7 / 62
第1章 邪龍王の生贄
第6話 実力検査 Ⅱ
しおりを挟む
試合開始の合図とともに、俺は魔法を発動した。
「風よ、我の手に集まり穿て。風球!」
「炎よ、我の手に集まり穿て。火球」
まずは様子見で風球を撃ったが、エリーも魔法で打ち消す。
「こんなものか。エリー。魔法はどの階級まで使える?」
ちなみに魔法は下級、中級、上級、最上級まであり、その上に世界で11人しか使えないと言われる星級コズミックがある。
「私は最上級まで使えますよ。星級は無理ですが・・・」
「そんなの使えるやついたら大騒ぎになるだろう。」
俺は笑いながら返したが、この歳で最上級まで使えるのは凄いと思う。俺も使えるが俺はある事情で使えないとおかしいのだ。まぁそれは置いといて、
「なら最上級出勝負するか。」
「そうですね!では参ります!
この世の災厄を一筋の光の導きにより、絶望から救い出す大いなる力となれ。我は求る、すべての悪を滅する力を『光は救い』!!」
光最上級魔法とは恐れ入るな・・・ならば闇で向かい打とう。
「この世に絶対なる闇を生み出せ。光あらば闇もある。表裏一体の理の中で、闇はすべてを喰らい尽くす。我は求る、絶対なる悪の力を『理を覆す闇』!」
光と闇はお互いを呑み込もうとする。光が強く、目を閉じてしまう。
眩しくなくなり、目を開けると相殺されていた。
「お相子って事だな。」
「そうらしいですね。和葉、次の勝負で決着つけませんか?」
「賛成だ。お互いの今使える本気の力で決着をつけようじゃないか。」
「では!理から外れし存在よ。今、わたしとの盟約を果たすために顕現せよ!【Lux Non Valkyria】!そして、我と共に勝ちを求る。『憑依聖装』!」
「頼むぞ、カグヤ。神装武装!」
エリーは白銀の鎧を纏った銀髪の女騎士を召喚したあと憑依させた。今の状態は銀髪金眼になり、白銀の鎧を纏い、後に二対四翼の純白の翼が背中にある。
俺はカグヤを神装武装した。刀身は真っ黒で黄色のラインが入っている。黒なのだがとても神々しく光っている。
「行きますよ!戦乙女の舞!」
「受けて立つ!
神は絶対に侍り。神は理を生み出しまた外れし存在。絶対なる力で翻弄す。そして神は綺麗恋し。『桜舞ひつろう』。」
彼女は銀色に輝く大剣で光を纏い俺に近づく。
俺は抜刀術の構えをとり、素早く刀を抜く。あるはずもない桜が舞い散り、俺は桜ごと全てを切る。
「そこまで!勝者 神前和葉!」
ふぅー。久しぶりにこんな戦ったよ。
「ありがとうございました。和葉はすごい強いですね。」
「お前も言っとくが相当強いぞ?てか聖霊使いだったんだな。」
「そうなんですよ!内緒にしてました。」
ハハッと笑うエリー。少し見惚れてしまった・・・
「2人ともSランクだ。」
「「え?」」
声が揃った。そりゃ驚きだよな。まさか急にSランクになるとは。
「当たり前だ。最上級魔法が使え、お互い契約者なんだ。申し分ないと思うぞ。」
こうして俺たちの実力検査は終わったのだった。
「あ、試験今週の木曜から土曜日までの三日間だからな?エリシアも登録してある。」
忘れてた・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・用語解説
「魔法」
神と等と契約しなくても使える超常の技術である。星級が使えるのは世界で11人である。その内7人と4人で呼ばれ方が変わる。7人は【ラッパ吹き】と呼ばれ、4人は【四騎士】と呼ばれている。星級1つで大陸全土を更地どころか海にできる。
「風よ、我の手に集まり穿て。風球!」
「炎よ、我の手に集まり穿て。火球」
まずは様子見で風球を撃ったが、エリーも魔法で打ち消す。
「こんなものか。エリー。魔法はどの階級まで使える?」
ちなみに魔法は下級、中級、上級、最上級まであり、その上に世界で11人しか使えないと言われる星級コズミックがある。
「私は最上級まで使えますよ。星級は無理ですが・・・」
「そんなの使えるやついたら大騒ぎになるだろう。」
俺は笑いながら返したが、この歳で最上級まで使えるのは凄いと思う。俺も使えるが俺はある事情で使えないとおかしいのだ。まぁそれは置いといて、
「なら最上級出勝負するか。」
「そうですね!では参ります!
この世の災厄を一筋の光の導きにより、絶望から救い出す大いなる力となれ。我は求る、すべての悪を滅する力を『光は救い』!!」
光最上級魔法とは恐れ入るな・・・ならば闇で向かい打とう。
「この世に絶対なる闇を生み出せ。光あらば闇もある。表裏一体の理の中で、闇はすべてを喰らい尽くす。我は求る、絶対なる悪の力を『理を覆す闇』!」
光と闇はお互いを呑み込もうとする。光が強く、目を閉じてしまう。
眩しくなくなり、目を開けると相殺されていた。
「お相子って事だな。」
「そうらしいですね。和葉、次の勝負で決着つけませんか?」
「賛成だ。お互いの今使える本気の力で決着をつけようじゃないか。」
「では!理から外れし存在よ。今、わたしとの盟約を果たすために顕現せよ!【Lux Non Valkyria】!そして、我と共に勝ちを求る。『憑依聖装』!」
「頼むぞ、カグヤ。神装武装!」
エリーは白銀の鎧を纏った銀髪の女騎士を召喚したあと憑依させた。今の状態は銀髪金眼になり、白銀の鎧を纏い、後に二対四翼の純白の翼が背中にある。
俺はカグヤを神装武装した。刀身は真っ黒で黄色のラインが入っている。黒なのだがとても神々しく光っている。
「行きますよ!戦乙女の舞!」
「受けて立つ!
神は絶対に侍り。神は理を生み出しまた外れし存在。絶対なる力で翻弄す。そして神は綺麗恋し。『桜舞ひつろう』。」
彼女は銀色に輝く大剣で光を纏い俺に近づく。
俺は抜刀術の構えをとり、素早く刀を抜く。あるはずもない桜が舞い散り、俺は桜ごと全てを切る。
「そこまで!勝者 神前和葉!」
ふぅー。久しぶりにこんな戦ったよ。
「ありがとうございました。和葉はすごい強いですね。」
「お前も言っとくが相当強いぞ?てか聖霊使いだったんだな。」
「そうなんですよ!内緒にしてました。」
ハハッと笑うエリー。少し見惚れてしまった・・・
「2人ともSランクだ。」
「「え?」」
声が揃った。そりゃ驚きだよな。まさか急にSランクになるとは。
「当たり前だ。最上級魔法が使え、お互い契約者なんだ。申し分ないと思うぞ。」
こうして俺たちの実力検査は終わったのだった。
「あ、試験今週の木曜から土曜日までの三日間だからな?エリシアも登録してある。」
忘れてた・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・用語解説
「魔法」
神と等と契約しなくても使える超常の技術である。星級が使えるのは世界で11人である。その内7人と4人で呼ばれ方が変わる。7人は【ラッパ吹き】と呼ばれ、4人は【四騎士】と呼ばれている。星級1つで大陸全土を更地どころか海にできる。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる