幼なじみとルームシェアする事になりました。

メロン箱

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遊んでみた

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学校が終わり、真夜とメッセージアプリで待ち合わせをして、電車で2駅先の商業施設へと向かった。

場所の提案をした涼太が案内役をやってくれているので、後ろを着いて行き目的地の商業施設へとたどり着いた。

「ここの5階と6階にゲーセンあるよ!」
「涼太、案内よろしくな。」

エレベーターは奥にあり、そっちに向かうよりは目の前のエスカレーターで登った方が早いと判断して涼太を先頭に花梨、真夜が並んで俺は後ろに着いた。
2人ともスカートなので、後ろにたってあげた方が良いだろう。

5階に着くと、真夜はさっそく、クレーンゲームのぬいぐるみを興味津々に見つめて俺の袖を引っ張って笑顔で見つめている。

「裕翔!クマのぬいぐるみ取って!!」
「はいよ…」

昔からクレーンゲームが得意な事を知っている真夜のおねだり…

1回200円…600円程使ってしまったが。なんとかお望みのぬいぐるみを真夜に渡すことができた。

それを見て花梨も、「裕翔、あっちにあるのも取って!」
手を引いて、お目当てのクレーンゲームまで連れて行かれてそこでは400円で取ることが出来て、俺のテンションを上げるのにも十分だった。

涼太も隣で犬のぬいぐるみを取って真夜に渡してご満悦の表情を浮かべている。
「涼太もありがとう!」

真夜にお礼を言われた涼太は、照れくさそうにニヤニヤしている…

花梨は「これもかわいい!」って申し訳なさそうな表情でこっちを見てる。
少し大きめのアザラシのぬいぐるみだ。
抱き枕には、ちょうど良さそう…

真夜は「あっちにも欲しいのあるからお願い!」って俺の腕を組んできて次の予約をしながら、楽しそうな雰囲気。楽しんでくれてるなら良いかな。

涼太が「真夜ちゃん!俺が取ってあげるから行こう!」って真夜の手を握った。涼太なりに、勇気を振り絞ったんだろう。
チャラい感じなのに、1歩を踏み切れないやつらしい。

「こっち見てたい…」
真夜に手を振り払われていた…

俺は見ないふり
花梨も、「おしい!」
気付いていないフリをしている。
真夜は純粋に何も考えていなかったっぽい。
「こっち見てから行こうか…」
頑張れ涼太…


その後、予想通りぬいぐるみを持たされて、スマホに4人で写したプリクラのシールを貼られてしまった。

「次はファミレスでしゃべりながら、夜ご飯食べよう!」
涼太のテンションは、高いまま保たれて予定をしっかり立ててくれている。

食の好みは人それぞれなので、色んな物が揃っているファミレスへ向かった。

涼太が率先して
「ドリンクバー取りに行こうよ!俺はコーラ。」
「私はカルピスね。真夜は?」
「私はお茶にする。」
「じゃあ、俺はメロンソーダ。」

メロンソーダを飲むと花梨が微笑ましく見てくる
「裕翔って子供っぽいねw」

「そうか?美味いぞ?」
「裕翔は昔からメロンソーダだもんね!意外と甘い物も好きだし」

真夜は俺のメロンソーダを奪い取って口に含んだ。
「炭酸キツいよ…」
「じゃ、飲むなよ」
「こうゆう時しか飲まないもん。」

そのやり取りを見てた涼太がコーラを手に持って
「真夜ちゃん、コ…コーラも飲む?」
「う~ん、炭酸はもういいや!」

黙って花梨が見ていた
「…」

話題を変えようと思ってメニューを涼太に差し出した。
さっそく涼太はメニューを決めたらしく。

「俺はステーキにする!」
「私はパスタにしよっと。真夜は?」
「う~ん、私はオムライスにしようかな…ハンバーグと迷っちゃう」
「オムライスも美味そうだな!俺もオムライスにしようかな?」
「えっ、私がオムライスにするから裕翔はハンバーグにしなよ~、あげるからさぁ」

料理を待っている間にドリンクバーのお代わりに行った。
もちろん、メロンソーダだ。

席は奥に俺と真夜が向かい合わせ。
隣には涼太、真夜の隣に花梨。

しばらくすると料理が運ばれてきた。
オムライスがふわふわ卵で美味しそうだな…
ハンバーグも美味しそうだけど。オムライスを見ていると真夜がひと口分とって、ふぅ~って冷ましてから
「裕翔!ちょっと熱いからね?」

スプーンをあ~ん、って差し出してきたから

パクっ

「おっ、美味いな!」
お返しにハンバーグをひと口分切って

「ほら、真夜。食え!」
「おいしぃ~」

花梨がぼそっと
「食べさせあって…あんた達、前から思ってたけど。幼なじみってよりカップルだよね…」

「そんな事ないよ?こんなの裕翔とは昔からだもん」
「うん、別に友達なら普通じゃないか?」
「友達とならやるよね?」

たしかに男同士や異性とはあまりやらないけど。女子同士ならするだろう。しかも幼なじみだし、男女関係なく出来るんだよな。

涼太がステーキをひと口分切り取って
「ま…真夜ちゃん。ステーキも食う?」
「う~ん、デザートも食べたいし、お腹いっぱいになっちゃうから大丈夫。」
「…」


「真夜はデザート決めた?私はストロベリーパフェにするけど。」
「私は抹茶パフェ食べたい!」
「真夜ちゃんは好きな物ある?」
「ケーキは好きだよ~!」
「そうなんだぁ!裕翔はどうする?」
「俺は定番のチョコレートケーキだな。」
「じゃあ、俺はモンブランにしよ!」

俺と花梨は、やっぱりね。って顔を見合わせた。

デザートが運ばれてくると、女子たちは写メを撮って盛り上がってる。
ひと口食べて、2人とも満面の笑みを浮かべている。

「ひろと~!生クリームだよ~」
生クリームを乗せたスプーンを俺に向けてくるので、とりあえず食べる。
「ほらっ、チョコケーキも食え!」
「おいしぃ~!」

花梨が見てきたので花梨にも
「ほらっ、花梨も」

斜めでちょっと遠いけど、なんとか食べさせる事ができた。
「裕翔ありがとう!おいしいね!」

「真夜ちゃん!モンブラン食べていいよ!」
フォークに刺したモンブランを真夜に向ける涼太

「ごめん、ナッツ駄目なんだよね…」
「じゃあ、私が食べるよ!」

フォークを取り上げて花梨がパクって美味しそうに食べている。
涼太は「美味しいか…良かった」

ちょっと可哀想な涼太…
不運か続いただけだと思う。
真夜に関してはまったく悪気はなく、いわゆる天然ってやつだ。

それでも、4人で遊んで交流はできたと思う。
また、次の約束をしてその日は解散となった。

涼太は家が近い。
俺たちは3人は電車で帰った。

駅で花梨と別れて、真夜と帰った。
「そうだ、さっきママからメッセージ来てて、週末にママ達が、来るみたいだよ!」
「まじか、、何しにくるんだよ」
「裕翔ママが心配してるからじゃない?」
「真夜がきちんと、やってくれてるから、心配ないだろ」
「それが心配なんじゃない?私に迷惑掛けてないか気にしてるんだと思うよ?」
「自分で言っちゃうと申し訳無い感が無くなるな。」
「裕翔は、ちゃんと気持ちを言葉に出してくれるからね!」
「まぁな、感謝してるからな。」

涼太も肝心な事は濁してたからなぁ
真夜からすると、涼太の下心に気が付かなかったわけだ。

とりあえず週末に向けて部屋の掃除でもしとくか。
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