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第5章 クラーレスカ正教国の聖女
第5章第038話 サラダーンの暴走。そして魔人
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第5章第038話 サラダーンの暴走。そして魔人
・Side:ツキシマ・レイコ
スキャンやマナを使っても、死者蘇生はなし得ないという話の直後。
「く…先代聖女が復活するのならと、どれだけの大金を探求院に投じたと思っているんだ! 成果は出ていたんだぞ!」
「サラダーン祭司長?」
自分では無くサラダーン祭司長が激高するのを不思議そうに見ているケルマン祭司総長。
「お父様。お母様が亡くなった経緯はきちんと把握されているのですか?」
「ルシャール、なにを…。あれは先代祭司総長が毒を盛って…」
「あの毒は元々父上を狙った物です。先代祭司総長は利用されたに過ぎません。そしてその毒をもたらしたのが…サラダーン祭司長です」
「な…どこでそんな話を?」
「ネイルコードでザフロ・リュバン祭司にお会いしました」
「フェリアナの兄か! まだ生きておられたのか?」
「サラダーンが毒殺の黒幕だった証拠を握ったことで命の危険を感じ、正教国から逃亡したそうです。…正教国に残してきた証拠の場所も受け取っています」
「なぜ! なぜだっ!サラダーンっ! なぜフェリアナをっ!」
「…母上に恋慕していたと、ザフロ様から伺っています。本当は父上を廃して自分が王配の後釜にと考えていたようです」
「ザフロ! ザフロ・リュバンのことかっ! …やはり無理してでも始末しておくべきだったか!」
…なんか愛憎劇が始まりましたか?
「赤竜神の巫女の他国への降臨、赤竜騎士団の疎慢と正教国への苦情、ネイルコードでのカリッシュの暴走、探求院の実験の露見! このままでは赤竜教は…いや私はお終いだ! 貴様がフェリアナ殿を復活出来るなどと言い出さなければ! なんのために私が今まで聖女の血統も無いケルマンに使えてきたと思ってるんだ!」
サラダーンもマナ術による死者蘇生を信じていたってことでしょうか? 自分が殺してしまったリシャーフさんのお母さんを復活させて再婚? なんか無茶なこと考えていますね。
「まぁ、フェリアナの娘のルシャールがいるのなら、まだ赤竜教の正当性は残っている! あとはここにいるやつらを始末すればいいだけだ! ハバエラ主任! あいつらを出せ!」
「しかし!あれは言うこと聞くようなやつらではないですよっ? せっかくあそこまで仕上げたのに、魂の再付与の方法がわかるまで取っておかなくてよろしいのですか?」
「ふんっ! 言うことは聞かなくても、マナに吸い寄せられるのであろう? ならここにはとっときの奴らがいるじゃないか!」
「…くそっ! 失敗したら探求院も終わりなんだぞ…」
ハバエラ主任とやらが、近くの壁を操作すると、後ろの方から何やら壁が倒れたような大きな音がしました。そして、緞帳のようなものが張られてる玉座の裏手方からは… 四人程の影が出てきました。
「あれは…亡くなったはずの先代祭司総長ではないのか?」
「あの子達…エルセニム国から一緒に来た子たち?…」
一応人だと分るシルエットですが。いつぞやに見た巨大なボアと同じように、人からはかけ離れて巨大化している骨格と筋肉。これで緑色なら、有名な超人です。
そしてその目。ボアや鹿や白蛇でも見た、動く者は餌としてしか見ないその狂気の宿った目…
魔獣化した人間、まさに魔人ですね… ただ、一部の祭司とマーリアちゃんは、その顔に見覚えがあるようです。
「ふん。マナ強化実験のなれの果てだが、ここで役に立ってもらうっ!」
玉座の背もたれ越しに近い方の二体と目が合います。このまま混戦になったりすると、だとアインコール殿下やアイズン伯爵にも危害が及びそうなので、私は玉座から降りて二体と対峙します。
一体がマーリアちゃんに向かいます? マナに吸い寄せられるとか言ってましたね。
「マーリアちゃん、無茶しないでね。こっちに擦り付けてもいいから」
「魔獣との戦闘は経験あるから。多分大丈夫よ」
でもあなた、傷が残るような怪我したことあるでしょ?
とはいえ、今は頼むしかありません。
最後の一体が、エカテリンさんが抱かえているレッドさんに向かおうとしています。このままだとエカテリンさん達がターゲットに…。機転を利かせたレッドさんが、エカテリンさんから私の方にぴょーんと飛んできました。
おかげでその魔人の一体も私の所へ誘導…と思いきや。なんとターゲットをルシャールさんの方に変えました。ルシャールさんも聖女と言うだけあって、マナ密度はここに居る人の中では高い方です。
ボロボロの祭司服を着た魔人が、一気にルシャールさんとの距離を詰めます。私はすでに二体と対峙しているので動けません。
ルシャールさんが騎士剣を抜きますが。あの速度を出せる魔人に通用するとは思えません。タルーサさんにトゥーラさんに至っては、反応も出来ていません。
「リシャーフさんっ!」
レッドさんが、自分を投げろと言っています。再度、魔人の気を引く作戦のようですが。間に合うかっ?
だめです! 私と対峙している魔人が攻撃を始めたので、レッドさんを送るのがワンテンポ遅れてしまいました。
魔人は抜き手でリシャーフさんを貫こうとします。リシャーフさん、騎士団長としてここでも帯剣はしていますが、鎧は正装を兼ねた簡易なものです。魔人のパワープレイに耐えられるようなものでは無いです。
…そんなリシャールさんを押しのけて魔人との間に割って入ったのは… ケルマン祭司総長でした。位置的に常人では間に合わないはずですが、彼も身体強化のマナ術が使えたようです。
魔人の抜き手が、ケルマン祭司総長の胸を貫きます。
「…ぐ…先代…おいたわしや…」
「ちっ…父上ーーっ!」
直後、投げたレッドさんが魔人の背中にとりつきます。レッドさんを振り払おうとした勢いで魔人の腕はケルマン祭司総長から抜けますが…あれはもうどうにもなりません。
レッドさんが、今度は魔人の背中からこちらに向けて跳躍します。それに釣られた魔人もターゲットを私に変えたようです。
「父上っ…父上…」
「…リシャーフ、すまなかった… フェリアナ…これで本当に会えるのか…ああフェリアナ ……」
「あ…ああっ 父上…」
駆け寄った護衛騎士が、手の施しようが無いのか首を振ります。
ケルマン祭司総長を襲った魔人がこちらにやって来ました。
魔人が三体、私のマナを欲して襲いかかってきます。モテモテ…と言いたいところですが、どうも一体は元女性のようですね。
三体は無闇に手を振り回して、私を捕まえようとしています。レッドさんは、フードの中に収まり私の後頭部に捕まって、周囲の状況を教えてくれてます。三百六十度の視界があれば、そうそう捕まりません。
にしても、捕まえてどうするんでしょうね? 食べようとする? 噛み切れませんよ、私は。
ゾンビというよりグールみたいな魔人ですが、元が人間だと知ってしまうと、その表情も助けを求めているみたいに見えて、正直こんなのでも殺すのにはためらいがあります。
私を掴もうと伸ばしてくる手を思いっきり払い続ければ、骨に結構ダメージが溜まっていくはずです。だんだんと手足を庇うように動きが鈍くなってきますが、それでもまだ諦めませんね。
マナをなんとか抜いたら元に戻らないかな? …とか思ったのですが。レッドさんから、元の知能は既に死んでいてマナだけで生きていると言われました。…やっぱもうだめですか。
マーリアちゃんも、王女権限で持ち込んでいた戦斧を振り回しつつ、魔人一体をいなしています。早めに応援に行きたいところですが。
セレブロさんも戦闘に参加しています。アライさんは、部屋の隅に退避して戦いを窺っていますね。
セレブロさんが、魔人の後ろから飛びかかって首筋に噛み付きます。ただ、あの筋肉には歯が立たない感じのようで跳ね飛ばされました。
「セレブロ!」
ズザザとなんとか着地したセレブロさんですが。マーリアちゃんの意識がそちらに向いたそのとき! ノーマークだったハバエラ主任とかいう人が、マーリアちゃんの後ろから突っ込んできます。手にはナイフを!。この人も肉体強化系使えるんですか?
「マーリアちゃん!後ろ!」
タイミングが悪いです。前からは魔人が攻撃してきます。セレブロさんに意識を持ってかれた隙を突いて死角から突っ込んできたハバエラ、これは対処しきれません。
マーリアちやんにぶつかるように突っ込んだハバエラは…攻撃してきた魔人の一祓いをまともに受けて吹っ飛びます。その隙を捉えて、マーリアちゃんが戦斧を思いっきり振り払い、魔人はよろけて離れますが… その脇腹にはナイフの柄が見えています…
ナイフの刃を挟むように抑えたマーリアちゃんは、そのまま蹲って突っ伏します。転がったマーリアちゃんの脇腹からは出血が広がります。
ゾクン…
周囲から色が無くなります。音もキーンという耳鳴りと区別が付かなくなりました。
・Side:ツキシマ・レイコ
スキャンやマナを使っても、死者蘇生はなし得ないという話の直後。
「く…先代聖女が復活するのならと、どれだけの大金を探求院に投じたと思っているんだ! 成果は出ていたんだぞ!」
「サラダーン祭司長?」
自分では無くサラダーン祭司長が激高するのを不思議そうに見ているケルマン祭司総長。
「お父様。お母様が亡くなった経緯はきちんと把握されているのですか?」
「ルシャール、なにを…。あれは先代祭司総長が毒を盛って…」
「あの毒は元々父上を狙った物です。先代祭司総長は利用されたに過ぎません。そしてその毒をもたらしたのが…サラダーン祭司長です」
「な…どこでそんな話を?」
「ネイルコードでザフロ・リュバン祭司にお会いしました」
「フェリアナの兄か! まだ生きておられたのか?」
「サラダーンが毒殺の黒幕だった証拠を握ったことで命の危険を感じ、正教国から逃亡したそうです。…正教国に残してきた証拠の場所も受け取っています」
「なぜ! なぜだっ!サラダーンっ! なぜフェリアナをっ!」
「…母上に恋慕していたと、ザフロ様から伺っています。本当は父上を廃して自分が王配の後釜にと考えていたようです」
「ザフロ! ザフロ・リュバンのことかっ! …やはり無理してでも始末しておくべきだったか!」
…なんか愛憎劇が始まりましたか?
「赤竜神の巫女の他国への降臨、赤竜騎士団の疎慢と正教国への苦情、ネイルコードでのカリッシュの暴走、探求院の実験の露見! このままでは赤竜教は…いや私はお終いだ! 貴様がフェリアナ殿を復活出来るなどと言い出さなければ! なんのために私が今まで聖女の血統も無いケルマンに使えてきたと思ってるんだ!」
サラダーンもマナ術による死者蘇生を信じていたってことでしょうか? 自分が殺してしまったリシャーフさんのお母さんを復活させて再婚? なんか無茶なこと考えていますね。
「まぁ、フェリアナの娘のルシャールがいるのなら、まだ赤竜教の正当性は残っている! あとはここにいるやつらを始末すればいいだけだ! ハバエラ主任! あいつらを出せ!」
「しかし!あれは言うこと聞くようなやつらではないですよっ? せっかくあそこまで仕上げたのに、魂の再付与の方法がわかるまで取っておかなくてよろしいのですか?」
「ふんっ! 言うことは聞かなくても、マナに吸い寄せられるのであろう? ならここにはとっときの奴らがいるじゃないか!」
「…くそっ! 失敗したら探求院も終わりなんだぞ…」
ハバエラ主任とやらが、近くの壁を操作すると、後ろの方から何やら壁が倒れたような大きな音がしました。そして、緞帳のようなものが張られてる玉座の裏手方からは… 四人程の影が出てきました。
「あれは…亡くなったはずの先代祭司総長ではないのか?」
「あの子達…エルセニム国から一緒に来た子たち?…」
一応人だと分るシルエットですが。いつぞやに見た巨大なボアと同じように、人からはかけ離れて巨大化している骨格と筋肉。これで緑色なら、有名な超人です。
そしてその目。ボアや鹿や白蛇でも見た、動く者は餌としてしか見ないその狂気の宿った目…
魔獣化した人間、まさに魔人ですね… ただ、一部の祭司とマーリアちゃんは、その顔に見覚えがあるようです。
「ふん。マナ強化実験のなれの果てだが、ここで役に立ってもらうっ!」
玉座の背もたれ越しに近い方の二体と目が合います。このまま混戦になったりすると、だとアインコール殿下やアイズン伯爵にも危害が及びそうなので、私は玉座から降りて二体と対峙します。
一体がマーリアちゃんに向かいます? マナに吸い寄せられるとか言ってましたね。
「マーリアちゃん、無茶しないでね。こっちに擦り付けてもいいから」
「魔獣との戦闘は経験あるから。多分大丈夫よ」
でもあなた、傷が残るような怪我したことあるでしょ?
とはいえ、今は頼むしかありません。
最後の一体が、エカテリンさんが抱かえているレッドさんに向かおうとしています。このままだとエカテリンさん達がターゲットに…。機転を利かせたレッドさんが、エカテリンさんから私の方にぴょーんと飛んできました。
おかげでその魔人の一体も私の所へ誘導…と思いきや。なんとターゲットをルシャールさんの方に変えました。ルシャールさんも聖女と言うだけあって、マナ密度はここに居る人の中では高い方です。
ボロボロの祭司服を着た魔人が、一気にルシャールさんとの距離を詰めます。私はすでに二体と対峙しているので動けません。
ルシャールさんが騎士剣を抜きますが。あの速度を出せる魔人に通用するとは思えません。タルーサさんにトゥーラさんに至っては、反応も出来ていません。
「リシャーフさんっ!」
レッドさんが、自分を投げろと言っています。再度、魔人の気を引く作戦のようですが。間に合うかっ?
だめです! 私と対峙している魔人が攻撃を始めたので、レッドさんを送るのがワンテンポ遅れてしまいました。
魔人は抜き手でリシャーフさんを貫こうとします。リシャーフさん、騎士団長としてここでも帯剣はしていますが、鎧は正装を兼ねた簡易なものです。魔人のパワープレイに耐えられるようなものでは無いです。
…そんなリシャールさんを押しのけて魔人との間に割って入ったのは… ケルマン祭司総長でした。位置的に常人では間に合わないはずですが、彼も身体強化のマナ術が使えたようです。
魔人の抜き手が、ケルマン祭司総長の胸を貫きます。
「…ぐ…先代…おいたわしや…」
「ちっ…父上ーーっ!」
直後、投げたレッドさんが魔人の背中にとりつきます。レッドさんを振り払おうとした勢いで魔人の腕はケルマン祭司総長から抜けますが…あれはもうどうにもなりません。
レッドさんが、今度は魔人の背中からこちらに向けて跳躍します。それに釣られた魔人もターゲットを私に変えたようです。
「父上っ…父上…」
「…リシャーフ、すまなかった… フェリアナ…これで本当に会えるのか…ああフェリアナ ……」
「あ…ああっ 父上…」
駆け寄った護衛騎士が、手の施しようが無いのか首を振ります。
ケルマン祭司総長を襲った魔人がこちらにやって来ました。
魔人が三体、私のマナを欲して襲いかかってきます。モテモテ…と言いたいところですが、どうも一体は元女性のようですね。
三体は無闇に手を振り回して、私を捕まえようとしています。レッドさんは、フードの中に収まり私の後頭部に捕まって、周囲の状況を教えてくれてます。三百六十度の視界があれば、そうそう捕まりません。
にしても、捕まえてどうするんでしょうね? 食べようとする? 噛み切れませんよ、私は。
ゾンビというよりグールみたいな魔人ですが、元が人間だと知ってしまうと、その表情も助けを求めているみたいに見えて、正直こんなのでも殺すのにはためらいがあります。
私を掴もうと伸ばしてくる手を思いっきり払い続ければ、骨に結構ダメージが溜まっていくはずです。だんだんと手足を庇うように動きが鈍くなってきますが、それでもまだ諦めませんね。
マナをなんとか抜いたら元に戻らないかな? …とか思ったのですが。レッドさんから、元の知能は既に死んでいてマナだけで生きていると言われました。…やっぱもうだめですか。
マーリアちゃんも、王女権限で持ち込んでいた戦斧を振り回しつつ、魔人一体をいなしています。早めに応援に行きたいところですが。
セレブロさんも戦闘に参加しています。アライさんは、部屋の隅に退避して戦いを窺っていますね。
セレブロさんが、魔人の後ろから飛びかかって首筋に噛み付きます。ただ、あの筋肉には歯が立たない感じのようで跳ね飛ばされました。
「セレブロ!」
ズザザとなんとか着地したセレブロさんですが。マーリアちゃんの意識がそちらに向いたそのとき! ノーマークだったハバエラ主任とかいう人が、マーリアちゃんの後ろから突っ込んできます。手にはナイフを!。この人も肉体強化系使えるんですか?
「マーリアちゃん!後ろ!」
タイミングが悪いです。前からは魔人が攻撃してきます。セレブロさんに意識を持ってかれた隙を突いて死角から突っ込んできたハバエラ、これは対処しきれません。
マーリアちやんにぶつかるように突っ込んだハバエラは…攻撃してきた魔人の一祓いをまともに受けて吹っ飛びます。その隙を捉えて、マーリアちゃんが戦斧を思いっきり振り払い、魔人はよろけて離れますが… その脇腹にはナイフの柄が見えています…
ナイフの刃を挟むように抑えたマーリアちゃんは、そのまま蹲って突っ伏します。転がったマーリアちゃんの脇腹からは出血が広がります。
ゾクン…
周囲から色が無くなります。音もキーンという耳鳴りと区別が付かなくなりました。
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