真夏の館

十 的

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前原清美5

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 突然音楽が止まり、静かになった館。けど私には今、どうしても否定したいことがあった。
 それは、この2階の廊下でイスにしばられているのが、私と一夜と一夢だけだということ。
「う、うわあー!」
 この声、俊二の声?
 今声がした方では、大量の長すぎる髪の毛が廊下の一部を覆い尽くしていた。呆然とそれを見ていると、髪の毛が何か大きなものを包んで1階へとひっぱっていく。
 今のは、ひょっとして、俊二?
「しゅ、俊二!」
 私が思わず言う。
「俊二!」
 一夜も言う。
「俊二、俊二ー!」
 一夢も言う。
 けど、私達の言葉は俊二には届かなくて、しばらくすると、ジャラジャラと音が鳴って3階へ上がるのを阻んでいた鎖の壁が床に散らばり、その後すぐにイスがバラバラになって私達は解放された。
 ショックを受けながらも、一夜に近づく。一夢も、一夜に近づく。
「俊二は、やられたのか」
 一夜が言う。こいつ、まだカメラを持って。まあ、いい。今はそんなこと気にしている場合じゃない。
「だろうな。さっき俊二の声が聞こえたし、何より、今ここに俺達だけしかいないっていうのが証拠になると思う」
 一夢が言う。
「これから、どうする?」
 私は、わかりきっていることを、わざと訊く。一応、皆と意見が合っていることを確認しておきたいのだ。
「まずはこの2階をちゃんと調べておこう。もしかしたら何か見落としがあるかもしれない」
 一夜が言う。
「俊二は、虎の人形が近くにある部屋に入るって言ってた」
 一夢が言う。
「なら、まずはそこを確認しよう」
 一夜が言って、私達は一緒になって歩き始めた。
 そして、すぐにこの2階ではもう何もすることがないと判明する。
 なぜなら、全ての部屋のドアが開かなくなっていたからだ。ついでに言うと、廊下にあった全てのイスがバラバラになっていた。
「これはやっぱり、3階に行けっていうことなのかな」
 私が言う。
「おそらくそうだろう。この階にもイスがあったし、俺達をおそってるやつはそれを望んでいるだろうな」
 一夜が言う。
「くそ、のってやるよ。そしてのりこえて、絶対ここから脱出してやる」
 一夢が言う。
「それじゃあ、行こうか」
 私が言う。
「ああ」
 一夜が言う。
「季目、俊二、待ってろ。もうすぐ見つけるからな」
 一夢が言う。
 そして私達は、鎖をふみこえて3階に上がった。
 3階の廊下にも、6つの部屋と、6つのイス、そしてイスに乗る人形があった。
 ここの人形は、ハト、ひよこ、はくちょう、カモメ、ワシ、カラスだ。どうやら動物から鳥に変わったらしい。
「ここは、2階とあまり変わらないようだな」
 一夜が言う。
「4階への階段はないけど」
 私が言う。でも、確か外観から4階は見えなかったから、これでいいのか。
「もう音楽が鳴るのはやめてほしいぜ」
 一夢が言う。
「それは期待できないと思うけど。あのイスを見る限り」
 私が言う。部屋の横には決まってイスと人形。これはもう、2階とまるっきり同じだ。十中八九、同じことをやらされるのだろう。
「じゃあ、また部屋に入るぞ。それで、また閉じ込められた場合は、自力で脱出ってことで」
 一夜が言う。
「はは、まあ、ここを見た時から覚悟はしてたけどさ」
 私が言う。
「だったら、また音楽が鳴る前に早く部屋のなぞを解いた方が良いんじゃないか。俺はそうするぞ」
 一夢が言う。確かに、音楽が鳴る前に部屋を攻略して玉を手に入れられるのなら、それにこしたことはない。
「よし。じゃあ俺はハトの部屋に入る」
 一夜が言う。
「じゃあ俺はひよこの部屋に入る」
 一夢が言う。ここはやっぱり、私も入る部屋を選ばなければいけないだろう。正直、あまり気が進まないけど。
「だったら私は、はくちょうの部屋に入る」
「よし。それじゃあ行くぞ。三人でこのピンチをのりきろう」
 一夜が言う。
「ああ」
 一夢が言う。
「うん」
 私が言う。
 そして私達は、それぞれ選んだ部屋に入っていった。
 はくちょうの人形が近くにある部屋の中には、入って左側の壁際に、5つの上が開いた檻があった。そして右側の壁際には鳥の人形がいくつも入れられた、天井が無い檻のようなカゴ。真ん中にはテーブルがあった。最後に、ドアの近くには金庫がある。
 そしてやはり、この部屋のドアが勝手に閉まる。
「檻に、人形。あれを入れるわけ?」
 5つの檻の方を見てみると、全部の檻の上にくるように、壁に5つの絵が描かれてあった。左から、鈴、丸、袋、イス、三日月。何か、意味があるのだろうか。
「まずは、テーブルにあるはずのメモを見る」
 テーブルを見てみると、やはりメモがあった。そこに書いてある文を読んでみる。

 はくちょうをどかす玉を手に入れるには、5羽の鳥を正しく檻の中に入れなければならない。

「やっぱり、あの檻と鳥の人形を使うのね」
 問題は、どう正しく入れるのかということだけど。さて。
 まず私は、鳥の人形が入れられているカゴを見る。
 鳥の人形は、全部で5つあった。丁度檻と同じ数だ。
 すずめ。にわとり。ふくろう。うぐいす。キツツキ。それらの人形の下、カゴの底には、白い綿がぎっしりしきつめられている。
「すずめ。にわとり。ふくろう。うぐいす。キツツキ」
 そこですぐに振り返って、檻の上に描かれている絵を見る。
「鈴、わっか、袋、イス、月。これって、絵の通りに入れろっていうこと?」
 少し安心する。なんだ、これは簡単なしかけだ。要するに、壁の絵がヒントになっているのだ。すずめの名前の中に、鈴がある。にわとりには輪がある。ふくろうには袋。うぐいすにはイス。キツツキには月。そういう風に、人形を檻に入れていけばいいのだ。これならすぐに入れられる。
 まずすずめの人形を手にして、檻に近づく。ちょっと、心が軽い。けど、その軽さがなんだか嫌な予感となり、すぐに少しの不安がやってくる。
 そこで、私は自然と足を止め、この考えを疑った。
 はたして、この推理は合っているのだろうか。もしかしたら俊二は、こうやって間違えて、この館にいる何かにやられたのではないのだろうか。
 もう一度部屋を見てみる。部屋の中には5つの檻。5つの人形。そして金庫。それだけ。
「ん、いや、ちょっと待って」
 ふとここで気づく。私はまだ、この部屋を完全に調べきってはいない。
 もしかしたらと思い、急いで人形が入ったカゴに近寄る。そして全ての人形をカゴから出した後、カゴの底の綿を手で確認した。
 すると。
「出てきた。本が、2冊」
 私は背筋が凍った。もしあのまま人形を檻に入れていたら、どうなっていただろう。2階の部屋のクモの罠は結局見なかったが、もしかしたらそういう罠がまたしかけてあったかもしれない。
 まあ、いい。今は、本を2冊見つけることができた。それでよしとしよう。
 1冊の本には、鍵がかかっていた。もう1冊の本は、不気味な絵本だった。赤い顔の金棒を持ったキャラが怖く描かれているのだ。
 鳥と鬼。絵本の前面にそう書いてある。これが題名だろう。
「きっと、読むしかないのよね」
 ここで、またどこからか音楽が聞こえてきた。この音が聞こえるということは、やはりまたイスに座らなければならない。私は焦る気持ちをおちつかせながら、目の前に集中しようとする。
 意を決して絵本を開いた。その絵本は、しかけがある絵本になっていた。

 俺は鬼。鳥を食べに来たぞ。鳥はどこだ?

 最初の見開きのページに、その一文と、そして鬼と、すずめの絵があった。更に、そのページには三つのつまみもある。その内一つのつまみを動かすと、すずめが隠れ、鈴に変わるようになっていた。
「きっと、鳥は食べられてはいけないはず。こうやって隠すのよ」
 わざわざそういうしかけがある絵本になっているのだから、そうやっていこう。きっと、どんな些細なこともここを脱出する要因になりえるはずだ。そう信じる。
 次のページをめくる。

 鳥はどこだ。鳥はどこだ。

 絵本の中で鬼が歩いている。そしてこのページには、にわとりとふくろうがいる。
 私はこのページのつまみを動かして、にわとりを輪に、ふくろうを袋に変えた。
 次のページにする。

 鳥が食べたい。鳥が食べたい。

 このページには、鬼とうぐいすがいる。私はつまみを動かして、うぐいすをイスに変える。そして、次のページをめくる。

 さて、そろそろ帰ろう。そろそろ帰ろう。

 このページでは、鬼は歩いてどこかへ行ってしまうようだった。その鬼の大分後ろの方に、キツツキがいる。
 このキツツキも、隠しておく。キツツキは月になった。
 そして、次のページに進むと。

 あ、みいつけた。

 という文と、大きな鬼の顔。ここにつまみはない。
 その時。
 開いている絵本の上に、一つの鍵が落ちてきた。
「!」
 私は思わず上を見て、天井に何もないことを確認する。その後すぐに鍵を手にして、さっと絵本を閉じる。
「とにかくこれで、鍵ゲットだ」
 きっと、この鍵を手に入れるために、この鬼の絵本があったのだろう。
 次に、鍵がかかっている本を手に取る。本当ならこの鍵が金庫を開けるものだったら良いんだけど、たぶん、こっちの鍵なんだろうな。
 すると、本の鍵はやっぱり開いた。私はその本を開き、読んでみる。
 この本も、絵本だった。最初のページに、すずめ、にわとり、ふくろう、うぐいす、キツツキの絵があった。

 すずめとにわとりとふくろうとうぐいすとキツツキが競走した。
 一位は鈴を手に入れ、二位はわっかを手に入れ、三位は袋を手に入れ、四位はイスを手に入れ、五位は月を見て泣いた。
 すずめは速かった。
 にわとりは遅かったが、五位ではなかった。
 ふくろうはすずめの次に速かった。
 うぐいすはすずめとにわとりの間だった。

 これで終わりだった。
「ちょっと、キツツキはどうなのよ」
 思わず焦る。今は、音楽が鳴っているのだ。早く、全部の鳥の順番を知らないと!
 頭を左右に振る。いや、おちつくんだ私。きっともう情報は足りているんだ。正確に、素早く情報を整理するんだ。
 私はまた絵本を読み直す。
 すずめは速かった。
 にわとりはすずめより遅かったが、五位ではなかった。
 ふくろうはすずめの次に速かった。
 この時点で、人形の順番はすずめ、ふくろう、にわとりだ。そして、にわとりは五位ではない。だから、うぐいすかキツツキが五位なのだ。
 うぐいすはすずめとにわとりの間だった。
 だから、つまり。
「すずめ、ふくろう、うぐいす、にわとり、キツツキの順番!」
 私はすぐに、すずめとふくろうを持って檻へと近づいた。
 上に鈴の絵がある檻に、すずめの人形を入れる。すると、すずめの人形を入れた檻がかってに閉まった。
「もしかして、入れたらもう変えられないってこと?」
 良かった。答えが解った後で。このまますぐにふくろうの人形を隣の檻に入れる。いつ音楽が鳴りやむかわからない以上、早くしなければ。
 こうして、残りのうぐいす、にわとり、キツツキの人形も、檻に入れる。すると、檻のふたは全て閉まり、その直後、コトリと後ろで、テーブルに何かが落ちる音が聞こえた。
 私は振り返り、テーブルの上を確認する。
 すると、そこには鍵があった。
「やった、鍵!」
 早速その鍵を使って、金庫を開ける。
 すると金庫の中には、やはり白い玉が入っていた。
「玉の色は、変わらないんだ」
 白い玉を手に取った瞬間、部屋のドアが開く。よし、早くこの部屋を出よう。
 廊下に出て、はくちょうに玉を見せる。
「お願い、どいて!」
 すると、はくちょうはイスから落ち、玉が砕け散った。これは二度目なので、ちょっとしか驚かない。
 急いで座る。そこで、音楽を聞きながらも、少しホッとした。
「それで、一夜と一夢は無事?」
 私はやっと余裕を取り戻しながら、一夜と一夢の姿を探した。
 お願い。皆も助かっていて。
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