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今日子

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契約

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「以上が契約内容となります。」
男はティーカップを片手に、古びた紙切れを私に差し出した。そしておそらく、私がそれにサインすることを望んでいる。それは、彼の鋭い目つきが物語っている。無論、仮面越しではあるが。

契約内容はよく分からなかった。どうやら私は、本来の人間にあるはずの色覚が無いらしい。それも、生まれた時から無いのではなく、今まで生きてきたなかのどこかでそれを失った、いや、忘れたのだという。

確かに、色と言われても何もピンと来ない。そもそも、一体色とは何だろう。男が言うに、それは我々の生には必要不可欠な存在であるらしい。色があれば、世界が輝き、自分が輝く。

しかし、人生に輝きなど必要なのだろうか。

輝きが無いから生きられない訳じゃない。あくまで輝きというものは自身の生を華やかにするものである。輝きが無いから、死ぬ、という訳では無い。であるのならば。

そんな確証のない存在に憧れる時間や労力は必要なのだろうか。先の見えない道にあえて、足を運ぶ必要はあるのだろうか。せっかくの秩序を崩壊させてまで、混沌を求める意義は、一体どこにある。

「どうされましたか。何か、分からないことでも?」

男は深く思考を巡らせる私の様子を摩訶不思議に思ったのか、サインの催促をした。

この紙に名前を記したとして、一体私の何が変わると言うのだろうか。しかし。

私は己の好奇心であの美術室に足を運んだ。それは、不変である秩序を自ら崩壊させようとする行為に等しい。たとえ、そんなのある訳がないと思っていたとしても、こうして本来は予想していなかった事態がおきているのだから、今更引き返して「やっぱやめる」などとほざくのは、私のエゴが許さない、そんな気がする。

どうせ変わらない。変われない。であるのならば。

不変を崩壊させ、未知に飛び出した先に何があるのか、知ってみたい。

別に色覚が欲しいわけでも、華やかな人生を送りたい訳でもない。ただ。

あの世界よりは、幾分かましな気がする。それだけだ。

私は男から万年筆を受け取り、サインをした。

「被験者#F0F0F0 アリス」

「こちらで、お間違いないでしょうか。それにしても、こちらに来てまで、偽名を貫くんですね。そんなに好きなんですか?この名前。」
男は尋ねる。だから、私は答える。偽名に大それた理由なんてない。だけど、なんだかすごく、答えなくてはならない気がした。
「別に理由なんてないよ。ただ。」
「ただ?」
男は首を傾げる。

「少しだけ、主人公になってみたい気がして。」

アリスは、主人公だ。例え、不思議の国が彼女の空想であっても、夢であったとしても、彼女が主人公であることに変わりは無い。だから。

たとえ、変化がなくても。私は、主人公になってみたい。だってきっと、いつもの世界では、ただのモブだから。

「ふふ。左様でございますか。ですが、」
「お客様はもう既に、この世界の主人公ですよ。」
「え?」
男は微笑む。きっとこんなの、励ましにすぎない。しかし男は笑っている。まるで愛しい何かを見つめるような、そんな表情をしている。
「私が、そんな適当にお客様を選んでいるとお思いですか?」
「え、違うの?」
「当たり前じゃないですか。そんなにポンポン異世界転移なんて、出来ませんよ。一世を風靡するような、大魔術師でも無いんですし。」
「でも、都市伝説になってるってことはそれなりに巻き込まれたって人がいるんじゃないの?」
私は尋ねる。入学して数ヶ月の新入生である彼女たちがこの噂話を知っているということは、きっとこれは数少ない者にしか知られていないマイナーな都市伝説ではない。例え、彼女らのコミュニュケーション力が驚異的であったとしても、この短期間でタピオカやらプリクラやらで浮かれる女子高生が、オカルト好きの根暗者と談笑するなど、不可能である。

「まぁ確かに、一定数のお客様はお招きしていますが、ほんの数人にすぎませんよ。」
「じゃあなんで。」
「相変わらず、お客様は好奇心旺盛ですね。」
「だって、気になるから。」
「ふふ。」
男は微笑む。また、先程と同じ、優しい表情をしている。皮肉にも、美しく、儚い。

「噂を広めれば、こちらの世界に興味を持ってくださる方が増える。ただ、それだけの話ですよ。」
「え?」
「興味を持ってくださる方が増えれば、被験者の対象が増えます。だからこそ、こちらがお招きしたいと思えるような、この世界にふさわしいような、そんなお客様を見つけられる可能性が高まります。」
「誰でも良い訳では、ありません。私は、お客様、いいえ、アリス様だからこそ、あなた様をお招き致しました。」
「つまり私は、選ばれたってこと?」
「まぁ、そんな感じですかね。」
男は頬杖を付いて、紅茶ひとくち口にした。芳醇な香りが、私の鼻をさす。なんだか眠たくなるような、うっとりとした香りだった。

選ばれたとはいえ、自分に主人公のような素質があるとは思えない。純情な心などとうにどこかへ置いてきてしまったし、何かを信じる勇気も夢も、私には全くないと自信をもって言える。それでも、私が男に選ばれたという事実は変わらない。

「ねぇ、契約って一体何をすればいいの?」
「は?」
男は呆れ顔でそう聞き返す。確かに、契約をするとならば、内容確認は必須事項である。無論、私は別だが。ありきたりな日常から飛び出す切符があるのなら、それが例えどんなものであっても手を伸ばす。私はそういう人間だ。
「あ、あなた。まさか内容を確認せずにサインしたんですか?」
「うん。だってよくわからないもん。色覚異常とか、パラプラネットアカデミーとか、さっきから何言ってんの?」

百歩譲って色覚異常はなんとか理解ができる。だがしかし、聞いたこともないような学校の名を出された上、そこに潜入するなど、意味不明だ。というかそもそも、被験者って何?

「はぁ。」
男は呆れる。私だって同じだ。呆れる。
「なんでそんなに不満そうな顔をしていらっしゃるんですか。呆れるのは私の方ですよ。わからないことがあれば、その場で尋ねればよいのに。なぜわかったような顔で頷くんですか。」
「話が長いから。」
「はぁ。まったく、あなた様って人は。」

いつだって、最初は長い。人生もそう。年を重ねるほど、体感時間は短くなる。もし、今の自分の人生が走馬灯だとしたら。考えるだけで恐ろしい。ただでさえ長いのに、これ以上なんて、つまらなすぎる。

「まぁ。わかりましたよ。わからないのなら、ちゃんとひとつずつ、丁寧に説明してあげますよ。」
「手短にね。」
「…はい。」

男が言うに、そのパラプラネットアカデミーというやつは、こちらの世界では誰もが知っているような名門校であるらしい。ただでさえ倍率が高いらしいが、なかでも入学試験の上位20%で構成される魔法学科に入れる者は、ほとんどいないそうだ。つまり、エリート中のエリートである。

学園生徒は貴族やら御曹司で溢れかえっており、中には政府直属の騎士部隊に所属するものもいるらしい。

ここまではよくある話だ。さえない高校生が異世界に転移されて、たくさんの仲間と出会う。こんな展開、何度も見ている。

だが、問題はここからだ。パラプラネットアカデミーは主に六つの寮で構成されており、その中でもある三つの寮が主力を握っているらしい。

エンターテイメントの精神をかかげるレッドスモークパレス。神秘の精神をかかげるブルーセレブレイトパレス。希望の精神をかかげるグリーンメテオスターパレス。どれも厨二病がとってつけたような名前でなんだか面白い。

そして私の仕事は、その学園に忍び込み、色覚異常の治療法を導くことである。どうやらこの学園には私と同じような色覚異常の患者が数名いるらしい。視界の色が薄れる症状を持つ者もいれば、視界がモノクロになる、すなわち私と同じような症状の者もいるのだそう。ともかく、色覚異常による悪影響を受けている人間が存在することは、紛れもない事実である。

色覚異常の原因は不明であるし、症状もひとりひとり異なる。そんな難病、あるいは呪いを解くのが、私。すなわち被験者の使命であるらしい。
「それで、何となくはわかったけど、なんで私がそんなこと、しなきゃいけないわけ?別に関係なくない?この世界も、この世界の人間も。」
「確かに、言われてみればそうですが…。」
男は苦笑する。私はただ当たり前のことを尋ねただけなのに。いや、もしかしたらこんな疑問は当たり前では無いのかもしれない。人間ならば、真っ直ぐな倫理観や純情な親切心を持っているのが美徳とされることもある。つまり私は、美しくない。他人を思いやれない醜い心の持ち主だと罵倒されるかもしれない。しかしそんなの、今は関係無い。今はただ、知りたい。それだけだ。

男は咳払いをした。
「あなた様は、色を見てみたいとは思われないのでしょうか。」
「え?」
「もう一度、カラフルな世界を見てみたいとは思われないのでしょうか。」
男は私を見つめる。こんなにも鋭い目つきを向けられたのならば、きっと答えはひとつしかないのだろう。

男はきっと、私が「見てみたい」と答えるのを期待している。そんなの、分かりきっている。彼の瞳はうるさいくらいに鋭い。仮面越しでもわかるくらい、とんがっている。たぶん。

「見てみたいっていってほしいんでしょ?」
「ええ。それはもちろん。」
男は笑う。少し怖いけど、たぶん本当に笑っている。それだけは、なぜかわかる。
「色覚異常の治療法の手がかりを見つけることができれば、それはあなた自身にも繋がるんです。」
「この仕事は単に困っている誰かを助けるような、魔法使いのような仕事ではありません。」
「あなた様の働きか、あなた様自身にも繋がります。因果応報、これはそんな仕事です。」

「だって、アリス様はありきたりな日常が退屈なんでしょう?違いますか…?」

男は尋ねる。なんだかほんの少し悔しいけど、それは事実だ。男に見破られたとしても、私の意思は変わらない。それくらい私の日常はつまらない。だから多分、モノクロなのだろう。自覚は、ある。

別に視界を色付けたい訳でも、誰かを助けて慈悲深い心を持ちたい訳でもない。心にぽっかり空いた穴を何かで埋めたい訳でもない。よくわからないけど、私のエゴが、私にそう言っている。未知に手を伸ばせ、己を知れと、そう言っている。

「こっちの世界は、退屈じゃないの?色覚異常になる人はみんな私みたいに、世界に退屈してるんじゃないの?だったら…」
わかっている。例えどんな場所に行ったって自分自身が変わらなければ何も変わらない。見えている世界はつまらない、モノクロの世界のままだ。
「はい。ですが、色覚異常の原因はよくわかりません。ある日突然発症して、そのまま色に飲み込まれる、なんてこともあります。症状も未来も何もかもがわからない、そんな病気です。」
「色に飲み込まれる…?何言ってんの?」
色に飲み込まれる?絵の具に溺れるということだろうか、あるいは、沈められる?よく分からない、まあこんなの、当たり前だ。異世界なんだがら、何も分からなくって当然だ。私は、何もおかしくない。
「まぁ、そうなるのもわかります。だってほらここ、異世界ですもんね。」
「うん。やるじゃん。」
「えぇ。私も長いこと、この仕事に身を預けているので。」
男は笑う。決して眩しい笑顔では無いけれど、彼は笑っている。

「とにかく、こういった類のことはまた後で説明いたしますね。難しい話題は、優雅なティータイムにはふさわしくないですから。」
男は再び紅茶を口に運ぶ。皮肉にも美しいし、品がある。なんだか焦れったい。

「アリス様は、好きな動物とか、いらっしゃいます?」
「は?」
突然の話題転換に私は戸惑う。本当にただの、優雅なティータイムになってしまったではないか。なんだこれ、まるで何でもない日のティーパーティーだ。
「そんなに怒らなくても良いじゃありませんか。私はただ、あなたのことをもっと知りたい。それだけです。」
男は笑う。だけどその笑顔は先程とは打って変わって不気味だった。よくわからないけれど、私の本能がそう言っているのだから、きっとこれは正しい。
「犬。」
「犬、ですか…。猫、ではなく?」
「えっ…」
見破られた。確かに私は猫派だ。静かで瞳が綺麗で、ちょっと意地悪な、ミステリアスな彼らが好きだ。
「ふふ…。図星ですね。」
男は笑う。気に食わないけれど、彼の言うことは正しいから、私は何も反論できない。
「もしかして、チェシャ猫のこと、知ってるの?」
「あぁ…あの猫、そう言うんですね。なるほど、初めて聞きました。覚えておきますね。」
意味がわからない。アリスを知らないくせに、チェシャ猫は知っている。は?
「そんなに困惑されなくても…。私はただ、少しあなた様の頭の中を覗いてみた…それだけですよ?」
「は?」
男は微笑む。どうやらその笑顔が、私への返事らしい。
「あのさ、プライバシーって知らない?」
「?」
男は首を傾げる。本当に知らないのだろうけど、なんだか腹が立つ。そして、こんな子供な自分にも腹が立つ。感情にコントロールされるのは、面倒だし、嫌いだ。

「もういいや。何でもない。用があるなら早くしてよ、こんな所にずっといるとか、めんどくさいし、あとつまんない。」
男は苦笑する。なんだか手のひらで踊らされているような気分だ。私は操り人形じゃない。綺麗なターンもできないし、可愛い服も似合わない。可愛い可愛いみんなのお人形なんかじゃない。

「左様でございますか。確かに、紅茶も冷めてしまいましたし…そろそろ、お開きと致しましょうか。」
男は再び私を見つめる。この鋭い目つきにも、もう慣れた。そんな時だった。

男は指をパチンと鳴らした。その鼓動は私にも伝わるくらいに響いた。音が大きいわけでも、激しい訳でもない。だけどそれは、私の胸を貫く。

「わぁ!!」
犬が落ちてきた。いや、現れた?とにかく、私の胸元にはふわふわの、それがいる。クリっとした丸い瞳の、それがいる。紛れもない、犬だ。
「ようやくお出ましだ!やったぞ!!」
犬は馬鹿みたいにはしゃいでいる。そして私と同じ言葉を話している。気味が悪いけど、異世界だから、もうそんなの、今更関係無い。
「なぁクロード!とうとうオレにも仕事が来たのか?なぁ、なぁ、答えてくれよ!」
犬は私の腕の中で踊っている。飛んで跳ねて、生きいきとしている。私とは真逆だ。彼の瞳はこの世の闇なんて何も知らないような、そんな透き通った色をしているから。
「って、お前!見ない顔だな!名前はなんて言うんだ~?どこから来たんだ~?」
犬は私に気づくやいなや怒涛に質問攻めをする。やはりその瞳は純情だ。光があってキラキラしている。まるで宝石だ。

男はそんな私たちを優しい眼差しで見つめている。なんだか愛しい我が子を見つめるような、そんな視線だ。

ふたつの視線を向けられた私は、目のやり場に困る。やましい訳じゃないけど、なんだかどこを見ても、自分の思い通りには行かない気がした。だがしかし。

私は答えなければならない気がした。まだ、自分のことが分かるうちに、自我かあるうちに、何かを話しておかないと、ダメな気がした。だから。

私は深呼吸をした。冷めた紅茶の残り香が私の鼻をさす。うっとりした空気に囲まれて、私は自分の口を開いた。
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