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第2章 学園・学校編
閑話16 呪われた女 ~ラミア~
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アウクスブルクの町では少年少女が行方不明になる事件が散発していた。
こういった事件の捜査は町の警吏が担当するのが常だったが、捜査の進展が全く見られない状況に、町の人々はラミアの仕業ではないかと噂し始めた。
ラミアはゼウスの寵愛を受けたがために、妻のヘラの怒りを買って下半身を蛇の姿に変えられるとともに、自らの子供を喰らう呪いをかけられていた。
そのことを知っている人々は、夜更かしをする子供に「ラミアにさらわれて食べられるよ」と脅かすのが習慣として根付いていたのだ。
そんなこともあって、少年少女の行方不明事件は冒険者ギルドのクエストとしても発注されることとなった。
◆
フリードリヒが久しぶりにアウクスブルクの冒険者ギルドを訪れるとギルド職員に呼び止められた。
少年少女の行方不明事件のクエストを何組もの冒険者が請けたがいっこうに進展がないため、高名な白銀のアレクに頼みたいということだった。
たまにはアウクスブルクの町にも貢献する必要があろうと考え、クエストを請けることにする。
まずは、ラミア犯人説の線で夜間の張り込みをしてみる。
すると3日後。
夜の真っ暗な公園で下半身を露出してほうけている男性を発見した。相手が見つからないので、密かに青姦を楽しんでいたカップルという訳でもないようだ。
男に近づいてみると闇魔法で精神支配されている様子だったのでディスペルする。
女子連中は手で目をふさいでいるが、指の隙間からチラチラと見ている。が、ここは突っ込まないでおいてやろう。
暗がりでよく見えないが、男の一物には体液らしきものが付着している。相手はともかく、先ほどまでいたしていたことは間違いないようだ。
「どうしましたか?」と声をかけてみる。
男は意識が戻ると自分のはしたない姿に気づき、あわてて前を隠した。
「何か覚えていることはありますか?」
「とんでもなくいい女に誘われて良いことをしていたような気が微かにするのだが…」
──やはりな。
相手は闇の者で間違いないだろう。時間的にまだ遠くには行っていないだろうから、千里眼で周囲を探っていく。
いた。ラミアだ。まだそう遠くはない。
「ラミアがいる。追うぞ」
フリードリヒたちはラミアに気づかれないように後を追った。
森の中をしばらく進むと、山の洞穴に入っていった。どうやらここが住処らしい。
千里眼で中を探ってみるが、子供たちの姿は見当たらない。もう食べられてしまったということか。
そこでヘルミーネがドジを踏んだ。落ちていた木の枝を踏みつけてしまったのだ。
静かな森に「バキッ」という音が響わたる。
「誰だ!」
それを聞きつけてラミアが洞穴から出てくる。
こうなったら本人に直接聞いてみるか。幸い、ここは森だからあれが使える。
ラミアが森に踏み入れたところで、木魔法のアイヴィボンデージを発動する。
気に絡まっていた蔦がスルスルと伸び、ラミアを緊縛していき、身動きがとれなくなった。
「何をする。解きなさい」とラミアが険しい声でわめいている。
「それは質問に答えてもらってからだ。町の子供たちをさらって喰らったのはおまえか?」
「私がかけられた呪いは自分の子供を喰らうことだ。他の子供のことなど知らない」
「では、なぜ夜の町に出入りしていた?」
「男から種を絞りとるためさ」
先ほどの男はそういうことなのだろう。一応説明に筋は通っている。
フリードリヒは最近使えるようになった神力でラミアの呪いを見てみる。確かに喰らう対象は自分の子供のみのようだ。
呪いの術式は意外に単純で、フリードリヒでも解呪できそうだった。
「では、その呪いを解いてやろう」
「本当か!」
予想通り、解呪は簡単にできた。
「おお。子供を喰らいたい欲求が消えていく…」
ラミアは感動している。
「何だったら蛇の体も戻そうか?」
「いや。そこまでやったらヘラの怒りをまた買ってしまう。それにあなたの立場もまずくなるのでは?」
「おまえがそう言うなら止めておこう」
そうしてフリードリヒたちはラミアの住処を後にした。
◆
その後、早速ヘラのもとに詫びを入れに行く。神の怒りは怖いからね。
「ヘラ様。勝手ながらラミアの呪いを解いてしまいました。申し訳ございません」
「良いのです。あれは一時の怒りにまかせてやったこと。それに蛇の呪いは解いていないのでしょう」
「彼女が望みませんでしたから」
「あの娘も殊勝なことね。あの娘に免じて今回は許してあげましょう。でも今度からは事前に相談してもらえるとありがたいわ」
「必ずやそういたします」
──はーっ。助かった。緊張した。
◆
とりあえずラミアは白だった。
が、肝心の行方不明事件の方が解決していない。
フリードリヒはギルド職員から行方不明となった少年少女の資料をもらい、捜査に当たっている警吏からの事情を聞いた。
行方不明になっている少年少女は7歳から14歳で各種商店の見習いをやっている者たちだった。
調べるうち、フリードリヒは共通点を見つけた。
被害者はいずれもある雑貨商に使いに行っていたのだ。
警吏のやつら何でこんな基本的なことを見逃すんだ。フリードリヒは怒った。
ともかく、犯人と思しき雑貨商の自宅へ警吏とともに向かう。
家の外から千里眼で中を探る。
げっ。家の地下室に少年少女たちの死体が無造作に保管されている。生きている者はいないようだ。
警吏とともに男の家に直ちに踏み入った。
途端に酷い異臭がする。
地下室に入ると酷い有様だった。白骨化したもの、腐乱しているものから比較的新しいものまで無造作に死体が置かれている。
雑貨商は直ちに捕縛され、尋問を受けた。
どうやら雑貨商は男女を問わない児童性愛者でかつ死体性愛者であったようだ。
フリードリヒは親だった記憶があるので、親の気持ちは痛いほどわかる。胸糞が悪いとはまさにこのことだ。
警吏のふがいなさにも腹が立つし、もっと早く動いていればと思うと自分にも腹が立つ。
しばらくは、やりきれない思いでいっぱいのフリードリヒであった。
◆
そんな気持ちも少しずつ薄れてきたころ、就寝しようとしていたところにオスクリタからテレパシーが送られてきた。
『主様。ラミアが呼んでる』
『ラミアが?』
『例の公園で待ってるって』
──何の用だ?
『わかった』
とりあえずテレポーテーションで公園へ向かう。
「突然呼び出してごめんなさいね」
「それはいいのだが、何の用だ?」
「あなたの種をもらえないかと思って」
「この間の男の種はどうした?」
「相性が悪かったみたいで、できなかったのよ。だからあなたの種をちょうだい。私、あなたのことが好きなの」
「いや。それは…だな」
「だって、そこら辺の男を襲ったらあなた怒るでしょ」
「それはそうなのだが…」
──ここは他に被害者を出すわかにはいかないか。是非もない。
「わかった。ところで、ここでやるのか?」
「木立の陰でやれば暗がりで見えないし、たまには青姦も新鮮でいいんじゃない?」
──確かに屋敷に連れてはいけないし…やむを得ないか。
「ところで、おまえの×××ってどこに?」
「いやん。女に何を言わせるの。ここよ」
人間と蛇の境界線のあたりだった。言われてみればそうか。
◆
そして1年後。
オスクリタが部屋にやってきた。
「主様。ラミアが…洞穴に来てって。会わせたい…人がいるみたい」
「なんでいつもおまえ経由なんだ」
「直接は…恥ずかしいって」
「…………わかった」
このパターンはまずい気がするが、テレポーテーションで洞穴まで行ってみる。
「ああ。よく来てくれたわね。みんな。お父ちゃんだよ」
「わーい」
まだ1メートルに満たない小さなラミアが男女入り混じって20匹くらいいる。手や足に蛇の体を巻き付けて甘えてくる。
「これが全部私の子…………」
「そうよ。あなたの繁殖力はすごいわね」
あまりの衝撃に意識が遠のきそうだ。
「これだけいれば一族も安泰。もう人間を襲わなくて済むわ」
これから近親交配を繰り返していく訳か、個体数が少ないからやむを得ないとはいえ複雑だな。
その日は父親として子供たちの気が済むまで遊んであげたのだった。
その後、ラミア族はその旺盛な繁殖力で一大勢力を形成することとなる。
フリードリヒは、その偉大な始祖として代々語り継がれていくのだった。
こういった事件の捜査は町の警吏が担当するのが常だったが、捜査の進展が全く見られない状況に、町の人々はラミアの仕業ではないかと噂し始めた。
ラミアはゼウスの寵愛を受けたがために、妻のヘラの怒りを買って下半身を蛇の姿に変えられるとともに、自らの子供を喰らう呪いをかけられていた。
そのことを知っている人々は、夜更かしをする子供に「ラミアにさらわれて食べられるよ」と脅かすのが習慣として根付いていたのだ。
そんなこともあって、少年少女の行方不明事件は冒険者ギルドのクエストとしても発注されることとなった。
◆
フリードリヒが久しぶりにアウクスブルクの冒険者ギルドを訪れるとギルド職員に呼び止められた。
少年少女の行方不明事件のクエストを何組もの冒険者が請けたがいっこうに進展がないため、高名な白銀のアレクに頼みたいということだった。
たまにはアウクスブルクの町にも貢献する必要があろうと考え、クエストを請けることにする。
まずは、ラミア犯人説の線で夜間の張り込みをしてみる。
すると3日後。
夜の真っ暗な公園で下半身を露出してほうけている男性を発見した。相手が見つからないので、密かに青姦を楽しんでいたカップルという訳でもないようだ。
男に近づいてみると闇魔法で精神支配されている様子だったのでディスペルする。
女子連中は手で目をふさいでいるが、指の隙間からチラチラと見ている。が、ここは突っ込まないでおいてやろう。
暗がりでよく見えないが、男の一物には体液らしきものが付着している。相手はともかく、先ほどまでいたしていたことは間違いないようだ。
「どうしましたか?」と声をかけてみる。
男は意識が戻ると自分のはしたない姿に気づき、あわてて前を隠した。
「何か覚えていることはありますか?」
「とんでもなくいい女に誘われて良いことをしていたような気が微かにするのだが…」
──やはりな。
相手は闇の者で間違いないだろう。時間的にまだ遠くには行っていないだろうから、千里眼で周囲を探っていく。
いた。ラミアだ。まだそう遠くはない。
「ラミアがいる。追うぞ」
フリードリヒたちはラミアに気づかれないように後を追った。
森の中をしばらく進むと、山の洞穴に入っていった。どうやらここが住処らしい。
千里眼で中を探ってみるが、子供たちの姿は見当たらない。もう食べられてしまったということか。
そこでヘルミーネがドジを踏んだ。落ちていた木の枝を踏みつけてしまったのだ。
静かな森に「バキッ」という音が響わたる。
「誰だ!」
それを聞きつけてラミアが洞穴から出てくる。
こうなったら本人に直接聞いてみるか。幸い、ここは森だからあれが使える。
ラミアが森に踏み入れたところで、木魔法のアイヴィボンデージを発動する。
気に絡まっていた蔦がスルスルと伸び、ラミアを緊縛していき、身動きがとれなくなった。
「何をする。解きなさい」とラミアが険しい声でわめいている。
「それは質問に答えてもらってからだ。町の子供たちをさらって喰らったのはおまえか?」
「私がかけられた呪いは自分の子供を喰らうことだ。他の子供のことなど知らない」
「では、なぜ夜の町に出入りしていた?」
「男から種を絞りとるためさ」
先ほどの男はそういうことなのだろう。一応説明に筋は通っている。
フリードリヒは最近使えるようになった神力でラミアの呪いを見てみる。確かに喰らう対象は自分の子供のみのようだ。
呪いの術式は意外に単純で、フリードリヒでも解呪できそうだった。
「では、その呪いを解いてやろう」
「本当か!」
予想通り、解呪は簡単にできた。
「おお。子供を喰らいたい欲求が消えていく…」
ラミアは感動している。
「何だったら蛇の体も戻そうか?」
「いや。そこまでやったらヘラの怒りをまた買ってしまう。それにあなたの立場もまずくなるのでは?」
「おまえがそう言うなら止めておこう」
そうしてフリードリヒたちはラミアの住処を後にした。
◆
その後、早速ヘラのもとに詫びを入れに行く。神の怒りは怖いからね。
「ヘラ様。勝手ながらラミアの呪いを解いてしまいました。申し訳ございません」
「良いのです。あれは一時の怒りにまかせてやったこと。それに蛇の呪いは解いていないのでしょう」
「彼女が望みませんでしたから」
「あの娘も殊勝なことね。あの娘に免じて今回は許してあげましょう。でも今度からは事前に相談してもらえるとありがたいわ」
「必ずやそういたします」
──はーっ。助かった。緊張した。
◆
とりあえずラミアは白だった。
が、肝心の行方不明事件の方が解決していない。
フリードリヒはギルド職員から行方不明となった少年少女の資料をもらい、捜査に当たっている警吏からの事情を聞いた。
行方不明になっている少年少女は7歳から14歳で各種商店の見習いをやっている者たちだった。
調べるうち、フリードリヒは共通点を見つけた。
被害者はいずれもある雑貨商に使いに行っていたのだ。
警吏のやつら何でこんな基本的なことを見逃すんだ。フリードリヒは怒った。
ともかく、犯人と思しき雑貨商の自宅へ警吏とともに向かう。
家の外から千里眼で中を探る。
げっ。家の地下室に少年少女たちの死体が無造作に保管されている。生きている者はいないようだ。
警吏とともに男の家に直ちに踏み入った。
途端に酷い異臭がする。
地下室に入ると酷い有様だった。白骨化したもの、腐乱しているものから比較的新しいものまで無造作に死体が置かれている。
雑貨商は直ちに捕縛され、尋問を受けた。
どうやら雑貨商は男女を問わない児童性愛者でかつ死体性愛者であったようだ。
フリードリヒは親だった記憶があるので、親の気持ちは痛いほどわかる。胸糞が悪いとはまさにこのことだ。
警吏のふがいなさにも腹が立つし、もっと早く動いていればと思うと自分にも腹が立つ。
しばらくは、やりきれない思いでいっぱいのフリードリヒであった。
◆
そんな気持ちも少しずつ薄れてきたころ、就寝しようとしていたところにオスクリタからテレパシーが送られてきた。
『主様。ラミアが呼んでる』
『ラミアが?』
『例の公園で待ってるって』
──何の用だ?
『わかった』
とりあえずテレポーテーションで公園へ向かう。
「突然呼び出してごめんなさいね」
「それはいいのだが、何の用だ?」
「あなたの種をもらえないかと思って」
「この間の男の種はどうした?」
「相性が悪かったみたいで、できなかったのよ。だからあなたの種をちょうだい。私、あなたのことが好きなの」
「いや。それは…だな」
「だって、そこら辺の男を襲ったらあなた怒るでしょ」
「それはそうなのだが…」
──ここは他に被害者を出すわかにはいかないか。是非もない。
「わかった。ところで、ここでやるのか?」
「木立の陰でやれば暗がりで見えないし、たまには青姦も新鮮でいいんじゃない?」
──確かに屋敷に連れてはいけないし…やむを得ないか。
「ところで、おまえの×××ってどこに?」
「いやん。女に何を言わせるの。ここよ」
人間と蛇の境界線のあたりだった。言われてみればそうか。
◆
そして1年後。
オスクリタが部屋にやってきた。
「主様。ラミアが…洞穴に来てって。会わせたい…人がいるみたい」
「なんでいつもおまえ経由なんだ」
「直接は…恥ずかしいって」
「…………わかった」
このパターンはまずい気がするが、テレポーテーションで洞穴まで行ってみる。
「ああ。よく来てくれたわね。みんな。お父ちゃんだよ」
「わーい」
まだ1メートルに満たない小さなラミアが男女入り混じって20匹くらいいる。手や足に蛇の体を巻き付けて甘えてくる。
「これが全部私の子…………」
「そうよ。あなたの繁殖力はすごいわね」
あまりの衝撃に意識が遠のきそうだ。
「これだけいれば一族も安泰。もう人間を襲わなくて済むわ」
これから近親交配を繰り返していく訳か、個体数が少ないからやむを得ないとはいえ複雑だな。
その日は父親として子供たちの気が済むまで遊んであげたのだった。
その後、ラミア族はその旺盛な繁殖力で一大勢力を形成することとなる。
フリードリヒは、その偉大な始祖として代々語り継がれていくのだった。
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