騎士は、そういないでしょう。私だって面と向かって威嚇されたらビビると思います。
バール君の方も、今ではすっかりクラウヤート様の護衛枠です。伯爵ご令孫ですからね。
しかし… 地球の大型犬よりもデカくなりましたが…顔が優しいんですよね、バール君。対峙しても、この子に襲われるとかいう危機感を感じる人の方が少ないんじゃないかなと。
そんなバール君は、行く先々で女性に大人気です。最初に出会った頃より二回りくらい大きくなり、サモエドからすらっとしたグレート・ピレニーズに昇格ですね。愛くるしい顔とモフモフの白い毛並みは、一度撫でたらもうメロメロです。…毎朝、屋敷の食堂でも大人しく伏せてクラウヤート様を待っているので、アイリさんとエカテリンさんがその都度襲撃しています。…たまに、屋敷の女中さん達も集団で絡まってます。
ただ。セレブロさんは、それよりさらにでかいです。サイズ的に馬よりは小さいけど、ポニーより一回りデカい感じですか。
流石にちょっと恐いのか、最初は誰も近づきませんでしたが。美少女のマーリアちゃんに従順に付き従っている様子と、白銀のその毛並みは、見る人を魅了します。こちらも毎朝、セレブロさんに慣れたアイリさんとエカテリンさんが襲撃するようになりました。
セレブロさんは、寄ってくるバール君を嫌がったりはしませんが。こればっかりは成るようにしかならないでしょうが。
「この狼は猫の仲間なんですか? またどういう理由で?」
コッパーさんが食いつきましたね。博物学としてはむしろこちらが本領でしょう。
とりあえず。手首の回転と爪の出し入れが、樹上生活の痕跡であると説明しました。
「言われてみれば。同じ狩猟する動物なのに、猫と犬では前足の回り具合が違いますな。なるほど、猫のあれは樹を登るためでしたか」
もっとも。セレブロさんの場合は、犬科の動物が樹上生活に適応して再度樹から下りた…という可能性もあります。赤井さんがこの星に来て三千万年ですからね。
ただどちらにしろ、セレブロさんとバール君で子供が出来る可能性はかなり低いんじゃ無いかな… 犬と猫は当然として、狐と犬でももう交配できないくらいの種の差がありますからね。
ちなみに。牛と馬は全然別の種だと言ったら、これまた驚いてました。実は種として馬から見ると、牛より犬猫の方が近いくらいです。
さらに。鯨と牛は凄く近い親戚だと言ったら、これまたびっくりしていました。
「えっ?えっ? なにがどう似ているって言うんですか? 牛と鯨でっ!」
地球でもこれが確定したのは、分子生物学…遺伝子を直接調べられるようになってからですね。鯨目と偶蹄目は合体して鯨偶蹄目になりました。
ただこれ以前にも。鯨は胃の数が牛と同様に多いのですが。肺への気管支の繋がり方が他の哺乳類と大きく違うところがありまして。人間なんかだと左右に一本ずつで分岐していますが、牛と鯨は右へは二本あるんですね。この辺の解剖学的見地から、近い生物なんじゃないか?とは思われていました。
「はぁ…生物学も奥が深いですね…」
これで恐竜あたりも絡められたら、ロマン溢れるんですが… この星にはいないですよね?恐竜。
…レッドさんとか赤井さん、ベースは恐竜…ではないか。色々考えていますが、爬虫類ではないですね。うん、また後日熟考してみましょう。
さて。今日の小ユルガルム行きには、リシャーフ様も同行です。私がネイルコードで何をしているのかを知りたい…とのことです。
リシャーフ様は、正教国の聖女ってもありますが。小ユルガルムはネイルコード国にとっては要所ですので、見せられる範囲は制限されるのは致し方なし。護衛という名目の監視が領の護衛騎士から派遣されています。
もともと、聖女から男性を排除する意味での女性護衛ですから、リシャーフ様はともかく護衛を辞任していた侍従さんたちは、最初は不満げでピリピリしています。
そこでクラウヤート様にお願いしました。昨日はちょっと、聖女様一行をイジメ過ぎちゃいました。マウント取り過ぎました。
昨日の会話を思い出すに、この人達はマーリアちゃんが言っていた拝金派よりはずっとマシに思います。いつぞやのクエッタのようなのが、そちらの派閥なのでしょう。聖女一行は、いきなり私を黒髪のガキ呼ばわりしてこないだけ、ずっとまともです。
クラウヤート様が、バール君に何か指示しています。するとバール君がトトトと進んで、お三方の前でお座り。
最初はでかい犬が迫ってくることにちょっとビビっていた三人ですが。ほらほら良く見て下さい、にこり笑ってハッハしているバール君ですよ。
聖女様は二十代前半ってところかな? 侍従のタルーサさんがそれより年上。もう一人の若い方、昨日エカテリンさんに噛み付いていた方のトゥーラさんは、アイリさんと同じくらいの歳に見えます。
若いトゥーラさんが、にっこりしているバール君を見て、あわわわしています。
『モフモフしないの?』
首かしげてつぶらな瞳で誘惑していくバール君です。あざといです。…なんかこの辺の女性の扱い方、エイゼル市の貴族街で鍛えられた感じですね。モフモフの後、お菓子でも貰っていましたか?
「あの…巫女様…この狼…いえこの方?は何を?」
「レイコです」
「え?」
「レイコと呼んでください」
「いやしかし…」
「レイコです。お父さんとお母さんが付けてくれた私の名前です」
…こう言われて名前呼びを否定できる人は、そういないでしょうね。
「…では…レイコ殿でよろしいでしょうか?」
「はい。それでお願いします、リシャーフ様」
「あ!あの、レイコ殿! 私のこともその、"様"は無しでお願いしたいのですが。」
「そうですね。リシャーフさん…で良いでしょうか? あと、タルーサさんとトゥーラさんで」
「「「はいっ! それでお願いします。」」」
はい。…悪い人達じゃなさそうではあるんですよね。真面目なだけで。
…次は僕の番だと、バール君の尻尾がちぎれそうに振られています。
「バールは、かまって欲しいんだってさ。ほら、こんな感じに」
エカテリンさんが、セレブロさんの首のモフモフに顔を埋めてぐりぐりしています。セレブロさん、ちょっと微妙な表情ですが、本気で嫌がっていたのなら、簡単に振りほどける子です。しかたないな…ってところでしょうかね。
トゥーラさんが、バール君見てもう辛抱溜まらない感じです。
「そ…それでは私が失礼して…」
バール君の首に腕を回してぎゅっと。首元に頬を埋めます。
「ああ神様… 私はいま堕落しました…」
んな大げさな。
…タルーサさんも、反対側からバール君を抱きしめます。
「な…なるほど…楽園はこんなところにあったのですね…」
正教国ってそこまで娯楽がないんですか?
あ…リシャーフ様はセレブロさんにトライしてます。
…トゥーラさんが、なんか泣いちゃってます。
女性の味方バール君が、そんなトゥーラさんの顔をペロペロしてます。
タルーサさんが慰めているのを聞くに。いわば敵地に乗り込んでの聖女様護衛と、ネイルコードを知るにつれて不利が明らかになる巫女勧誘の状況の悪さに、思ってた以上に神経がすり減っていたみたいですね。
まだ高校生くらいの年齢で異国での聖女様護衛に抜擢されるくらいですから、優秀ではあるのでしょう。背負う物もあるのかもしれません。
うーん…なんかこの人達を無碍に出来ない雰囲気が… アイズン伯爵もこちらを見て、やっちまったなと言う変な顔をしてます。
どのみち、私が正教国に何もしないという選択はないのでしょう。どうすべきか、いろいろ考えておく必要がありそうです。
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