4 / 6
契約
しおりを挟む
庭園での一件の後から、ノア様は驚くべきスピードで、私に懐いてくれた。原作でも、誰にも愛されない孤独さで闇堕ちしてしまう人だから、きっとずっと愛に飢えていたのだろう。
「ミカ!ミカエル!こっちに来て!」
「はい。ノア様」
最近では、「ミカ」という渾名で呼んでくれるほどになった。部屋の中に閉じ込められ、ろくな食事も与えられていなかったノア様は、健康な生活を始めた途端に、顔色も良くなり、よく喋るようになった。庭に行きたいとせがまれることも多くなった。
「魔法、おしえて!」
「はい。ノア様。」
ノア様は、魔法が使えるようになりたいらしい。私の使える魔法は、ノア様のクソ親父から与えられた魔力の限りでしかないのだが、それでもノアの使える魔法はどんどん増えていった。本人の努力と才能の賜物だ。元々ゲームでは「真の魔王」とか言う渾名で呼ばれるくらいのお人なのだから、当然だ。さすがノア様。
「……」
「どうしたの、ミカエル?」
「いえ…」
言いながら、私はノア様のすぐ傍の、生い茂る薔薇の花壇の後ろを見た。
「あっ…」
そこに居たのは、子供だった。透けるような金髪、ローズピンクの瞳、子供ながら端正な顔立ち。その容姿に、どこか既視感を覚えた。
「おにいさま」
ノア様が、びっくりしたように、呆然とした声で言った。私はハッとする。そうだ。この人は、ノア様の実の兄上だ。
乙女ゲーム「白薔薇姫」にて確固たる人気を誇る、正統派イケメン、セオドール・アダムス。長い金髪とちょっと垂れたローズピンクの瞳の端正なハニーフェイスが特徴の、原作ではアダムス公爵として出てくるキャラだ。確か、ノア様との年齢差は四歳。では今のセオドールは九歳か。
ノア様が、戸惑うように私の腰にしがみついた。そこで意識は現実に戻る。ノア様を守れ。今私のするべきことをしなければ。
「セオドール・アダムス様と存じ上げますが、この離れに何のご用でしょうか。」
びくっと、セオドールの肩が震えた。そこに少しノア様の面影を感じる。かなり無礼な問いかけをしているのは分かっている。でも、彼がこの場所に隠れていた理由が分からない限り、私は警戒を緩めることは出来ない。
「あ、お、俺は、ノアの様子を見に…」
まさか。原作にそんな描写は無かったはずだ。だからこそノア様は孤独を深めたのだ。ならば真の理由は?
「ごめん。嘘…本当はお人形を見にきたんだ。」
「ミカエルを…?」
「取り敢えず、お茶の用意を致します。お二方、少しお下がりください。」
地面に埋め込んであるボタンに、魔力を込めると、すぐに白く丸いテーブルと、椅子が現れた。テーブルの上には、お茶やお菓子も載っている。
「お話ししましょう。」
私が言うと、二人は恐る恐る椅子に着いた。
「セオドール様、とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
「うん。俺もミカエルって呼んで良い?」
「勿論に御座います。」
幸いなことに、セオドールは初対面の相手でも緊張しないタイプのようで、私にも普通に話してくれた。ただ若干、実の弟君であるノア様とは気まずそうにしているが。
そのノア様も、私の左腕にしがみついて離れない。まるで小動物が警戒するような仕草に、ほわん、と微笑ましいものを感じた。
「それで、私を見に来られたと言うのは…」
「そのままの意味だよ。ノアのために、お父様が絡繰人形を買うって言うから、ずっと気になってたんだ。」
正確にはノア様のため、ではなく、自分がノア様と関わらないため、だと思うが。
「それで…どう?ノアは元気?」
目の前に本人が居るのだから、直接聞けばいいのに。そう思ったが、まだこの兄弟には難しいことだろう。
「最近では、庭園を散歩されたり、魔法を練習されたりしております。」
「よかった、元気なんだね」
セオドールが強張った表情で頷く。ノア様はますます私の腕をきつく抱き締める。
「セオドール様」
「なに?」
「ここへ来ることは、お父上様に禁止されていたのでは?」
「…抜け出してきちゃった」
おっとアウト。これは運とタイミングによっては詰む。もしこの場がクソ親父に知られたら、とか考えたくもない。
「セオドール!!!!!」
男の怒声に、二人の子供の肩がガタガタ震え出した。ああ、神様。このタイミングは無いでしょう。
クソ親父こと現公爵は、セオドールの腕を捻りあげると、彼が痛いと言うのも聞かずに、逆の手で私の頬を殴った。
ドゴッ
私は人形だから、痛覚は無い。むしろ殴った方が痛いと思う。材質的に。
「絡繰人形が!何をしている!!セオドールをここに近付けるなと言っただろう!!!!」
「…申し訳ありません。」
私は地に伏して、彼に声だけで謝った。
「お前がこうも使えないとは!!魔力を断ち切ってもいいんだぞ!!!」
「…申し訳ありません。」
私は魔力で動く絡繰人形。主人たるこのクソ親父の魔力の供給が無ければ、ただの動かない人形と化す。
私は背後のノア様を伺う。ああ、完全に怯えてる。そりゃ、いきなり人が殴られたら怖いよな。ごめんな。セオドールも同じ様子だった。さっきまでの飄々とした雰囲気が嘘のように、顔を青くしている。
「"申し訳ありません"以外に何か言えないのか、お前は!!!」
今度は腹を蹴る。痛くは無い。だが派手な音が鳴った。後で調節しよう。
そこで、ふと気付いた。
「(あれ…?)」
先程まで私を押さえつけていた、あの怒気が感じられない。何故。
「っ、ノア様!!」
ノア様が、公爵の足にしがみつき、私を蹴るのを妨害していた。だが五歳児の力など、成人男性からすれば屁のようなもの。すぐに振り払われた。だけど。もう一度、何度も。ノア様はしがみついた。
私は素早く立ち上がり、ノア様を抱き上げると、公爵と距離を取った。体の何処かが軋むような音がしたが、今は気にしないことにする。
「ミカエル!!け、怪我が!!!」
「私は大丈夫です。人形ですから。」
それよりも、だ。私はノア様に手を伸ばした。ノア様は叱られると思ったのか、ぎゅっと目を瞑った。私がそんなこと、するわけ無いのに。私は彼の、擦りむいた膝の傷に触れた。
「申し訳ありません…」
「いい。ミカエルは、僕のために耐えてくれたんでしょう」
ノア様はいつか私がしたように、私の頭を撫でていた。怒り狂う公爵を、セオドールが止めてくれているのが見えた。
「ミカエルは、魔力がないと動けないの?」
「はい。そして現在の私の主人はお父上です。命令に背くことは出来ません。」
「なら、僕があげる」
「は、」
「僕が魔力をあげるから、ミカエルは僕の命令にだけ従って」
魅了の力を含んだ紫の瞳が、私を見ていた。そんな状況では無いと言うのに、私は暫く見惚れていた。
「はい。仰せのままに」
ノア様が触れた私の肩から、彼の魔力が巡る。この圧倒的な魔力量と、濃い闇の気配。これが彼の魔力か。
「主人の変更を了解致しました。今より、私ミカエルの主人はノア・アダムス様です。」
「お、おい!!何を勝手に!!!」
「父様!もうやめてください!!」
「五月蝿い!!」
公爵が振り上げた拳がセオドールに触れる寸前で、私はセオドールに覆い被さった。硬い音。そして背中に彼を庇いながら言う。
「主人、いえ、公爵様。」
私は真っ直ぐに、公爵の目を見据えて話す。たじろぐ公爵の目は似合わないピンク色。こんな所だけ同じなんだな。
「たった今、主人の変更が成立しました。」
「だから何だ!!」
「私が貴方を害する前に、ここを立ち去ることをお勧めしますが。」
私の言葉にさあっと血の気が引いた公爵は、重そうな体を引き摺って、走り去っていった。
「「ミカエル!!」」
どんっと背中に軽い衝撃。ノア様とセオドールは、お互い涙やら怒りやら悲しみやらを含んだ、ぐちゃぐちゃな顔で私を見上げた。
「っふふ。お二人とも、お顔がそっくりですよ。」
二人は顔を見合わせ、少し固まってから、くすくすと笑い合った。
「ミカ!ミカエル!こっちに来て!」
「はい。ノア様」
最近では、「ミカ」という渾名で呼んでくれるほどになった。部屋の中に閉じ込められ、ろくな食事も与えられていなかったノア様は、健康な生活を始めた途端に、顔色も良くなり、よく喋るようになった。庭に行きたいとせがまれることも多くなった。
「魔法、おしえて!」
「はい。ノア様。」
ノア様は、魔法が使えるようになりたいらしい。私の使える魔法は、ノア様のクソ親父から与えられた魔力の限りでしかないのだが、それでもノアの使える魔法はどんどん増えていった。本人の努力と才能の賜物だ。元々ゲームでは「真の魔王」とか言う渾名で呼ばれるくらいのお人なのだから、当然だ。さすがノア様。
「……」
「どうしたの、ミカエル?」
「いえ…」
言いながら、私はノア様のすぐ傍の、生い茂る薔薇の花壇の後ろを見た。
「あっ…」
そこに居たのは、子供だった。透けるような金髪、ローズピンクの瞳、子供ながら端正な顔立ち。その容姿に、どこか既視感を覚えた。
「おにいさま」
ノア様が、びっくりしたように、呆然とした声で言った。私はハッとする。そうだ。この人は、ノア様の実の兄上だ。
乙女ゲーム「白薔薇姫」にて確固たる人気を誇る、正統派イケメン、セオドール・アダムス。長い金髪とちょっと垂れたローズピンクの瞳の端正なハニーフェイスが特徴の、原作ではアダムス公爵として出てくるキャラだ。確か、ノア様との年齢差は四歳。では今のセオドールは九歳か。
ノア様が、戸惑うように私の腰にしがみついた。そこで意識は現実に戻る。ノア様を守れ。今私のするべきことをしなければ。
「セオドール・アダムス様と存じ上げますが、この離れに何のご用でしょうか。」
びくっと、セオドールの肩が震えた。そこに少しノア様の面影を感じる。かなり無礼な問いかけをしているのは分かっている。でも、彼がこの場所に隠れていた理由が分からない限り、私は警戒を緩めることは出来ない。
「あ、お、俺は、ノアの様子を見に…」
まさか。原作にそんな描写は無かったはずだ。だからこそノア様は孤独を深めたのだ。ならば真の理由は?
「ごめん。嘘…本当はお人形を見にきたんだ。」
「ミカエルを…?」
「取り敢えず、お茶の用意を致します。お二方、少しお下がりください。」
地面に埋め込んであるボタンに、魔力を込めると、すぐに白く丸いテーブルと、椅子が現れた。テーブルの上には、お茶やお菓子も載っている。
「お話ししましょう。」
私が言うと、二人は恐る恐る椅子に着いた。
「セオドール様、とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
「うん。俺もミカエルって呼んで良い?」
「勿論に御座います。」
幸いなことに、セオドールは初対面の相手でも緊張しないタイプのようで、私にも普通に話してくれた。ただ若干、実の弟君であるノア様とは気まずそうにしているが。
そのノア様も、私の左腕にしがみついて離れない。まるで小動物が警戒するような仕草に、ほわん、と微笑ましいものを感じた。
「それで、私を見に来られたと言うのは…」
「そのままの意味だよ。ノアのために、お父様が絡繰人形を買うって言うから、ずっと気になってたんだ。」
正確にはノア様のため、ではなく、自分がノア様と関わらないため、だと思うが。
「それで…どう?ノアは元気?」
目の前に本人が居るのだから、直接聞けばいいのに。そう思ったが、まだこの兄弟には難しいことだろう。
「最近では、庭園を散歩されたり、魔法を練習されたりしております。」
「よかった、元気なんだね」
セオドールが強張った表情で頷く。ノア様はますます私の腕をきつく抱き締める。
「セオドール様」
「なに?」
「ここへ来ることは、お父上様に禁止されていたのでは?」
「…抜け出してきちゃった」
おっとアウト。これは運とタイミングによっては詰む。もしこの場がクソ親父に知られたら、とか考えたくもない。
「セオドール!!!!!」
男の怒声に、二人の子供の肩がガタガタ震え出した。ああ、神様。このタイミングは無いでしょう。
クソ親父こと現公爵は、セオドールの腕を捻りあげると、彼が痛いと言うのも聞かずに、逆の手で私の頬を殴った。
ドゴッ
私は人形だから、痛覚は無い。むしろ殴った方が痛いと思う。材質的に。
「絡繰人形が!何をしている!!セオドールをここに近付けるなと言っただろう!!!!」
「…申し訳ありません。」
私は地に伏して、彼に声だけで謝った。
「お前がこうも使えないとは!!魔力を断ち切ってもいいんだぞ!!!」
「…申し訳ありません。」
私は魔力で動く絡繰人形。主人たるこのクソ親父の魔力の供給が無ければ、ただの動かない人形と化す。
私は背後のノア様を伺う。ああ、完全に怯えてる。そりゃ、いきなり人が殴られたら怖いよな。ごめんな。セオドールも同じ様子だった。さっきまでの飄々とした雰囲気が嘘のように、顔を青くしている。
「"申し訳ありません"以外に何か言えないのか、お前は!!!」
今度は腹を蹴る。痛くは無い。だが派手な音が鳴った。後で調節しよう。
そこで、ふと気付いた。
「(あれ…?)」
先程まで私を押さえつけていた、あの怒気が感じられない。何故。
「っ、ノア様!!」
ノア様が、公爵の足にしがみつき、私を蹴るのを妨害していた。だが五歳児の力など、成人男性からすれば屁のようなもの。すぐに振り払われた。だけど。もう一度、何度も。ノア様はしがみついた。
私は素早く立ち上がり、ノア様を抱き上げると、公爵と距離を取った。体の何処かが軋むような音がしたが、今は気にしないことにする。
「ミカエル!!け、怪我が!!!」
「私は大丈夫です。人形ですから。」
それよりも、だ。私はノア様に手を伸ばした。ノア様は叱られると思ったのか、ぎゅっと目を瞑った。私がそんなこと、するわけ無いのに。私は彼の、擦りむいた膝の傷に触れた。
「申し訳ありません…」
「いい。ミカエルは、僕のために耐えてくれたんでしょう」
ノア様はいつか私がしたように、私の頭を撫でていた。怒り狂う公爵を、セオドールが止めてくれているのが見えた。
「ミカエルは、魔力がないと動けないの?」
「はい。そして現在の私の主人はお父上です。命令に背くことは出来ません。」
「なら、僕があげる」
「は、」
「僕が魔力をあげるから、ミカエルは僕の命令にだけ従って」
魅了の力を含んだ紫の瞳が、私を見ていた。そんな状況では無いと言うのに、私は暫く見惚れていた。
「はい。仰せのままに」
ノア様が触れた私の肩から、彼の魔力が巡る。この圧倒的な魔力量と、濃い闇の気配。これが彼の魔力か。
「主人の変更を了解致しました。今より、私ミカエルの主人はノア・アダムス様です。」
「お、おい!!何を勝手に!!!」
「父様!もうやめてください!!」
「五月蝿い!!」
公爵が振り上げた拳がセオドールに触れる寸前で、私はセオドールに覆い被さった。硬い音。そして背中に彼を庇いながら言う。
「主人、いえ、公爵様。」
私は真っ直ぐに、公爵の目を見据えて話す。たじろぐ公爵の目は似合わないピンク色。こんな所だけ同じなんだな。
「たった今、主人の変更が成立しました。」
「だから何だ!!」
「私が貴方を害する前に、ここを立ち去ることをお勧めしますが。」
私の言葉にさあっと血の気が引いた公爵は、重そうな体を引き摺って、走り去っていった。
「「ミカエル!!」」
どんっと背中に軽い衝撃。ノア様とセオドールは、お互い涙やら怒りやら悲しみやらを含んだ、ぐちゃぐちゃな顔で私を見上げた。
「っふふ。お二人とも、お顔がそっくりですよ。」
二人は顔を見合わせ、少し固まってから、くすくすと笑い合った。
30
あなたにおすすめの小説
BLゲームの主人公に憑依した弟×悪役令息兄
笹井凩
BL
「BLゲーの主人公に憑依したら、悪役令息の兄が不器用すぎてメロかった」……になる予定の第一話のようなものです。
彼氏に遊ばれまくってきた主人公が性格終わっている男共を粛清してやろうとするのに、情が湧いてなかなか上手くいかない。
そんな中、一番嫌いであったはずの悪役令息、兄の本性を知って愛情が芽生えてしまい——。
となるアレです。性癖。
何より、対人関係に恵まれなかったせいで歪んだ愛情を求め、与えてしまう二人が非常に好きなんですよね。
本当は義理の兄弟とかにしたほうが倫理観からすると良いのでしょうが、本能には抗えませんでした。
今日までの短編公募に間に合わなかったため供養。
プロットはあるので、ご好評でしたら続きも載せたいなと思っております。
性癖の近しい方に刺されば、非常に嬉しいです。
いいね、ご感想大変励みになります。ありがとうございます。
従者は知らない間に外堀を埋められていた
SEKISUI
BL
新作ゲーム胸にルンルン気分で家に帰る途中事故にあってそのゲームの中転生してしまったOL
転生先は悪役令息の従者でした
でも内容は宣伝で流れたプロモーション程度しか知りません
だから知らんけど精神で人生歩みます
弟勇者と保護した魔王に狙われているので家出します。
あじ/Jio
BL
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。
だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。
よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。
弟は600年の眠りから醒めた魔王を退治する英雄だ。
そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。
どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。
俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。
そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。
◎1話完結型になります
魔王様の執着から逃れたいっ!
クズねこ
BL
「孤独をわかってくれるのは君だけなんだ、死ぬまで一緒にいようね」
魔王様に執着されて俺の普通の生活は終わりを迎えた。いつからこの魔王城にいるかわからない。ずっと外に出させてもらってないんだよね
俺がいれば魔王様は安心して楽しく生活が送れる。俺さえ我慢すれば大丈夫なんだ‥‥‥でも、自由になりたい
魔王様に縛られず、また自由な生活がしたい。
他の人と話すだけでその人は罰を与えられ、生活も制限される。そんな生活は苦しい。心が壊れそう
だから、心が壊れてしまう前に逃げ出さなくてはいけないの
でも、最近思うんだよね。魔王様のことあんまり考えてなかったって。
あの頃は、魔王様から逃げ出すことしか考えてなかった。
ずっと、執着されて辛かったのは本当だけど、もう少し魔王様のこと考えられたんじゃないかな?
はじめは、魔王様の愛を受け入れられず苦しんでいたユキ。自由を求めてある人の家にお世話になります。
魔王様と離れて自由を手に入れたユキは魔王様のことを思い返し、もう少し魔王様の気持ちをわかってあげればよかったかな? と言う気持ちが湧いてきます。
次に魔王様に会った時、ユキは魔王様の愛を受け入れるのでしょうか?
それとも受け入れずに他の人のところへ行ってしまうのでしょうか?
三角関係が繰り広げる執着BLストーリーをぜひ、お楽しみください。
誰と一緒になって欲しい など思ってくださりましたら、感想で待ってますっ
『面白い』『好きっ』と、思われましたら、♡やお気に入り登録をしていただけると嬉しいですっ
第一章 魔王様の執着から逃れたいっ 連載中❗️
第二章 自由を求めてお世話になりますっ
第三章 魔王様に見つかりますっ
第四章 ハッピーエンドを目指しますっ
週一更新! 日曜日に更新しますっ!
BLゲームの悪役に転生したら攻略対象者が全員ヒロインに洗脳されてた
さ
BL
主人公のレオンは、幼少期に前世の記憶を思い出し、この世界がBLゲームで、自身は断罪される悪役だと気づく。
断罪を回避するため、極力攻略対象者たちと関わらないように生きてきた。
ーーそれなのに。
婚約者に婚約は破棄され、
気づけば断罪寸前の立場に。
しかも理由もわからないまま、
何もしていないはずの攻略対象者達に嫌悪を向けられてーー。
※最終的にハッピーエンド
※愛され悪役令息
隠れヤンデレは自制しながら、鈍感幼なじみを溺愛する
知世
BL
大輝は悩んでいた。
完璧な幼なじみ―聖にとって、自分の存在は負担なんじゃないか。
自分に優しい…むしろ甘い聖は、俺のせいで、色んなことを我慢しているのでは?
自分は聖の邪魔なのでは?
ネガティブな思考に陥った大輝は、ある日、決断する。
幼なじみ離れをしよう、と。
一方で、聖もまた、悩んでいた。
彼は狂おしいまでの愛情を抑え込み、大輝の隣にいる。
自制しがたい恋情を、暴走してしまいそうな心身を、理性でひたすら耐えていた。
心から愛する人を、大切にしたい、慈しみたい、その一心で。
大輝が望むなら、ずっと親友でいるよ。頼りになって、甘えられる、そんな幼なじみのままでいい。
だから、せめて、隣にいたい。一生。死ぬまで共にいよう、大輝。
それが叶わないなら、俺は…。俺は、大輝の望む、幼なじみで親友の聖、ではいられなくなるかもしれない。
小説未満、小ネタ以上、な短編です(スランプの時、思い付いたので書きました)
受けと攻め、交互に視点が変わります。
受けは現在、攻めは過去から現在の話です。
拙い文章ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
平凡な俺が完璧なお兄様に執着されてます
クズねこ
BL
いつもは目も合わせてくれないのにある時だけ異様に甘えてくるお兄様と義理の弟の話。
『次期公爵家当主』『皇太子様の右腕』そんなふうに言われているのは俺の義理のお兄様である。
何をするにも完璧で、なんでも片手間にやってしまうそんなお兄様に執着されるお話。
BLでヤンデレものです。
第13回BL大賞に応募中です。ぜひ、応援よろしくお願いします!
週一 更新予定
ときどきプラスで更新します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる