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第3章 告白と諦め
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「で、ショッピングモールの地下一階から、岩田蓮、本田正仁の死体が見つかった?」
俺は鈴木に問いかける。
「違います。岩田蓮は太ももと背中を刺されたことによる大量出血で死亡しましたが、本田正仁は背中と手を切られていましたが奇跡的に一命を取り止めました。」
鈴木は淡々とそう言った。よかった。一人生きてた。
「そうか!よかった!よし!早速聞き込みに行こう!行くぞ!鈴木!」
「は、はい!!」
俺と鈴木は病院に向かった。本田正仁に会うために。また、例の事件との関係性を調べるために。
A病院
「どんな人に刺されたか覚えてる?本田君。」
「はい、覚えています。大きな男の人でした。覆面を被っていて顔は、、そんなことより!岩田君、、死んでしまったって本当ですか?!」
「残念ながら。。」
俺がそう言うと、本田君は泣き始めた。友情というものはとてつもなく深く良いものだと思った。
「ごめんね、辛いことを聞いて、」
「いや、全然いいんです。事件解決のためなら何でもします!僕を頼りにしてください!!」
本田君は泣きながらそう言った。
※
僕は目を覚ました。死ねなかったらしい。
「新田君!?自分の名前はわかりますか?」
看護師の声が聞こえた。
「け、い、す、け」
僕はそう答えて、また眠りについた。次に目覚めた時、母親がそこにいた。学校から届いた紙切れを突然渡された。
「もう!こんなこと!絶対やめてね!!」
母親は泣きながらそう言った。
「ごめん」
僕はそう答えた。
そして、紙切れに目を通した。今日、クラスで起きた出来事が事細かく記されている。中村が捕まった。そのことを知った時、僕の頭の中で何かが光った。そして、無意識にこう言った。
「この半年間だけでいいから、僕を、新田圭介は死んだことにして。」
「ど、どうして?」
「僕が突き止めなきゃ、いや、僕しかできない。この状況を利用すれば、、きっと、、、」
「どうしたの?どうしたらいいの?」
「マスコミや先生、周りの人には僕が死んだことにして。この1週間だけ!」
「わ、わわわわかった、、、」
僕が見つけ出す。いや見つけ出さなければならない、止めなければ、、犯人aを、
※
いやぁ、自分で自分の身体を刺すっていうのは怖かったが、うまくいってよかった。さっき警察が事情聴取しに来たが、僕は俳優になれるかもしれない。不思議と涙を出すことができた。次のターゲットは中村英登。新田圭介はもう死んだ。まぁ、一応あの日の出来事についての紙は家族に送っておいた。あんなメールに追い込まれて死ぬなんて逆にびっくりしたが、あと一人、、どう殺すか考えたが僕の推定では中村英登は3カ月後くらいには精神治療を終えて出てくる。なんたって霧島弥の件は中村英登は何も関係がないからだ。勝手に証拠不十分で釈放だ。
そこで休日、誰もいない学校に呼び出し殺す。最高のシチュエーション。我がクラスの悪が完全に滅ぶ訳ではないが大きな悪はこれで消える。最高だ。楽しみでたまらない。その日まで有りっ丈の準備を整えよう。そして、証拠を残さず完全犯罪を遂行する。僕は捕まるわけにはいかない。まだ悪はこの世界に転がり続けているのだから。
俺は鈴木に問いかける。
「違います。岩田蓮は太ももと背中を刺されたことによる大量出血で死亡しましたが、本田正仁は背中と手を切られていましたが奇跡的に一命を取り止めました。」
鈴木は淡々とそう言った。よかった。一人生きてた。
「そうか!よかった!よし!早速聞き込みに行こう!行くぞ!鈴木!」
「は、はい!!」
俺と鈴木は病院に向かった。本田正仁に会うために。また、例の事件との関係性を調べるために。
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「はい、覚えています。大きな男の人でした。覆面を被っていて顔は、、そんなことより!岩田君、、死んでしまったって本当ですか?!」
「残念ながら。。」
俺がそう言うと、本田君は泣き始めた。友情というものはとてつもなく深く良いものだと思った。
「ごめんね、辛いことを聞いて、」
「いや、全然いいんです。事件解決のためなら何でもします!僕を頼りにしてください!!」
本田君は泣きながらそう言った。
※
僕は目を覚ました。死ねなかったらしい。
「新田君!?自分の名前はわかりますか?」
看護師の声が聞こえた。
「け、い、す、け」
僕はそう答えて、また眠りについた。次に目覚めた時、母親がそこにいた。学校から届いた紙切れを突然渡された。
「もう!こんなこと!絶対やめてね!!」
母親は泣きながらそう言った。
「ごめん」
僕はそう答えた。
そして、紙切れに目を通した。今日、クラスで起きた出来事が事細かく記されている。中村が捕まった。そのことを知った時、僕の頭の中で何かが光った。そして、無意識にこう言った。
「この半年間だけでいいから、僕を、新田圭介は死んだことにして。」
「ど、どうして?」
「僕が突き止めなきゃ、いや、僕しかできない。この状況を利用すれば、、きっと、、、」
「どうしたの?どうしたらいいの?」
「マスコミや先生、周りの人には僕が死んだことにして。この1週間だけ!」
「わ、わわわわかった、、、」
僕が見つけ出す。いや見つけ出さなければならない、止めなければ、、犯人aを、
※
いやぁ、自分で自分の身体を刺すっていうのは怖かったが、うまくいってよかった。さっき警察が事情聴取しに来たが、僕は俳優になれるかもしれない。不思議と涙を出すことができた。次のターゲットは中村英登。新田圭介はもう死んだ。まぁ、一応あの日の出来事についての紙は家族に送っておいた。あんなメールに追い込まれて死ぬなんて逆にびっくりしたが、あと一人、、どう殺すか考えたが僕の推定では中村英登は3カ月後くらいには精神治療を終えて出てくる。なんたって霧島弥の件は中村英登は何も関係がないからだ。勝手に証拠不十分で釈放だ。
そこで休日、誰もいない学校に呼び出し殺す。最高のシチュエーション。我がクラスの悪が完全に滅ぶ訳ではないが大きな悪はこれで消える。最高だ。楽しみでたまらない。その日まで有りっ丈の準備を整えよう。そして、証拠を残さず完全犯罪を遂行する。僕は捕まるわけにはいかない。まだ悪はこの世界に転がり続けているのだから。
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