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同級生
しおりを挟む「しらかば教会」看板
早朝の教会で尾高哲人(38歳)が祈っていると蘭子と仲村が入って来る
蘭子が尾高に話しかける
「神父さん、ちょっと宜しいですか?」
尾高は祈るのを止めて振り返る
「どちら様でしょうか?」
見覚えのない二人を見て尾高が尋ねた
空かさず蘭子がスーツのジャケットの内ポケットから警察手帳を取り出して尾高に見せる
「刑事さんですか。明日香さんの事ですね。この度は残念です」
うつむきながら尾高が言う
「明日香さん、良く来ていたそうですね」
「はい。毎朝。人には色々な過ちが有りますから......」
軽井沢署
取調室
テーブルを挟んで蘭子と藤井が向かい合って座っている
藤井が半分泣きべそをかきながら
「勘弁して下さいよ」
と言う
「貴方、明日香さんに200万借りてるわよね?借用書が出てきたわよ」
「そ、それは......」
焦る藤井
「まさか、それが返せなくなって明日香さんを......」
詰め寄る蘭子
「違います!確かにギャンブルにはまってヤミ金に手出しちゃってどうしようもなく頼みました。でも、少しずつだけどちゃんと返してましたから」
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パソコンに向かっている仲村
取調室で藤井の事情聴取を終えた蘭子が入って来る
待ってましたとばかりに仲村が蘭子に話しかける
「蘭子さん、また面白い事分かりましたよ」
「えっ、何?」
「被害者の明日香と向かいの家の正美、それに神父の尾高、東京の医科大学の同級生でした」
「同級生!益々臭うわねぇ......」
と言いながら人差し指でシャツの胸元を弾いた
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