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【 高校時代 】
【 高校時代 Ⅰ 】
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いく予定のなかった高校―。
色々な事が予定外だった…。
高校は東京の外れ、いや東京なのか…?と思うほどの田舎だった。
全寮制の男子校だった―。
昔は頭の良いレベルの高い高校だったらしい。
中学卒業し親元を離れるって
言うことは想像出来ない事態だった。
寮は学年ごとに別れていた…。
幸い今期から、そうなったらしい。学年混合の寮、それは上手くいくはずないだろう…。
一年生がパシりに使われて終わりだろう…。
先に寮生活を過ごしていた先輩たちは、苦労したせいか見た目、貫禄というか老けていた…。
全寮制…聞いた事もない生活だった。
一日目からして、良く分かった。
八人部屋で二段ベッドが一部屋に 4つ。
不安はたくさんあったが、初日の夜はすぐに眠りについた。
朝早くに起床の音楽が各部屋に
鳴り響いた。
尾崎 豊の≪ 失くした1/2 ≫
誰が歌っているのかさえ、分からなかったがシックリくる歌だった。
その後、しばらくは嫌な歌として皆の心に刻まれ、のちに思い出の歌となっていった。
起床音楽とラッパで起こされ、
校庭に集まる―。
今年の入学者は、300人程…。
あとで驚く事になるが年々、生徒は減っていく事を知る事になった。
校庭に集められ、何をするのかと思ったら体操をさせられ、それが終わると寮に戻り食堂へ行き、皆で朝御飯となった…。
朝御飯後は、寮の敷地内にある学校へ行く―。
一日中管理下に置かれていた。
まだ一日のはじまりに過ぎなかった…。
つづく~
色々な事が予定外だった…。
高校は東京の外れ、いや東京なのか…?と思うほどの田舎だった。
全寮制の男子校だった―。
昔は頭の良いレベルの高い高校だったらしい。
中学卒業し親元を離れるって
言うことは想像出来ない事態だった。
寮は学年ごとに別れていた…。
幸い今期から、そうなったらしい。学年混合の寮、それは上手くいくはずないだろう…。
一年生がパシりに使われて終わりだろう…。
先に寮生活を過ごしていた先輩たちは、苦労したせいか見た目、貫禄というか老けていた…。
全寮制…聞いた事もない生活だった。
一日目からして、良く分かった。
八人部屋で二段ベッドが一部屋に 4つ。
不安はたくさんあったが、初日の夜はすぐに眠りについた。
朝早くに起床の音楽が各部屋に
鳴り響いた。
尾崎 豊の≪ 失くした1/2 ≫
誰が歌っているのかさえ、分からなかったがシックリくる歌だった。
その後、しばらくは嫌な歌として皆の心に刻まれ、のちに思い出の歌となっていった。
起床音楽とラッパで起こされ、
校庭に集まる―。
今年の入学者は、300人程…。
あとで驚く事になるが年々、生徒は減っていく事を知る事になった。
校庭に集められ、何をするのかと思ったら体操をさせられ、それが終わると寮に戻り食堂へ行き、皆で朝御飯となった…。
朝御飯後は、寮の敷地内にある学校へ行く―。
一日中管理下に置かれていた。
まだ一日のはじまりに過ぎなかった…。
つづく~
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