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第1章 辺獄妄執譚
第47話 人類の完成形
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キング・メイソンは、マウントを取っているアダムに倒して、胸の中心にあるコアを輝かせてアダムと自分の間に魔法陣を展開させた。黄金の粒子を拳に集めたアダムは、魔法陣に目もくれずこれから父親に褒められる事を考えて顔から笑みが零れながら、嬉しそうに猛威を振るう鎚の王の顔を殴りつけた。殴りつけられたキング・メイソンは、顔の半分が砕けたが口は無事だった事にほくそ笑み魔法で出現させた装置を発動させた。
「歴史の海を除く者、第一節 シラクサの陽炎 起動ッ!」
キング・メイソンが、そう言うとアダムの上半身が白い光に貫かれた。キング・メイソンは、姿勢制御装置を使って起き上がり、下半身だけ乗っているアダムを落とすと、猛威を振るう鎚の王を修復する為に魔法を発動させた。
「聴けッ!
どの地、どの空、どの世でも
見上げし仰ぐは、紅鏡也
その偉大なる使い
何時をも共にする烏をここに
黒き御使いは万の空を翔る」
キング・メイソンが、魔法を発動させるとキング・メイソンの前に巨大な魔法陣が現れ、黒い羽根と共に人工衛星の様な装置が現れた。
キング・メイソンは、その装置からナノマシンを吹き出させ、猛威を振るう鎚の王を修復すると、人工衛星を空へ打ち上げた。
体を修復したキング・メイソンは、アダムの下半身を見てそれを破壊しようと思い、ベルトからレシプロソーを取り出して、右腕に取り付けた。すると、キング・メイソンは、レシプロソーを使いアダムの下半身をズタズタに引き裂いた。
そして、それを済ませたキング・メイソンは、これで終わりと思いクジラの背中に空いた穴に入り込もうと歩みを進めた。
だが、そこでキング・メイソンは、自分の右手に違和感を覚えた。アダムの血肉が纏わりついた猛威を振るう鎚の王の腕から自分の右手に何かが染み出した様な感覚に襲われたのだ。
キング・メイソンは、猛威を振るう鎚の王の右腕を取り外し、急いで自分の右手を確認すると、あまりのおぞましい状況に目を疑った。猛威を振るう鎚の王から染み出したアダムの血肉はキング・メイソンの右腕の毛穴を突き破る様に侵入し、少しずつキング・メイソンの腕を真っ赤に膨れさせていっていた。
「うあああああッ!」
キング・メイソンが、悲鳴を挙げるとキング・メイソンの右腕がぐにゃっと流体の様に変化し、子供の顔の形になるとその子供はニヤッと笑いキング・メイソンにこう言った。
「うへへへへっ!
僕を倒したと思ったんだろう?
ざ~んね~ん!
僕の体は、完全に消滅させない限りは不滅なんだ。どんなに体を傷つけられたって、倒した奴の体をこうして奪えちゃうからね!
さっきまで君と戦っていた体も貰い物さ。
あの体は、邪眼のバロールの物だ。
本当は彼ともう一人、太陽神ルーがここに来るはずだったんだけど、父さんがバロールの体が欲しいって言い始めて僕が殺したんだ。
一緒にいたルーも殺して武器を奪った。
だ~れも僕に勝ってないよ~!
だって、父さんがそう言ったからね!」
アダムは、そう言うと再びキング・メイソンの体に入り込み、凄まじいスピードで体を乗っ取って行った。
「あああッ!
ああああああああッ!
やめろ!
クソう!
俺から出ていけッ!」
キング・メイソンがそう言って泣き叫んだが、既にアダムの進行が進み過ぎて手遅れの状態になり、キング・メイソンは、そのまま意識を失った。
キング・メイソンの体を乗っ取ったアダムは、猛威を振るう鎚の王の右腕を取り付け、その場でピョンピョンと飛び跳ね、ドローンに向かって自慢した。
「やった!
やったよ父さん!
敵を倒した上に、こんなにカッコイイ武器まで手に入ったよ!」
アダムが、そう言うと父親も嬉しそうに
「ああ、良くやった。
直ぐに此方に来てくれ、その武装を解析したい。」
と言うと、アダムは
「うん、わかった!
僕、また強くなっちゃった!」
と、はしゃぎながら先程使っていた武器を回収してクジラの背中に空いた穴から内部へと入っていった。アダムが、クジラに入るのを確認するとドローンは
「ははははは!
素晴らしい、流石は私の最高傑作
ホモ・ペルフェクトスだ」
「歴史の海を除く者、第一節 シラクサの陽炎 起動ッ!」
キング・メイソンが、そう言うとアダムの上半身が白い光に貫かれた。キング・メイソンは、姿勢制御装置を使って起き上がり、下半身だけ乗っているアダムを落とすと、猛威を振るう鎚の王を修復する為に魔法を発動させた。
「聴けッ!
どの地、どの空、どの世でも
見上げし仰ぐは、紅鏡也
その偉大なる使い
何時をも共にする烏をここに
黒き御使いは万の空を翔る」
キング・メイソンが、魔法を発動させるとキング・メイソンの前に巨大な魔法陣が現れ、黒い羽根と共に人工衛星の様な装置が現れた。
キング・メイソンは、その装置からナノマシンを吹き出させ、猛威を振るう鎚の王を修復すると、人工衛星を空へ打ち上げた。
体を修復したキング・メイソンは、アダムの下半身を見てそれを破壊しようと思い、ベルトからレシプロソーを取り出して、右腕に取り付けた。すると、キング・メイソンは、レシプロソーを使いアダムの下半身をズタズタに引き裂いた。
そして、それを済ませたキング・メイソンは、これで終わりと思いクジラの背中に空いた穴に入り込もうと歩みを進めた。
だが、そこでキング・メイソンは、自分の右手に違和感を覚えた。アダムの血肉が纏わりついた猛威を振るう鎚の王の腕から自分の右手に何かが染み出した様な感覚に襲われたのだ。
キング・メイソンは、猛威を振るう鎚の王の右腕を取り外し、急いで自分の右手を確認すると、あまりのおぞましい状況に目を疑った。猛威を振るう鎚の王から染み出したアダムの血肉はキング・メイソンの右腕の毛穴を突き破る様に侵入し、少しずつキング・メイソンの腕を真っ赤に膨れさせていっていた。
「うあああああッ!」
キング・メイソンが、悲鳴を挙げるとキング・メイソンの右腕がぐにゃっと流体の様に変化し、子供の顔の形になるとその子供はニヤッと笑いキング・メイソンにこう言った。
「うへへへへっ!
僕を倒したと思ったんだろう?
ざ~んね~ん!
僕の体は、完全に消滅させない限りは不滅なんだ。どんなに体を傷つけられたって、倒した奴の体をこうして奪えちゃうからね!
さっきまで君と戦っていた体も貰い物さ。
あの体は、邪眼のバロールの物だ。
本当は彼ともう一人、太陽神ルーがここに来るはずだったんだけど、父さんがバロールの体が欲しいって言い始めて僕が殺したんだ。
一緒にいたルーも殺して武器を奪った。
だ~れも僕に勝ってないよ~!
だって、父さんがそう言ったからね!」
アダムは、そう言うと再びキング・メイソンの体に入り込み、凄まじいスピードで体を乗っ取って行った。
「あああッ!
ああああああああッ!
やめろ!
クソう!
俺から出ていけッ!」
キング・メイソンがそう言って泣き叫んだが、既にアダムの進行が進み過ぎて手遅れの状態になり、キング・メイソンは、そのまま意識を失った。
キング・メイソンの体を乗っ取ったアダムは、猛威を振るう鎚の王の右腕を取り付け、その場でピョンピョンと飛び跳ね、ドローンに向かって自慢した。
「やった!
やったよ父さん!
敵を倒した上に、こんなにカッコイイ武器まで手に入ったよ!」
アダムが、そう言うと父親も嬉しそうに
「ああ、良くやった。
直ぐに此方に来てくれ、その武装を解析したい。」
と言うと、アダムは
「うん、わかった!
僕、また強くなっちゃった!」
と、はしゃぎながら先程使っていた武器を回収してクジラの背中に空いた穴から内部へと入っていった。アダムが、クジラに入るのを確認するとドローンは
「ははははは!
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