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2023年3月30日
しおりを挟む「お金さえあれば結婚して子供も作れるんですぅっ!」って主張を聞くたびに、ああもしそうならほんとにいいなぁって遠い目をしがちな春の宵。
異性と関係を構築できない原因をあくまでも経済力のせいにできたら、これほど幸せなことはないとは思うんです。
でも仮に政府が一念発起して財政規律も費用対効果も度外視した大規模援助を展開して、結婚適齢世代一律年収200万アップとかしたとして。
もし万が一それでも結婚できない人がでちゃったら、その人たちはもうどうしたらいんでしょう。
もう経済力のせいにはできないんです。
それ以外の、自分の外見とか中身とか能力だとか「人間的魅力そのもの」に原因があるんだという現実をおもっくそ全力で叩きつけられちゃうんです。
そんなの。。。
そんなの恐ろしすぎませんか。。。
オオ、神ヨ。。。
もはや完全に逃げ道をふさがれて言い訳不可能なド直球ストレートなリアルを突きつけられるくらいならあんまりはっきりさせないほうがよっぽどいいような気がします。
これを言ってるのが当事者たる弱者男性とやらなのか、無責任な第三者的立場の人なのかわかりませんけど、下手に藪を突っついたら間違いなく阿鼻叫喚の地獄的光景が待ち受けてるのがほとんど確信めいた予感で見えるようです。
まあそれでもこの問題にきちんと真正面から相対して解決する気概があるならば、結婚したいけどできない人たちを集めて「もし経済的余裕があったらお互いにこの人たちと結婚しますか」って質問してはっきり回答してもらうのがいいんじゃないでしょうか。
この問題が金銭で解決できるかどうかのバロメータくらいにはなりそうです。
なんにしろ近頃の一連の流れで一番迷惑してるのはハナから結婚する気がない、経済力云々なんて自分から一言も言ってない当事者の若年男女なんだとは思います。
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