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パラサイトシングルから始まる異世界転生
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私の名前は横須賀幸恵。35歳の派遣社員よ。
不景気でブラックな会社も多い中、お気楽にやっていけるのは、私の普段からの行いが良いからに決まっている。
まあ、仕事なんてものは、嫌ならすぐに辞めれば良いのだし♪パンがなければケーキを食べれば良いだっけ?パラサイトシングルの何が悪いの?本当にひがみってやーね。
今日も○MRONの体重計が体内年齢28歳を表示している。三十路を越えても私は女子。実年齢よりずっと若いのだ。
横須賀の海岸から都内へは長い電車通勤。ラッシュが嫌なので、早朝の座れる時間に出社し、仕事机で趣味にいそしんでいる。もちろん始業時間になっても、おしゃべりやネットが優先。仕事より遊びが大事、それが私のモットーだ。
私の影響力はちょっと大きい。
前に大きな地震があって電車が止まった時、私が声を大にしてアピールしたお陰で、大多数の人を徒歩帰宅させる事に成功したのだ。
ニュースでは緊急車両がどうとか言っていたけど、明日はお休みなのに会社になんていたくない。このお祭りを見逃すなんて出来ないし、この興奮をみんなで分かち合いたい。
「今日も朝日が眩しいわ。」
『朝日ではありません。』
光の中から誰かがしゃべった。
『貴方を異世界に転生します。』
「ついに私の時代?やっぱり日頃の行いが良いからね」
産まれた場所は海の都だった。
王都ではないが、地方の都市の栄えた都。
湘南ガールってところかしら。
産まれた家は貴族ではないが、そこそこ裕福な家庭らしい。ろくに働かなくても美味しいご飯が食べ放題。
でもどうして?
どうして神様は私をお姫様にしなかったのだろうか??そこがちょっとひっかかる。
取り敢えず状況を把握した私は、スタートダッシュを決めるべく行動に移した。
5歳
魔法が使えないか色々試したけれど、遂に挫折。
才能(親からの遺伝)が無いと使えないらしい。
冒険は面倒臭いから内政チートを目指したいけれど、鑑定もアイテムボックスも使えない・・・
取り敢えず今日のおやつを食べてから、また考えよう。
8歳
成り上がりには早々に見切りをつける。勇者とか人助けには興味がないし。切り替えの早さが私の取り柄♪
この世界では流石に無職とはいかないだろう。取り敢えず何か職を探すか。
10歳
家のお手伝いをしながら、母友の井戸端会議に参加しているうちに耳年増の隠れ称号が付いたよ。私ってこの歳で二つ名持ち!?
13歳
計算が出来たので、近所の雑貨屋という名前の何でも屋でお店番。
この世界では掛け算出来る人もろくにいないので、色々と出来ちゃう。
16歳
食堂兼飲み屋で看板娘デビュー!
常連客と会話がはずんで、私ってばかなりの人気者!?お気にのパーティーメンバに混じって話し込んでいたら、お局様に「給仕しろ」って怒られた。自分が呼ばれないからって、ひがみってやーね。
20歳
「私、悪くないもん!」
お店の若い子の躾がなっていなかったので、善意で教育して上げたのに。
どうして私の方が首になるの?
23歳
お店を転々としながら看板娘を続けていたけれど、オーナーとの方向性の不一致が止まらない。
みんなが最後には「客でも取れ!」、って言うのだけれど流行りのジョークなのかしら。
いい加減、パシリの女子高生、もとい子分達を仕切って自分のお店でも出そうかしら。
25歳
「いいかげん嫁に行け!」と言われた。
お相手は裕福らしいけど、只の商家かあ。私は大人だから白馬に乗った王子様なんて望みはしないけれど、顔次第かな。私は現実的なのだ。
・・・凄いのがやって来た。
チビ、デブ、ハゲの3拍子。「40台、後妻、お似合い・・・」、色々言っていたけど覚えていない。聞きたくないことは得意のスルースキルでなかった事にしよう。
さあ、明日からも異世界でパラサイトシングルを謳歌するぞ!
不景気でブラックな会社も多い中、お気楽にやっていけるのは、私の普段からの行いが良いからに決まっている。
まあ、仕事なんてものは、嫌ならすぐに辞めれば良いのだし♪パンがなければケーキを食べれば良いだっけ?パラサイトシングルの何が悪いの?本当にひがみってやーね。
今日も○MRONの体重計が体内年齢28歳を表示している。三十路を越えても私は女子。実年齢よりずっと若いのだ。
横須賀の海岸から都内へは長い電車通勤。ラッシュが嫌なので、早朝の座れる時間に出社し、仕事机で趣味にいそしんでいる。もちろん始業時間になっても、おしゃべりやネットが優先。仕事より遊びが大事、それが私のモットーだ。
私の影響力はちょっと大きい。
前に大きな地震があって電車が止まった時、私が声を大にしてアピールしたお陰で、大多数の人を徒歩帰宅させる事に成功したのだ。
ニュースでは緊急車両がどうとか言っていたけど、明日はお休みなのに会社になんていたくない。このお祭りを見逃すなんて出来ないし、この興奮をみんなで分かち合いたい。
「今日も朝日が眩しいわ。」
『朝日ではありません。』
光の中から誰かがしゃべった。
『貴方を異世界に転生します。』
「ついに私の時代?やっぱり日頃の行いが良いからね」
産まれた場所は海の都だった。
王都ではないが、地方の都市の栄えた都。
湘南ガールってところかしら。
産まれた家は貴族ではないが、そこそこ裕福な家庭らしい。ろくに働かなくても美味しいご飯が食べ放題。
でもどうして?
どうして神様は私をお姫様にしなかったのだろうか??そこがちょっとひっかかる。
取り敢えず状況を把握した私は、スタートダッシュを決めるべく行動に移した。
5歳
魔法が使えないか色々試したけれど、遂に挫折。
才能(親からの遺伝)が無いと使えないらしい。
冒険は面倒臭いから内政チートを目指したいけれど、鑑定もアイテムボックスも使えない・・・
取り敢えず今日のおやつを食べてから、また考えよう。
8歳
成り上がりには早々に見切りをつける。勇者とか人助けには興味がないし。切り替えの早さが私の取り柄♪
この世界では流石に無職とはいかないだろう。取り敢えず何か職を探すか。
10歳
家のお手伝いをしながら、母友の井戸端会議に参加しているうちに耳年増の隠れ称号が付いたよ。私ってこの歳で二つ名持ち!?
13歳
計算が出来たので、近所の雑貨屋という名前の何でも屋でお店番。
この世界では掛け算出来る人もろくにいないので、色々と出来ちゃう。
16歳
食堂兼飲み屋で看板娘デビュー!
常連客と会話がはずんで、私ってばかなりの人気者!?お気にのパーティーメンバに混じって話し込んでいたら、お局様に「給仕しろ」って怒られた。自分が呼ばれないからって、ひがみってやーね。
20歳
「私、悪くないもん!」
お店の若い子の躾がなっていなかったので、善意で教育して上げたのに。
どうして私の方が首になるの?
23歳
お店を転々としながら看板娘を続けていたけれど、オーナーとの方向性の不一致が止まらない。
みんなが最後には「客でも取れ!」、って言うのだけれど流行りのジョークなのかしら。
いい加減、パシリの女子高生、もとい子分達を仕切って自分のお店でも出そうかしら。
25歳
「いいかげん嫁に行け!」と言われた。
お相手は裕福らしいけど、只の商家かあ。私は大人だから白馬に乗った王子様なんて望みはしないけれど、顔次第かな。私は現実的なのだ。
・・・凄いのがやって来た。
チビ、デブ、ハゲの3拍子。「40台、後妻、お似合い・・・」、色々言っていたけど覚えていない。聞きたくないことは得意のスルースキルでなかった事にしよう。
さあ、明日からも異世界でパラサイトシングルを謳歌するぞ!
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