45 / 215
第2章 学園・学校編
第29話 学校の仲間たち ~フリードリヒ組の誕生~
しおりを挟む
シュバーベン軍事学校は14歳から15歳ごろまでの1年間を修業期間としており、武芸や魔法などの軍事に係る専門教育が行われる。現代でいう専門学校のイメージだ。
ここを卒業した成績優秀者は軍隊にもいきなり仕官待遇で配属されることになることもあって、皆必死に授業に取り組んでいる。そこはシュタウフェン学園の生ぬるい授業とは一線を画すものがあった。
1学年の定員は約150名で、1クラス30名が成績順にA組からE組まであった。
フリードリヒを始めとする学園5人組は当然に入学試験に合格し、A組の所属となった。
他の生徒たちは入学試験の様子を見ていたので、自分たちのはるか上を行く実力の持ち主と尊敬と憧れの目で見る者がいれば、それなりの実力者の中には逆に反発する者もいて、反応は様々だった。
フリードリヒにボコボコにされたアロイス・フォン・ケーラーもA組となった。公爵家の子息ということもあって、取り巻き連中を連れて早速派閥を作っていた。
アロイスは事あるごとにフリードリヒをにらんでいる。よほど悔しかったのだろう。自分の弱さを棚に上げて、フリードリヒへの復讐の機会を狙っている様子だ。
フリードリヒはその実力から自然と学校のリーダー格と目されるようになっていた。
フリードリヒ本人は、寡黙で人付き合いも苦手だし、リーダーには向いてないと思っていたが、周りが盛り上がる分にはしようがない。そこはリーダーらしく振る舞えるよう努力することにする。
フリードリヒのグループは、リーダーが社交的でないこともあって、クラスでは浮いてしまう懸念があった。
そんな矢先…
「ツェーリンゲン卿。よろしいですか。お願いがあるのですが…」
「何用だ?」
アダルベルトが間に割って入る。
──おまえは俺の秘書か?
フリードリヒ自身は、お偉いさんでも何でもないので、直接話しかけてもらってかまわないのだが…。こいつの副官気取りも困ったものだ。
話しかけてきた男は体格も良く、かなり鍛えられている感じだ。A組に配属されているのだし、実力も相応にあるのだろう。
男はアダルベルトのあまりのけんまくに一瞬たじろぐが、意を決して話を始めた。
「あっしはフィリップ・リストと申します。ツェーリンゲン卿はマルコルフさんたちを鍛えて強くしたんでしょう。あっしらも強くなりたいんです。ぜひともツェーリンゲン卿の仲間に入れてくだされ」
見ると男の他に4人がそこに控えていた。
話を聞くと彼らは珍しく、庶民の出ということだ。7歳の頃から騎士の見習いとして鍛え上げ、必死にお金を貯めて学校に入学してきたらしい。見習いとしてだが、実戦経験も数度あるという。
他の4人はそれぞれジェラルド・カッシラー、パウル・ロズゴニー、アタナージウス・フライシャー、シュタッフス・ヘンチュケという名でいずれも庶民ということだ。
「やっぱり庶民じゃだめですか?」とフィリップが自信なさげに聞いて来る。
「私は才能を愛する。身分など二の次だ」とフリードリヒはきっぱりと答えた。
それを聞いてフィリップたちの緊張が緩む。
「だが、これは慈善事業ではないからな。まずは実力を見せてもらおう」
「わかりました」
フィリップが緊張した趣で答えた。
放課後。フィリップたちの実力を試すための剣の試合をすることにする。もちろん木剣での試合だ。
アダルベルトは加減が下手だから、相手はマルコルフたちがいいだろう。
アダルベルトはちょっと不機嫌な表情になったので、「君が出ていくまでもないということだ」となだめる。
マルコルフたちは「わかったぜ」と快く引き受けてくれた。彼らの実力はミスリルに近いゴールドといったところだ。おそらく簡単に負けることはない。
むしろ試合の趣旨を察して適度に手加減してほしいところだ。が、それを口に出して言うのはフィリップたちの面目が立たないのであえて口にはしない。
「それでは、始め!」とアダルベルトが開始のかけ声をかける。
試合ができないので審判役をすることにしたらしい。
最初はフィリップとマルコルフの対戦だ。
フィリップは思いのほか強かった。ゴールドに限りなく近いシルバーといったところか。マルコルフも手を抜き過ぎるとやられるぞ。
双方の疲れが見えたところで「そこまで」とアルベルトが終了を宣言する。実力を見るための試合なので決着をつける必要はない。
続いて、ジェラルドとパウル、ヤンとアウリールが試合をする。二人ともフィリップとほぼ同じ程度の実力だった。
残るはあと2人。
「マルコルフ。できるか?」と聞いてみるが、まだ疲れが残っているようだ。
では、仕方がない。
「アダル。相手をしてやってくれ」
「承知いたしました」
アダルベルトの顔が輝く。
今度はマルコルフのかけ声で、アダルベルトとアタナージウスが試合をする。
瞬殺するのではと心配したが、アダルベルトもマルコルフたちの試合を見て趣旨を心得ていたようだ。実力は、やはりフィリップたちと同じくらいだった。
「最後のシュタッフスは私が相手をしよう」
フリードリヒは、なんだかんだ言って人の試合を見ていたら自分もやりたくなってしまったのだ。
アダルベルトが「まだできます」と言ってくるが、聞く耳を持たない。
アダルベルトが渋々開始のかけ声をかけ、試合が始まる。
10合も打ち合うとシュタッフスの実力は知れた。やはり他の4人と同じくらいの実力だ。
フリードリヒは手を抜くのも飽きてきたので、少し遊んでやることにした。
シュタッフスが受けられるか受けられないかギリギリのところで攻撃を放ってみる。
シュタッフスは、必死の形相で攻撃を避け、受け止めている。受け止めている手はプルプルと震えている。
「フリードリヒ様…」
人に手を抜け的な雰囲気を出しておいて、当の本人が一番遊んでいるではないか。アダルベルトは呆れた。
「そこまで」
アダルベルトは可哀そうになって試合を止めた。
シュタッフスは、ハアハアと荒い息をしながら安堵の表情を浮かべている。
──ちょっと遊びすぎたかな。
フリードリヒは少しだけ反省した。
「ツェーリンゲン卿。どうでしょうか?」とフィリップが結果を聞いてきた。
実力もそこそこあるし、モチベーションも高そうだ。鍛え上げればマルコルフたちに近づけるのではないだろうか。
「いいだろう」
フリードリヒの一言にフィリップたちは肩を抱き合って喜んでいる。
こうしてフィリップたちが仲間になると、フリードリヒのもとにA組で同じ志の者が集まってきた。実力はフィリップたちには届かないが、いずれもシルバー相当の者たちだ。
フリードリヒは、よほどできが悪くない限り来るものは拒まずという主義なので、皆受け入れた。
こうしてA組ではフリードリヒが最大派閥。アロイスが小派閥という構図となった。
フリードリヒは組の中の派閥争いなどのちっぽけなことは気にしていないが、アロイスの方はこだわっているようだ。
フリードリヒは、「あの性格では着いていく者も少ないだろう」と思うのだった。事実、アロイスの取り巻き連中も、家のしがらみで仕方なく従っているだけで、心から心服しているわけではなかった。
その後、フリードリヒの派閥は自然と「フリードリヒ組」と呼ばれるようになった。
◆
一方、フリードリヒの私生活は多忙だった。
学校が休みの日はとにかくやることが多い。
まずは、フライブルグの領主としての立場がある。
日常の統治は、タンバヤ商会から優秀な者を雇い上げ家宰として実務に当たらせている。
だとしても、直接領内の様子を確認し、所要の指示を与える必要があるため、時折は顔を出さなくてはならない。
ブリュンヒルデは可愛い盛りだから顔を見たいし、ヴィオランテとのデートもしたい。
パーティメンバーや精霊たちも、たまには付き合ってあげないと機嫌が悪い。
特にベアトリスは学園に通っていて、一緒に過ごす時間も長かっただけに、そのギャップからか特にひどい。
憂さ晴らしなのかもしれないが、最近は攻撃魔法の訓練に力を入れているようだ。
少なくともパーティメンバーや精霊たちは一緒に住んでいるのだから、早朝や夜間の時間帯を活用できる。そのあたりの工夫でしのげないだろうか。
そんなこともあって、食客たちの対応がおざなりになっている。タラサなどはどう思っているのだろうか。
こんな時こそ、神のようにアバターが使えればいいなと思う。
今度、使い方をアテナ様に聞いてみようかな。
ここを卒業した成績優秀者は軍隊にもいきなり仕官待遇で配属されることになることもあって、皆必死に授業に取り組んでいる。そこはシュタウフェン学園の生ぬるい授業とは一線を画すものがあった。
1学年の定員は約150名で、1クラス30名が成績順にA組からE組まであった。
フリードリヒを始めとする学園5人組は当然に入学試験に合格し、A組の所属となった。
他の生徒たちは入学試験の様子を見ていたので、自分たちのはるか上を行く実力の持ち主と尊敬と憧れの目で見る者がいれば、それなりの実力者の中には逆に反発する者もいて、反応は様々だった。
フリードリヒにボコボコにされたアロイス・フォン・ケーラーもA組となった。公爵家の子息ということもあって、取り巻き連中を連れて早速派閥を作っていた。
アロイスは事あるごとにフリードリヒをにらんでいる。よほど悔しかったのだろう。自分の弱さを棚に上げて、フリードリヒへの復讐の機会を狙っている様子だ。
フリードリヒはその実力から自然と学校のリーダー格と目されるようになっていた。
フリードリヒ本人は、寡黙で人付き合いも苦手だし、リーダーには向いてないと思っていたが、周りが盛り上がる分にはしようがない。そこはリーダーらしく振る舞えるよう努力することにする。
フリードリヒのグループは、リーダーが社交的でないこともあって、クラスでは浮いてしまう懸念があった。
そんな矢先…
「ツェーリンゲン卿。よろしいですか。お願いがあるのですが…」
「何用だ?」
アダルベルトが間に割って入る。
──おまえは俺の秘書か?
フリードリヒ自身は、お偉いさんでも何でもないので、直接話しかけてもらってかまわないのだが…。こいつの副官気取りも困ったものだ。
話しかけてきた男は体格も良く、かなり鍛えられている感じだ。A組に配属されているのだし、実力も相応にあるのだろう。
男はアダルベルトのあまりのけんまくに一瞬たじろぐが、意を決して話を始めた。
「あっしはフィリップ・リストと申します。ツェーリンゲン卿はマルコルフさんたちを鍛えて強くしたんでしょう。あっしらも強くなりたいんです。ぜひともツェーリンゲン卿の仲間に入れてくだされ」
見ると男の他に4人がそこに控えていた。
話を聞くと彼らは珍しく、庶民の出ということだ。7歳の頃から騎士の見習いとして鍛え上げ、必死にお金を貯めて学校に入学してきたらしい。見習いとしてだが、実戦経験も数度あるという。
他の4人はそれぞれジェラルド・カッシラー、パウル・ロズゴニー、アタナージウス・フライシャー、シュタッフス・ヘンチュケという名でいずれも庶民ということだ。
「やっぱり庶民じゃだめですか?」とフィリップが自信なさげに聞いて来る。
「私は才能を愛する。身分など二の次だ」とフリードリヒはきっぱりと答えた。
それを聞いてフィリップたちの緊張が緩む。
「だが、これは慈善事業ではないからな。まずは実力を見せてもらおう」
「わかりました」
フィリップが緊張した趣で答えた。
放課後。フィリップたちの実力を試すための剣の試合をすることにする。もちろん木剣での試合だ。
アダルベルトは加減が下手だから、相手はマルコルフたちがいいだろう。
アダルベルトはちょっと不機嫌な表情になったので、「君が出ていくまでもないということだ」となだめる。
マルコルフたちは「わかったぜ」と快く引き受けてくれた。彼らの実力はミスリルに近いゴールドといったところだ。おそらく簡単に負けることはない。
むしろ試合の趣旨を察して適度に手加減してほしいところだ。が、それを口に出して言うのはフィリップたちの面目が立たないのであえて口にはしない。
「それでは、始め!」とアダルベルトが開始のかけ声をかける。
試合ができないので審判役をすることにしたらしい。
最初はフィリップとマルコルフの対戦だ。
フィリップは思いのほか強かった。ゴールドに限りなく近いシルバーといったところか。マルコルフも手を抜き過ぎるとやられるぞ。
双方の疲れが見えたところで「そこまで」とアルベルトが終了を宣言する。実力を見るための試合なので決着をつける必要はない。
続いて、ジェラルドとパウル、ヤンとアウリールが試合をする。二人ともフィリップとほぼ同じ程度の実力だった。
残るはあと2人。
「マルコルフ。できるか?」と聞いてみるが、まだ疲れが残っているようだ。
では、仕方がない。
「アダル。相手をしてやってくれ」
「承知いたしました」
アダルベルトの顔が輝く。
今度はマルコルフのかけ声で、アダルベルトとアタナージウスが試合をする。
瞬殺するのではと心配したが、アダルベルトもマルコルフたちの試合を見て趣旨を心得ていたようだ。実力は、やはりフィリップたちと同じくらいだった。
「最後のシュタッフスは私が相手をしよう」
フリードリヒは、なんだかんだ言って人の試合を見ていたら自分もやりたくなってしまったのだ。
アダルベルトが「まだできます」と言ってくるが、聞く耳を持たない。
アダルベルトが渋々開始のかけ声をかけ、試合が始まる。
10合も打ち合うとシュタッフスの実力は知れた。やはり他の4人と同じくらいの実力だ。
フリードリヒは手を抜くのも飽きてきたので、少し遊んでやることにした。
シュタッフスが受けられるか受けられないかギリギリのところで攻撃を放ってみる。
シュタッフスは、必死の形相で攻撃を避け、受け止めている。受け止めている手はプルプルと震えている。
「フリードリヒ様…」
人に手を抜け的な雰囲気を出しておいて、当の本人が一番遊んでいるではないか。アダルベルトは呆れた。
「そこまで」
アダルベルトは可哀そうになって試合を止めた。
シュタッフスは、ハアハアと荒い息をしながら安堵の表情を浮かべている。
──ちょっと遊びすぎたかな。
フリードリヒは少しだけ反省した。
「ツェーリンゲン卿。どうでしょうか?」とフィリップが結果を聞いてきた。
実力もそこそこあるし、モチベーションも高そうだ。鍛え上げればマルコルフたちに近づけるのではないだろうか。
「いいだろう」
フリードリヒの一言にフィリップたちは肩を抱き合って喜んでいる。
こうしてフィリップたちが仲間になると、フリードリヒのもとにA組で同じ志の者が集まってきた。実力はフィリップたちには届かないが、いずれもシルバー相当の者たちだ。
フリードリヒは、よほどできが悪くない限り来るものは拒まずという主義なので、皆受け入れた。
こうしてA組ではフリードリヒが最大派閥。アロイスが小派閥という構図となった。
フリードリヒは組の中の派閥争いなどのちっぽけなことは気にしていないが、アロイスの方はこだわっているようだ。
フリードリヒは、「あの性格では着いていく者も少ないだろう」と思うのだった。事実、アロイスの取り巻き連中も、家のしがらみで仕方なく従っているだけで、心から心服しているわけではなかった。
その後、フリードリヒの派閥は自然と「フリードリヒ組」と呼ばれるようになった。
◆
一方、フリードリヒの私生活は多忙だった。
学校が休みの日はとにかくやることが多い。
まずは、フライブルグの領主としての立場がある。
日常の統治は、タンバヤ商会から優秀な者を雇い上げ家宰として実務に当たらせている。
だとしても、直接領内の様子を確認し、所要の指示を与える必要があるため、時折は顔を出さなくてはならない。
ブリュンヒルデは可愛い盛りだから顔を見たいし、ヴィオランテとのデートもしたい。
パーティメンバーや精霊たちも、たまには付き合ってあげないと機嫌が悪い。
特にベアトリスは学園に通っていて、一緒に過ごす時間も長かっただけに、そのギャップからか特にひどい。
憂さ晴らしなのかもしれないが、最近は攻撃魔法の訓練に力を入れているようだ。
少なくともパーティメンバーや精霊たちは一緒に住んでいるのだから、早朝や夜間の時間帯を活用できる。そのあたりの工夫でしのげないだろうか。
そんなこともあって、食客たちの対応がおざなりになっている。タラサなどはどう思っているのだろうか。
こんな時こそ、神のようにアバターが使えればいいなと思う。
今度、使い方をアテナ様に聞いてみようかな。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
過労死コンサル、貧乏貴族に転生す~現代農業知識と魔法で荒地を開拓していたら、いつの間にか世界を救う食糧大国になっていました~
黒崎隼人
ファンタジー
農業コンサルタントとして過労死した杉本健一は、異世界の貧乏貴族ローレンツ家の当主として目覚めた。
待っていたのは、荒れた土地、飢える領民、そして莫大な借金!
チートスキルも戦闘能力もない彼に残された武器は、前世で培った「農業知識」だけだった。
「貴族が土を耕すだと?」と笑われても構わない!
輪作、堆肥、品種改良! 現代知識と異世界の魔法を組み合わせた独自農法で、俺は自らクワを握る「耕作貴族」となる!
元Sランク冒険者のクールなメイドや、義理堅い元騎士を仲間に迎え、荒れ果てた領地を最強の農業大国へと変えていく、異色の領地経営ファンタジー!
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる