ちょっと怖い話

けんまま

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昔、住んでた家

昔、住んでた家

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 「昔、住んでた家」

このお話は、私が子どもの頃に住んでいたお話です。

その家は、2階建てで玄関入ってすぐに階段がありました。階段をあがるとすぐ部屋になっていたんですが、扉が付いていました。うちの家では開け閉めするのが面倒なのでずっと開いていました。母が開けたまま固定してたんだと思います。

階段下は収納スペースがあって、母は、そこに掃除機を入れていました。

親戚の子が遊びにくると、かくれんぼで隠れる場所第一位になる場所でした。

妹は、私より4つ離れてて、絵本が大好きでした。ある日、リビングでテレビを見ていた私に来て来てとしつこく、引っ張られました。行くと、階段下を指差して、「ここにモンターがいてた。」と言うのです。
その後、妹は、何度も言いました。
両親は、また言うてる。はいはい。怖いねー。とあしらっていました。
私は、はじめは、怖くなかったんですが、だんだんこわくなりました。

ある日、気づいたんですが階段の扉が閉まっている時がありました。なぜかわからないのですが、閉まっていると暗くてとても怖くて、階段の真ん中あたりに、誰かが座っていました。恐怖で家に居るのが嫌でしかたなかったのを思い出します。
心の中で黒いのんと呼んでいました。
黒いのんは、私が引っ越しするまで、たまに、階段の真ん中に座ってました。
扉が閉まっている時に座っていました。

引っ越す頃にはすっかり黒いのんの存在に慣れていました。

開いている時は絶対にいませんでした。

妹が見たモンスターも扉が閉まっている時に現れる事にきづきました。

ちょうど、黒いのんの、下にモンスターが現れていたみたいです。

私が見ていた物と妹が見ていたものは、同じものなのかは、わかりません。

ただ、大人になって、妹に聞いた事があります。
ほとんど覚えていないそうですが、茶色でキツネっぽい感じだったとか。
私には黒っぽい人間の形に見えたのですが、
違うものだったのでしょうか?今だに謎です。

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