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第1章 邪龍王の生贄
第13話 邪龍王との対面そして・・・
しおりを挟むどうすればエリーの元へ行ける?『朧月夜』は今は使えない。かと言って転移魔法は場所が分からないので無理だ。
あいつが居た!
「時を司る神『クロノス』よ。盟約に応じ現れたまへ。」
現れたのは銀の髪の長髪のイケメンである。目の色は金色だ。
「何の用だい?和葉が僕を呼ぶの珍しいじゃないか。」
「時を止めてくれ。ついでにエリーがどこにいるか探してくれ。」
「はいはい。神使いが荒いなぁ。 《止まれ》あの森ら辺にいるらしいよ。」
「ありがとう。クロノス。」
「ハハッまた呼んでくれよ?」
そう言って消えていった。
「待っててくれ、エリー。」
side.エリシア・フォマーソン
[やっと見つけたぞ、我が花嫁よ。]
「あなたが邪龍王ですね。」
とても恐ろしい・・・目の前にいるだけで感じる邪龍王の威圧感。
[そのとおり。我が名は邪龍王アルフェリア。お主の婿だ]
「堕天した愚か者が!私があなたの嫁になるわけないでしょう!」
[ふん!威勢がいいな。まぁすぐ大人しくなるだろうが。]
それは力づくってことでしょうか?
「憑依!アガーサ・ファエリオン!!」
数多のビームがアルフェリアを撃ち抜こうとする。が、全く効いてない。
「効かない!?」
[ほほほ、気持ちいいくらいだ。]
そう言い、アルフェリアは私を掴んだ。苦しい・・・
「何をするんですか!?」
[少々洗脳を、な? 《アルーダ》]
そう唱えた瞬間意識が遠のいていくのを感じた。
「た、すけ、て。和葉。」
「何をしてやがる!」
その声、和葉の声を聞き、私は意識を失った。
side out.
「た、すけ、て。和葉。」
その声を聞き、俺は邪龍王の姿を見つけた。
「何をしてやがる!」
エリーは気を失ったようだ。
[お主は誰だ?この娘を救いに来た王子って所かの?ハーハッハッハッ!!!!何とも笑いが出るのう。]
「彼女を離せ。」
[我が嫁ならばもう我の虜じゃぞ?なぁ我が嫁よ。]
そう言うとエリーは目を覚まし、こう言った。
「はい。アルフェリア様。」
目が虚ろになりそう言う。邪龍王、アルフェリアが何かしたのだろう。
「彼女は関係ないだろ。離せ。」
[ふん。いいだろう。]
そう言ってエリーを置いた。俺はエリーに解呪魔法をかける。洗脳されてたとしてもこれで解除出来るだろう。
どうやら洗脳が解けたようだ。
「か、ず、は?和葉!ごめんなさい!私・・・」
[なんだと!!!]
「説教は後からな。まずはあいつを片付ける。」
[やってみろ。無理だろうがな!!お前を倒してまた洗脳し直せばいいだけだ!!!]
「無理だよ。『虚無之世界』」
俺は無詠唱で発動し、奴を葬った。
「和葉、無詠唱でも扱えるのですか?」
「まあね。それより、なんで一人で来たんだ!!!」
エリーが縮こまる。
「どれだけ心配したと思ってるんだ!?とにかく無事でよかったよ。」
そう言い俺は笑顔を向けた。すると、彼女は泣き出した。
「ご、ごめんなさぁぁいぃぃ!!!!」
怖かったのだろう。その筈だあんなでかい奴と相対してたんだ。
「少し電話するから先行っててくれ。」
「はい。分かりました。」
エリーが行ったのを確認すると、俺はある人物に電話をかける。
「もしもし、奴は討伐しといたぞ。」
『ありがとうございます。貴方なら余裕でしたでしょう。』
「うるせー。借りひとつだからな。」
『はいはい、わかりましたよ。』
「後、俺が倒したって公表するなよ。」
『いつも通りですね。分かりました。』
「じゃあな、学園長。」
そう言って電話を切った。そしてエリーのあとを追うのだった。
side.エリシア・フォマーソン
何だろう、この気持ち。
彼が助けに来てくれた時、とても嬉しかった。迷惑かけたくなくて行ったのに、結局彼は来てしまった。
「かっこよかったな・・」
彼が私を怒った時、怖かったと言うよりは嬉しかった。彼が私の心配をしてくれたんだ、私の事でこんなに怒ってくれたんだって。
もしかして彼のこと・・・
「好きなのかな?」
「おーい!エリー!」
「な、今の聞いてました?」
「??いいや?」
良かったぁ。彼は私の事興味無いかもしれない。
でも必ず振り返らせてみせる!!
side out.
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