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2017年 04月22日
しおりを挟む「キモオヤジ」が二次元三次元を問わず、エロ作品の出来を左右する重要な要素であることに反論の余地は無いと思います。
痩せ型太型、頭髪長い薄い、汗かきぱさぱさなどの外観から所有スキルも種付けプレスの有無やフケ胞子、臭い息の有無など用途に応じて多種が開発されており、その進化の多様性はひとつの系統樹が作れるほど。
もちろん、二次元三次元の違いにおいても優位性は分かれており、AVなどで要求される「ブリーフの似合い感」などはあまり漫画や小説作品では求められないなどの違いもあったりして相当複雑です。
そんなキモオヤジですが、その幾多の存在に恐らく唯一と言っていいほどの共通性があります。
それは「女性下着をパンティと呼称する」ことです。
何時からそうなったのかは定かではありませんが、女性が自分自身が身にまとう下着を「パンティ」と呼ばなくなって久しくなりました。
「パンツ」とか「ショーツ」などが圧倒的主流であり、女性で「パンティ」と言う人はまずほとんどいません。
そして女性が使わなくなった呼称を使い続ける行為自体が「キモイ」という特性を得られるようになってしまったのです。
どれだけさわやかなスポーツ高校生イケメン男子でも「パンティ」と口にした途端、キモさが溢れることは明らか。
唯一、ドラゴンボールのウーロンは「パンティ」と叫んでもキモさが発現することがない稀有な存在でしたが、彼は厳密には豚人間(オークの一種?)なのでノーカンでいいでしょう。
確実にお手軽にかつ誰でも普遍的にキモさをブーストできる「パンティ」。
「キモオヤジ」にとって必須スキルのひとつであることがお分かりいただけたと思います。
今すぐ人には言えないのっぴきならない理由でキモくなることが必要な方は早く口にすることをお勧めいたします。
逆にキモさを少しでも緩和したいならば「パンツ」「ショーツ」という言葉を使えばいいだけなので、このまま一生キモいままになってしまうんじゃ?という懸念も不要です。
キモオヤジのキモオヤジたる所以も「パンティ」という言霊にあることが鮮やかに証明されました。
仮に彼らが「ショーツ」と言い始めたら、もうそれば「キモオヤジ」ではなく何か全く別の存在であることは間違いありません。
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