砂漠の花とは私のことでしょうか!? 〜恋愛は令嬢の心臓に悪い〜

パヴィア

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タフタ王国とその周り

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私の祖国、タフタ王国は割と暖かな地域。冬には雪が降って、夏は暑い。衣替えもしないといけないし、過ごしにくいと思うときもあるけれど、私はこの国が好きだわ。

国王陛下は、お強い方とは聞かないけれど、優しくて思いやりのある方らしいの。実際、現国王陛下が即位されてからはスラムの数が減ったとお聞きしたのだから、きっと本当に優しい方なのだと思う。


タフタ王国の周りにはいくつかの国が広がっている。北にスール。東にパリユ。西は小国が何個か。そして南にはアシュタ。

もう長い間戦争などなく、どの国も貿易で深いつながりがある。

このお陰で私の家もお金に困らないで済んでいるのよ。


スール王国は険しい山々が連なる。自然が豊かで、家畜を多く飼っている。そのため肉料理は世界一を誇ると言われ、また織物などの文化も発展しているの。スール王国の織物はすごく防寒性に優れていて、冬のコートはスール製のものがあれば絶対死なない!と言われるほどだわ。本当かどうかは試したくないけれども…

パリユ聖国は川が多く流れ、平地が広がる。穀物を大量に作っていて、のどかな国よ。同時にパリユの国民は情に熱いと言われ、信仰心も強い。その結果軍の実力はかなりのものだと聞いている。なんでも、年に一度の建国記念日に行われる軍の行進は一糸乱れず行われるそうよ。一度は見てみたいものだわ。

西の小国たちは1つずつは力はそんなにないのだけれど、強い同盟関係で繋がれていて、学問に力を入れていると聴いているわ。なんでも、昔から紙を作る技術が発展していて自然と発展したらしいの。私は勤勉な国民性のおかげだと勝手に思っているけれどね!

アシュタ帝国は唯一タフタよりも大きい国。海に面しているから貿易が盛んで、数多くの文化が混ざっているらしい。オアシスをつなげ、高い灌漑技術により発展した国…と本に書いてあった。アシュタの首都には砂漠を渡っていかないといけないからあまり詳しい情報は知らないのよ。


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