青春の交差点

霜月 雄之助

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【 フリムクト 】

【フリムクト】一話

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人は時として
ありえなかった自分の思い出を思いながら考えることがある―。

若さゆえの過ち。
交際した人に数えなかった人たち。
なぜ?別れたんだろう?
続かなかったのだろう?
今更、考えてもどうにもならないことを―。

しかし彼等がいたからこそ
今の自分があり
その後、交際する相手に繋がっていったんだと思うと嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもなる―。

若かった俺は
3ヶ月以上、付き合わなかった人は交際と認めず、数に入れもしなかった。

そういうところだったんだ―と
今は思えるし、理解(ワカ)った事。

つづく~
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