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あらすじ
「ねぇ、私ね。不倫してるの」
親友・麻美の何気ない一言から、ナツの日常は大きく狂い始める
相手は三十六歳の既婚者・純
そして、その純に紹介された上司・聖人に、ナツは一目で恋をしてしまう
しかし、その恋は決して許されないものだった
麻美が隠していたのは、不倫だけではなかった
純と聖人――二人の男性との間で揺れ動く愛
誰が嘘をついているのか
誰を信じればいいのか
親友だと思っていた麻美、優しく誠実に見えた聖人、そして笑顔の裏に本心を隠す純
絡み合う秘密と裏切りが、一つずつ明らかになるたび、四人の運命は思いもよらない結末へと向かっていく
友情か、愛か
最後に残るのは、信じた心か、それとも裏切られた記憶か――
大人の恋愛と裏切りを描く、心理サスペンス
文字数 13,335
最終更新日 2026.10.05
登録日 2026.09.23
病気を抱える弥生と、どこか頼りないが優しさだけは人一倍の和茂。
そして二人に育てられる少女·輪心。
三人は、ささやかで温かな日々を過ごしていた。
ある日、輪心が世界を救った“少女”として注目を浴びる出来事をきっかけに、
三人は念願だった夢の場所へと向かう――ディズニーランド。
人混みを嫌がっていた和茂でさえ笑顔になり、輪心は自分の“目の色”を初めて褒められ、心から喜ぶ。
その一日は、三人にとってかけがえのない“家族の時間”となった。
しかし、夢の時間の裏で現実は静かに迫っていた。
輪心の実母・葵が現れ、弥生達に、とんでも無い事を言う。
病気を抱える弥生と、年老いた和茂。輪心の未来を思えば、その申し出はあまりにも正しく、そして残酷だった。
やがて輪心は葵と共に与論島へ渡る。南の島の自然と穏やかな時間の中で、輪心は少しずつ新しい生活に馴染んでいく。
だがその裏で、葵の元に戻った輪心の父·ボブは金を持ち逃げしてしまう。
夜に母を求めて泣き叫んだ輪心は、与論の海――エメラルドグリーンの光の中で、自分自身を受け入れていく。
「自分の目が好き」
そう思えたその瞬間、輪心は一歩、大人へと近づいた。
一方、東京では―
和茂が輪心のために貯めていた金を、弥生に内緒で他人に貸していたことが発覚する。
信じていた日常は崩れ、
弥生は怒りと失望の中で家を飛び出す。辿り着いた先は、与論島。再び輪心と再会した弥生は、広い空と穏やかな時間の中で、少しずつ心をほどいていく。
「ここにいればいいよ」
輪心のその一言に、
弥生は初めて“失うこと”ではなく“選ぶこと”を考え始める。
本当の“家族”とは何か。
本当の“幸せ”とはどこにあるのか。
その答えを探しながら、静かに未来へと続いていく物語。
文字数 19,621
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.03.17
結婚後に重い病を発症し、幼い息子を夫に託して離婚した「私」は、母である資格を失ったかのように孤立していく。
ひとりになった夜、私は宇宙に救いを求めた。
暦を書き換え、時間を組み直し、重力の正体を考え続ける。
やがて私は確信する。
地球はブラックホールに引き込まれるーー。
世界を救うためには、天文学者に知らせなければならない。
そのために必要なのは、息子だった。
私は息子を誘拐する。
山中湖、温泉、ハンバーガーショップ。
三日間だけの、母と子の時間。
「仁くんね、実の所ママと暮らしたいの」
その言葉は、どんな宇宙理論よりも強い重力だった。
だが楽園は崩れる。
警察が踏み込み、私は再び息子と引き離される。
壁とベッドの隙間に押さえ込まれながら、ようやく理解する。
私を地上に引き止めていたのは宇宙ではなく、息子の体温だったのだと。
これは、宇宙に傾いた心と、それでも消えなかった母の重力の物語。
※本作は8年前、文芸社より『地球が悲鳴を上げている!!』として出版した作品を改稿・再構築したものです。
文字数 17,918
最終更新日 2026.03.05
登録日 2026.02.28
文字数 2,016
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.24
高2の大矢文人。
6歳で両親は離婚した。
ある日、父が突然“母親になる女”を連れてくる。しかも結婚条件は――家事は一切しないこと。家事と連れ子の世話を押し付けられた文人は、耐えきれず実母に相談する。そこで聞いた自分の名前の意味。
「大矢文人――ダイヤモンド。
原石は輝かない。でも磨かれれば必ず光る」
それを支えに生きる文人。
だが父はまたも勝手に離婚騒動を起こす。翻弄され続ける日々。そんなある日――
キッチンに立つ“新しい母親”の姿があった。
そして告げられる、新しい命。
家族なんて要らないと思っていたはずなのに。
これは、試練を“研磨剤”に変えていく少年の、少し笑えて、少し切ない成長物語。
文字数 15,623
最終更新日 2025.08.20
登録日 2025.08.17
文字数 18,254
最終更新日 2023.09.19
登録日 2023.09.19
弥生と和茂に育てられ、6歳になった橘 輪心(たちばなわこ)。
エメラルドグリーンの瞳を持つ輪心は、学校で「宇宙人」とからかわれ孤立していた。
唯一味方になってくれたのは、同級生の蓮。
しかしある出来事をきっかけに、輪心は学校へ行かなくなってしまう。
そんな夜――
輪心の前に謎の円盤が現れる。
「君は地球を救うために生まれた」
アイリーン星から来たという存在“アーク”。
そして、輪心はアイリーン星から地球を救う為に送られた使者の“マリー”だと告げられる。
やがて地球は「ダーマ」によって暗黒に包まれるという。
それは子供の空想なのか。
それとも――
世界の運命を変える、本当の物語の始まりなのか。
文字数 12,088
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.04.29
弥生は与論島にいる親友・葵(ひとみ)からの突然の電話に心を弾ませる。
聖火リレーを見るために東京へ来るという葵を迎えに羽田へ向かった弥生たち。しかし葵は空港で突然倒れ、医務室で妊娠していることが発覚する。
葵は与論で出会ったミュージシャンのボブの子を身ごもっていた。
突然の出来事に周囲は混乱するが、葵は驚くほどあっけらかんとしていた。
その後、田口は大阪へ転勤し、弥生との関係も終わりを迎える。
やっと日常に戻れると思った弥生だったが、自宅に帰ると夫・和茂から離婚届を突きつけられる。
実は和茂は弥生の浮気を以前から知っていたのだった。
一瞬で全てを失い、弥生は一人残される。
やがて心を整理するため、弥生は葵のいる与論島へ向かう。
南の島の小さな店「とうとがなし」で、弥生は少しずつ心を取り戻していく。
そして臨月を迎えた葵は、弥生の紹介で千葉の産婦人科へ通うことになる。
文字数 16,779
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.19
弥生に酷い言葉を浴びせた隼人は、その直後、ホテルで妻・恵美が別の男といる姿を目撃してしまう。互いの浮気が発覚し、夫婦は激しく衝突。婿養子という立場に不満を爆発させた隼人は家を飛び出し、行き場を失った末に弥生と訪れたことのある「Bar雅」にたどり着く。ママの世話になりながら、隼人はそこで半年間ひっそりと働くことになる。
やがて恵が隼人を探し当て、二人はやり直す決意をする。だが店を出る瞬間、弥生と和茂が現れ、弥生は何事もなかったかのように二人を見送るのだった。
一方その夜、弥生と和茂の前に突然、親友の葵(ひとみ)が現れる。結婚式を騒動の末に飛び出して以来、音信不通だった葵の突然の帰還によって、弥生たちの穏やかな日常は再び波乱の気配を帯び始める。
文字数 13,126
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.07
占い師の弥生は、恋人の和茂と親友の葵(ひとみ)を引き合わせる。破天荒な葵と、どこか抜けた和茂はすぐに打ち解け、三人の夜は賑やかに過ぎていく。だが弥生の胸の奥には、自分が抱える“病気”と、和茂を失うかもしれない不安が静かに広がっていた。
和茂の思わぬ事故をきっかけに、弥生の心の不安はさらに揺れ動く。和茂の無神経な言葉に傷つき、感情を爆発させてしまう弥生。そんなとき、七年前ロサンゼルスで出会った年下の青年・隼人から突然の連絡が届く。
過去と現在、そして限られた未来の中で、弥生の止まっていた運命の歯車が再び動き始める。
文字数 23,687
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.04.22
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