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王への復讐
王への復讐 ④
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「こちらです」
侍女に案内され皇太子が寝る部屋にやってきた。
「どうだ?治せそうか?」
「はい、治せますね」
「本当か!それじゃあ早速治療を」
「その前に」
カナリヤは振り向き国王を見る。そして微笑み
「これから私の指示に従ってもらいます」
「指示とは?」
「サンザリカ・アルファ知っていますね?」
その名前を発すると国王は顔を真っ青にした。あたりだ。
「なぜその名を…」
「さあなんでだろうね。知っているようだけどそいつのこと詳しく教えて」
王は黙り込む。
「言えない」
「そう、じゃあ私はこいつを助けない」
カナリヤはドアに向かって歩く。するとさっきの騎士がまた前に立った。
「お前いい加減にしろ。治すと約束しただろ」
「私は治すとは言っていません」
「お前みたいな下賎者は今すぐにでも殺していいんだぞ?」
脅しているつもりなのか。全然怖くない。ついプッと笑ってしまったが、笑いをこらえ
「だったら殺せばいいじゃないですか?」
カナリヤは笑みを浮かべながら言う。シャリングは何を言ってるんだと言おうとしたが口をはさむなと言われたので我慢した。
「そんなに殺したいなら殺せばいいじゃん。ほら、殺してみな」
カナリヤは手を広げた。騎士は怒りを我慢しているようだ。
「まあ、あなたたちに私は殺せないでしょうけどね」
「…何を言っている。お前なんぞ殺しても問題ない」
「それはどうでしょうね。皇太子を治せるのは私しかいない。私を殺せば皇太子は治らないでしょうね。皇太子はこの世界での未知なるウイルスに感染しているのだから。治せるものはいないでしょうね」
フンと鼻で笑う。騎士は何も言ってこない。それでもカナリヤは止まらず言葉を放っていく。
「ほんと可哀想。弱みを握られて何にもできないあなたたちが本当にかわいそうですね」
カナリヤの顔には満面の笑みが浮かんでいる。騎士と国王は何も言ってこない。満足したのか次は王のもとへ歩いて行く。
「それで?どうします?私にすべてを話して皇太子と名誉を守るか。話さないで皇太子とこの国の名誉を捨てるか」
楽しくてたまらない。悔しいだろうね。自分よりも下賤な者にはめられて。王をこんなにも簡単にはめられるなんて思いもしなかった。
「別に言わないならいいですよ。この国がどうなってもいいならね」
王をにらみつける。
「この国の国民が慕っていた国王がとんでもないことに加担していると知ったらどうなるだろうね。まあ、この国が滅亡…そこまではいかないか!」
カナリヤは笑っている。
「まあ、そうなる未来も遠くないかもね」
笑っているが心から笑っていない。
「わかった。話すから…話すから。皇太子を治してくれ。それに国民には言わないでくれ」
「惨めだね」
ボソッと笑いながら言う。
侍女に案内され皇太子が寝る部屋にやってきた。
「どうだ?治せそうか?」
「はい、治せますね」
「本当か!それじゃあ早速治療を」
「その前に」
カナリヤは振り向き国王を見る。そして微笑み
「これから私の指示に従ってもらいます」
「指示とは?」
「サンザリカ・アルファ知っていますね?」
その名前を発すると国王は顔を真っ青にした。あたりだ。
「なぜその名を…」
「さあなんでだろうね。知っているようだけどそいつのこと詳しく教えて」
王は黙り込む。
「言えない」
「そう、じゃあ私はこいつを助けない」
カナリヤはドアに向かって歩く。するとさっきの騎士がまた前に立った。
「お前いい加減にしろ。治すと約束しただろ」
「私は治すとは言っていません」
「お前みたいな下賎者は今すぐにでも殺していいんだぞ?」
脅しているつもりなのか。全然怖くない。ついプッと笑ってしまったが、笑いをこらえ
「だったら殺せばいいじゃないですか?」
カナリヤは笑みを浮かべながら言う。シャリングは何を言ってるんだと言おうとしたが口をはさむなと言われたので我慢した。
「そんなに殺したいなら殺せばいいじゃん。ほら、殺してみな」
カナリヤは手を広げた。騎士は怒りを我慢しているようだ。
「まあ、あなたたちに私は殺せないでしょうけどね」
「…何を言っている。お前なんぞ殺しても問題ない」
「それはどうでしょうね。皇太子を治せるのは私しかいない。私を殺せば皇太子は治らないでしょうね。皇太子はこの世界での未知なるウイルスに感染しているのだから。治せるものはいないでしょうね」
フンと鼻で笑う。騎士は何も言ってこない。それでもカナリヤは止まらず言葉を放っていく。
「ほんと可哀想。弱みを握られて何にもできないあなたたちが本当にかわいそうですね」
カナリヤの顔には満面の笑みが浮かんでいる。騎士と国王は何も言ってこない。満足したのか次は王のもとへ歩いて行く。
「それで?どうします?私にすべてを話して皇太子と名誉を守るか。話さないで皇太子とこの国の名誉を捨てるか」
楽しくてたまらない。悔しいだろうね。自分よりも下賤な者にはめられて。王をこんなにも簡単にはめられるなんて思いもしなかった。
「別に言わないならいいですよ。この国がどうなってもいいならね」
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カナリヤは笑っている。
「まあ、そうなる未来も遠くないかもね」
笑っているが心から笑っていない。
「わかった。話すから…話すから。皇太子を治してくれ。それに国民には言わないでくれ」
「惨めだね」
ボソッと笑いながら言う。
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