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第7章 Welcome to the world
第7章第041話 ミオンさんの出産
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第7章第041話 ミオンさんの出産
・Side:ツキシマ・レイコ
七月という感じの陽気、そろそろ汗ばむ季節になってきました。
日本の梅雨ほどではないけど、雨はそこそこ降りました。山の方はもっと降っているそうなので、水不足はいままで問題になったことはないそうです。
クーラーはまだつけないけど、扇風機は回しています。首振り機能までついた最新型ですよ。職人さん、凝りますね。
もうゴールデンレトリバーの成犬にちかいくらいまで大きくなったセレブロさんの仔供達は、リビングの畳の間にて、出産間近でちょっと精神不安定なアイリさんとミオンさんの癒やしとなっております。
まぁおとなしく寝るところまで運動させるのも大変です。そろそろ外デビューですかね。
フェンちゃん、アイリさん、オルト君、ミオンさん、ケルちゃん、って感じで畳の上に並んでごろんです。
「お父さん! お母さんが産まれるって!」
そんな日の夕方。ミオンさんが産気づきました。
ミオンさんにカーラさんと一緒に付き添っていたモーラちゃんが、食堂にいるカヤンさんに知らせます。
カヤンさんが、馬車の手配をして慌てて戻ってきました。さっそく近くの産院へ連れて行きます。予定日はレッドさんの診察ではっきりしていましたから、受け入れもスムーズです。
産院は六六の診療所の隣です。この時代、怪我や病気を扱うところと出産は分けられています。まぁ確実に女性にしか用がない場所ってのもあるかもしれませんが。
六六の産院と侮るなかれ。六六が作られたときにアイズン伯爵の施政として同時に建てられた施設です。伯爵曰く、将来の労働力の安定確保の一手段だそうですが、ツンデレはいつものこと。おかげで、出産とその後の新生児の生存率は大幅に向上しまして、ネイルコードの人口増に大きく貢献している仕組みです。
私も、消毒や縫合についてのレクチャー、冷暖房にちょっとしたお風呂の設置に寄付も合わせて、いろいろ関わっている診療所と産院です
当然、人が多いところの産婆さんの経験値は他所に引けを取らず。今回ミオンさんを診てくれる産婆さんはエイゼル市でも有名な方で、王都の産婆ノーヴァさんの弟子だそうです。弟子といっても、この方もすでに結構なお歳ですが。
「あんた、初めてじゃないんだから、もちっと落ち着きなさい」
「いや、何度でもあわてるだろうがっ」
カヤンさんの母親のカーラさんも付いてくれています。モーラちゃんも離れません。
カーラさんもお産の手伝いの経験はあるそうです。と言うか、庶民の場合、経産婦なら他の人のお産に関わった経験の無い人の方が珍しいそうですけど
「双子だし、生まれるのは朝明けるころだね。男や子供がここでうろうろしてても邪魔なだけだよ、一旦家へ戻りな。いや、まだ店は開いているんだろう? 何もしていない方が気をもむだろ、食堂の方で仕事してな」
「…はい、お袋」
「…はい、カーラおばぁちゃん…」
結局仕事に戻ったカヤンさん。それでもファルリード亭を閉めて家に帰ってからは、リビングでうろうろと。
「クーッ、クククク?」
「気が紛れるのなら、しばらくそのまま居てあげてね、レッドさん」
モーラちゃんとアイリさんは、両手を組んで祈ってます。…レッドさんを机の上に載せてその前で。…きっと御利益ありますよ。 レッドさん、遠隔で心拍と血中酸素量のモニターはしているそうで。まぁ祈る相手としては間違っていないですね。
「赤ちゃん産むのって大変なのね…」
マーリアちゃんがつぶやきます。
「赤ちゃんがお腹の中にいるのってのも大変よ」
予定日まで一月無いアイリさん。お腹も大きいです。
「えい、じっとしていられん。アイリさん、簡単に食べられるものって差し入れとしてありか?」
「え? さすがにミオンさんは食べられないと思うけど」
「違うって。産婆さんたちとかお袋の分だよ。皆が朝まで飲まず食わずじゃないだろ?」
「さすがになにか準備しているとは思うけど…」
「誰かが食べるだろうから、作っても無駄にはならないだろ! 片手で食べられるものを見繕って作るぞ!」
厨房に駆け込むカヤンさんでした。やっぱりじっとしてられない。
もうそろそろ夜も明けるのでは?という時間。リビングで皆がうとうとしていた頃。
「産婆さんからです。一人目、生まれました!」
産院の使い…手間賃もらった六六の子ですね、まぁ中学生くらいの男の子ですから、この時間でもOKですが、家にまで報告に来てくれました。室内に入るのに、護衛騎士さんも一緒です。家の前で止められたようですね。
カヤンさんが家を飛び出します。マーリアちゃんもセレブロさんと一緒に走って行きました。
さすがにアイリさんが走るわけにも行かないので。残りのメンバーは馬車の準備を待ちます。
産院に着いた頃、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
「二人目も無事生まれたようね」
寝室に移っていたミオンさん。すでにカヤンさんもいます。
二つの藤籠に二人の赤ちゃん。すでに産湯も済ませています。うーん、まだしわしわですね。
ミオンさんは…カヤンさんが差し入れていた軽食を食べていますね。結局食べるんだ。
「双子だから重たくなるかと心配していたけど。二人目だからか山の民の体力だからか、けっこうすんなり生まれたね」
カヤンさんがミオンさんの労をねぎらっています。笑顔で答えるミオンさん、体調は大丈夫そうですね。
カヤンさんは、赤ちゃんを眺めながら涙でぐちょぐちょですが。
「弟よ妹よ、ファルリード亭へようこそ。早く大きくなってね、期待しているわよ」
…姉弟というより部下候補ですか?モーラちゃん。
アイリさんの提案で、レッドさんが赤ちゃんの誕生を祝福します。額に手を当ててなんかごにょごにょ。ごにょごにょの部分はポーズだそうです。ついでに赤ちゃん達をこっそりモニターですね。
なんか産院の人もレッドさんを見て拝んでいます。
ネイルコードでの新生児死亡率は、昔よりかなり改善されているそうですが、それでもリスクは低いとは言えません。日本の江戸時代で20パーセント以上だったことを考えるとかなりマシではありますが。
この差の大部分は、衛生的な問題です。十分な食事を取って身ぎれいにしているだけで死亡率はぐんと下がります。
この街では皆さん普段は大体小綺麗にしています。平均寿命はこれからさらに伸びていくことでしょう。
女の子の方は、モーラちゃんに似ていますね。耳がフサフサなのも同じです。
男の子の方は、カヤンさん似ですかね。ていますね。鼻筋にちょっと和毛が生えているあたりはミオンさん似です。
あかちゃんを抱っこさせて貰ったカヤンさん。涙でぐちゃぐちゃでニコニコしています。
うん。しばらく家族水入らずにしましょうか。
病室を出ると、レッドさんに産院の人に今いる他の赤ちゃんも祝福してほしいと言われました。
いいですか?レッドさん。ん?私もですか? うん、ちょっと見ていきましょうか。
後日。
双子の命名、男の子がウマニ・キック、女の子がベール・キックとなりました。
山の民の言葉で、ウマニが豊かな山、ベールは涼しい風という意味だそうです。うん、良い名前ですね。
・Side:ツキシマ・レイコ
七月という感じの陽気、そろそろ汗ばむ季節になってきました。
日本の梅雨ほどではないけど、雨はそこそこ降りました。山の方はもっと降っているそうなので、水不足はいままで問題になったことはないそうです。
クーラーはまだつけないけど、扇風機は回しています。首振り機能までついた最新型ですよ。職人さん、凝りますね。
もうゴールデンレトリバーの成犬にちかいくらいまで大きくなったセレブロさんの仔供達は、リビングの畳の間にて、出産間近でちょっと精神不安定なアイリさんとミオンさんの癒やしとなっております。
まぁおとなしく寝るところまで運動させるのも大変です。そろそろ外デビューですかね。
フェンちゃん、アイリさん、オルト君、ミオンさん、ケルちゃん、って感じで畳の上に並んでごろんです。
「お父さん! お母さんが産まれるって!」
そんな日の夕方。ミオンさんが産気づきました。
ミオンさんにカーラさんと一緒に付き添っていたモーラちゃんが、食堂にいるカヤンさんに知らせます。
カヤンさんが、馬車の手配をして慌てて戻ってきました。さっそく近くの産院へ連れて行きます。予定日はレッドさんの診察ではっきりしていましたから、受け入れもスムーズです。
産院は六六の診療所の隣です。この時代、怪我や病気を扱うところと出産は分けられています。まぁ確実に女性にしか用がない場所ってのもあるかもしれませんが。
六六の産院と侮るなかれ。六六が作られたときにアイズン伯爵の施政として同時に建てられた施設です。伯爵曰く、将来の労働力の安定確保の一手段だそうですが、ツンデレはいつものこと。おかげで、出産とその後の新生児の生存率は大幅に向上しまして、ネイルコードの人口増に大きく貢献している仕組みです。
私も、消毒や縫合についてのレクチャー、冷暖房にちょっとしたお風呂の設置に寄付も合わせて、いろいろ関わっている診療所と産院です
当然、人が多いところの産婆さんの経験値は他所に引けを取らず。今回ミオンさんを診てくれる産婆さんはエイゼル市でも有名な方で、王都の産婆ノーヴァさんの弟子だそうです。弟子といっても、この方もすでに結構なお歳ですが。
「あんた、初めてじゃないんだから、もちっと落ち着きなさい」
「いや、何度でもあわてるだろうがっ」
カヤンさんの母親のカーラさんも付いてくれています。モーラちゃんも離れません。
カーラさんもお産の手伝いの経験はあるそうです。と言うか、庶民の場合、経産婦なら他の人のお産に関わった経験の無い人の方が珍しいそうですけど
「双子だし、生まれるのは朝明けるころだね。男や子供がここでうろうろしてても邪魔なだけだよ、一旦家へ戻りな。いや、まだ店は開いているんだろう? 何もしていない方が気をもむだろ、食堂の方で仕事してな」
「…はい、お袋」
「…はい、カーラおばぁちゃん…」
結局仕事に戻ったカヤンさん。それでもファルリード亭を閉めて家に帰ってからは、リビングでうろうろと。
「クーッ、クククク?」
「気が紛れるのなら、しばらくそのまま居てあげてね、レッドさん」
モーラちゃんとアイリさんは、両手を組んで祈ってます。…レッドさんを机の上に載せてその前で。…きっと御利益ありますよ。 レッドさん、遠隔で心拍と血中酸素量のモニターはしているそうで。まぁ祈る相手としては間違っていないですね。
「赤ちゃん産むのって大変なのね…」
マーリアちゃんがつぶやきます。
「赤ちゃんがお腹の中にいるのってのも大変よ」
予定日まで一月無いアイリさん。お腹も大きいです。
「えい、じっとしていられん。アイリさん、簡単に食べられるものって差し入れとしてありか?」
「え? さすがにミオンさんは食べられないと思うけど」
「違うって。産婆さんたちとかお袋の分だよ。皆が朝まで飲まず食わずじゃないだろ?」
「さすがになにか準備しているとは思うけど…」
「誰かが食べるだろうから、作っても無駄にはならないだろ! 片手で食べられるものを見繕って作るぞ!」
厨房に駆け込むカヤンさんでした。やっぱりじっとしてられない。
もうそろそろ夜も明けるのでは?という時間。リビングで皆がうとうとしていた頃。
「産婆さんからです。一人目、生まれました!」
産院の使い…手間賃もらった六六の子ですね、まぁ中学生くらいの男の子ですから、この時間でもOKですが、家にまで報告に来てくれました。室内に入るのに、護衛騎士さんも一緒です。家の前で止められたようですね。
カヤンさんが家を飛び出します。マーリアちゃんもセレブロさんと一緒に走って行きました。
さすがにアイリさんが走るわけにも行かないので。残りのメンバーは馬車の準備を待ちます。
産院に着いた頃、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。
「二人目も無事生まれたようね」
寝室に移っていたミオンさん。すでにカヤンさんもいます。
二つの藤籠に二人の赤ちゃん。すでに産湯も済ませています。うーん、まだしわしわですね。
ミオンさんは…カヤンさんが差し入れていた軽食を食べていますね。結局食べるんだ。
「双子だから重たくなるかと心配していたけど。二人目だからか山の民の体力だからか、けっこうすんなり生まれたね」
カヤンさんがミオンさんの労をねぎらっています。笑顔で答えるミオンさん、体調は大丈夫そうですね。
カヤンさんは、赤ちゃんを眺めながら涙でぐちょぐちょですが。
「弟よ妹よ、ファルリード亭へようこそ。早く大きくなってね、期待しているわよ」
…姉弟というより部下候補ですか?モーラちゃん。
アイリさんの提案で、レッドさんが赤ちゃんの誕生を祝福します。額に手を当ててなんかごにょごにょ。ごにょごにょの部分はポーズだそうです。ついでに赤ちゃん達をこっそりモニターですね。
なんか産院の人もレッドさんを見て拝んでいます。
ネイルコードでの新生児死亡率は、昔よりかなり改善されているそうですが、それでもリスクは低いとは言えません。日本の江戸時代で20パーセント以上だったことを考えるとかなりマシではありますが。
この差の大部分は、衛生的な問題です。十分な食事を取って身ぎれいにしているだけで死亡率はぐんと下がります。
この街では皆さん普段は大体小綺麗にしています。平均寿命はこれからさらに伸びていくことでしょう。
女の子の方は、モーラちゃんに似ていますね。耳がフサフサなのも同じです。
男の子の方は、カヤンさん似ですかね。ていますね。鼻筋にちょっと和毛が生えているあたりはミオンさん似です。
あかちゃんを抱っこさせて貰ったカヤンさん。涙でぐちゃぐちゃでニコニコしています。
うん。しばらく家族水入らずにしましょうか。
病室を出ると、レッドさんに産院の人に今いる他の赤ちゃんも祝福してほしいと言われました。
いいですか?レッドさん。ん?私もですか? うん、ちょっと見ていきましょうか。
後日。
双子の命名、男の子がウマニ・キック、女の子がベール・キックとなりました。
山の民の言葉で、ウマニが豊かな山、ベールは涼しい風という意味だそうです。うん、良い名前ですね。
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