とある女子高生と快楽倶楽部

ろくすけ

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第56話

ハルキさんについていくと、建物を出てすぐ脇にある何もないスペースに行き空中にカードをかざすと半透明のトビラのようなものが出現し、それを軽く押して中に入っていく。何が起こったのか理解できず、ぼ~っとしていると、

「アカネ、こっちに入っておいで」

と手招きされ、慌てて入って行くと、いきなり10人ぐらいが入ってもまだ余裕がありそうな円形の浴槽があり、ブクブク泡を立てているお湯が張ってあった。

浴槽の横にはシャワーがあり他にサマーベッドやなぜかソファまで置いてある。

奥に進んで行くとテーブルと1つの椅子が置いてあり、横には大きなベッドとソファ、冷蔵庫がある。

さらに奥には本棚や机があり、モニターらしきものも複数並んでいて、書斎みたいになっている。

後ろを振り返ると、半透明のトビラはなくなっており、外の風景が丸見えになっていた。

この部屋?空間?は壁が一切ない。

奥のソファに座っているハルキさんに、ここがなんなのか聞かないと何も説明されないかもしれないので聞いてみた。


『ハルキ、ここっていったい何なの?説明してくれる?』

「あぁ、そうだよね。ここは僕の部屋なんだよね」

ハルキさんの部屋?ここに住んでるの?

「ハルキはずっとここに住んでるの?」

「住んでるのは、あっち側に家があってそこで普通に生活してるよ。この部屋はここでの仕事とかするのに使ってるんだよ」

ふ~ん、仕事部屋みたいなものなのかな?

仕事部屋に大きなベッド必要?もしかしてヤリ部屋か?

で、なんで時間がないからってここに連れてこられたのよ!

『ねぇねぇ、なんでここに連れてきたの?』

「もうすぐ退場時間になって強制退場になっちゃうでしょ、ここはそれが適用されないから連れて来たんだよね。ここの時間も気にせずゆっくりできるかなと思ってね」

『へぇ~そうなんだ。ゆっくりって次の入場時間までいられるの?』

「うん、そうだよ。なんなら泊まってくれても大丈夫だよ」

えっ!お泊り?してもいいの?

「あっ、勝手に泊まるとご両親が心配するよね。高校生だしね」

『そうだね。ちょっと戻っていい?親に今日は帰らないって言ってくる』

「別にいいけど、大丈夫?」

『何度も友達の家にお泊りしたことあるから、そう言えば大丈夫だと思うよ。じゃあ戻るね』

「ちょっと待って、今退場するとこっちに戻って来られないなら、会員カード貸してくれる?」

カードを渡すと、ハルキさんが何かをつぶやきカードがボァっと光った。

カードを手渡され、

「はい、これでいつでもここに来れるようにしたから、来る時に《ハルキ部屋》と言って来てね」

『りょうかい!じゃあ、話してくるね』





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