174 / 231
2020年5月24日
しおりを挟む猫の話ばっかり書いてますけど、どちらかといえば犬派です。
犬のあの「ワホワホ感」が好きなんです。
酷く曖昧な純粋に感覚的概念なので説明するのは難しいのですが、なんとなく「犬っぽさ」を表す尺度とでも思ってくれればわかる人にはわかるはず。
「ワホワホ感」、あるいは「ワホワホ度」でもいいんですけど、あらゆる犬にはその固有のステータスがそれぞれ配分されていて、犬の種類ごとに全く変わってくるんです。
例えばワホワホ度が高いのはラブラドール、柴犬、セントバーナードにポメラニアンあたり。
逆に低いのはドーベルマン、シュナウザー、土佐犬、チワワ、ダックスとか。
単純にサイズの大きさとか、毛の長短じゃないのがだいたいわかってくれるでしょうか。
さらに言うとたとえ近縁種であろうとも微妙に違ってきたり。
ラブラドールに比べてゴールデンのワホワホ度はちょっと劣ります。
なんとなくゴールデンには「いぬいぬしさ」が足りません。
シュッとして気品がある感じがちょっとかっこ良すぎるんでしょうか。
まあそれでも高い方なのは事実なんですけど。
ラブラドールのワホっぷりが良すぎるだけなんだろうとは思います。
まあ、ようするに犬の方が猫より好みだってことなんですが。
交尾の仕方ひとつとっても、やっぱり犬の方がいいです。
「これぞまさにピストン運動」って感じで激しく腰振って、がっつんがっつんやってるのがたまりません。
特にワホワホ度が高い犬ほど、その野性味溢れる繁殖衝動のダイナミズムとのギャップに圧倒されそうになります。
そして何よりメスのあの「困った感じ」がすごくいいです。
種類を問わず犬は総じて交尾の時に、オスの必死っぷりに対してメスは「ああ、私なんでこんなことしてるんだろう。。。」と言わんばかりの諦観に溢れた哀愁に満ち溢れてるような。
見る機会があるたびに、彼女達の表情には奥深いものを否応なく想像させられたり。
犬の交尾はオスもメスもそれぞれの良さがすごく出てて素晴らしいと思います。
その辺、猫の交尾はむにゅむにゅはっきりしない動きで、してるんだかしてないんだかよくわからないようなオスのやり口といい、時として正直引いちゃうくらいのメスの凄まじい抵抗っぷりといい始まってからの硬直した無表情っぷりといい、正直見ていてあんまり楽しいものじゃないです。
テンション低いときとかに見ると、生々しすぎて心がドヨンドしちゃいそうになります。
まあそういうところも含めて「らしい」っちゃらしいんですけど。
ああ、ネコぇ。。。
好きなんですけど。
なんだかこんな風に書いてるうちに全然好きじゃないような気がしてきました。
でも文学と猫ってすごく相性がいいみたいで、文章作品に動物を出すときにはなんとなく猫にしとけばいい感じで”雰囲気”が出るような気がします。
どれだけ微妙な内容と文章でも、とりあえず猫を出しとけば「文学」っぽい雰囲気が醸し出せるような。
純文学と猫って切っても切れないようなイメージがありますもの。
猫に漂うミステリアスで幻想的な「インテリ感」は犬の「ワホワホ感」とは対極です。
ネコぇ。。。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる