最凶最悪の妖刀を持った僕は果たして本当に悪人ですか?

ハヤト

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本編

第十六話 決断

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「キサラギ。突然呼び出して済まなかったな。」

「いや良いよ。それで話って?」

 僕はシフレに呼ばれていつもの部屋に来ていた。墓参りをしてから数日たったがあれからキラにも合わず村の復興の手伝いをしていた。

「やはりこの村を出ようと思う。いくら復興を手伝っていて宿やご飯は貰えるからといって長居するわけにはいかない。
 それにここは中立と言っても私のいた国が酷いことをしたには変わりない。やはりここには居ずらい。」

「そうか。こんなに早く言うとは思ってなかったけどそうだよな。でもこれからどうするんだ?」

 問いかけるとシフレは少し目をそらす。何やら迷っているようですくには決めなくていいと言ったが決心が着いたようだ。

「私は…私は父を裏切ろうと思う。実は皇国で動きがあった。急に税金が上がり国民から金を搾り取っているらしい。何のためかは分からないが戦争に繋がるかもしれない。」

 真剣な表情で語りかけてくるシフレだったが微笑を浮かべ続ける。

「私は隣の国に寝返ろうと思ってる。捕まって殺されるかもしれないが何もしないよりかはマシだと思う。
 お前は来なくてもいいぞ。この村の英雄だし、ずっといても迷惑じゃないだろう。」

「いや、ついて行くよ。何もしないよりかはマシなのは僕も同じさ。準備しようか。」

 それに僕はもうシフレを死なせるわけにはいかない。2度も大切な人を死なせやしない。




 その話が終わり移動の準備をしていると、村長が部屋に訪れた。元々シフレが村を出ることは伝えていたらしく、一緒に僕も出る事は薄々気づいていたらしい。

「行かれるのですね。英雄殿。いや、キサラギ様。これを持って行って下さい。シフレの遺品のネックレスです。一緒に連れていってやって下さい。」

 村長に渡されたのは銀色の花を型どったネックレスだった。受け取った時に隣にいたシフレが何か見入ったように見詰めていたが、少し首を降り無くさないようにと探知魔法を掛けてくれた。意識すればいつでもどこにあるか分かるらしい。

「それと一つ。実はシフレはこの村で生まれたわけでは無いのです。ある日村の前に突然現れたのです。そこから村の人々全員で育てました。無駄話かも知れませんが言っておきたかったのです。」

「いえ、ありがとうございます。もう少ししっかり話が出来れば良かったのですが。
 復興頑張って下さい。あと病や魔物にも気おつけて。」

 村長は深く頷き村の前まで送ってくれた。目指すのはさらに西の国グラムである。テトルから2日かかるらしいが野宿は我慢するそうだ。




 馬を走らせて平野や小高い丘しかない所で私は人を探していた。いくら皇帝様の命令とはいえ、こんな小汚い所には居たくもない。
 しかし詰まらん。砂や草しかない。アイツはどこにいる?早く帰りたい。帰って女と遊びたい。

「ハァ死んでいても構わないか。まぁ戦っても勝つことは目に見えている。早く見つけて殺して帰ろう。」

 また馬を軽快に走らせ始めた。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

よりより
2017.09.17 よりより

よく間違っている方がいるのですが、一応と書く所を、全部一様にしてます。意味が全く違うので、意味を調べてみた方がいいです。

2017.09.17 ハヤト

感想ありがとうございます。
調べてみましたが全然違いますね。直しておきます。
貴重なご指摘ありがとうございました。

解除

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