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蜘蛛の処刑台
117. フェランドのゲーム (2)
しおりを挟む十二歳の頃、フェランドは学園の初等部一年に入学する。
我が子が今後少しでも寂しくないようにと、ロッソ夫妻は彼の入学前から王都邸に滞在し、社交シーズン以外は会えなくなるフェランドのために、不自由がないようにと気を使っていた。
長男アンドレアの姿はそこにはなかった。もともと彼が学園に入らないことは決まっていたのだが、アンドレアは父親以上に上流階級の集まりを嫌がり、「時間の無駄」と断じて、もう何年も王都に足を運んではいなかった。
この当時フェランドは、両親の耳のないところで、お付きのメイドに「なぜ兄上はあのように愚かなのだろう」と呟いていた。
『王の都はこのように美しく、素晴らしいもので溢れているというのに。ロッソ領のような田舎では目にできぬものがたくさんあるし、心躍る出来事も多い。これを無駄と言い張る兄上は、視野が狭いとしか言いようがないな。……父上もお困りだろう』
王都邸のメイドは、その言葉をその通りに受け止めた。
実際、フェランドに会いに来た時、伯爵は食事の席で、よくアンドレアの愚痴をこぼしている。
『あれは何故、ああも反抗的で手に負えぬ子になってしまったのか』
夫人は困った風な笑顔で「そうですわね」と返していた。
『兄上たら、相変わらず頑固なのですね。あのように怒ってばかりではなく、もっときちんと父上とお話をすればよいのに』
『まったくだ。どうにもならぬ頑固者だあれは。せめてもう少し、おまえのように話せるようになればよいものを』
『まぁまぁ、あなた。あの子ももう少し大人になれば、丸くなるかもしれませんわよ』
夫婦は、にこやかに食事を囲む目の前の息子が、いつの間にか得体の知れない怪物に育ち、糸を張り始めていることにまだ気付いていなかった。
王都邸の使用人達は親子の会話を聞きながら、言葉通りに受け止めていた。
―――ロッソ伯爵夫妻は頑固で反抗ばかりする長男に手を焼き、次男のほうが話しやすいと思っている。
現在のフェランドを知る者ならば、この会話の裏が見えただろう。
フェランドは要領のいい子供だったのだ。兄と父親の喧嘩を観察し、どんな表情で何を言えば両親に叱られ、逆に気に入られるのかを学んでいた。
そして兄が王都へ全く足を運ばないのをいいことに、王都邸でアンドレアの悪印象を浸透させた。
『兄上は本当に困った方だ……父上に反抗ばかりされて』
『母上が仲裁されても、まるで聞こうとしないんだ』
『父上と母上は、私のことをとても見込んでくださっている。だから私は頑張らなければね』
その話は使用人から、その家族や知人へ、王都の民にもじわじわ、少しずつ広まってゆく。
入学後、そこにはフェランドの同類が何人もいた。
―――使用人は学がなく、知恵がなく、単純で頭が悪く、あっさり思い通りに動く。それらを駒として動かすとなかなかに楽しい。途中で駒がどこかの溝に落ちようと、壊れようと、我ら至上の存在にとってはどうでもいい。
―――自分達の血は貴く青く、下々を踏みつけて君臨すべき存在である。俗世の些事にとらわれて汗水流すなど下民のやることであり、我ら貴き一族の者は優雅に、知的に、美しく、輝かしい場所で遊ぶ、そのために存在する―――……。
そのような思想を幼い頃から植え付けられ、疑問にも思わず、ここまで来た子供の群れ。
そして彼らの思い上がりを正し得る者が、とうとう現われなかった。
彼らは上位者だった。家の身分という強力な武器があった。その武器の前に、誰も手も足も出せなかった。
学園内における王者としての彼らのふるまいは次第にエスカレートし、さすがに上にもその報告が行くようになる。
だが、『日和見王』と呼ばれていた当時の国王は、何もしないという選択をした。
彼の重臣達の中に、問題視された生徒の親や親族が含まれていたからだ。つまりそんな思想を我が子に植え付けた張本人が、王の周辺にそれなりの数存在したのである。
しかもフェランドは、自分がしもべとして使っていた生徒から「お優しい素晴らしい方」と本気で褒め称えられていた。彼は友人達の行動を観察し、彼らと比べて少しばかり慈悲深くお優しくふるまっていたからだ。
ゆえに、フェランド=ロッソもまた問題児の一人であると認識できる教職員は少なく、その上位者クラスの生徒達が野放しにされたように、ロッソ夫妻へ報告が行くこともなかった。
自分こそが至上。
自分こそが最も正しい。
最も輝くべきは自分。
最も優秀であり、最も待ち望まれている存在。
否定する者は愚か者である。
父親が、母親が、慈しみのまなざしを向けようと。
ロッソ家の存在意義を、上に立つ者の責任を語ろうと、フェランドの表層をするりと抜け、その心に届くことはなかった。
彼にとっては既に両親すらも、ただの無知な田舎者にしか見えなくなっていたのだ。
『父上も母上も領地に籠もる期間が長いせいか、少々視野が狭い。こちらの方々とのお付き合いをもっと密にするべきなのに。そのほうが将来的にロッソ家の益になる。もし私がロッソ家のあるじになった暁には、無意味な古い因習は変えるつもりだよ』
学園で友人達へそのように語るところを、当時一介の教員に過ぎなかった学園長は耳にしていた。
既に上から手出し無用と言われており、聞いたところでどんな行動を取ることもできなかった。
■ ■ ■
山積みされた決裁書類でさえ、寝食を忘れて没頭できる俺が、一気読みできずに中断した。
まだ半分ほど残っているのに、胸が悪くなってくる。
この感覚は久々だった。……あいつにネチネチ長時間の説教をされて、冷や汗とめまいを我慢していたあの頃と似ている。気持ち悪い。
「お水を」
「蜂蜜は?」
「いえ、さっぱりした果物がよいでしょう。エルメ―――」
「いや……いい。要らない」
慌てて止めた。俺は相当顔色が悪くなっているみたいだな。
しかし……覚悟を決めて読み始めたはいいものの、想像以上に負のオーラがすごい。多分、フェランドという人物をまったく知らない無関係の人間なら、どうということもないのだろうが。
額を押さえながらラウルに尋ねた。
「ラウルの、裏取りというのは……」
「知人の商人から直接話を聞いたんです。我が家はあなたに会うまでロッソ家と関わりがなかったんですが、交流のある商人が昔ここに出入りしていまして。活気のある場所はいろんな商人が集まりますから、今のロッソ領って我が家だけじゃなく、ほかからも来ているんですよ。だからアンドレア様を見たことのある人を見つけるのは結構簡単でした。過去に来たことのある場所は、何度か足を運ぶことがありますからね」
アンドレアを見た者だけでなく、侯爵家に出入りしていた者も見つかったらしい。例の侯爵はお祖父様から完全に縁を切られても豪遊をやめず、借金を重ねるだけ重ねて、あっさり亡くなったらしい。
豪華なベッドの上で眠るように……という最期だったようで、周りに迷惑をかけまくったくせに幸せな野郎だ。
その侯爵家は息子が継ぎ、今も借金地獄だそうな。可哀想なんてものじゃない……と言いたいところだけど、代々男尊女卑思考が強くお祖母様をバカにしまくっていたようだから、やっぱり同情は要らんかな。
すべてが断片的で、「このようなことがあった」という個々の短い証言だ。一人一人の耳にした声、言葉、目にした出来事、個人的な印象だけを見れば、さしてそれらに何か力があるようには思えない。
だが、バラバラだったそれらをすべてまとめ、パズルのように組み立て、一気に繋がりを持たせると、途端に違うものへ化けた。
これを思い付き、指揮を執ったのがアレッシオ。
そしてフェランドにとって間違いなくノーマークであっただろう目撃者『商人』との繋がりを持ち、隠居している人物でも発見できてしまう情報網と顔の広さを持つラウル。
最後に、大量に集まった時系列のめちゃくちゃな情報を、完璧に順番通りに並べ替えてまとめたのがニコラ。
「あなたも以前、やったでしょう」
「私?」
「大嵐の風向きです。一つ一つは役に立ちそうにないことでも、大量に集まれば全体像が視えるかと思ったんです」
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