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心を尽くして
優しい人
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夕餉の買い物を終え、厨房に立つと鰹節から出汁を取る。ふわりと良い香りが広がり、思わず千香は頬を緩めた。隣では梅が包丁を手に野菜を切っており。普段こうして台所に立っている姿を見ないから、恐らく包丁の扱いには慣れていないのだろう。芹沢のために頑張っているのだろうか。千香は目を伏せながら、なんとも形容し難い思いを感じていた。
こんな姿を見てしまえば、ますます梅が死んでしまうことな信じられなかった。平和な現代に暮らしていた千香は、どうしてこの時代は想いが通じていても結ばれないことが多いのだろうと、憂いを覚えて。
「ッ痛! 」
梅の声でふと意識を取り戻す。どうやら指を切ったらしい。千香は慌てて、梅の側へ駆け寄る。
「お梅さん大丈夫ですか!?ええと、血は出てないみたいなので、先ずは切れたところ洗いましょう! 」
「おおきに。やっぱり、慣れんことはせえへんのが一番やな。 」
傷の痛みに顔を引きつらせつつも、梅は笑みを浮かべる。
「いいえ。何事も挑戦です。最初から何でも上手くやれる人なんかいません。少しずつ、やれば良いんですよ。 」
洗い終えた傷口に膏薬を塗り、手拭いを細く裂き巻きつけていく。
「これで大丈夫です。あとはできるだけ毎日手拭いを変えて、膏薬を塗ること。そうすれば自然に治ります。 」
「千香ちゃんはえろうぎょうさんいろんなこと知ってるし、出来るし羨ましいわ。うちはなんかしよ思てもできへんことのが多いからなあ。せんせの役に立ちたくても立てへん。 」
「...ううん。知ってても力になれないこともあるの。 」
「知ってても力になれないこと? 」
あ!と千香は自分の失態に焦燥を覚えたが、それは梅によって制される。
「やっと千香ちゃん普通に話してくれた!ずっと敬語やったら余所余所しいし、嫌や思うてたんよ! 」
満面の笑みを浮かべ梅は両手をパンッと合わせる。元々の顔立ちも相成って、とても綺麗な笑顔をしてみせた。
「じゃ、じゃあこれからお梅さんのこと、お梅ちゃんって呼んでもいい? 」
「勿論や!...うちな、本当のこと言うたら此処に来るようになってから芹沢せんせと一緒に居れるのはええけど、誰か女の子の友達が欲しかったんや。ずっと寂しかったんえ?願い叶ったわあ。 」
ふふ、と梅はとても幸せそうに笑う。
「私も、悩み事とか何でも相談できる相手が欲しかったの。此処って男所帯だから、言いにくいこともあるし。 」
「せやったら、うちらの間に隠し事は無しやで。 」
梅は千香の手を取って微笑んだ。しかし千香はその言葉にズキリと胸が痛めていて。
「うん。 」
先程考えていたことが顔に出ていて心配されてしまったこともあり、千香は必死で笑顔を作った。
「隠し事と言えば、て言うてもそんな大したことやあらへんけど。 」
嫌な予感がする。
「千香ちゃんって、好い人おらんの? 」
「...居たことはあるけど、今は...。 」
やはり、女同士となるとこの手の話になるのはお約束である。
「ええ!?せやったら、さっき編んだ組紐誰にあげるん? 」
「へ?自分用にでもしようかなと。 」
「あかん!折角作ったんやから、誰か男はんにあげな。好い人やのうても、気になる人とか! 」
「気になる人、かあ。なら浪士組の人全員かな。 」
「え!?千香ちゃんって、そんなに気多い子やったの!? 」
梅が口をあんぐりと開け、言葉を失う。
「いやいやいや!そういう意味じゃなくて、えと、今は色恋よりも、この組の行く末が気になるって言うか...。 」
すると梅がホッと胸を撫で下ろした。しかし同時にムスッと頬を膨らませて。
「ええっ!勿体無い!千香ちゃん折角かわええんやから!なら、普段お世話になってる人にあげ!もうこれ以外は認めんで! 」
生まれてこのかた千香は、自分が可愛いなどと思った経験がないので梅の言葉に引っかかるものを覚えたが、深く考えない様にした。
「お世話になってる...。近藤さん?んー。藤堂さん?沖田さん?なんか色んな人に助けてもらってるから分かんないや。 」
「うちがよう見かけるんは、藤堂さんやと思うで。」
頭を悩ませる千香に、梅は助け舟を出した。
「なら、藤堂さんにあげようかな。 」
「そうしとき!...藤堂さんと千香ちゃんなら似合いの恋仲になるかもしれへんな。と言うかうちはてっきり、二人は既に好き合うてんのかと思うてたのになあ。 」
梅が何かボソボソと言った様な気がしたが、あまり重要なことでは無いだろうから、千香はしれっと受け流そうとした。
「さて、組紐誰にあげるか決まったことだし、夕餉の支度をしなくちゃ。お梅ちゃんは指切っちゃったから、休んでてね。 」
「ほんまおおきに。 」
その後夕餉を作り終えると、丁度隊士たちが帰って来た。千香はいつの間にか寝てしまった梅に蒲団をかけ、水を張った桶を持ち玄関へと向かう。ぞろぞろと玄関へ入って来た隊士たちは草鞋を脱ぎ始めた。ふと、隊士たちの服装を確認すると、新選組と言えば誰でも一度は目にしたことがあるであろう、だんだら羽織を着ていた。本物だ!と少し嬉しくなりながらも、千香は一旦桶を置き、正座をして頭を下げた。
「お帰りなさいませ。夕餉の支度ができておりますので、落ち着き次第、広間へお集まりください。あと、桶をお持ちしましたので、宜しければお使いください。 」
桶を隊士たちの方へそっと差し出すと、厨房へ戻り、夕餉を広間へと運んでいく。旬の魚がお手頃価格で、しかも美味しいと店の物に聞いたため、作ったが口に合うだろうか。量が多いので一先ず四膳ずつと思い、運んでいるが見積もったところ結構時間がかかりそうだ。よろけながら広間へ足を踏み入れると、早くも人影が見えた。
「森宮さん!量多いでしょ。手伝うよ。 」
それはそれは、にかっと眩しい笑顔で爽やかに藤堂は言った。しかし、千香はこの男に組紐を渡さなければならないため、どことなく気恥ずかしい気持ちになってしまう。以前、異性に贈り物をしたのはいつだったか覚えていないくらい前のことであったからだ。
「いえ。お疲れだと思うので、お気遣いなく。 」
「いいから。 」
藤堂は少しムスッとした表情で、膳を置いていく。
「ほら。残りも取りに行くよ。 」
先程の笑顔が嘘のように、声も淡々として居た。早くも遠くに見え出した背中を急いで追いかける。
「...あの。私、何か気に触ることしましたか? 」
厨房へ戻り、また膳を運びながら千香が尋ねる。
「敬語やめてほしいな。あんまり俺に気使わなくていいよ。あと藤堂さんはやめてさ、平助って呼んでよ。もう六月も此処にいるのに他人行儀過ぎるよ。 」
「は、はい。 」
千香は藤堂の笑顔で優しい顔しか知らないため、急に態度が変わったのに驚いた。
「俺も、千香って呼ぶからさ。 」
そう言って振り返った藤堂は千香にとびきりの笑顔を見せた。
___...ドキッ。
藤堂の笑顔を見た瞬間、甘い疼きが胸に広がっていく。これは...、恋に落ちたときの感覚に似ていた。
「う、うん。 」
千香は藤堂に組紐を渡さなければならないため、今緊張してしまっては渡す物も渡せないと思い、フイッと思わず目を逸らす。
「変なの。ああそう言えばさ。 」
藤堂は、目を逸らした千香に苦笑して。何にせよ上手く話の流れが変わってくれて良かった。急にどうしたの?とか聞かれても、口をパクパクさせるだけで何も話せない様な気がしていたからだ。全ての膳を運び終えると、二人ともふうと一息ついた。千香は辺りを見回し、部屋に自分と藤堂以外いないことを確認すると、懐から組紐を取り出した。
「と、平助。あの、今日お守り作ったんですけど、良かったら貰ってください。 」
千香は組紐を、面を伏せたまま藤堂へ差し出した。必死過ぎて敬語で話してしまっているのにも気付かずに。
「...俺に?ありがとう。 」
少し照れ臭そうにはにかみながら、受け取った。その間も千香の心臓は、煩いくらいに脈打っていた。
「それじゃ! 」
チラリと藤堂の視界に映った頬の真っ赤な色は、千香の白い肌によく映えていた。千香はこれ以上此処に留まっても、何を言っていいのか分からないため咄嗟に広間を飛び出して行った。急に走り出した千香に驚いた藤堂は追いかけることもできず、駆けていく千香の後ろ姿を見つめていた。
「可愛すぎでしょ...。 」
頬を緩めたままその場に立ち尽くして居た。
こんな姿を見てしまえば、ますます梅が死んでしまうことな信じられなかった。平和な現代に暮らしていた千香は、どうしてこの時代は想いが通じていても結ばれないことが多いのだろうと、憂いを覚えて。
「ッ痛! 」
梅の声でふと意識を取り戻す。どうやら指を切ったらしい。千香は慌てて、梅の側へ駆け寄る。
「お梅さん大丈夫ですか!?ええと、血は出てないみたいなので、先ずは切れたところ洗いましょう! 」
「おおきに。やっぱり、慣れんことはせえへんのが一番やな。 」
傷の痛みに顔を引きつらせつつも、梅は笑みを浮かべる。
「いいえ。何事も挑戦です。最初から何でも上手くやれる人なんかいません。少しずつ、やれば良いんですよ。 」
洗い終えた傷口に膏薬を塗り、手拭いを細く裂き巻きつけていく。
「これで大丈夫です。あとはできるだけ毎日手拭いを変えて、膏薬を塗ること。そうすれば自然に治ります。 」
「千香ちゃんはえろうぎょうさんいろんなこと知ってるし、出来るし羨ましいわ。うちはなんかしよ思てもできへんことのが多いからなあ。せんせの役に立ちたくても立てへん。 」
「...ううん。知ってても力になれないこともあるの。 」
「知ってても力になれないこと? 」
あ!と千香は自分の失態に焦燥を覚えたが、それは梅によって制される。
「やっと千香ちゃん普通に話してくれた!ずっと敬語やったら余所余所しいし、嫌や思うてたんよ! 」
満面の笑みを浮かべ梅は両手をパンッと合わせる。元々の顔立ちも相成って、とても綺麗な笑顔をしてみせた。
「じゃ、じゃあこれからお梅さんのこと、お梅ちゃんって呼んでもいい? 」
「勿論や!...うちな、本当のこと言うたら此処に来るようになってから芹沢せんせと一緒に居れるのはええけど、誰か女の子の友達が欲しかったんや。ずっと寂しかったんえ?願い叶ったわあ。 」
ふふ、と梅はとても幸せそうに笑う。
「私も、悩み事とか何でも相談できる相手が欲しかったの。此処って男所帯だから、言いにくいこともあるし。 」
「せやったら、うちらの間に隠し事は無しやで。 」
梅は千香の手を取って微笑んだ。しかし千香はその言葉にズキリと胸が痛めていて。
「うん。 」
先程考えていたことが顔に出ていて心配されてしまったこともあり、千香は必死で笑顔を作った。
「隠し事と言えば、て言うてもそんな大したことやあらへんけど。 」
嫌な予感がする。
「千香ちゃんって、好い人おらんの? 」
「...居たことはあるけど、今は...。 」
やはり、女同士となるとこの手の話になるのはお約束である。
「ええ!?せやったら、さっき編んだ組紐誰にあげるん? 」
「へ?自分用にでもしようかなと。 」
「あかん!折角作ったんやから、誰か男はんにあげな。好い人やのうても、気になる人とか! 」
「気になる人、かあ。なら浪士組の人全員かな。 」
「え!?千香ちゃんって、そんなに気多い子やったの!? 」
梅が口をあんぐりと開け、言葉を失う。
「いやいやいや!そういう意味じゃなくて、えと、今は色恋よりも、この組の行く末が気になるって言うか...。 」
すると梅がホッと胸を撫で下ろした。しかし同時にムスッと頬を膨らませて。
「ええっ!勿体無い!千香ちゃん折角かわええんやから!なら、普段お世話になってる人にあげ!もうこれ以外は認めんで! 」
生まれてこのかた千香は、自分が可愛いなどと思った経験がないので梅の言葉に引っかかるものを覚えたが、深く考えない様にした。
「お世話になってる...。近藤さん?んー。藤堂さん?沖田さん?なんか色んな人に助けてもらってるから分かんないや。 」
「うちがよう見かけるんは、藤堂さんやと思うで。」
頭を悩ませる千香に、梅は助け舟を出した。
「なら、藤堂さんにあげようかな。 」
「そうしとき!...藤堂さんと千香ちゃんなら似合いの恋仲になるかもしれへんな。と言うかうちはてっきり、二人は既に好き合うてんのかと思うてたのになあ。 」
梅が何かボソボソと言った様な気がしたが、あまり重要なことでは無いだろうから、千香はしれっと受け流そうとした。
「さて、組紐誰にあげるか決まったことだし、夕餉の支度をしなくちゃ。お梅ちゃんは指切っちゃったから、休んでてね。 」
「ほんまおおきに。 」
その後夕餉を作り終えると、丁度隊士たちが帰って来た。千香はいつの間にか寝てしまった梅に蒲団をかけ、水を張った桶を持ち玄関へと向かう。ぞろぞろと玄関へ入って来た隊士たちは草鞋を脱ぎ始めた。ふと、隊士たちの服装を確認すると、新選組と言えば誰でも一度は目にしたことがあるであろう、だんだら羽織を着ていた。本物だ!と少し嬉しくなりながらも、千香は一旦桶を置き、正座をして頭を下げた。
「お帰りなさいませ。夕餉の支度ができておりますので、落ち着き次第、広間へお集まりください。あと、桶をお持ちしましたので、宜しければお使いください。 」
桶を隊士たちの方へそっと差し出すと、厨房へ戻り、夕餉を広間へと運んでいく。旬の魚がお手頃価格で、しかも美味しいと店の物に聞いたため、作ったが口に合うだろうか。量が多いので一先ず四膳ずつと思い、運んでいるが見積もったところ結構時間がかかりそうだ。よろけながら広間へ足を踏み入れると、早くも人影が見えた。
「森宮さん!量多いでしょ。手伝うよ。 」
それはそれは、にかっと眩しい笑顔で爽やかに藤堂は言った。しかし、千香はこの男に組紐を渡さなければならないため、どことなく気恥ずかしい気持ちになってしまう。以前、異性に贈り物をしたのはいつだったか覚えていないくらい前のことであったからだ。
「いえ。お疲れだと思うので、お気遣いなく。 」
「いいから。 」
藤堂は少しムスッとした表情で、膳を置いていく。
「ほら。残りも取りに行くよ。 」
先程の笑顔が嘘のように、声も淡々として居た。早くも遠くに見え出した背中を急いで追いかける。
「...あの。私、何か気に触ることしましたか? 」
厨房へ戻り、また膳を運びながら千香が尋ねる。
「敬語やめてほしいな。あんまり俺に気使わなくていいよ。あと藤堂さんはやめてさ、平助って呼んでよ。もう六月も此処にいるのに他人行儀過ぎるよ。 」
「は、はい。 」
千香は藤堂の笑顔で優しい顔しか知らないため、急に態度が変わったのに驚いた。
「俺も、千香って呼ぶからさ。 」
そう言って振り返った藤堂は千香にとびきりの笑顔を見せた。
___...ドキッ。
藤堂の笑顔を見た瞬間、甘い疼きが胸に広がっていく。これは...、恋に落ちたときの感覚に似ていた。
「う、うん。 」
千香は藤堂に組紐を渡さなければならないため、今緊張してしまっては渡す物も渡せないと思い、フイッと思わず目を逸らす。
「変なの。ああそう言えばさ。 」
藤堂は、目を逸らした千香に苦笑して。何にせよ上手く話の流れが変わってくれて良かった。急にどうしたの?とか聞かれても、口をパクパクさせるだけで何も話せない様な気がしていたからだ。全ての膳を運び終えると、二人ともふうと一息ついた。千香は辺りを見回し、部屋に自分と藤堂以外いないことを確認すると、懐から組紐を取り出した。
「と、平助。あの、今日お守り作ったんですけど、良かったら貰ってください。 」
千香は組紐を、面を伏せたまま藤堂へ差し出した。必死過ぎて敬語で話してしまっているのにも気付かずに。
「...俺に?ありがとう。 」
少し照れ臭そうにはにかみながら、受け取った。その間も千香の心臓は、煩いくらいに脈打っていた。
「それじゃ! 」
チラリと藤堂の視界に映った頬の真っ赤な色は、千香の白い肌によく映えていた。千香はこれ以上此処に留まっても、何を言っていいのか分からないため咄嗟に広間を飛び出して行った。急に走り出した千香に驚いた藤堂は追いかけることもできず、駆けていく千香の後ろ姿を見つめていた。
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