56 / 141
第3章 獣人少女ロロノ
竜殺し
しおりを挟む
(読み直しているとやはり同じような言葉で表現しがちだなぁとか思ってしまいます)
「ぐるぅぅぅぅ」
喉を鳴らしながら突進し、凄まじい速度とパワーで飛竜を吹き飛ばしたロロノ。肥大化した分厚い手足には鋭く爪が伸び地面をがっしりと掴む。
可愛らしい口からは似合わないような鋭く伸びた牙が覗く。
その目は赤く血走っており、真っ直ぐに飛んでいった飛竜を見据える。
「ロ、ロロノ……?」
「がるぁ!」
その異様に対して怪我でふらつきながらも弱々しく再び名前を呼びかけるティナ、しかしロロノはその声に反応することはない。手に持つ銀羽槍を力強く握り飛竜を追う。
分厚く変異した足から生み出される脚力はロロノの速度をどんどんと高めていく。その動きは隆人の域にすら近づいており、ティナの目に映るロロノの姿がぶれる。
対する飛竜も地に着くや否や体勢を整えて、その巨腕で迎え撃つ。
「ギャオォォォォォ!!」
「がるぅぅぅぅぅぅ!!」
その速度そのままでロロノは飛竜に突撃する。ズゴンという重たい音が響き、衝撃が波紋する。勢いのまま突き出された銀羽槍の一撃と飛竜の攻撃がぶつかる。
先程はその膂力で一瞬で弾き飛ばされたロロノであるが、太く変異したロロノの腕はその筋力も高めているのか2人の威力は拮抗する。
だがやはり体格差もあってか徐々に押され、防ぎ飛ばされる。数メートル程後退する。
「がぅ!」
しかしロロノの突進はそこで止まらない。後退し地に足が着いた瞬間に真横に地を蹴る。体重移動で勢いを上手く利用しさらなる加速を得る。
ロロノの姿が再びブレて今度は左側から飛竜へと迫る。
腹部へと突き刺さる直前に飛竜がその槍を迎撃、吹き飛ばされる。
ロロノの猛攻が続く。飛ばされては着地と共に角度を変えてすぐさま槍を突き出す。
飛四方八方から突き出される槍の一撃、一つ一つが驚異的な威力を持っているそれを、飛竜は持ち前の動体視力の高さゆえに視認しその尽くを叩く。
しかし弾いても弾いてもすぐさま迫り来る弾丸のごとき攻撃の嵐に少しずつ傷が付いて行く。
その様子を意識が安定してきてティナが驚愕の表情で見つめる。ロロノが戦っているうちに、事前にポーチに少しだけ入れて置いた回復アイテムを全て使い切り、なんとか動けるだけ傷は癒えている。
「あれは、まさか『獣化』……?」
飛竜に連続突貫をしかけるロロノ、彼女の身に起きている変化にティナが思い当たったかのように呟く。
「でも、獣化は本来上位獣人のみが使える固有スキルのはずです。しかもあれは身体の1部分しか獣化していないようですし……」
ロロノの姿に当たりを付けたティナだが、その顔は確信と言うには遠い。
そもそも獣化というのは獣人族という種族のみがもつ固有スキルというものに分類されるスキルである。
自らのうちに眠る獣の力を解放する事で獣の姿に変異するというスキルである。獣人の知性を持つままに獣の力を振るう強力なスキルだ。
しかしその獣化というスキルは獣人が誰しも使えるものでは無い。獣人という種族の中でもほんの限られた少数の才ある者のみが発現させることができるというスキルなのである。
そしてもう1つ、獣化を発動した場合、その姿は獣そのものになる。狼の獣人なら狼の姿に、ねこの獣人なら猫の姿に変化するはずである。
しかしロロノは変異しているのは手足と牙くらいであり、その姿はほとんどロロノのままである。未熟なだけ、とも取れるがそのような話聞いたこともなかった。
「がるぅぅぅ!」
「グギャァァァ」
ティナがそんな思案をしている中、ロロノと飛竜は何十度目になる激突をする。空気を震わせ、弾かれてら突貫する。そんな光景が続く。
「まずいですね、ロロノは正気を失っているようです」
ロロノの様子を見ながらそう呟くティナ。先程からロロノの攻撃は直線的に攻撃をしてはまたはじかれるが続いている。まさに力づくの攻撃である。
高い戦闘技能と技を持つロロノの戦い方とはかけ離れたものであり、その血走った目からも正気を失い本能のまま攻撃しているのがわかる。
いくら筋力や速度が上がったとは言え、竜種ーー飛竜を圧倒できるような身体スペックはロロノは持ち合わせていない。
力任せの攻撃ではやはり被弾は避けられず飛竜に与える以上にロロノは傷をおう。
「しかも先程よりも速度が落ちている。限界でしょうか」
見ると波状攻撃するロロノだがその速度はじわりじわりと遅くなっている。元々獣化は制限時間のあるスキルであるがそれにしても早い。恐らく中途半端な発動になっているのが原因だろう。
ティナもそれを確認したところで急いでロロノの元に向かう。
百に届くのではないかというほど銀羽槍の攻撃をしかけ続けるロロノだが大きなダメージには繋がっていない。
むしろ自らのおった傷の方が多いようである。
だが本能のまま攻撃し続けるロロノは全くそのような思考に至ってはいない。
ロロノの速度が下がり始めてもそれは変わらない。見るとロロノの膨張していた手足が少しずつ萎んで来ているのだ。
速度が低下した事で飛竜が反応できるようになったことでロロノの攻撃に遅れるず、ロロノの傷をおう頻度がさらに増える。
だがそんな事気にもとめずロロノは突貫する。そして、
カキィーン
乾いた甲高い音がなる。ロロノの姿は完全に元に戻り、その攻撃が飛竜に防がれたのだ。
今度は拮抗ではなく完璧に力で上回った飛竜は追撃を敢行し、軽く吹き飛ばされたロロノは空中で死に体となる。
「はぁっ!」
そこに割り込む人影、回復し向かってきたティナが追撃に割り込む。振り下ろされた狂刃を剣によって横からずらす。その目にはスキル「天眼」が発動し光を放っており、寸分の狂いもなく攻撃を見きっている。
そこでティナ達の後ろがピカッと明るくなる。背中に感じる物凄い熱量まるで太陽のようである。そして更にもう1つ魔力特有の淡い輝きが後からより照らす。
だがむしろ飛竜の方にこそ影響が出る。突然の光を目に受けたことによって視力が奪われる。
「(リュート様ですね)」
魔力の光を見て、この光が隆人によるものだと確信したティナはすぐにロロノを連れ離脱する。
目をやられた飛竜は離脱を許してしまう。
「がる……ティナさまなのです?」
「ロロノ!元に戻ったのですね!」
そこでロロノの正気が戻り、2人はひしっと抱き合う。
そしてすぐに飛竜の方へと体を向けた。ついでにロロノがポーチから自分用の回復アイテムを一気に使う。
ロロのがアイテムを使い切ったと同時に飛竜も視力を取り戻したのかこちらを向く。
「いけますか、ロロノ?」
「もちろんなのです」
「では、終わりにしましょう!」
飛竜は全身に傷を受け満身創痍であり、ティナとロロノも動ける程度には回復したものの受けたダメージは大きく、今にも崩れ落ちそうである。
三者が無意識にこれが最後だと確信する。
「いきます」
「いくのです」
「グァァァァ!!」
3つの影が同時に地面を蹴り、走る。まず足の早いロロノと飛竜が激突。ロロノが槍で受け流すが爪の先が足をかすり血が出る。
その裏から飛び出たティナがロロノと入れ替わりで剣を振り、回避しようとした飛竜の肩を浅く切り裂く。カウンターで放たれた尻尾の一薙ぎがティナの胴を払う。
それを後方移動でいくらか軽減したティナ2メートル程離れた所で着地しそこから炎弾を3つ作り放つ。
近距離で素早く放たれた火の玉が爆発しその間に再びティナが接近していく。
とそこで飛竜が首をグルンと180%回転させる。その方向にはロロノが上空から迫っている。
「きづかれたのです!?」
極限に追い込まれた生命の虫のしらせのようなものか、背後からの奇襲に反応した飛竜は口をガバッと開ける。そして大きく息を吸う。
中は火がちりちりと音を立てる。
流石に近距離に寄ったとはいえ空中ではブレスは避けられない。
「まだです!はぁっ!」
しかしティナは諦めない。左手を前に出し叫ぶ。すると飛竜の身体がガクンと一瞬力を失ったように揺れる。ブレスは中断され飛竜はすぐに再開しようとするが、既に遅い。
「ロロノ!」
「これでおわりなのです!」
「魔力剣!!」「魔力槍なのです!!」
生まれた隙。2人が執念でこじ開けたその一瞬にティナとロロノは全てをかける。
残りわずかなMPの全てを己が得物に注ぎ込む。そして一撃が決まると同時に全てを放出した。
轟音、そして静寂。
飛竜を中心にすれ違うように武器をふり抜いたティナとロロノ。そして、飛竜の体が崩れ落ちた。
「ぐるぅぅぅぅ」
喉を鳴らしながら突進し、凄まじい速度とパワーで飛竜を吹き飛ばしたロロノ。肥大化した分厚い手足には鋭く爪が伸び地面をがっしりと掴む。
可愛らしい口からは似合わないような鋭く伸びた牙が覗く。
その目は赤く血走っており、真っ直ぐに飛んでいった飛竜を見据える。
「ロ、ロロノ……?」
「がるぁ!」
その異様に対して怪我でふらつきながらも弱々しく再び名前を呼びかけるティナ、しかしロロノはその声に反応することはない。手に持つ銀羽槍を力強く握り飛竜を追う。
分厚く変異した足から生み出される脚力はロロノの速度をどんどんと高めていく。その動きは隆人の域にすら近づいており、ティナの目に映るロロノの姿がぶれる。
対する飛竜も地に着くや否や体勢を整えて、その巨腕で迎え撃つ。
「ギャオォォォォォ!!」
「がるぅぅぅぅぅぅ!!」
その速度そのままでロロノは飛竜に突撃する。ズゴンという重たい音が響き、衝撃が波紋する。勢いのまま突き出された銀羽槍の一撃と飛竜の攻撃がぶつかる。
先程はその膂力で一瞬で弾き飛ばされたロロノであるが、太く変異したロロノの腕はその筋力も高めているのか2人の威力は拮抗する。
だがやはり体格差もあってか徐々に押され、防ぎ飛ばされる。数メートル程後退する。
「がぅ!」
しかしロロノの突進はそこで止まらない。後退し地に足が着いた瞬間に真横に地を蹴る。体重移動で勢いを上手く利用しさらなる加速を得る。
ロロノの姿が再びブレて今度は左側から飛竜へと迫る。
腹部へと突き刺さる直前に飛竜がその槍を迎撃、吹き飛ばされる。
ロロノの猛攻が続く。飛ばされては着地と共に角度を変えてすぐさま槍を突き出す。
飛四方八方から突き出される槍の一撃、一つ一つが驚異的な威力を持っているそれを、飛竜は持ち前の動体視力の高さゆえに視認しその尽くを叩く。
しかし弾いても弾いてもすぐさま迫り来る弾丸のごとき攻撃の嵐に少しずつ傷が付いて行く。
その様子を意識が安定してきてティナが驚愕の表情で見つめる。ロロノが戦っているうちに、事前にポーチに少しだけ入れて置いた回復アイテムを全て使い切り、なんとか動けるだけ傷は癒えている。
「あれは、まさか『獣化』……?」
飛竜に連続突貫をしかけるロロノ、彼女の身に起きている変化にティナが思い当たったかのように呟く。
「でも、獣化は本来上位獣人のみが使える固有スキルのはずです。しかもあれは身体の1部分しか獣化していないようですし……」
ロロノの姿に当たりを付けたティナだが、その顔は確信と言うには遠い。
そもそも獣化というのは獣人族という種族のみがもつ固有スキルというものに分類されるスキルである。
自らのうちに眠る獣の力を解放する事で獣の姿に変異するというスキルである。獣人の知性を持つままに獣の力を振るう強力なスキルだ。
しかしその獣化というスキルは獣人が誰しも使えるものでは無い。獣人という種族の中でもほんの限られた少数の才ある者のみが発現させることができるというスキルなのである。
そしてもう1つ、獣化を発動した場合、その姿は獣そのものになる。狼の獣人なら狼の姿に、ねこの獣人なら猫の姿に変化するはずである。
しかしロロノは変異しているのは手足と牙くらいであり、その姿はほとんどロロノのままである。未熟なだけ、とも取れるがそのような話聞いたこともなかった。
「がるぅぅぅ!」
「グギャァァァ」
ティナがそんな思案をしている中、ロロノと飛竜は何十度目になる激突をする。空気を震わせ、弾かれてら突貫する。そんな光景が続く。
「まずいですね、ロロノは正気を失っているようです」
ロロノの様子を見ながらそう呟くティナ。先程からロロノの攻撃は直線的に攻撃をしてはまたはじかれるが続いている。まさに力づくの攻撃である。
高い戦闘技能と技を持つロロノの戦い方とはかけ離れたものであり、その血走った目からも正気を失い本能のまま攻撃しているのがわかる。
いくら筋力や速度が上がったとは言え、竜種ーー飛竜を圧倒できるような身体スペックはロロノは持ち合わせていない。
力任せの攻撃ではやはり被弾は避けられず飛竜に与える以上にロロノは傷をおう。
「しかも先程よりも速度が落ちている。限界でしょうか」
見ると波状攻撃するロロノだがその速度はじわりじわりと遅くなっている。元々獣化は制限時間のあるスキルであるがそれにしても早い。恐らく中途半端な発動になっているのが原因だろう。
ティナもそれを確認したところで急いでロロノの元に向かう。
百に届くのではないかというほど銀羽槍の攻撃をしかけ続けるロロノだが大きなダメージには繋がっていない。
むしろ自らのおった傷の方が多いようである。
だが本能のまま攻撃し続けるロロノは全くそのような思考に至ってはいない。
ロロノの速度が下がり始めてもそれは変わらない。見るとロロノの膨張していた手足が少しずつ萎んで来ているのだ。
速度が低下した事で飛竜が反応できるようになったことでロロノの攻撃に遅れるず、ロロノの傷をおう頻度がさらに増える。
だがそんな事気にもとめずロロノは突貫する。そして、
カキィーン
乾いた甲高い音がなる。ロロノの姿は完全に元に戻り、その攻撃が飛竜に防がれたのだ。
今度は拮抗ではなく完璧に力で上回った飛竜は追撃を敢行し、軽く吹き飛ばされたロロノは空中で死に体となる。
「はぁっ!」
そこに割り込む人影、回復し向かってきたティナが追撃に割り込む。振り下ろされた狂刃を剣によって横からずらす。その目にはスキル「天眼」が発動し光を放っており、寸分の狂いもなく攻撃を見きっている。
そこでティナ達の後ろがピカッと明るくなる。背中に感じる物凄い熱量まるで太陽のようである。そして更にもう1つ魔力特有の淡い輝きが後からより照らす。
だがむしろ飛竜の方にこそ影響が出る。突然の光を目に受けたことによって視力が奪われる。
「(リュート様ですね)」
魔力の光を見て、この光が隆人によるものだと確信したティナはすぐにロロノを連れ離脱する。
目をやられた飛竜は離脱を許してしまう。
「がる……ティナさまなのです?」
「ロロノ!元に戻ったのですね!」
そこでロロノの正気が戻り、2人はひしっと抱き合う。
そしてすぐに飛竜の方へと体を向けた。ついでにロロノがポーチから自分用の回復アイテムを一気に使う。
ロロのがアイテムを使い切ったと同時に飛竜も視力を取り戻したのかこちらを向く。
「いけますか、ロロノ?」
「もちろんなのです」
「では、終わりにしましょう!」
飛竜は全身に傷を受け満身創痍であり、ティナとロロノも動ける程度には回復したものの受けたダメージは大きく、今にも崩れ落ちそうである。
三者が無意識にこれが最後だと確信する。
「いきます」
「いくのです」
「グァァァァ!!」
3つの影が同時に地面を蹴り、走る。まず足の早いロロノと飛竜が激突。ロロノが槍で受け流すが爪の先が足をかすり血が出る。
その裏から飛び出たティナがロロノと入れ替わりで剣を振り、回避しようとした飛竜の肩を浅く切り裂く。カウンターで放たれた尻尾の一薙ぎがティナの胴を払う。
それを後方移動でいくらか軽減したティナ2メートル程離れた所で着地しそこから炎弾を3つ作り放つ。
近距離で素早く放たれた火の玉が爆発しその間に再びティナが接近していく。
とそこで飛竜が首をグルンと180%回転させる。その方向にはロロノが上空から迫っている。
「きづかれたのです!?」
極限に追い込まれた生命の虫のしらせのようなものか、背後からの奇襲に反応した飛竜は口をガバッと開ける。そして大きく息を吸う。
中は火がちりちりと音を立てる。
流石に近距離に寄ったとはいえ空中ではブレスは避けられない。
「まだです!はぁっ!」
しかしティナは諦めない。左手を前に出し叫ぶ。すると飛竜の身体がガクンと一瞬力を失ったように揺れる。ブレスは中断され飛竜はすぐに再開しようとするが、既に遅い。
「ロロノ!」
「これでおわりなのです!」
「魔力剣!!」「魔力槍なのです!!」
生まれた隙。2人が執念でこじ開けたその一瞬にティナとロロノは全てをかける。
残りわずかなMPの全てを己が得物に注ぎ込む。そして一撃が決まると同時に全てを放出した。
轟音、そして静寂。
飛竜を中心にすれ違うように武器をふり抜いたティナとロロノ。そして、飛竜の体が崩れ落ちた。
3
あなたにおすすめの小説
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
召喚物語 - 召喚魔法を極めた村人の成り上がり -
花京院 光
ファンタジー
魔物討伐を生業とする冒険者に憧れる俺は、十五歳の誕生日を迎えた日、一流の冒険者になる事を決意して旅に出た。
旅の最中に「魔物を自在に召喚する力」に目覚めた主人公が、次々と強力な魔物を召喚し、騎士団を作りながら地域を守り続け、最高の冒険者を目指します。
主人公最強、村人の成り上がりファンタジー。
※小説家になろうにて、990万PV達成しました。
※以前アルファポリスで投稿していた作品を大幅に加筆修正したものです。
「役立たず」と追放されたが、俺のスキルは【経験値委託】だ。解除した瞬間、勇者パーティーはレベル1に戻り、俺だけレベル9999になった
たまごころ
ファンタジー
「悪いがクビだ、アレン。お前のような戦闘スキルのない寄生虫は、魔王討伐の旅には連れていけない」
幼馴染の勇者と、恋人だった聖女からそう告げられ、俺は極寒の雪山に捨てられた。
だが、彼らは勘違いしている。
俺のスキルは、単なる【魔力譲渡】じゃない。
パーティメンバーが得た経験値を管理・分配し、底上げする【経験値委託(キックバック)】という神スキルだったのだ。
俺をパーティから外すということは、契約解除を意味する。
つまり――今まで彼らが俺のおかげで得ていた「かさ増しステータス」が消え、俺が預けていた膨大な「累積経験値」が全て俺に返還されるということだ。
「スキル解除。……さて、長年の利子も含めて、たっぷり返してもらおうか」
その瞬間、俺のレベルは15から9999へ。
一方、勇者たちはレベル70から初期レベルの1へと転落した。
これは、最強の力を取り戻した俺が、雪山の守り神である銀狼(美少女)や、封印されし魔神(美少女)を従えて無双し、新たな国を作る物語。
そして、レベル1に戻ってゴブリンにも勝てなくなった元勇者たちが、絶望のどん底へ落ちていく「ざまぁ」の記録である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる