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『ホテルで爽やかなメガネがおっとりした男の娘にコスプレさせる』
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待ちに待った金曜日だ。ウキウキと仕事を終わらせる。今日は絶対に定時で終わらせてやるんだ!!と、そう燃えている俺はいつもの倍以上に仕事をこなしていく。気づくと定時5分前となっていた。急いで片付けを済ませ、後は仕事を押し付けられないか祈るだけだ。ようやく時間になり席から立ち上がった時、後ろから声をかけられた。
「あ、桑田さん。」
「はい、なんでしょう?」
「もしよければ、この後飲みにでもいきませんか?」
「あぁ、今日は先約があるからごめんね。誘ってくれてありがとうね。」
一瞬、仕事でも押し付けられるのかと体が跳ねてしまった。おそるおそるといった感じに振り返ると、女性社員が立っていた。どうやら飲みの誘いらしい。申し訳ないが今日は飲みに付き合っている暇などないのだ。申し訳なさそうな表情をつくりながら断りをいれる。残念そうな女性社員に謝りながらそのまま会社を後にした。
足早に過ぎ去る俺の姿を見送りながら、女性社員が話で盛り上がっているなんて知る由もなかった。
「またダメだった・・・・・・。」
「ほら言ったじゃない。桑田さんって金曜日は絶対に誘っても無理なのよ。」
誘いを断られた女性が肩を落としていると、見守っていたほかの女性社員が肩を叩いて慰めている。
「いっつも急いでいるよね?」
「彼女でもいるのかしら?」
「確かに仕事できるし、爽やかだし、優しいし・・・・・・あれで彼女の一人や二人いそうだよね。」
「あれ?でも前に彼女いるかどうか聞いた時は、いないって言ってたわよね?」
「意外とあれでオタクとかだったり・・・・・・。」
「「まさかねぇ~。」」
顔を見合わせて見当違いだと笑い、こうして彼女たちも金曜日の夜を楽しむために夜の街へと繰り出した。
一方、そのころの俺はというと待ち合わせの場所まで走っていた。あたりをキョロキョロとしていると広場のような場所にお目当ての人物を見つける。
「あ、いたいた。陽太郎くん!!」
「あつしさ~ん。ここだよ~!」
元気イッパイに手を振ってくれているのは立田 陽太郎くん。彼とはSNSを通じて知り合った。今日の彼はミディアムジャケットに、ピンクのフリルがついたミニスカートという服装だ。本当に可愛らしくて、小柄な彼にマッチしている。
――黒のニーハイ、低めに言っても最高!!・・・・・・
鼻の下を伸ばして彼をみつめてしまう。本当にこんな理想的な男の娘に会えるなんて自分は幸せものだ。
「あつしさん、走ってきたの?」
小首をかしげて上目遣いをする姿はあざといほどに可愛い。これでわざとやっているわけでないなんて・・・・・・。胸に矢が突き刺さったように呻いてしまう。
「だいじょうぶ?」
「あ、あぁ。大丈夫!走ってきたんだけどごめん。汗臭かったかな??」
走っている途中で熱くてスーツの背広を脱いでいた。今はワイシャツだけになっており、ネクタイすら緩めていて少しだらしない格好している。もう肌寒い秋だというのに少し汗ばんでしまっていた。
「ううん、なんか格好いいなぁって思って。」
手元を口で押さえて恥ずかしそうに顔を赤らめている。なんて天使のように可愛い子なんだろう。にやける顔を引き締めて彼の腰に腕を回す。
「それじゃあ、行こっか?」
コクリとうなづく彼を引っ張って俺たちは夜のホテル街へと向かった。
「あぁー!!いいよ!!スッゴクイイ!!」
「似合う、かな??」
「最高に似合うよ。ほかの子なんて陽太郎くんに比べたら月とすっぽんだよ!!」
「えへへ。嬉しい。あ、今はハルだよ?」
「そうだね。ハルちゃん。今度はこのポーズをしてくれないかな??」
ホテルの部屋に着くともう我慢できなかった。カメラを取り出して彼を写真に収める。今回、某アニメの猫耳少女キャラの服を着てもらった。可愛らしい彼にぴったり合うように、素材から吟味して作り出した俺のイチ押しの衣装だ。ポーズをお願いして何度も写真をとる。
彼は元々SNSで、男の娘系ネットアイドルとして活動している。すっかり彼の可愛さに嵌ってファンになっていた。俺は彼と交流を粘り強く続け、今ではこうやって写真を取らせてもらうまでの仲になっていた。もちろん手を出すことなんて絶対にない。あくまでファンとして彼に想いを馳せているのだから・・・・・・。
「ハルちゃん。今日もありがとね。おかげでこんなに可愛い写真がとれたよ。」
「あつしさんにとってもらえ写真って、いっつも好評だから僕の方こそありがたいよ~。あ、この写真。後で頂戴ね。」
「も、もちろん。そうだ、今日も付き合ってくれたしご飯奢るよ。どこがいい??」
写真の撮影も終わり後片付けをする。彼がカメラのデータを確認しながら俺のそばに寄ってきた。ふわりと甘い香りがしてどきどきしてしまう。
「本当?ワーイ、ヤッター!じゃあ焼肉行きたい。」
「よ、よし、おじさん奮発するからね!!」
「えへへ~ありがとう。おじさんって・・・・・・あつしさんはお兄さんでしょ?」
「あは、そうかな?アハハハ。」
無邪気に抱きついてくる彼に、フツフツと邪まな感情が湧いてくる。それを打ち消すように首を横に振る。大げさにオジサンアピールをすると彼が笑って否定してきた。その笑顔がさらに可愛くて、ごまかしきれないほど胸の高鳴りが早くなる。俺と彼の関係はただのファンとネットアイドルなんだから。ドギマギと顔を赤くさせながら心の中で俺は呟いていた。
「あ、桑田さん。」
「はい、なんでしょう?」
「もしよければ、この後飲みにでもいきませんか?」
「あぁ、今日は先約があるからごめんね。誘ってくれてありがとうね。」
一瞬、仕事でも押し付けられるのかと体が跳ねてしまった。おそるおそるといった感じに振り返ると、女性社員が立っていた。どうやら飲みの誘いらしい。申し訳ないが今日は飲みに付き合っている暇などないのだ。申し訳なさそうな表情をつくりながら断りをいれる。残念そうな女性社員に謝りながらそのまま会社を後にした。
足早に過ぎ去る俺の姿を見送りながら、女性社員が話で盛り上がっているなんて知る由もなかった。
「またダメだった・・・・・・。」
「ほら言ったじゃない。桑田さんって金曜日は絶対に誘っても無理なのよ。」
誘いを断られた女性が肩を落としていると、見守っていたほかの女性社員が肩を叩いて慰めている。
「いっつも急いでいるよね?」
「彼女でもいるのかしら?」
「確かに仕事できるし、爽やかだし、優しいし・・・・・・あれで彼女の一人や二人いそうだよね。」
「あれ?でも前に彼女いるかどうか聞いた時は、いないって言ってたわよね?」
「意外とあれでオタクとかだったり・・・・・・。」
「「まさかねぇ~。」」
顔を見合わせて見当違いだと笑い、こうして彼女たちも金曜日の夜を楽しむために夜の街へと繰り出した。
一方、そのころの俺はというと待ち合わせの場所まで走っていた。あたりをキョロキョロとしていると広場のような場所にお目当ての人物を見つける。
「あ、いたいた。陽太郎くん!!」
「あつしさ~ん。ここだよ~!」
元気イッパイに手を振ってくれているのは立田 陽太郎くん。彼とはSNSを通じて知り合った。今日の彼はミディアムジャケットに、ピンクのフリルがついたミニスカートという服装だ。本当に可愛らしくて、小柄な彼にマッチしている。
――黒のニーハイ、低めに言っても最高!!・・・・・・
鼻の下を伸ばして彼をみつめてしまう。本当にこんな理想的な男の娘に会えるなんて自分は幸せものだ。
「あつしさん、走ってきたの?」
小首をかしげて上目遣いをする姿はあざといほどに可愛い。これでわざとやっているわけでないなんて・・・・・・。胸に矢が突き刺さったように呻いてしまう。
「だいじょうぶ?」
「あ、あぁ。大丈夫!走ってきたんだけどごめん。汗臭かったかな??」
走っている途中で熱くてスーツの背広を脱いでいた。今はワイシャツだけになっており、ネクタイすら緩めていて少しだらしない格好している。もう肌寒い秋だというのに少し汗ばんでしまっていた。
「ううん、なんか格好いいなぁって思って。」
手元を口で押さえて恥ずかしそうに顔を赤らめている。なんて天使のように可愛い子なんだろう。にやける顔を引き締めて彼の腰に腕を回す。
「それじゃあ、行こっか?」
コクリとうなづく彼を引っ張って俺たちは夜のホテル街へと向かった。
「あぁー!!いいよ!!スッゴクイイ!!」
「似合う、かな??」
「最高に似合うよ。ほかの子なんて陽太郎くんに比べたら月とすっぽんだよ!!」
「えへへ。嬉しい。あ、今はハルだよ?」
「そうだね。ハルちゃん。今度はこのポーズをしてくれないかな??」
ホテルの部屋に着くともう我慢できなかった。カメラを取り出して彼を写真に収める。今回、某アニメの猫耳少女キャラの服を着てもらった。可愛らしい彼にぴったり合うように、素材から吟味して作り出した俺のイチ押しの衣装だ。ポーズをお願いして何度も写真をとる。
彼は元々SNSで、男の娘系ネットアイドルとして活動している。すっかり彼の可愛さに嵌ってファンになっていた。俺は彼と交流を粘り強く続け、今ではこうやって写真を取らせてもらうまでの仲になっていた。もちろん手を出すことなんて絶対にない。あくまでファンとして彼に想いを馳せているのだから・・・・・・。
「ハルちゃん。今日もありがとね。おかげでこんなに可愛い写真がとれたよ。」
「あつしさんにとってもらえ写真って、いっつも好評だから僕の方こそありがたいよ~。あ、この写真。後で頂戴ね。」
「も、もちろん。そうだ、今日も付き合ってくれたしご飯奢るよ。どこがいい??」
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「よ、よし、おじさん奮発するからね!!」
「えへへ~ありがとう。おじさんって・・・・・・あつしさんはお兄さんでしょ?」
「あは、そうかな?アハハハ。」
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