神を従えし者たち

真崎 遥也

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第1章 邪龍王の生贄

第6話 実力検査 Ⅱ

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試合開始の合図とともに、俺は魔法を発動した。
「風よ、我の手に集まり穿て。風球ウィンドボール!」

「炎よ、我の手に集まり穿て。火球ファイアボール

まずは様子見で風球を撃ったが、エリーも魔法で打ち消す。

「こんなものか。エリー。魔法はどの階級まで使える?」

ちなみに魔法は下級、中級、上級、最上級まであり、その上に世界で11人しか使えないと言われる星級コズミックがある。

「私は最上級まで使えますよ。星級は無理ですが・・・」

「そんなの使えるやついたら大騒ぎになるだろう。」

俺は笑いながら返したが、この歳で最上級まで使えるのは凄いと思う。俺も使えるが俺はある事情で使えないとおかしいのだ。まぁそれは置いといて、

「なら最上級出勝負するか。」

「そうですね!では参ります!
この世の災厄を一筋の光の導きにより、絶望から救い出す大いなる力となれ。我は求る、すべての悪を滅する力を『光は救いルクス・サルース』!!」

光最上級魔法とは恐れ入るな・・・ならば闇で向かい打とう。

「この世に絶対なる闇を生み出せ。光あらば闇もある。表裏一体の理の中で、闇はすべてを喰らい尽くす。我は求る、絶対なる悪の力を『理を覆す闇 スーブレティテ・テネブラエ』!」

光と闇はお互いを呑み込もうとする。光が強く、目を閉じてしまう。

眩しくなくなり、目を開けると相殺されていた。

「お相子って事だな。」

「そうらしいですね。和葉、次の勝負で決着つけませんか?」

「賛成だ。お互いの今使える本気の力で決着をつけようじゃないか。」

「では!理から外れし存在よ。今、わたしとの盟約を果たすために顕現せよ!【Lux Non   Valkyria光の戦乙女】!そして、我と共に勝ちを求る。『憑依聖装』!」

「頼むぞ、カグヤ。神装武装!」

エリーは白銀の鎧を纏った銀髪の女騎士を召喚したあと憑依させた。今の状態は銀髪金眼になり、白銀の鎧を纏い、後に二対四翼の純白の翼が背中にある。

俺はカグヤを神装武装した。刀身は真っ黒で黄色のラインが入っている。黒なのだがとても神々しく光っている。

「行きますよ!戦乙女の舞 ヴィルゴイン・ショウ!」

「受けて立つ!
神は絶対に侍り。神は理を生み出しまた外れし存在。絶対なる力で翻弄す。そして神は綺麗恋し。『桜舞ひつろう散れ』。」

彼女は銀色に輝く大剣で光を纏い俺に近づく。

俺は抜刀術の構えをとり、素早く刀を抜く。あるはずもない桜が舞い散り、俺は桜ごと全てを切る。

「そこまで!勝者 神前和葉!」

ふぅー。久しぶりにこんな戦ったよ。

「ありがとうございました。和葉はすごい強いですね。」

「お前も言っとくが相当強いぞ?てか聖霊使いだったんだな。」

「そうなんですよ!内緒にしてました。」

ハハッと笑うエリー。少し見惚れてしまった・・・

「2人ともSランクだ。」

「「え?」」

声が揃った。そりゃ驚きだよな。まさか急にSランクになるとは。

「当たり前だ。最上級魔法が使え、お互い契約者なんだ。申し分ないと思うぞ。」

こうして俺たちの実力検査は終わったのだった。

「あ、試験今週の木曜から土曜日までの三日間だからな?エリシアも登録してある。」

忘れてた・・・

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・用語解説

「魔法」
神と等と契約しなくても使える超常の技術である。星級コズミックが使えるのは世界で11人である。その内7人と4人で呼ばれ方が変わる。7人は【ラッパ吹き】と呼ばれ、4人は【四騎士】と呼ばれている。星級1つで大陸全土を更地どころか海にできる。
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