現代神曲〜プルガトリオの人面樹が叫びを聴けッ!〜

氏家 慷

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プロローグ 煉獄悲哀遊戯

第16話 17の試練

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僕は、キング・メイソンと戦った時の装備を身につけ
智慧ジュウホエにストックの体を十六体出させると
それを操作させてキング・メイソン以外のメンバーを襲わせた。

すると、キング・メイソンは、
ビルに使われている金属をゴーレムから取り出して、

「マイスターは、これを使って攻撃しろ
ガーダーは、マイスターの援護を
パイロは、他の構成員を指揮してクリエイターの
体を破壊しろ
俺は、クリエイター本人をやる」

とメメント・モリのメンバーに指示を出すと

「俺達は、そうすれば良い?
協力するぞ」

とグラスホッパーが、キング・メイソンに言うと

「その他のメンバーは、協力する気があるなら
パイロ達と一緒にクリエイターの体を破壊してくれ」

「了解!」

とキング・メイソンの指示にグラスホッパーが従い

「しょうがない
協力してやろう」

とピキニ・カイカイも参加した。

「俺は、誰かもわからない奴の言う事を
聞く気は無いぞ」

ブラックアウトが、文句を言うと

「そう言うな
お前は、一人じゃ戦えないだろ」

とイカロスが宥め

「わかったよ
お~い
俺達も仲間に入れてくれ」

とメメント・モリ構成員達と一緒に
僕の体を攻撃し始めた。

智慧ジュウホエ、量子コンピューターの
リソースの30%を体の操縦に回せ!
余計な処理は後回しだ
僕が、何とか一人でゴーレムを相手している間に
他の奴らを皆殺しにしろ!

そう言って僕は、智慧ジュウホエが操作する体に、
僕と同じコートを着ると、方天画戟を装備させて
敵を攻撃しに向かわせた。

「さて、今回は智慧ジュウホエ無しか
武器の扱いがかなり下手くそになるが、
まあ、どうにかなるだろ」

そう言って僕は、
ブースターを使って巨大ゴーレムの顔の辺りまで
飛び上がる。
姿勢制御を智慧ジュウホエに任せていたつけで
少しふらつくが、
僕の脳も量子コンピューターだ。
処理速度は、智慧ジュウホエと変わらない
僕が体を動かすのに使えるリソースは、
5%程だが、それでも人間を遥かに超える
処理能力だ。
こんな奴らに負ける訳がない。

「どうした?
操縦の仕方を忘れたか?」

キング・メイソンが僕のフラフラとした
飛び方を笑うと

「ちょっと秘書を使いに出していてね
いつも煩いだけだと思っていたが
あれがいないとかなり厳しいよ
まあ、君には勝てるがね」

「抜かせ
お前の相手は俺だけじゃ無いんだよ
そうだろ、マイスター!」

「はい、
では、援護するので存分にやってください」

「ああ、行くぞ!」

とキング・メイソンがマイスターを呼ぶと
マイスターは、金属で出来た西洋風の龍を身に纏い
僕の目の前に現れた。

「クソッ!」

僕は、金属の龍をコンポジットロングボウで撃った。

「そんなもの効くわけが...」

それを聞いて僕がにやけると
ゴーレムの手が龍を庇って
矢がゴーレムに刺さり爆発した。
だが、ゴーレムの大きさでは
大したダメージにはならなかった。

「気をつけろ
奴の武器を甘く見るな」

キング・メイソンがそうやって
マイスターを叱ると

「すみません!
ですが、同じ失態はしません」

そう言うと、マイスターは、金属の龍で
僕に向かって思いっきり突っ込んできた。

僕は、弓を一旦
異空間倉庫に戻し
ネットガンを出して龍に撃った。

龍は、猛スピードで突っ込んでいた為
避けられずに
ネットに捕まると

「無駄だ!」

とネットの隙間から金属を伸ばし
刀の様にすると
中で回転しネットを切り裂いた。

その間にキング・メイソンが、
ゴーレムで僕を殴りつける。

僕は、ブースターを使いそれを避けると

「そんなに大きい体で
捕まえられる訳ないだろ!」

と叫ぶと

「いや、
君達と戦った時は見せられなかったが、
これは俺達の汎用戦法でね
このデカい体は囮さ」

そう言うと、キング・メイソンは、
ゴーレムの足を地面に沈め込んで
上半身だけ出ている状態にすると
木の根の様に地面の下から急に体を出して
戦っている構成員ごと
智慧ジュウホエが操作している体を捕まえて
体の中に取り込んだ。

「何ッ!」

僕が、驚いていると
解放されたマイスターが僕を襲いに
龍の体を翼だけ残し、
残りを人間型にして長い爪を伸ばして
攻撃してきた。

僕は、ネットガンを倉庫に戻し、
SFに出てくる様なレーザー銃を取り出して
マイスターに撃った。
通常の技術では作れない兵器も
僕の能力では、実現可能だ。

レーザーで、マイスターを撃つと
レーザーは、マイスターをすり抜けた。

「なんだ!?」

僕が、驚くと
ゴーレムの方からガーダーが浮き出るように現れ

「驚いたか!
俺の能力はあらゆる物に干渉しない
シールドを張る能力だ
俺の前で仲間を攻撃出来ると思うな!」

ガーダーが、そう叫ぶ間に
マイスターが、距離を詰め

「今だ、ガーダー
能力を解除しろ!」

とマイスターが叫び

「おう!」

とガーダーが、能力を解除し
マイスターの爪が僕の体を切り裂いた。

「うあッ!」

コートのおかげで表面が削れた位で済んだので

僕は、マイスターの金属の腕を掴み
機械の体のフルパワーで腕を引き千切った。

「くっ!
だが、幾ら金属の部分を破壊しても無駄だぞ!」

そう言って、マイスターは、
金属の腕を流体化させて僕の腕を拘束すると

もう片方の腕を鋭い槍の様にして
僕の腹を貫いた。

僕は、それを気にせずに
足をマイスターの残りの腕に絡みつけ
新しい体を出すと
それに乗り換え
古い体を自爆させた。

「うああああッ!」

マイスターが、爆発に包まれると

「大丈夫だ!
俺が守る!」

とガーダーが能力を発動させる
僕は、すかさずガーダーにスタングレネードを
投げつけた。

「馬鹿め!
俺に爆弾など無意味だ!」

ガーダーが、自分にバリアを張るが
スタングレネードが、炸裂しガーダーが気絶した。

「よし!」

僕は、それを確認すると
急いでマイスターに突進し、
マイスターを覆う金属に、C4爆薬をくっつけた。

僕は、そのままガーダーにしがみついて
新しい体をガーダーの近くに出して
マイスターから離れ、
マイスターを爆発させた。

それを確認すると、気絶するガーダーを
黒塗りの強化ガラスの檻に閉じ込めて
ゴーレムから投げ捨てた。

その後、僕はゴーレムから離れ
スティンガーミサイルを撃ち込んだ。
通常の物では、ゴーレムには効かないので
大きさを十倍にした物をゴーレムの胸に向かって撃ち込んだ。

すると、ゴーレムの胸から
僕の体がバラバラになった物が、塊になって
飛んできてミサイルをゴーレムに到達する前に破壊した。

「マイスターとガーダーをやった様だが、
頼みの体は、この通りバラバラだ
さあ、どうする?」

キング・メイソンが、そう言って
僕を笑うと

僕もそれを笑い返して

「馬鹿め
頼みは体じゃない中身だ
ナイスタイミングだよ
智慧ジュウホエ、例の新武装の操縦を頼む」

了解ヤオミンバエ天帝シャンティー
ボディNo.3大型建造物破壊特化型エレファント
ボディNo.4音波兵器特化型ドルフィン
ボディNo.5敵捕縛特化型スパイダー
ボディNo.6狙撃特化型クロウ
ボディNo.7剣術特化型ビートル
ボディNo.8槍術特化型ライノ
ボディNo.9徒手格闘特化型モンキー
ボディNo.10化学兵器散布特化型スカンク
ボディNo.11支援武装特化型バタフライ
ボディNo.12兵力補充特化型クイーンビー
異空間倉庫より展開します!」

智慧ジュウホエが、そう言うと
7m程の大きさの体が一体、
5m程の大きさで人間の上半身に蜂の巣がくっ付いた様な体が一体、
その他は、全て大きさはやや違うが人間大の大きさの体が八体僕の目の前に現れた。

そして、

智慧ジュウホエ
ボディNo.2指揮特化型オクトパスを僕に換装させろ」

了解ヤオミンバエ天帝シャンティー
準備バッチリですね!」

智慧ジュウホエが、笑顔でそう言うと、
僕は、人間の体に大きな頭、背中に八本の触手が生えた
体に乗り換えてにやけながら

「ああ、じゃあ
反撃と行こうか!」

と、目の前に展開する体を智慧ジュウホエに任せてそう言った。
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