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第7章 Welcome to the world
第7章第019話 星を見ながら
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第7章第019話 星を見ながら
・Side:ツキシマ・レイコ
さて。"波"の対処のためにムラード砦に着いて三日目。夕食…今夜も焼き肉でした。
お肉が嫌いなわけではないですがそろそろキツイですね。いや、焼いただけではなく、ハンバーグとかカツとかミートソースとか色々メニューは出てきましたし、大変美味しかったのですが。
…せめてお米を。エイゼル市のお魚料理が恋しい…
カステラード殿下とウードゥル様に声かけしてから、ちょっと宴を離れて城壁に登ります。もたれた胃を持て余しながら、胸壁にもたれて夜空を見上げます。
城壁の向こう側の谷は人の住まない土地ですが。警戒のために、砦の近場の各所には篝火が設置されています。しかしその程度ではこの夜空の星は全く減りません。
今夜は、あのクレーターが特徴的な月は出てませんが。近隣の散光星雲である"神の御座"が良い感じで絶景です。月が無いからか、天の川も薄っすらと見えますね。
食堂からは、おつまみとして用意されていた炒り豆を小袋で貰ってきました。お味はピーナツと大豆の中間という感じでしょうか、星を見ながらポリポリするには丁度良いです。レッドさんもこれ好きですしね、彼も小袋で貰ってポリポリしています。
神の御座。
両手で抱えるくらい。視野で30度くらいに広がり、たくさんの明るい星とそれらによって光る薄薔薇色のガス雲。渦巻き銀河に良く見られる恒星の生成領域。
青白い星は太陽より巨大で明るい星。天文学的時間スケールでは生まれて間もない星ですが、でかい分燃焼も早く、寿命も数十万年から長くて数百万年と極端に短いので、若い星しか存在しません。最後には超新星となります。
赤くて明るい星もけっこう有ります。多分これらも巨星でしょう。矮星ならともかく、普通は寿命が終焉にさしかかった星が赤色巨星になります。あまりにでかい星、太陽質量の数十倍以上だと、膨張の末に赤い部分が吹き飛ばされて、中の高温の部分が剥き出しになったりもしますが。まぁ大体は赤が末期の色となります。
…この辺の天文知識はお父さんの受け売りですけどね。よくある他の銀河の写真、青い部分は回転一周も寿命がもたないんですよ。一周も出来ないのになんで渦の形をしているのか…って話だったかな。実は渦に見えるのは星を作るガス雲とそこで生まれたばかりの明るい星。長寿命の黄色から小さい赤い星だけを抽出すると楕円銀河と大差ない感じです。ガスが渦巻き状に流れ、そこで大きな明るい星が沢山生まれる。
星の寿命は質量の三乗に反比例。一定以上重たい星なら超新星化が最後に待っています。
黄色の明るい星も見えますが、これが神の御座の星なのか、単に近いところにある星なのかは、よく分かりませんね。スペクトルを精査すれば区別できるかもしれませんが。
神の御座は全体として薄薔薇色に霞がかっていますが。それとは別に丸い星雲が肉眼で大小いくつか見えます、これらが超新星爆発の残骸ですね。小さいほど新しい残骸でしょう。
絶景の宇宙パノラマ。ほんと、見ていて飽きないですね。ポリポリ。炒り豆美味しいです。私、ピーナツより大豆の方が好みだったんですよね。こちらも飽きないお味。
こういう星の生成が一杯の星雲となると、大マゼラン銀河のタランチュラ星雲を思い出します。神の御座もオリオン大星雲よりずっと規模はでかく見えますからね。…まさか神の御座って、三千万年後のタランチュラ星雲ってことはないですよね?
キョロキョロ。夜空を見渡します。
ここがマゼラン銀河なら、銀河系が空を覆うほど巨大に見えているはずですが。元々実際の銀河は本来はぼやっとしたもや程度にしか見えない物ですが。天の川?は見えていても、銀河系らしき物は見えないです。
銀河系は今は昼側かもしれませんが、そういう天体の話は聞いたことが無いので。おそらくここも銀河系の中でしょう
銀河の中にはガス雲も沢山あって、それによって外への視界は大きく減っていますが。マゼランから見た銀河系を隠すほどにはならないと思います。ここが銀河系すら見えないような離れた銀河…なんて事でもんなければ、ここが銀河系の中ってのは間違いないでしょう。今度、マゼランやアンドロメダを知らないか、賢者院のコッパーさんあたりに聞いてみましょう。他の銀河の観測が出来れば、この星がどこにあるのか?くらいの検討は立てられるかな?
…まぁ知ってどうするって話でもありますが。
こういう宇宙談義は、よくお父さんにしてもらっていました。とは言っても、屋外ではなくPCの画面でしたけどね。
日本で天の川が見られるところまで行くのは結構大変ですし。肉眼やちょっと大きいくらいの望遠鏡より、ネットの方が高画質です。日替わりでいろんな天体写真を公開してくれるサイトは、お気に入りでした。
それでも、いろいろ話をしてくれたなぁお父さん… 神の御座を見せてあげたら、大興奮だろうなぁ…
…レッドさんは、私に抱っこされながら夜空を見上げつつ豆をポリポリしています。キミはあれになにを見るのかな?
などと。後ろから聞こえてくる焼き肉パーティーの喧噪をBGMに黄昏れていますと。城壁に一人の青年が登ってきました。
青年と言っても、もしかしたらまだ十代?ってくらい若い人ですけど。
「失礼しました。先客がいましたか」
騎士兵士というよりはローブを纏った魔術士という感じですかね? そう言えば、マナ術士もいくらか配属されていると聞いてます。
まぁこの寒い時期ですので。ほぼ皆がローブなりマントなりかけていますが。下に鎧をつけているかどうかで区別してます。
「あの…もしかしなくても赤竜神の巫女様…であらせられます?」
砦に付随する施設に家族で就業している方もいるので、子供も多少いますが。夜にここまで登ってくる子供、それも女の子が一人でいるとしたら、私しかないでしょうね。
さらに。振り向いた私はレッドさんを抱っこしています。この子が仔犬に見える人は居ないでしょう。
「し…失礼しました! 小竜神様っ、赤竜神の巫女様っ」
慌てて膝をつこうとする青年。
「あーもう、膝つかないでください! 正解ですけど、様付けは勘弁してくださいね」
「クーククック」
言われて立ち上がる青年。それでも丁寧にお辞儀します。…まぁそれくらいなら。
「はは…噂通りの方ですね。しかし私のような身分では、様付けをしないというのは…」
「私もそもそもは平民です。なんならレイコちゃんでも良いですよ」
実際にちゃん付けで呼んでくれるは、ローザリンテ殿下にアイリさんとエカテリンさん、ファルリード亭の面々くらい?
あと市場や六六のおばちゃん達とか。
「さすがにそれは畏れ多いです… そう言えば、騎士団の方はレイコ殿と呼ばれていましたね。私もそれでいいですか?」
様付けで呼ばれる都度、私から頭を下げてお願いしてきましたからね。
「…はい。妥協します」
ポリポリしていた豆を薦めますが、やんわり断ってきました。お腹いっぱいですか?
「…神の御座、綺麗ですよね。…あそこが神の住まう場所で、死んだ人はあそこに行くって本当なんでしょうか?」
声かけされる直前まで空を眺めてましたから。谷を警戒しているよりは空を見ていると思ったのでしょう。
…身近な人を亡くしたのかな? 流石にそれは迷信ですなんてことは言いたくないし…
「…だとしてら凄いでしょうね。あの星々を間近で見られるとしたら」
「…レイコ殿は"星"というものがどういうものなのかご存じなのでしょうか? 当たり前のように夜空に広がっていますけど、何かと言われれても説明できないのですが。赤竜教では死んだ人の魂が輝いていると言ってましたが」
星とは何か。もちろん知っていますが…
「うーん。夢のある話が良い? それとも本当の話がいい?」
「なんなのですか? その選択肢は」
「本当のことを言っても、それを証明することは出来ないですし。それが貴方の求めるようなこととは違ってたりしたら、単に不愉快になるだけですからね。とくに信仰に関する価値観は実害が無ければむやみに否定する物でも無いと思うので」
"神の御座"という名前が示すとおり、あの星団の解釈はそのままこの世界の宗教観でもありますからね。
本来、人の心には信仰が必要なんです。天文学なんて信じなくても日常に変化はありませんし。死んだ人の魂が天に昇る、それでもいいじゃないですか。
「私も一応赤竜教の信徒ではありますが。…本当の方のお話でお願いします。レイコ殿がご存じなら、是非知りたいです」
ふむ、信仰より好奇心を優先しますか。
なにか決心したかのような目をしていますね。それとも吹っ切れようとしている?
・Side:ツキシマ・レイコ
さて。"波"の対処のためにムラード砦に着いて三日目。夕食…今夜も焼き肉でした。
お肉が嫌いなわけではないですがそろそろキツイですね。いや、焼いただけではなく、ハンバーグとかカツとかミートソースとか色々メニューは出てきましたし、大変美味しかったのですが。
…せめてお米を。エイゼル市のお魚料理が恋しい…
カステラード殿下とウードゥル様に声かけしてから、ちょっと宴を離れて城壁に登ります。もたれた胃を持て余しながら、胸壁にもたれて夜空を見上げます。
城壁の向こう側の谷は人の住まない土地ですが。警戒のために、砦の近場の各所には篝火が設置されています。しかしその程度ではこの夜空の星は全く減りません。
今夜は、あのクレーターが特徴的な月は出てませんが。近隣の散光星雲である"神の御座"が良い感じで絶景です。月が無いからか、天の川も薄っすらと見えますね。
食堂からは、おつまみとして用意されていた炒り豆を小袋で貰ってきました。お味はピーナツと大豆の中間という感じでしょうか、星を見ながらポリポリするには丁度良いです。レッドさんもこれ好きですしね、彼も小袋で貰ってポリポリしています。
神の御座。
両手で抱えるくらい。視野で30度くらいに広がり、たくさんの明るい星とそれらによって光る薄薔薇色のガス雲。渦巻き銀河に良く見られる恒星の生成領域。
青白い星は太陽より巨大で明るい星。天文学的時間スケールでは生まれて間もない星ですが、でかい分燃焼も早く、寿命も数十万年から長くて数百万年と極端に短いので、若い星しか存在しません。最後には超新星となります。
赤くて明るい星もけっこう有ります。多分これらも巨星でしょう。矮星ならともかく、普通は寿命が終焉にさしかかった星が赤色巨星になります。あまりにでかい星、太陽質量の数十倍以上だと、膨張の末に赤い部分が吹き飛ばされて、中の高温の部分が剥き出しになったりもしますが。まぁ大体は赤が末期の色となります。
…この辺の天文知識はお父さんの受け売りですけどね。よくある他の銀河の写真、青い部分は回転一周も寿命がもたないんですよ。一周も出来ないのになんで渦の形をしているのか…って話だったかな。実は渦に見えるのは星を作るガス雲とそこで生まれたばかりの明るい星。長寿命の黄色から小さい赤い星だけを抽出すると楕円銀河と大差ない感じです。ガスが渦巻き状に流れ、そこで大きな明るい星が沢山生まれる。
星の寿命は質量の三乗に反比例。一定以上重たい星なら超新星化が最後に待っています。
黄色の明るい星も見えますが、これが神の御座の星なのか、単に近いところにある星なのかは、よく分かりませんね。スペクトルを精査すれば区別できるかもしれませんが。
神の御座は全体として薄薔薇色に霞がかっていますが。それとは別に丸い星雲が肉眼で大小いくつか見えます、これらが超新星爆発の残骸ですね。小さいほど新しい残骸でしょう。
絶景の宇宙パノラマ。ほんと、見ていて飽きないですね。ポリポリ。炒り豆美味しいです。私、ピーナツより大豆の方が好みだったんですよね。こちらも飽きないお味。
こういう星の生成が一杯の星雲となると、大マゼラン銀河のタランチュラ星雲を思い出します。神の御座もオリオン大星雲よりずっと規模はでかく見えますからね。…まさか神の御座って、三千万年後のタランチュラ星雲ってことはないですよね?
キョロキョロ。夜空を見渡します。
ここがマゼラン銀河なら、銀河系が空を覆うほど巨大に見えているはずですが。元々実際の銀河は本来はぼやっとしたもや程度にしか見えない物ですが。天の川?は見えていても、銀河系らしき物は見えないです。
銀河系は今は昼側かもしれませんが、そういう天体の話は聞いたことが無いので。おそらくここも銀河系の中でしょう
銀河の中にはガス雲も沢山あって、それによって外への視界は大きく減っていますが。マゼランから見た銀河系を隠すほどにはならないと思います。ここが銀河系すら見えないような離れた銀河…なんて事でもんなければ、ここが銀河系の中ってのは間違いないでしょう。今度、マゼランやアンドロメダを知らないか、賢者院のコッパーさんあたりに聞いてみましょう。他の銀河の観測が出来れば、この星がどこにあるのか?くらいの検討は立てられるかな?
…まぁ知ってどうするって話でもありますが。
こういう宇宙談義は、よくお父さんにしてもらっていました。とは言っても、屋外ではなくPCの画面でしたけどね。
日本で天の川が見られるところまで行くのは結構大変ですし。肉眼やちょっと大きいくらいの望遠鏡より、ネットの方が高画質です。日替わりでいろんな天体写真を公開してくれるサイトは、お気に入りでした。
それでも、いろいろ話をしてくれたなぁお父さん… 神の御座を見せてあげたら、大興奮だろうなぁ…
…レッドさんは、私に抱っこされながら夜空を見上げつつ豆をポリポリしています。キミはあれになにを見るのかな?
などと。後ろから聞こえてくる焼き肉パーティーの喧噪をBGMに黄昏れていますと。城壁に一人の青年が登ってきました。
青年と言っても、もしかしたらまだ十代?ってくらい若い人ですけど。
「失礼しました。先客がいましたか」
騎士兵士というよりはローブを纏った魔術士という感じですかね? そう言えば、マナ術士もいくらか配属されていると聞いてます。
まぁこの寒い時期ですので。ほぼ皆がローブなりマントなりかけていますが。下に鎧をつけているかどうかで区別してます。
「あの…もしかしなくても赤竜神の巫女様…であらせられます?」
砦に付随する施設に家族で就業している方もいるので、子供も多少いますが。夜にここまで登ってくる子供、それも女の子が一人でいるとしたら、私しかないでしょうね。
さらに。振り向いた私はレッドさんを抱っこしています。この子が仔犬に見える人は居ないでしょう。
「し…失礼しました! 小竜神様っ、赤竜神の巫女様っ」
慌てて膝をつこうとする青年。
「あーもう、膝つかないでください! 正解ですけど、様付けは勘弁してくださいね」
「クーククック」
言われて立ち上がる青年。それでも丁寧にお辞儀します。…まぁそれくらいなら。
「はは…噂通りの方ですね。しかし私のような身分では、様付けをしないというのは…」
「私もそもそもは平民です。なんならレイコちゃんでも良いですよ」
実際にちゃん付けで呼んでくれるは、ローザリンテ殿下にアイリさんとエカテリンさん、ファルリード亭の面々くらい?
あと市場や六六のおばちゃん達とか。
「さすがにそれは畏れ多いです… そう言えば、騎士団の方はレイコ殿と呼ばれていましたね。私もそれでいいですか?」
様付けで呼ばれる都度、私から頭を下げてお願いしてきましたからね。
「…はい。妥協します」
ポリポリしていた豆を薦めますが、やんわり断ってきました。お腹いっぱいですか?
「…神の御座、綺麗ですよね。…あそこが神の住まう場所で、死んだ人はあそこに行くって本当なんでしょうか?」
声かけされる直前まで空を眺めてましたから。谷を警戒しているよりは空を見ていると思ったのでしょう。
…身近な人を亡くしたのかな? 流石にそれは迷信ですなんてことは言いたくないし…
「…だとしてら凄いでしょうね。あの星々を間近で見られるとしたら」
「…レイコ殿は"星"というものがどういうものなのかご存じなのでしょうか? 当たり前のように夜空に広がっていますけど、何かと言われれても説明できないのですが。赤竜教では死んだ人の魂が輝いていると言ってましたが」
星とは何か。もちろん知っていますが…
「うーん。夢のある話が良い? それとも本当の話がいい?」
「なんなのですか? その選択肢は」
「本当のことを言っても、それを証明することは出来ないですし。それが貴方の求めるようなこととは違ってたりしたら、単に不愉快になるだけですからね。とくに信仰に関する価値観は実害が無ければむやみに否定する物でも無いと思うので」
"神の御座"という名前が示すとおり、あの星団の解釈はそのままこの世界の宗教観でもありますからね。
本来、人の心には信仰が必要なんです。天文学なんて信じなくても日常に変化はありませんし。死んだ人の魂が天に昇る、それでもいいじゃないですか。
「私も一応赤竜教の信徒ではありますが。…本当の方のお話でお願いします。レイコ殿がご存じなら、是非知りたいです」
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