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マリー•アントワネット誕生
しおりを挟むベルサイユ宮殿
王室礼拝堂
両側に数千人の人々が並んでいるカーペットの上を堂々と歩くマリー
はるか先に、ルイ16世(17歳)が座っているのが見える
大勢の祝福の歓声を浴びながら、たどり着くとひざまずくマリー
ルイ16世、マリーの右手を取り手の甲にキスをする
「ようこそ、フランスへ」
マリー、深々とひざまずくとルイ16世の隣の椅子に座る
歓声が沸き上がる
集まった貴族達がダンスを踊り始め、盛大な舞踏会が始まる
ベルサイユ宮殿
ルイ16世の部屋
きらびやかな内装
「今日から君は、マリー•アントワネット、フランスの王妃だよ。今日は疲れたでしょう。部屋に戻ってゆっくりお休み」
「ありがとうございます。お休みなさい」
アントワネットの部屋
きらびやかな内装
窓際にたたずむ、アントワネット
越境の際マリーは下着から何から全てフランス製の物に着替えさせられたが、靴だけは頑なに断り自前の物をフランスまで履いてきたのだった
靴のヒールの中から懐中時計を取り出して、握りしめて、涙を流すアントワネット
窓の外に見える月を見上げる
「イアン......貴方も、今、この空の下にいるのね......同じ時代に生まれた事に感謝します......次の時代に生まれた時は一緒になれます様に」
涙を流して祈る様に言うアントワネット
37歳という若さでギロチンにかけられて処刑されたのは、もしかしたら来世でイアンに会いたいと言う気持ちが強すぎたからなのかも知れない......
完
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