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お約束
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次の日の放課後、弥勒は一華の家の門前まで来ていた
「ごめん下さーーーい!」
返事はない、ただの屍のようーーって違う違う!
何でこんなに広いのにチャイムが無いんだろ?不便じゃないのかな?
その後も何度も叫んでみるが反応はない。意を決して中に入り昨日通された道場へ向かってみる。
「うーん?やっぱりいないや、買い物にでも出ているのかな?」
昨日、師匠との出逢いは買い物帰りだったっけと思い返しながら、今度は母屋に向かって歩いて行く
あれ?縁側の障子が開いている!不用心だなぁ
「ん?この気配は弥勒かの?」
家の奥から声が聞こえてきた。
なぁんだ!奥に居たから聞こえなかったんだと、弥勒が考えているとトタトタと足音が近づいてきた
「すまんのう、風呂に入っておって聞こえんかったわい!」
「いえ!早く来すぎたんだと思い、、ま・・・すぇぇぇぇぇ!!?」
一瞬思考が飛んだ!?何で?何でパンツ一丁やねん!?タオルで頭を拭いてる場合かっ!?いや、上手い具合に髪の毛が胸隠してるけども!!・・白か・・師匠は清楚って感じには・・って!!?何考えてるんだ俺!?
「し、し、師匠!?」
「ん?どうしたんじゃ?突っ立ってないで上がったらどうじゃ?」
「いや!師匠!!それより隠して下さーーい!」
一瞬何の事か分からない顔をした一華が自分姿を見て
「うーむ、こう見えても容姿には自信はあるつもりじゃよ?胸もDはある!くびれも鍛えておるからの!」
「そうじゃなくて!僕、男です!恥も外聞も気にして下さい!」
弥勒は顔を真っ赤にしながら見ないように必死になって反論する
「ん??・・・ふむ!これ以上はマズいかの、儂は着替えてくる。後は2人でよく話し合うと良い・・と思うぞ」
そう言いながら一華は奥へとフェードアウトしていった
2人??どうゆうこっ!!?
う、うし、後ろから物凄い殺気が漏れている!ギギギとゆっくり振り返ってみると無表情のリリィが右手を振り上げていた
バチコーーーーーン
庭に甲高い音と叫び声が響き渡った
「ううぅ、どうしてこうなった」
俺のせいじゃ無いよね?俺被害者だよね?と、自問自答しながら左頬をさすっている
弥勒とリリィは母屋の一室に座りながら一華を待っていた。リリィの機嫌はまだ直らない
「いやぁ、待たせたかの?」
一華は白い道着に着替え、お茶を持ってきた。
悪びれる様子もなく
3人でお茶を飲み一息ついたところで一華が口を開いた
「さて、取り敢えず昨日事について、ちょいと気になる事があってのぅ、」
俺の左頬はスルーですか!?
「弥勒、お主の禍々しい状態の事じゃ、アレは何だ?」
ん?何の事?
「ふむ、無意識か、取り憑かれた訳でもあるまい。あの修羅には弥勒の意思を感じたからのぉ」
もしかしてキレて記憶が無くなった時の事か?気がついたら買い物袋を持ってる一華さんが横に立ってたやつか!
「あれは「あれは呪いよ」」
弥勒が口を開いたと同時にリリィが被せてきた。てか呪い?
・・・あっ!もしかして称号の《呪われし者》か!
「何じゃ?弥勒、お主呪われておるのか?」
「えっと、その、なんかそんな感じです。」
どうして付いたのかも分からないので、しどろもどろになる。すると、リリィがゆっくりと口を開いた
「貴方が呪われたのは願いの代償。それは負の感情をスイッチに爆発的に増幅してしまうの。
前に一度だけ見た事あるわ、貴方の親友が亡くなった時に発動して、敵味方問わず犠牲が出たの
そして勇者がそれを止める為にクロを殺したわ」
なっ!?そんな事が!だからあの時、勇者は絶対ヴァンから離れるなと言ったのか・・・
「うむ、何となく置いてきぼりをくらっておる様じゃが、呪いか、何とかなるかもしれぬよ?」
「「えっ?」」
いやいやいや!?代償だよ?そんな馬鹿な!?え?出来るの?
「そんな、事、聞いたことない」
リリィも信じてないようだ
「よし、では試してみよう!道場に行こうかの!」
「ごめん下さーーーい!」
返事はない、ただの屍のようーーって違う違う!
何でこんなに広いのにチャイムが無いんだろ?不便じゃないのかな?
その後も何度も叫んでみるが反応はない。意を決して中に入り昨日通された道場へ向かってみる。
「うーん?やっぱりいないや、買い物にでも出ているのかな?」
昨日、師匠との出逢いは買い物帰りだったっけと思い返しながら、今度は母屋に向かって歩いて行く
あれ?縁側の障子が開いている!不用心だなぁ
「ん?この気配は弥勒かの?」
家の奥から声が聞こえてきた。
なぁんだ!奥に居たから聞こえなかったんだと、弥勒が考えているとトタトタと足音が近づいてきた
「すまんのう、風呂に入っておって聞こえんかったわい!」
「いえ!早く来すぎたんだと思い、、ま・・・すぇぇぇぇぇ!!?」
一瞬思考が飛んだ!?何で?何でパンツ一丁やねん!?タオルで頭を拭いてる場合かっ!?いや、上手い具合に髪の毛が胸隠してるけども!!・・白か・・師匠は清楚って感じには・・って!!?何考えてるんだ俺!?
「し、し、師匠!?」
「ん?どうしたんじゃ?突っ立ってないで上がったらどうじゃ?」
「いや!師匠!!それより隠して下さーーい!」
一瞬何の事か分からない顔をした一華が自分姿を見て
「うーむ、こう見えても容姿には自信はあるつもりじゃよ?胸もDはある!くびれも鍛えておるからの!」
「そうじゃなくて!僕、男です!恥も外聞も気にして下さい!」
弥勒は顔を真っ赤にしながら見ないように必死になって反論する
「ん??・・・ふむ!これ以上はマズいかの、儂は着替えてくる。後は2人でよく話し合うと良い・・と思うぞ」
そう言いながら一華は奥へとフェードアウトしていった
2人??どうゆうこっ!!?
う、うし、後ろから物凄い殺気が漏れている!ギギギとゆっくり振り返ってみると無表情のリリィが右手を振り上げていた
バチコーーーーーン
庭に甲高い音と叫び声が響き渡った
「ううぅ、どうしてこうなった」
俺のせいじゃ無いよね?俺被害者だよね?と、自問自答しながら左頬をさすっている
弥勒とリリィは母屋の一室に座りながら一華を待っていた。リリィの機嫌はまだ直らない
「いやぁ、待たせたかの?」
一華は白い道着に着替え、お茶を持ってきた。
悪びれる様子もなく
3人でお茶を飲み一息ついたところで一華が口を開いた
「さて、取り敢えず昨日事について、ちょいと気になる事があってのぅ、」
俺の左頬はスルーですか!?
「弥勒、お主の禍々しい状態の事じゃ、アレは何だ?」
ん?何の事?
「ふむ、無意識か、取り憑かれた訳でもあるまい。あの修羅には弥勒の意思を感じたからのぉ」
もしかしてキレて記憶が無くなった時の事か?気がついたら買い物袋を持ってる一華さんが横に立ってたやつか!
「あれは「あれは呪いよ」」
弥勒が口を開いたと同時にリリィが被せてきた。てか呪い?
・・・あっ!もしかして称号の《呪われし者》か!
「何じゃ?弥勒、お主呪われておるのか?」
「えっと、その、なんかそんな感じです。」
どうして付いたのかも分からないので、しどろもどろになる。すると、リリィがゆっくりと口を開いた
「貴方が呪われたのは願いの代償。それは負の感情をスイッチに爆発的に増幅してしまうの。
前に一度だけ見た事あるわ、貴方の親友が亡くなった時に発動して、敵味方問わず犠牲が出たの
そして勇者がそれを止める為にクロを殺したわ」
なっ!?そんな事が!だからあの時、勇者は絶対ヴァンから離れるなと言ったのか・・・
「うむ、何となく置いてきぼりをくらっておる様じゃが、呪いか、何とかなるかもしれぬよ?」
「「えっ?」」
いやいやいや!?代償だよ?そんな馬鹿な!?え?出来るの?
「そんな、事、聞いたことない」
リリィも信じてないようだ
「よし、では試してみよう!道場に行こうかの!」
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